異世界転生はうっかり神様のせい⁈

りょく

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第103話 久々のもふもふ

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キャメルが準備できたら呼ぶからそれまで休んでな♪と軽ーく言ってきたので

中庭でひさびさに遊びます‼︎
鬼ごっこをしたり(ビリだけど)
追いかけっこしたり(ビリだけど)
最高に楽しいです。
中庭でゴロゴロする。
至福…
思わず近くにある人魚の雫に
「楽しいねぇ」と話しかけると
カタカタって揺れた

寝っ転がったままコロコロとちょっと離れる。
ソルリアが
「なんだ、どうしたのだ?」
「動いた…」
「何が?」
「人魚の雫よ‼︎や、やっぱり生きてるの?」
「生きているかいないかと、言うより卵みたいなものではないか?」
「た、卵⁈じゃあ何かが生まれるの?」
「なんとも…リアスがどうにかするだろう」
ソルリアでも分からずとは恐るべし。

でも…なんだか

「ねぇ、皆人魚の雫に話しかけてくれない?」
「何か意味があるのか?」
「だって…」

一人は寂しい。

見向きもされず
悪意の目を向けられる

そういうのは嫌と言うほど私は知っている。


きっと嬉しかったのだろう。

兵器としてでなく
一つの命として接して貰えるのが。

ポン
ソルリアが頭に手を置く。

「わかった、害意も無いし従おう」
「ありがとう」

そして気づけば人魚の雫はスライムバレーのボール代わりにされて宙を舞っていた。
…新たなボールを作ろう。うん。

一息家族皆でお茶の時間。
ふぅ、大分甘味が増えて満足。が、足りないけどね。
今日のお茶はやっと作れたリオナの花から作った紅茶だ。

「まぁ、いい香り」
「花びらが綺麗ね」

好評でなにより。基本リアラ商会で販売するものは家族に一番に試してもらう。
だってこの人達舌が肥えてるんだもん‼︎←本音

「ハーブティーはスーッとするのが苦手と言うお客様もいらしたので新たに作ってみました。これならばチョコレートと食べても大丈夫かと」
「成る程確かにハーブティーより甘さが強いな」
父様が頷く。
「で、エアリア今日のお茶菓子は?」
母様がワクワクしながら聞いてくる。
「シュークリームです」

「シュー」
「ク」
「リーム?」
何だそれと言う顔で皆見てくる。

「エアリアお嬢様、お持ちしました」
「ありがとう」

皆に配る。遂にやり遂げた‼︎シュークリームだぁぁぁ‼︎

「エアリア、コレは?」
「中に甘いクリームを入れたお菓子でしゅ」
そう甘いクリーム。
「カスタード、ホイップクリーム、両方を入れたのを用意しました、豪快にかぶり付くとクリームが垂れるのでお気をつけて」

フリーデル兄様が三種類共サッと取る。
す、素早い…

「まぁ‼︎なんて美味しいでしょう‼︎」
「私はこちらの白い方が好きです」
「ワシは両方だな‼︎」

やっぱり意見分かれるよね。うんうん。

「で、販売は?」
フリーデル兄様が聞いてくる。
「それが、この、外のシューの部分を上手く焼ける人がまだ少なくて、これを機に職人を増やそうかと」
そう、シュー生地はこの世界でも難しかった。
つまり、販売はまだ先。
この時ばかりは魔法ばかり発展してる世界を恨んだ。

「成る程、職人、それも料理人がいれば販売可能と」
ばあばが言う。
「は、はいでも…」
「ツテが無いだね」
「はい…」
作れる人は見つからなかった。
ショボンとしている私の横でソルリア達がクリームまみれになっている。私が落ち込んでるのに面白い顔になって‼︎

「ばあばに任せなさい」
ニッコリばあばは笑った。

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