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第三章
特訓の成果
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特訓を始めて今日で三日目、春宮の方も最初の時に比べると上達している。
最初は隠し弾が上手くできなかった篠文だったが今では上手く使いこなせて戦法を自分でも考え始めていた。
「私の守の魔法〝六方壁〟爆の魔法〝惶餓〟」
「冬霧流双剣術七式〝氷魔凍憐香〟」
春宮が使った〝六方壁〟と〝惶餓〟の連携は上手くいっているが、やはり冬霧はSランクそう簡単には倒せない。
冬霧は逃げ場を失ったにも関わらず〝氷魔凍憐香〟を使い爆発が始まる前に凍らせ、〝惶餓〟を斬り崩した。
「これも駄目か、他には攻撃系の魔法ないんだよねー」
「いや、さっきの連携とタイミングは良かったと思う」
「一つ加えるなら〝幻影魔〟を使うなら、俺や会長を幻で出してみろ。絢香は俺の技を覚えてるだろ?会長の時も俺の技を使えばいい」
「そっか、うん。やってみる!」
よし、次は由佳っと。
あれ?由佳の武器が二丁拳銃に変わってるな。
そこは由佳に聞いてみれば分かることか。
「由佳、なんで二丁拳銃になってるんだ?」
「瞬輔!ああこれの事?瞬輔が戦法で隠し弾を使えって言ったじゃない?だから私なりに考えた戦法よ」
「戦法って言っても瞬輔の教えてくれた二つの戦法を組み合わせたものだけどね」
そうか、確かに二丁拳銃にすれば相手を上手く誘い込めるし時間も稼げる。
それにうちの学校の拳銃や飛び道具に関しては戦闘中、弾などが無くなっても補充しなくていい。
なぜなら、弾などが無くなった場合コンピューターが感知して自動的に補充してくれる。
安全装置の時も同じだ。
「じゃあ由佳の考えた戦法を使って模擬戦してみるか」
「負けても知らないわよ!」
模擬戦が始まり篠文は二丁拳銃を使い乱射しつつ隠し弾を撃ち込んでいた。
だがそれでも、
「冬霧流双剣術三式〝乱れ桜〟」
そう、冬霧の使う〝乱れ桜〟は乱撃を繰り出す技であって、たとえ隠し弾といえどもこの技の前では全く歯が立たない。
「結構良かったと思うぞ由佳」
「ありがとう、でもやっぱり瞬輔にはまだ勝てないのね」
「そんな事ないさ、俺だって無敵じゃない。いずれ由佳が俺に勝てる時が来るさ」
そう由佳には《予知》という能力がある。
その能力を使えばおそらく遠くない未来、俺が負ける日が来るだろう。
「おっと、俺は病室に戻るが大丈夫か?」
「大丈夫よ、指導ありがとね瞬輔」
「こっちもいい特訓になった、明日の昇格試験頑張れよ!」
「絶対にSランクになって瞬輔に追いついてみせるから!」
その言葉を聞いて安心したのか、冬霧はトレーニングルームを後にした。
冬霧は病室に着くまでの間、考え事をしていた。
『自分を大切にしろ』姉が病室を出る際に残した言葉だ。
冬霧はこの言葉の意味が分からなかった。いや本当は分かっている、でも分からないと自分で自分に嘘をついている。
いつの間にか、病院に着いてしまった。冬霧が病室から抜け出す際に窓を少しだけ開けておいた。
そこが冬霧の病室だという証拠として。
「……ってあれ?なんで聖子さんがここにいるんですか?まだ時間じゃないですよね?」
冬霧の病室には、腕を組んで怒っている看護師さん笠山聖子さんが立っていた。
「今日は時間が余ったから少し早くこの病室に来たのよ。そしたら冬霧?あなた、どこに行ってたのかしら?」
「えっとですね、特訓をしていました……」
「ふーん、その重傷で?」
ヤバイ、聖子さん本気で怒ってる。この人が怒ると面倒な事になるから聖子さんが来る時間前に帰ってきたのに………。
「まぁ、今回は許してあげるけど次は無いわよ」
「わ、分かりました聖子さん」
こうして、嵐はなんとか去った。
そして次の日、学校にて。
「今から昇格試験を始める!これまでの努力をここで発揮するように!」
学園長の挨拶が終わり、生徒達は別々の会場に行った。
昇格試験は、ランク別で行われる試験だ。
DはDランク同士で一対一で戦い、勝った者がCランクの会場へ向かう事が許される。負けたものはそのままのランクという事になる。
「それでは、春宮絢香と久間達哉の昇格試験を始める。両者前へ」
二人は握手を交わし、姿勢を整えた。
「では昇格試験、始め!」
「一気に終わらせてやる!」
「私の守の魔法〝六方壁〟霧の魔法〝幻影魔〟」
久間の周りに壁が立ちはだかり、目の前には鳳凰が空を舞っていた。
「な、なんだこれ……」
「勝者春宮絢香!昇格を認定する」
初戦の出だしはまぁまぁかな?シュンちゃんと一緒に仕事が出来る様になりたいし、頑張らないと!
「では次、篠文由佳と畑仔馬の昇格試験を始める。両者前へ!」
ふーん、瞬輔に比べたらまだまだってところね。
すぐに終わらせてあげようかしら。
「昇格試験、始め!」
「相手がユカリンでも手加減はしないぜ!」
「そう、でももう勝負はついたから」
篠文は冬霧に教えてもらった一つ目の戦法を使って余裕で勝ち抜いた。
そして春宮、篠文は勝ち抜いていきとうとうSランクの昇格試験に辿り着いた。
Sランクの昇格試験は、今までとは少し違う。
Sランクの相手はSランクの生徒と戦う事になっている。
春宮の相手は副会長の蓮介价、篠文の相手は一年の奉実高見だ。
「では、昇格試験始め!」
体育祭で戦った弓を使う副会長、春宮にはちょっとした因縁があった。
「またあなたと戦う事になるとは、前より強くなってる事を祈ってますよ」
相変わらずムカつく男ねこいつ!
「私の守の魔法〝六方壁〟爆の魔法〝惶餓〟霧の魔法〝幻影魔〟」
蓮介の周りに壁ができ、爆発が起きる。そしてその爆炎の中には、〝幻影魔〟で作った冬霧が立っている。
「なかなかやりますね。でも………な、なんだと?」
「冬霧流双剣術七式〝氷魔凍憐香〟」
「な、なぜ彼がここに?」
「そのシュンちゃんは、私が作った幻ですが痛みなど感じるでしょ?」
今まで春宮の作る幻は痛みなどの感覚がなかったと冬霧に言われたので特訓を重ね、やっとの思いで完成する事ができた。
「勝者春宮絢香、昇格を認定する!」
一方、篠文はと言うと。
「勝者篠文由佳、よって昇格を認定する!」
篠文の戦いは呆気なく終わった。
篠文は一つ目の戦法を使って、相手を倒そうとしたがやはりSランク簡単には倒れなかった。
「なかなかやりますね」
「あなたこそ、でも瞬輔に比べたらまだまだね」
相手の武器は剣だが、一年なのでまだ完全に使いこなせてるとは言い難い。
使うしかないみたいね、瞬輔の隣で戦う為にもここで負けるわけにはいかない!
「能力《予知》を発動するわ」
篠文は能力を使い三つ目の戦法を使う事にした。
二丁拳銃を構え乱射しつつ隠し弾を撃ち込む、だがそれも弾かれるがこれは想定内、弾かれてる内に背後に回り込みさらに撃ち込むがこれも弾かれる。
だがこれも想定内、本当の狙いは一発だけ違う方向に撃った弾が軌道を変え、相手の背中撃ち込むというなんとも奇策な戦法だった。
「さて、瞬輔に報告しに行こうかな」
こうして、昇格試験は幕を閉じた。
「シュンちゃん、私Sランクになったよ!」
春宮は冬霧の病室にいきなり飛び込んで入ってきた。でもそこには………
「春宮さんSランクになったのね、おめでと」
「ありがとう、じゃなくて何してるの、シュンちゃん!」
春宮が目にしたものは篠文が冬霧に抱きついてる光景だった。
「あ、絢香!違う、これはだな………」
「シュンちゃんのバカーー!」
ったく、人の話を最後まで聞けよ。とりあえず追いかけるか。
「そうだ、由佳もSランク昇格おめでとう」
「ありがとう瞬輔」
篠文は照れながら礼を言った。
ちょうど窓の下に走ってる絢香が見える、ここから飛び降りた方が早いな。
冬霧は窓から飛び降りて春宮を追った。
「ちょっと待てよ絢香!」
冬霧は春宮に追いついて手首を握った。
「離してよ!」
「人の話を最後まで聞け、あれは事故だ。でも俺も悪かった、ごめん」
「本当に悪かったと思ってる?」
「ああ、思ってる」
実際に俺が悪いんだから、思わなくてどうする。
「じゃあ、頬にキスして。それで許してあげる」
「分かった。それじゃあいくぞ」
冬霧は春宮の言われた通り、頬にキスをした。
「えへへっ、ありがとう!」
「お、おう」
一体何だったんだ?ま、明日退院日だしそろそろ病室に戻るとするか。
第四章へ続く
最初は隠し弾が上手くできなかった篠文だったが今では上手く使いこなせて戦法を自分でも考え始めていた。
「私の守の魔法〝六方壁〟爆の魔法〝惶餓〟」
「冬霧流双剣術七式〝氷魔凍憐香〟」
春宮が使った〝六方壁〟と〝惶餓〟の連携は上手くいっているが、やはり冬霧はSランクそう簡単には倒せない。
冬霧は逃げ場を失ったにも関わらず〝氷魔凍憐香〟を使い爆発が始まる前に凍らせ、〝惶餓〟を斬り崩した。
「これも駄目か、他には攻撃系の魔法ないんだよねー」
「いや、さっきの連携とタイミングは良かったと思う」
「一つ加えるなら〝幻影魔〟を使うなら、俺や会長を幻で出してみろ。絢香は俺の技を覚えてるだろ?会長の時も俺の技を使えばいい」
「そっか、うん。やってみる!」
よし、次は由佳っと。
あれ?由佳の武器が二丁拳銃に変わってるな。
そこは由佳に聞いてみれば分かることか。
「由佳、なんで二丁拳銃になってるんだ?」
「瞬輔!ああこれの事?瞬輔が戦法で隠し弾を使えって言ったじゃない?だから私なりに考えた戦法よ」
「戦法って言っても瞬輔の教えてくれた二つの戦法を組み合わせたものだけどね」
そうか、確かに二丁拳銃にすれば相手を上手く誘い込めるし時間も稼げる。
それにうちの学校の拳銃や飛び道具に関しては戦闘中、弾などが無くなっても補充しなくていい。
なぜなら、弾などが無くなった場合コンピューターが感知して自動的に補充してくれる。
安全装置の時も同じだ。
「じゃあ由佳の考えた戦法を使って模擬戦してみるか」
「負けても知らないわよ!」
模擬戦が始まり篠文は二丁拳銃を使い乱射しつつ隠し弾を撃ち込んでいた。
だがそれでも、
「冬霧流双剣術三式〝乱れ桜〟」
そう、冬霧の使う〝乱れ桜〟は乱撃を繰り出す技であって、たとえ隠し弾といえどもこの技の前では全く歯が立たない。
「結構良かったと思うぞ由佳」
「ありがとう、でもやっぱり瞬輔にはまだ勝てないのね」
「そんな事ないさ、俺だって無敵じゃない。いずれ由佳が俺に勝てる時が来るさ」
そう由佳には《予知》という能力がある。
その能力を使えばおそらく遠くない未来、俺が負ける日が来るだろう。
「おっと、俺は病室に戻るが大丈夫か?」
「大丈夫よ、指導ありがとね瞬輔」
「こっちもいい特訓になった、明日の昇格試験頑張れよ!」
「絶対にSランクになって瞬輔に追いついてみせるから!」
その言葉を聞いて安心したのか、冬霧はトレーニングルームを後にした。
冬霧は病室に着くまでの間、考え事をしていた。
『自分を大切にしろ』姉が病室を出る際に残した言葉だ。
冬霧はこの言葉の意味が分からなかった。いや本当は分かっている、でも分からないと自分で自分に嘘をついている。
いつの間にか、病院に着いてしまった。冬霧が病室から抜け出す際に窓を少しだけ開けておいた。
そこが冬霧の病室だという証拠として。
「……ってあれ?なんで聖子さんがここにいるんですか?まだ時間じゃないですよね?」
冬霧の病室には、腕を組んで怒っている看護師さん笠山聖子さんが立っていた。
「今日は時間が余ったから少し早くこの病室に来たのよ。そしたら冬霧?あなた、どこに行ってたのかしら?」
「えっとですね、特訓をしていました……」
「ふーん、その重傷で?」
ヤバイ、聖子さん本気で怒ってる。この人が怒ると面倒な事になるから聖子さんが来る時間前に帰ってきたのに………。
「まぁ、今回は許してあげるけど次は無いわよ」
「わ、分かりました聖子さん」
こうして、嵐はなんとか去った。
そして次の日、学校にて。
「今から昇格試験を始める!これまでの努力をここで発揮するように!」
学園長の挨拶が終わり、生徒達は別々の会場に行った。
昇格試験は、ランク別で行われる試験だ。
DはDランク同士で一対一で戦い、勝った者がCランクの会場へ向かう事が許される。負けたものはそのままのランクという事になる。
「それでは、春宮絢香と久間達哉の昇格試験を始める。両者前へ」
二人は握手を交わし、姿勢を整えた。
「では昇格試験、始め!」
「一気に終わらせてやる!」
「私の守の魔法〝六方壁〟霧の魔法〝幻影魔〟」
久間の周りに壁が立ちはだかり、目の前には鳳凰が空を舞っていた。
「な、なんだこれ……」
「勝者春宮絢香!昇格を認定する」
初戦の出だしはまぁまぁかな?シュンちゃんと一緒に仕事が出来る様になりたいし、頑張らないと!
「では次、篠文由佳と畑仔馬の昇格試験を始める。両者前へ!」
ふーん、瞬輔に比べたらまだまだってところね。
すぐに終わらせてあげようかしら。
「昇格試験、始め!」
「相手がユカリンでも手加減はしないぜ!」
「そう、でももう勝負はついたから」
篠文は冬霧に教えてもらった一つ目の戦法を使って余裕で勝ち抜いた。
そして春宮、篠文は勝ち抜いていきとうとうSランクの昇格試験に辿り着いた。
Sランクの昇格試験は、今までとは少し違う。
Sランクの相手はSランクの生徒と戦う事になっている。
春宮の相手は副会長の蓮介价、篠文の相手は一年の奉実高見だ。
「では、昇格試験始め!」
体育祭で戦った弓を使う副会長、春宮にはちょっとした因縁があった。
「またあなたと戦う事になるとは、前より強くなってる事を祈ってますよ」
相変わらずムカつく男ねこいつ!
「私の守の魔法〝六方壁〟爆の魔法〝惶餓〟霧の魔法〝幻影魔〟」
蓮介の周りに壁ができ、爆発が起きる。そしてその爆炎の中には、〝幻影魔〟で作った冬霧が立っている。
「なかなかやりますね。でも………な、なんだと?」
「冬霧流双剣術七式〝氷魔凍憐香〟」
「な、なぜ彼がここに?」
「そのシュンちゃんは、私が作った幻ですが痛みなど感じるでしょ?」
今まで春宮の作る幻は痛みなどの感覚がなかったと冬霧に言われたので特訓を重ね、やっとの思いで完成する事ができた。
「勝者春宮絢香、昇格を認定する!」
一方、篠文はと言うと。
「勝者篠文由佳、よって昇格を認定する!」
篠文の戦いは呆気なく終わった。
篠文は一つ目の戦法を使って、相手を倒そうとしたがやはりSランク簡単には倒れなかった。
「なかなかやりますね」
「あなたこそ、でも瞬輔に比べたらまだまだね」
相手の武器は剣だが、一年なのでまだ完全に使いこなせてるとは言い難い。
使うしかないみたいね、瞬輔の隣で戦う為にもここで負けるわけにはいかない!
「能力《予知》を発動するわ」
篠文は能力を使い三つ目の戦法を使う事にした。
二丁拳銃を構え乱射しつつ隠し弾を撃ち込む、だがそれも弾かれるがこれは想定内、弾かれてる内に背後に回り込みさらに撃ち込むがこれも弾かれる。
だがこれも想定内、本当の狙いは一発だけ違う方向に撃った弾が軌道を変え、相手の背中撃ち込むというなんとも奇策な戦法だった。
「さて、瞬輔に報告しに行こうかな」
こうして、昇格試験は幕を閉じた。
「シュンちゃん、私Sランクになったよ!」
春宮は冬霧の病室にいきなり飛び込んで入ってきた。でもそこには………
「春宮さんSランクになったのね、おめでと」
「ありがとう、じゃなくて何してるの、シュンちゃん!」
春宮が目にしたものは篠文が冬霧に抱きついてる光景だった。
「あ、絢香!違う、これはだな………」
「シュンちゃんのバカーー!」
ったく、人の話を最後まで聞けよ。とりあえず追いかけるか。
「そうだ、由佳もSランク昇格おめでとう」
「ありがとう瞬輔」
篠文は照れながら礼を言った。
ちょうど窓の下に走ってる絢香が見える、ここから飛び降りた方が早いな。
冬霧は窓から飛び降りて春宮を追った。
「ちょっと待てよ絢香!」
冬霧は春宮に追いついて手首を握った。
「離してよ!」
「人の話を最後まで聞け、あれは事故だ。でも俺も悪かった、ごめん」
「本当に悪かったと思ってる?」
「ああ、思ってる」
実際に俺が悪いんだから、思わなくてどうする。
「じゃあ、頬にキスして。それで許してあげる」
「分かった。それじゃあいくぞ」
冬霧は春宮の言われた通り、頬にキスをした。
「えへへっ、ありがとう!」
「お、おう」
一体何だったんだ?ま、明日退院日だしそろそろ病室に戻るとするか。
第四章へ続く
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