27 / 66
インセット編
14 真実 ⑤
しおりを挟む
ヒューズ城
「腕は捨てておけ」
「「はっ!」」
扉を開けてレグルスが出ていき足音が小さくなったと思ったら扉が開いた。
「誰だ!」
「レグルス様より魔術士による処理を施せと仰せ使いました」
「聞いてないぞ」
「今すれ違いに命令をされました。上級魔術士なら早く綺麗に処理ができますから。まず遺体を棺に入れましょう。何人か呼んできて下さい。後はアビサルに運ぶならカウロの手配を。お早く!」
「「わかりました」」
二人の男はレオを置いて走って出ていった。インセットは倒れたレオの前に膝を着きすぐに魔術をかけた。
腕は無理だが止血は間に合う。悪趣味な殺し方、はたまた彼なりの礼儀か報復を恐れたか?いや、綺麗に剣が入りすぎている。狙ったと言うよりは剣が入ってしまったと言ったほうが正しいな。
腕を斬った後、急所をはずす筈がレオが受け入れたか…二人とも愚かな事を。こんな結果誰も望んでいないぞ。
これならまだ助かるかもしれない。時間がない、やれる所まで魔力を流し込む。
俺はあいつとは違う
アーサーが残した形見
償わせてもらう
静かに自分の魔力を流しす。
「遺言だ…アーサー王はお前を愛している、お前に生きろと言った。そして、剣の光の指す道へと。遅くなったが伝えたぞ。悪かった……俺の師がお前らの幸せを奪って…償いはする」
魔力を限界まで流し込もうと速めると力強く腕を掴まれた。
!?
「アヤ!」
「お前が償う必要はない」
「離せ」
「断る」
「こいつを助けなければ…」
首を振るアヤ。
「自ら選んだんだ。お前の償いは必要ない」
アヤは真っ直ぐ俺を見て目を離さない。
俺は今、どんな顔をしているだろうか。
「今なら助かる」
「お前の役目ではない」
「離せ、ソードが悲しむだろ」
俺はここでハッとした。レオに償うと言って結局自分のしたいように好きな人の為に使っている。アイズの償いを肩代わりしてやろうと思っていた。俺ができる事はそれぐらいしないと思っていたが違った。
「お前も死んだらアイツが悲しむ」
「……。」
アヤは握っていたインセットの手と別の手で自分の魔力をレオに流した。
「アヤ!?」
「俺も、お前も別に愛するものへの禁じ手はしていない。それに半分だ。こいつが死を選んだ以上、償いはとらせる。後はこいつの生命力か運にかける」
「……。」
アヤがインセットの手をパッと離した。
「お待たせしました」
「あ、ああ。できるだけ慎重に運べ。氷粒術で身体を覆った、腐らずにアビサルに届けられる」
「魔術士様、顔色が悪いですが大丈夫ですか?」
「問題ない」
「ええ、では我々は運び出します」
「後は頼んだ」
棺に入れられたレオは運ばれていった。部屋に誰もいなくなるとアヤが後ろに現れた。
「まだ、仕事が残っている」
「ああ」
「そちらが最優先事項だ」
「ああ」
……俺は貴方に似たんだろうか…
ヒューズ城の屋根に座りインセットがアヤに仕事の報告をした。普段ならさっさと居なくなるアヤだがこの日は隣に居続けた。遠くを見るインセット。
「さっさと行けよ」
「別に急がない」
「……。」
「お前が背負う必要はない」
「……。」
アイズは不器用だけど優しかった。
剣術も魔術も何度も教えてくれ誉められると嬉しかった。ハースで会うときのアイズはいつも機嫌が良かった。いつまでも子供ではないのに俺にお菓子を買ってくれたっけ。あんな事を最後に言われたのに楽しかった思い出が出てきてしまう。
愛の終わりに気がつけなかった師は最後まですがり続けた。
「俺もアイズに似たんだろうか」
「ふんっ」
「嫌な所が似ている気がする」
「呪縛にとらわれるな。あんな奴の為にお前が償いの肩代わりをする必要はない。償いは償わなければいけないやつが償う」
「とっくに死んでるのにか?」
「それでもだ。それに本当は誰の為にしたかったかわかってるだろ」
「はっ、それこそアイズに似た」
「お前は良い師範だ。お前が教えた奴は誰一人と道を外れていない。伝術士の鏡だと思っている。今回の事も含め今までお前の力が大きく働いている。一番はこの領土戦を止めた事だ」
アヤの滅多に誉めない会話に顔を見るも相変わらずの仏頂面。
「半分以上ソードのお陰だよ」
「それをうまく生かせる方が遥かに難しい。お前はそれをやってのけた。だいたいお前の惚れた男がした事ならお前がやったのとかわらんだろうに」
「何だよそれ、どっち慰めてんの?」
「さぁな」
「昔、アイズがレオを引き取った時があった。そこで剣術を基礎から教えたんだ。なぜ、わざわざそんな事をしたのかわからなかった。罪滅ぼしなのか…レオを育てようとしてたのか…未だにわからない。アーサーと一緒になりたかったのならそんな事する必要などないのに。やはり、いつか会わせたかったんだろうか」
「違うな。あいつはアーサーと居たかったんだ。レオをアーサーから奪う為に、一人で生きていけるようにしたかったんだろ。二人の生活にレオは邪魔だからな。一人で生きていく術を教えてやるからアーサーを寄越せと俺にはそう感じる」
「そんな勝手な」
「そんな勝手な奴だから戦争が起こったんだろ」
だとしたら、あまりにも酷い仕打ちじゃないか
そこまでして……
「愛とは呼べないな」
「インセット、アイズはもういない」
「ああ、わかってる」
「夜が明ける」
「そうだな……」
そう言うと別の屋根に飛び移った。
「アヤ…ありがとう」
振り向くとインセットが笑顔で言った。
ニヤリと笑うとアヤは消えていった。
……………
その後、ソードがレオに魔力を与えるなんて思いもしなかったが…それにベルがレイに禁じ手を教えていたお陰でレオは助かった…。皆の想いはバラバラだがレオを生きかえさせる為に起きた偶然は妙な気分だったな。
「ブレイク、続きは?」
「ん?」
「その後は?」
「ああ、その後は師範も王も地下牢に埋まり、俺はヒューズ担当の伝術士になったぐらいだよ」
「王子には生き返った事、伝えたの?」
「いいや、伝えずじまいだよ」
「そっか」
「王子に会って伝えた方が良かった?」
ソードは首を振った。
「伝えなくて良かったと思う。それに王子は王が生きていたこと知りたくないんじゃないかな」
「俺もそう思って言わなかった。これでこの話はおしまいかな」
「そっか、ねぇ最後に聞いていい?」
「いいよ」
「ブレイクは師範が好きだった?」
寂しげな目をして少し口元を上げ笑っただけだった。
「腕は捨てておけ」
「「はっ!」」
扉を開けてレグルスが出ていき足音が小さくなったと思ったら扉が開いた。
「誰だ!」
「レグルス様より魔術士による処理を施せと仰せ使いました」
「聞いてないぞ」
「今すれ違いに命令をされました。上級魔術士なら早く綺麗に処理ができますから。まず遺体を棺に入れましょう。何人か呼んできて下さい。後はアビサルに運ぶならカウロの手配を。お早く!」
「「わかりました」」
二人の男はレオを置いて走って出ていった。インセットは倒れたレオの前に膝を着きすぐに魔術をかけた。
腕は無理だが止血は間に合う。悪趣味な殺し方、はたまた彼なりの礼儀か報復を恐れたか?いや、綺麗に剣が入りすぎている。狙ったと言うよりは剣が入ってしまったと言ったほうが正しいな。
腕を斬った後、急所をはずす筈がレオが受け入れたか…二人とも愚かな事を。こんな結果誰も望んでいないぞ。
これならまだ助かるかもしれない。時間がない、やれる所まで魔力を流し込む。
俺はあいつとは違う
アーサーが残した形見
償わせてもらう
静かに自分の魔力を流しす。
「遺言だ…アーサー王はお前を愛している、お前に生きろと言った。そして、剣の光の指す道へと。遅くなったが伝えたぞ。悪かった……俺の師がお前らの幸せを奪って…償いはする」
魔力を限界まで流し込もうと速めると力強く腕を掴まれた。
!?
「アヤ!」
「お前が償う必要はない」
「離せ」
「断る」
「こいつを助けなければ…」
首を振るアヤ。
「自ら選んだんだ。お前の償いは必要ない」
アヤは真っ直ぐ俺を見て目を離さない。
俺は今、どんな顔をしているだろうか。
「今なら助かる」
「お前の役目ではない」
「離せ、ソードが悲しむだろ」
俺はここでハッとした。レオに償うと言って結局自分のしたいように好きな人の為に使っている。アイズの償いを肩代わりしてやろうと思っていた。俺ができる事はそれぐらいしないと思っていたが違った。
「お前も死んだらアイツが悲しむ」
「……。」
アヤは握っていたインセットの手と別の手で自分の魔力をレオに流した。
「アヤ!?」
「俺も、お前も別に愛するものへの禁じ手はしていない。それに半分だ。こいつが死を選んだ以上、償いはとらせる。後はこいつの生命力か運にかける」
「……。」
アヤがインセットの手をパッと離した。
「お待たせしました」
「あ、ああ。できるだけ慎重に運べ。氷粒術で身体を覆った、腐らずにアビサルに届けられる」
「魔術士様、顔色が悪いですが大丈夫ですか?」
「問題ない」
「ええ、では我々は運び出します」
「後は頼んだ」
棺に入れられたレオは運ばれていった。部屋に誰もいなくなるとアヤが後ろに現れた。
「まだ、仕事が残っている」
「ああ」
「そちらが最優先事項だ」
「ああ」
……俺は貴方に似たんだろうか…
ヒューズ城の屋根に座りインセットがアヤに仕事の報告をした。普段ならさっさと居なくなるアヤだがこの日は隣に居続けた。遠くを見るインセット。
「さっさと行けよ」
「別に急がない」
「……。」
「お前が背負う必要はない」
「……。」
アイズは不器用だけど優しかった。
剣術も魔術も何度も教えてくれ誉められると嬉しかった。ハースで会うときのアイズはいつも機嫌が良かった。いつまでも子供ではないのに俺にお菓子を買ってくれたっけ。あんな事を最後に言われたのに楽しかった思い出が出てきてしまう。
愛の終わりに気がつけなかった師は最後まですがり続けた。
「俺もアイズに似たんだろうか」
「ふんっ」
「嫌な所が似ている気がする」
「呪縛にとらわれるな。あんな奴の為にお前が償いの肩代わりをする必要はない。償いは償わなければいけないやつが償う」
「とっくに死んでるのにか?」
「それでもだ。それに本当は誰の為にしたかったかわかってるだろ」
「はっ、それこそアイズに似た」
「お前は良い師範だ。お前が教えた奴は誰一人と道を外れていない。伝術士の鏡だと思っている。今回の事も含め今までお前の力が大きく働いている。一番はこの領土戦を止めた事だ」
アヤの滅多に誉めない会話に顔を見るも相変わらずの仏頂面。
「半分以上ソードのお陰だよ」
「それをうまく生かせる方が遥かに難しい。お前はそれをやってのけた。だいたいお前の惚れた男がした事ならお前がやったのとかわらんだろうに」
「何だよそれ、どっち慰めてんの?」
「さぁな」
「昔、アイズがレオを引き取った時があった。そこで剣術を基礎から教えたんだ。なぜ、わざわざそんな事をしたのかわからなかった。罪滅ぼしなのか…レオを育てようとしてたのか…未だにわからない。アーサーと一緒になりたかったのならそんな事する必要などないのに。やはり、いつか会わせたかったんだろうか」
「違うな。あいつはアーサーと居たかったんだ。レオをアーサーから奪う為に、一人で生きていけるようにしたかったんだろ。二人の生活にレオは邪魔だからな。一人で生きていく術を教えてやるからアーサーを寄越せと俺にはそう感じる」
「そんな勝手な」
「そんな勝手な奴だから戦争が起こったんだろ」
だとしたら、あまりにも酷い仕打ちじゃないか
そこまでして……
「愛とは呼べないな」
「インセット、アイズはもういない」
「ああ、わかってる」
「夜が明ける」
「そうだな……」
そう言うと別の屋根に飛び移った。
「アヤ…ありがとう」
振り向くとインセットが笑顔で言った。
ニヤリと笑うとアヤは消えていった。
……………
その後、ソードがレオに魔力を与えるなんて思いもしなかったが…それにベルがレイに禁じ手を教えていたお陰でレオは助かった…。皆の想いはバラバラだがレオを生きかえさせる為に起きた偶然は妙な気分だったな。
「ブレイク、続きは?」
「ん?」
「その後は?」
「ああ、その後は師範も王も地下牢に埋まり、俺はヒューズ担当の伝術士になったぐらいだよ」
「王子には生き返った事、伝えたの?」
「いいや、伝えずじまいだよ」
「そっか」
「王子に会って伝えた方が良かった?」
ソードは首を振った。
「伝えなくて良かったと思う。それに王子は王が生きていたこと知りたくないんじゃないかな」
「俺もそう思って言わなかった。これでこの話はおしまいかな」
「そっか、ねぇ最後に聞いていい?」
「いいよ」
「ブレイクは師範が好きだった?」
寂しげな目をして少し口元を上げ笑っただけだった。
0
あなたにおすすめの小説
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
林檎を並べても、
ロウバイ
BL
―――彼は思い出さない。
二人で過ごした日々を忘れてしまった攻めと、そんな彼の行く先を見守る受けです。
ソウが目を覚ますと、そこは消毒の香りが充満した病室だった。自分の記憶を辿ろうとして、はたり。その手がかりとなる記憶がまったくないことに気付く。そんな時、林檎を片手にカーテンを引いてとある人物が入ってきた。
彼―――トキと名乗るその黒髪の男は、ソウが事故で記憶喪失になったことと、自身がソウの親友であると告げるが…。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる