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第1章 光の導き手
第40話 違える想い
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謎の少女が現れてから、一週間程が経った頃。
光の危機を二度救い、人々から讃えられる筈のユウトは、光の人々から恐れられる存在になっていた。
理由の一つは、闇のボスの右腕であったユウの存在があった。
光の人々は転生を経ても彼女が犯して来た大罪を赦す事が出来ず、〝国内最強〟と称される程の存在となったユウトが、彼女を庇っている事に否定的な人々が多数を占めていた。
そしてもう一つの理由が、ユウト自身にあった。
二度目の隕石の脅威を退けたユウトは、ルクス以外の闇拠点に自ら赴き、闇の人間達を殲滅して回っていた。
その殆どが自発的な行動であり、自ら危険な区域に侵入し闇の人間と戦う際のユウトは、何故か〝結晶の属性を使用する事〟を避けていた。
炎の属性で闇に人間達を焼き払い、属性を纏わせる事もせず、敢えて敵の持つ武器を奪い取って敵を斬り刻み、結晶の属性を使用すれば浴びる事の無い人間の返り血を浴びて全身を赤く染めて高笑いをするユウトの姿から、光の人間達は口を揃えて言った。
あれは、光の人間の皮を被った〝悪魔〟だと。
―*―*―*―*―
「ユウト!また闇の拠点を壊滅させたって本当かい!流石だね」
ルミナ内で噂を聞いたレンは、通路を歩いていたユウトに声を掛けた。
「……レン、またお前か」
明るかった頃の面影は既に無く、冷え切った眼差しをレンに向けたユウトは呆れた様に呟いた。
「何度も言ってるだろ?今の俺には関わるな……お前の為にも」
「そうはいかないよ!君の優しさは僕だけじゃない……光の主力達ならよく解っているからね」
「……」
ユウトはレンの言葉を聞いて少し安心した表情を浮かべたが、すぐに視線を逸らして歩き出した。
「ユウト……」
「おっ!レン、〝光の悪魔〟と何やってんだ?」
レンは背後から語り掛けられた声に反応して振り返ると、そこには白い隊服を身に纏った見慣れない男三人が薄笑いを浮かべて立っていた。
「君達は確か、イタリア拠点シエラの周辺調査に向かっていた〝サイガ〟と〝ラクト〟と〝ナグス〟……だよね?」
「ビンゴッ!いやぁ俺達の名前を覚えてるなんて流石レンだな!」
三人の筆頭として立っていた赤髪のラクトは、指を鳴らして笑みを浮かべると、歓喜の声を発しながらレンの肩を叩いた。
三人に向けていた視線を背後に戻した時には、既にユウトの姿は無かった。
「……ユウト」
「どうした?……あぁ、あんな悪魔ほっとけって」
「ラクトの言う通りだぜ?あんな悪魔と関わるとお前まで殺されるぞ?」
淡藤色の髪をしたサイガと共に、薄ら笑いを浮かべていたラクト達とは異なり、緑色の髪をしたナグスだけは怯えた様な表情をして震え出した。
「……あ、あんまりアイツの話するなよ。俺はアイツの戦っている姿を見た事があるけど……人の首斬って笑っていたり、顔面の原型を留めないぐらい殴打したり……本当にヤバいんだぞ?」
「ははは!マジかよそれ!……もはや悪魔じゃなくて〝人殺しの化け物〟だな!」
その頃ユウトは、四人の話を少し進んだ先を曲がった通路の影に隠れながら聞いていた。
(……この呼ばれ方にも、もう慣れた)
ユウトは三人の会話に対して表情曇らせ、俯いたまま自室へと歩き出そうとした。
ガンッ!
その時、通路に響き渡る程の大きな音が鳴り響いた。
その音に驚いたユウトは、少しだけ顔を出して音の正体を確認した。
そこには怒りの形相をしたレンが、ラクトの胸ぐらを右手で掴んで壁に強く押し付けていた。
「ガハッ!……な、何すんだよレン」
「……君達に何が解るんだ」
「は?」
レンはラクトを壁に押し付けたまま、怒りの眼差しを向けた。
「ユウトのしている事が人殺しなら、僕らだって同じだろっ!……そんな噂を鵜呑みにしただけの……外しか見ていない君達に、ユウトの何が解るって言うんだ!……内すら見ようとしない奴らにユウトの何が言える?」
レンが今まで見せた事のない程の剣幕に、三人は身体を硬らせ動けずにいた。
「……ユウトをよく知っている人間なら、そんな噂なんて聞きもしないだろう。僕にとってユウトは悪魔でも何でも無い。世界で一番、不器用なりに争いを無くそうと必死に頑張っている……一人の優しい女の子だよ」
そう告げたレンは掴んでいた手を離し、ユウトが隠れている場所とは反対側へと歩いていて行った。
「ゲホッ……な、なんだってんだ!レンの奴」
咳き込んだラクトは押し付けられた衝撃で、多少痛めた首をさすりながら、立ち去るレンの後ろ姿を眺めていた。
「そこまで言うなら、教えて貰おうじゃねえか……アイツが本当に悪魔じゃないのか」
不適に笑ったラクトは、呆然と立ち尽くしていた二人の肩を叩いた。
「何ボーッとしてんだよ!追いかけるぞ!」
二人はラクトに視線を向けて頷くと、三人でレンの後を追いかけて行った。
―*―*―*―*―
(涙が……止まらない)
レンが立ち去った後、ユウトは声を抑える為に口を両手で覆いながら滝の様な涙を流していた。
(俺は光の人々にどんな風に思われても、それで救われる人がいるのならそれで良いと思っていた)
ルミナへと帰還したユウトは、ミカルヴァが残したユウトに対する人々からの不信感を解消する為に行動していた。
(戦いの中で、制御する事が出来なくなっていた残虐性を必死で抑え込みながら戦い続けて数日が経った時……気が付いたら俺は、〝悪魔〟と呼ばれる様になっていた)
そう呼ばれる様になったユウトは、周囲への影響を避ける為に単独行動を取る様になっていた。
(そんな俺を恐れずに話しかけてくれたのは、ユウと……レンだけだった)
闇のボスが最後に告げた宣告以来、闇の人間達の行動が各国で激化した事により、ユウトとユウ以外の主力達は他国への支援等で多忙となり、顔を合わせる事が無かった。
ユウは光の人々からの信頼を得るまでの間、殆どの時間を共に行動している状態だった。
悪魔と呼ばれ暗い顔をする様になったユウトに対して、ユウは不器用ながらもユウトを笑顔で励まし続けていた。
(俺よりもずっと辛い思いをしているのは、ユウの筈なのに……)
ユウの想いに応える為に、戦い方と気持ちを変える努力を幾度となく重ねても、自発的に戦場へと赴き人を惨殺するという、ユウト自身に起こっている残虐性が変わる事は無かった。
(このままだと……本当に悪魔になっちまう)
光の人間が闇の人間同様の行為を繰り返した場合、正の属性から負の属性へと変化してしまう可能性が有り、一度負の属性に変化してしまうと二度と正の属性に戻る事は無い。
(これが……力の代償ってことか)
口を覆っていた手を下げ、静まり返った通路の壁にもたれ掛かりながら俯いていたユウトは、自然とレンの事を考えていた。
(俺のしてきた事は誰にも理解される事なく、このまま俺は闇の人間になるんだろうと思っていた……そんな時には、いつもレンが笑顔で話しかけてくれた)
自身も多忙であるにも関わらず、レンだけは時間を無理矢理空けて、暗い表情をしているユウトに笑顔を向け、毎日欠かす事なく声を掛け続けていた。
「…………レン」
(お前の言葉に、俺は何度も救われた。俺なんかに関わるなって、あれ程言ったのに。お前って奴は……本当に)
いつの間にかレンの事で頭が一杯になっていたユウトは、涙を拭って自室へと歩き始めた。
密かに抱いた思いを胸に秘めたユウトの頬は、仄かに赤みを帯びていた。
―*―*―*―*―
※心の中では「」と()の意味が逆転しています。
「」 心の声 () 会話
心の中
「くっ!はぁ……はぁ……なんて強さだ。本気で僕らを二人……いや、ユウト本人を含めた三人を殺すつもりなのか?」
両手に結晶銃を構えたユウト(女)は、飛来する斬撃を避けながらも、攻撃を放ち続ける黒い人型を観察し続けていた。
(これでも喰らって大人しくなってよ!)
ユウト(女)は炎を纏った結晶銃を二発放ったが、人型の創り出した結晶刀によって容易く消滅させられてしまった。
「全く……弾数は無限でも、体力は有限だからね……このままだと」
ユウト(女)は再び飛来した斬撃を避けた後、背後のユキに視線を向けた。
「……え?」
視線を向けたユウト(女)は、背後について来ていた筈のユキがいない事に驚愕した。
(ユキ!何やってるの!)
ユウト(女)が叫んだ先には、上空を見つめたまま呆然と立ち尽くしたユキの姿があった。
(……っ!)
ユウト(女)の声に若干遅れて反応したユキは、咄嗟に結晶爆弾による回避を試みたが間に合わず、人型の結晶刀はユキの身体を斬り裂いた。
「……レン……」
上空に映し出された景色に右手を伸ばしたユキの瞳からは、痛みによるものでは無い涙が頬を流れていた。
光の危機を二度救い、人々から讃えられる筈のユウトは、光の人々から恐れられる存在になっていた。
理由の一つは、闇のボスの右腕であったユウの存在があった。
光の人々は転生を経ても彼女が犯して来た大罪を赦す事が出来ず、〝国内最強〟と称される程の存在となったユウトが、彼女を庇っている事に否定的な人々が多数を占めていた。
そしてもう一つの理由が、ユウト自身にあった。
二度目の隕石の脅威を退けたユウトは、ルクス以外の闇拠点に自ら赴き、闇の人間達を殲滅して回っていた。
その殆どが自発的な行動であり、自ら危険な区域に侵入し闇の人間と戦う際のユウトは、何故か〝結晶の属性を使用する事〟を避けていた。
炎の属性で闇に人間達を焼き払い、属性を纏わせる事もせず、敢えて敵の持つ武器を奪い取って敵を斬り刻み、結晶の属性を使用すれば浴びる事の無い人間の返り血を浴びて全身を赤く染めて高笑いをするユウトの姿から、光の人間達は口を揃えて言った。
あれは、光の人間の皮を被った〝悪魔〟だと。
―*―*―*―*―
「ユウト!また闇の拠点を壊滅させたって本当かい!流石だね」
ルミナ内で噂を聞いたレンは、通路を歩いていたユウトに声を掛けた。
「……レン、またお前か」
明るかった頃の面影は既に無く、冷え切った眼差しをレンに向けたユウトは呆れた様に呟いた。
「何度も言ってるだろ?今の俺には関わるな……お前の為にも」
「そうはいかないよ!君の優しさは僕だけじゃない……光の主力達ならよく解っているからね」
「……」
ユウトはレンの言葉を聞いて少し安心した表情を浮かべたが、すぐに視線を逸らして歩き出した。
「ユウト……」
「おっ!レン、〝光の悪魔〟と何やってんだ?」
レンは背後から語り掛けられた声に反応して振り返ると、そこには白い隊服を身に纏った見慣れない男三人が薄笑いを浮かべて立っていた。
「君達は確か、イタリア拠点シエラの周辺調査に向かっていた〝サイガ〟と〝ラクト〟と〝ナグス〟……だよね?」
「ビンゴッ!いやぁ俺達の名前を覚えてるなんて流石レンだな!」
三人の筆頭として立っていた赤髪のラクトは、指を鳴らして笑みを浮かべると、歓喜の声を発しながらレンの肩を叩いた。
三人に向けていた視線を背後に戻した時には、既にユウトの姿は無かった。
「……ユウト」
「どうした?……あぁ、あんな悪魔ほっとけって」
「ラクトの言う通りだぜ?あんな悪魔と関わるとお前まで殺されるぞ?」
淡藤色の髪をしたサイガと共に、薄ら笑いを浮かべていたラクト達とは異なり、緑色の髪をしたナグスだけは怯えた様な表情をして震え出した。
「……あ、あんまりアイツの話するなよ。俺はアイツの戦っている姿を見た事があるけど……人の首斬って笑っていたり、顔面の原型を留めないぐらい殴打したり……本当にヤバいんだぞ?」
「ははは!マジかよそれ!……もはや悪魔じゃなくて〝人殺しの化け物〟だな!」
その頃ユウトは、四人の話を少し進んだ先を曲がった通路の影に隠れながら聞いていた。
(……この呼ばれ方にも、もう慣れた)
ユウトは三人の会話に対して表情曇らせ、俯いたまま自室へと歩き出そうとした。
ガンッ!
その時、通路に響き渡る程の大きな音が鳴り響いた。
その音に驚いたユウトは、少しだけ顔を出して音の正体を確認した。
そこには怒りの形相をしたレンが、ラクトの胸ぐらを右手で掴んで壁に強く押し付けていた。
「ガハッ!……な、何すんだよレン」
「……君達に何が解るんだ」
「は?」
レンはラクトを壁に押し付けたまま、怒りの眼差しを向けた。
「ユウトのしている事が人殺しなら、僕らだって同じだろっ!……そんな噂を鵜呑みにしただけの……外しか見ていない君達に、ユウトの何が解るって言うんだ!……内すら見ようとしない奴らにユウトの何が言える?」
レンが今まで見せた事のない程の剣幕に、三人は身体を硬らせ動けずにいた。
「……ユウトをよく知っている人間なら、そんな噂なんて聞きもしないだろう。僕にとってユウトは悪魔でも何でも無い。世界で一番、不器用なりに争いを無くそうと必死に頑張っている……一人の優しい女の子だよ」
そう告げたレンは掴んでいた手を離し、ユウトが隠れている場所とは反対側へと歩いていて行った。
「ゲホッ……な、なんだってんだ!レンの奴」
咳き込んだラクトは押し付けられた衝撃で、多少痛めた首をさすりながら、立ち去るレンの後ろ姿を眺めていた。
「そこまで言うなら、教えて貰おうじゃねえか……アイツが本当に悪魔じゃないのか」
不適に笑ったラクトは、呆然と立ち尽くしていた二人の肩を叩いた。
「何ボーッとしてんだよ!追いかけるぞ!」
二人はラクトに視線を向けて頷くと、三人でレンの後を追いかけて行った。
―*―*―*―*―
(涙が……止まらない)
レンが立ち去った後、ユウトは声を抑える為に口を両手で覆いながら滝の様な涙を流していた。
(俺は光の人々にどんな風に思われても、それで救われる人がいるのならそれで良いと思っていた)
ルミナへと帰還したユウトは、ミカルヴァが残したユウトに対する人々からの不信感を解消する為に行動していた。
(戦いの中で、制御する事が出来なくなっていた残虐性を必死で抑え込みながら戦い続けて数日が経った時……気が付いたら俺は、〝悪魔〟と呼ばれる様になっていた)
そう呼ばれる様になったユウトは、周囲への影響を避ける為に単独行動を取る様になっていた。
(そんな俺を恐れずに話しかけてくれたのは、ユウと……レンだけだった)
闇のボスが最後に告げた宣告以来、闇の人間達の行動が各国で激化した事により、ユウトとユウ以外の主力達は他国への支援等で多忙となり、顔を合わせる事が無かった。
ユウは光の人々からの信頼を得るまでの間、殆どの時間を共に行動している状態だった。
悪魔と呼ばれ暗い顔をする様になったユウトに対して、ユウは不器用ながらもユウトを笑顔で励まし続けていた。
(俺よりもずっと辛い思いをしているのは、ユウの筈なのに……)
ユウの想いに応える為に、戦い方と気持ちを変える努力を幾度となく重ねても、自発的に戦場へと赴き人を惨殺するという、ユウト自身に起こっている残虐性が変わる事は無かった。
(このままだと……本当に悪魔になっちまう)
光の人間が闇の人間同様の行為を繰り返した場合、正の属性から負の属性へと変化してしまう可能性が有り、一度負の属性に変化してしまうと二度と正の属性に戻る事は無い。
(これが……力の代償ってことか)
口を覆っていた手を下げ、静まり返った通路の壁にもたれ掛かりながら俯いていたユウトは、自然とレンの事を考えていた。
(俺のしてきた事は誰にも理解される事なく、このまま俺は闇の人間になるんだろうと思っていた……そんな時には、いつもレンが笑顔で話しかけてくれた)
自身も多忙であるにも関わらず、レンだけは時間を無理矢理空けて、暗い表情をしているユウトに笑顔を向け、毎日欠かす事なく声を掛け続けていた。
「…………レン」
(お前の言葉に、俺は何度も救われた。俺なんかに関わるなって、あれ程言ったのに。お前って奴は……本当に)
いつの間にかレンの事で頭が一杯になっていたユウトは、涙を拭って自室へと歩き始めた。
密かに抱いた思いを胸に秘めたユウトの頬は、仄かに赤みを帯びていた。
―*―*―*―*―
※心の中では「」と()の意味が逆転しています。
「」 心の声 () 会話
心の中
「くっ!はぁ……はぁ……なんて強さだ。本気で僕らを二人……いや、ユウト本人を含めた三人を殺すつもりなのか?」
両手に結晶銃を構えたユウト(女)は、飛来する斬撃を避けながらも、攻撃を放ち続ける黒い人型を観察し続けていた。
(これでも喰らって大人しくなってよ!)
ユウト(女)は炎を纏った結晶銃を二発放ったが、人型の創り出した結晶刀によって容易く消滅させられてしまった。
「全く……弾数は無限でも、体力は有限だからね……このままだと」
ユウト(女)は再び飛来した斬撃を避けた後、背後のユキに視線を向けた。
「……え?」
視線を向けたユウト(女)は、背後について来ていた筈のユキがいない事に驚愕した。
(ユキ!何やってるの!)
ユウト(女)が叫んだ先には、上空を見つめたまま呆然と立ち尽くしたユキの姿があった。
(……っ!)
ユウト(女)の声に若干遅れて反応したユキは、咄嗟に結晶爆弾による回避を試みたが間に合わず、人型の結晶刀はユキの身体を斬り裂いた。
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※契約書、経済システムの書式、掲示板テンプレはAI生成を活用して制作しております。修正、加筆は行っております。ご了承下さい。
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