社会人が異世界人を拾いました

かぷか

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いつも一緒に

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□□□〈やまと〉

遂にフィグと致してしまった。

凄かった…

今は儀式一の最中なんだけど全部忘れちゃった。フィグを見るがいつもとかわらず普通だ。

いや、格好いい…


あんな凄いとは思わなかった。
玩具で抜きっこなんてお遊びみたいなもんだったな。

フィグのツチノコ俺にスッポリ入ってた。
俺って凄い。

普段から入れてた玩具のお陰なのかそれともフィグの指でならしてくれたおかげか?どちらにせよ入った。

 普通、まんねりを無くすためとかに玩具とか使うはずだけど俺とフィグの場合逆になってしまって玩具が普通になってた。だから本番があんなにヤバいとは思わなかった。

最後はいつ終わったかわかんなかったな。
いつの間にか寝てた。

フィグのいつもより大きくなってた気がする。

フィグのフィグがフィゴでフィゴレッシングみたいな…

あ、アイコンタクトだ。

【やまと、目は覚めたか?】

頷く

【体調は大丈夫か?】

頷く

【昨日は気持ちよかった】

な、何、急に初夜の感想言ってきてんの!

頷く

【やまともか?】

ちょ、恥ずかしいんだけど!

赤くなりながら頷く

【今日もする】

え、え、これ頷くの!?


小さく頷く


そうして儀式一の間フィグがあれこれ昨日の感想を言うのをひたすらモジモジしながら頷くやまとだった。また、それを楽しむフィグだった。

 
 儀式二も無事に終わり最後のメインイベントの儀式三へ。

 二人の王の手を取り歓声と拍手の中フィグの元へゆっくり進む。

「やまとその衣装似合う」
「やはり俺達が作っただけあるな」

「ありがとうございます、お二人のおかげです!凄い人ですね~緊張します。フィグこんなにも凄い人だったんだ」

「ああ、一番の功績者だしな」
「あまり周りは気にするな。真っ直ぐ王を見ればいい」

「はい」

長い道を進むとその先にフィグが待っていた。二人は手を離しフィグにやまとを引き継いだ。

「「やまと、王を頼む」」

「はい!」

ニッコリ笑い二人は去っていった。

「やまと…手を」
「うん」

手を取りフィグと向き合う。

 何か長い文章をひたすら読むがやまとには理解不能だった。

 読み終わるとフィグが空に浮かぶ文字にサインをした。やまともフィグの手を借りて自分の名前を書きこんだ。

それが終わるとアイコンタクトで話しかけてきた。

やまとは小さな声で答える。

【やまと、よく似合ってる】
「フィグも格好いい」

【儀式が終わったら部屋でゆっくりしよう】
「わかった。松君にプリン買ってきてもらったから一緒に食べよ!」

「ああ」


「では、儀式三をまずは王からお願いします」

 フィグはやまとの手にキスをし次に頬に片方ずつのキス。最後に唇にキスをした。

「次に王妃様お願いします」

「はい!」

やまとはフィグの頬にキスをした後おでこにキスをした。最後に同じように口づけをする。

「では最後に二人で魔石で納めた清酒の玉で身を清めていただきます」

 ごくごくと水を飲み干しその玉をフィグは潰して飲み込んだ。やまともそうしようとするが玉が固くて噛めない。それにフィグが気がつく。

【やまと、大丈夫か?】
「ふぃく…か」

上手く話せなくて首を振る。

【噛めないなら口を開けろ】

 大きく口を開けるとフィグは口の中にある玉を取り出し噛み砕いた。

【このまま俺が飲み込むから安心しろ】

とアイコンタクトをすると

「待って!!」

とやまとはフィグの首に両手をかけて背伸びをして舌を入れた。


『やまと、三の儀式はやまとにしかできないから頼んだぞ。俺は一緒にするから代われない』

と言ったフィグの言葉を忘れていなかった。


 フィグが俺にしかできないって言ってたし、頼んだって事はしっかりやらないと!

俺、全部の清酒の玉を自分で飲み込む!
見ててフィグ!
俺はやってみせる!

「はむ、んっんっちゅ」

フィグの口の中の全部頂戴!

あれ? 
フィグも舌を動かしてる?

「んっちゅっ」

手伝ってくれてるのかな。 
もう、無いような?

【やまと、まだ残ってる】

うん。
隅々までもう一回探したけどわかんなかったな。

【良くできた】

おお~良かった!
フィグも嬉しそう!

 前を向こうとしたらフィグが手で何かを消した。何だ?ま、いっか。

松君が一番に拍手してくれてる~嬉しい~!
隣でソルトさんも拍手してくれたから良かった~

 この後は退場して御披露目後の挨拶をするはずだったがフィグに連れられ部屋に戻った。

「フィグいいの?」

「いい」

 部屋に着くなりやまとの服を脱がせ昨日の続きをしようとした。今までできなかったキスや行為は昨日の一日では満たされない。

「やまと、足りない」

「んっ…フィグ」

「なんだ」

「俺もキスマーク付けていい?」

「ああ」

やまとがフィグに付けようと思った瞬間、松の切羽詰まる声がしたため中断した。中に入れると松は逃げるように自分の世界へ帰っていった。
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