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第六回 女性も避妊具を持っておこう(終)
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早くも最終回となりました。
あとがきにしては随分長いエッセイになりましたが、これまでいかがでしたでしょうか。
今回は最後を締めくくるに相応しい、内容の濃いものにしたいと思います(いつも十分濃くしているつもりですが)。
女性の本音ツイートで、「男って、こっちが『イキそう』って言った途端にスピード早めてガンガン突いてくる。誰が『早くしろ』って言った?」っていうのがありました。笑いました。
確かに。十人男性がいたら、九人はそうしそうな気がします。
何故でしょうね。こうやって改めて考えると不思議です。
男性がそうであるように、「女性も激しいほうが良かろう」と想像しているのでしょう。
このエッセイをここまで読まれた男性の方は、もうすでにお判りでしょう。
ガンガン突いときゃ良い女なんて、この世に一人も居ません。
女性の「イキそう」は、「(このままの速さと強さで続けられたら)イキそう(なので、プラスアルファはキスしたり、撫でたり、言葉で攻める程度に留めてほしい)」の略です。
勿論、激しいのが好きな女性もいますよ。でもそれだって闇雲にバコバコやって欲しいとは、絶対思っていませんよ。それまでの過程があるからこそ、「じゃあそろそろ強めにして貰っても良いかな」と思っているはずです。
何度も言いますけど、これも相手に一言訊けば済む話です。
*******
「あっ……だめっ、イキそう!」
「いいよ、明日香。イッて。動くの、このままでいい? もっと動かす?」
腰を揺らしながら大輔が尋ねると、彼女は髪を振り乱した。
「ううん……今のままで、いいっ!」
********
男性の皆さん、是非実践してみてください。幸せな性生活を。
さて。
作品の後半、明日香が「生でやらせていた」ことについて、年下の女性から説教される場面があります。
*******
「『生でやらせて』って言う男が、責任なんか取ると思う? 逆だよ、逆。必ずゴムつけるって男のほうが、ちゃんと責任を自覚してるよ。女の人生を左右するほどのリスクがあるのに、面倒くさがって、自分の気持ち良さだけ優先するなんてさ。そんな奴、信用できるわけないでしょ」
*******
男性の方で、「生でやってみたいと、今までの人生で一度も思ったことがない」なんて人は、恐らくいないと思います。
特に友達(悪友)から「何? お前したことないの? 一度やってみ? 病み付きになるぞ」などと聞かされたら、尚更です。
そして誘惑に負けて、パートナーに「生でやらせて」と言ってしまう。そして相手は空気が悪くなることを嫌って、しぶしぶ承知する。もの凄く、ありがちなパターンです。
正直に言いますと、私もこのパターンで承諾してしまったことがあります。十代の頃です。相手も学生で、お互いまだ子供なのに、好奇心に負けてしまいました。
中出ししたわけではないし、大丈夫だろうとは思っていましたが、生理が来るまでかなりヒヤヒヤしました。
それで相手に、「怖いからもうやめよう」と申し出て、相手も賛同してくれました。
なので、偉そうなことは言えない立場なのですが、避妊は、やっぱりちゃんとしましょう。結果として女性が、取り返しのつかない傷を、一生背負うことになるかもしれないのです。
男性の皆さん、自分の気持ち良さだけ優先して、そんなリスクを愛しい彼女に追わせるんですか。
女性の皆さん、そんなリスクを負ってまで、「やらせて」と言う男と付き合う意味ありますか。
わからない、自信がないという人もいると思います。そういう方は、まだセックスは早いです。
「結婚するまで、生でするのはナシだよ」
この一言がちゃんと相手に言えるようになるまで、お預けです。
ちなみに、「今日は持ってないから」という理由で、生でやろうとする人もいます。
そんなときのために、女性もちゃんと避妊具を用意しておきましょう。
コンドームはドラッグストアやコンビニは勿論、無印にも売っています。ドンキでは女性向の外装のものもありますが、やっぱりお店で買うのは恥ずかしいですよね。
ですが今は良い時代です。通販があります。アマゾンや楽天で検索してください。可愛いパッケージのものも結構ありますよ(リラッ●マとか……)。
どうしても嫌と言う人は、パートナーが買ったものをいくつか拝借して、ポーチに入れておくのも良いでしょう。きちんと事情を説明すれば、変に疑われることもないでしょう。
私の友達で、妊娠した子がいました。相手は既婚者で、不倫関係でした。
本人は「私も『良いよ』って言っちゃったから」と、相手に伝えないまま堕胎しました。
不倫すること自体ロクでもないのに、生でするってどういうことよ。男もそうだけど、あんたもどういうつもりなのよ。
メチャクチャ怒りました。怒りましたけど、傷ついているのは彼女自身なわけで。もうやりきれなくて、悔しくて。
少し重くなったので、ちょっと軽めの話を。
明日香が髪を切ったことで、大輔が突然欲情する場面があります。
女性に言いたいです。
「男の好みほど、当てにならないものはない」
「髪はロングが好き。スカートスタイルが好き。甘い香りがするのが好き」
その舌の根も乾かぬうちに、柑橘系の香水をつけたパンツルックのショートヘアの女性と、付き合ったりします。要は、【好きになった人=好み】なだけなのです。
なので、よほど「俺はショートの女とは絶対付き合わない」と断言するような男性でもない限り、イメチェンなんて好き勝手して良いと思います。真に受けて彼に合わせていたら、お洒落するきっかけを失ってしまいます。
特に、若い時にしかできないファッションってありますよね。そういうの、興味がちょっとでもあったら、積極的に挑戦して良いと思います。彼の好みと正反対でも良いんです。
逆に新鮮に映って、今までよりもっと素敵な関係になるかもしれませんよ。相手の様子を窺いつつですけど。
最後にひとことだけ。
異性の体について、正確な情報を得てください。
ブログでもツイッターでも構いません。冷やかしやエロ目的でない、真面目に性に取り組むアカウントやサイトを、覗いてみてください。
自分には関係ないと、無関心でいてはいけません。
無関心は無知に繋がります。無知は、時に人を傷つけます。愛しいパートナーを傷つけることだって、あるかもしれません。
今の、もしくは未来のパートナーとより良い関係を築くために。ちょっとでいいので、心に留めておいてください。
この度は長々と駄文にお付き合い、有難うございました。
ご意見・ご感想、お待ちしております。
また、どこかでお会いしましょう。
並河 コネル
あとがきにしては随分長いエッセイになりましたが、これまでいかがでしたでしょうか。
今回は最後を締めくくるに相応しい、内容の濃いものにしたいと思います(いつも十分濃くしているつもりですが)。
女性の本音ツイートで、「男って、こっちが『イキそう』って言った途端にスピード早めてガンガン突いてくる。誰が『早くしろ』って言った?」っていうのがありました。笑いました。
確かに。十人男性がいたら、九人はそうしそうな気がします。
何故でしょうね。こうやって改めて考えると不思議です。
男性がそうであるように、「女性も激しいほうが良かろう」と想像しているのでしょう。
このエッセイをここまで読まれた男性の方は、もうすでにお判りでしょう。
ガンガン突いときゃ良い女なんて、この世に一人も居ません。
女性の「イキそう」は、「(このままの速さと強さで続けられたら)イキそう(なので、プラスアルファはキスしたり、撫でたり、言葉で攻める程度に留めてほしい)」の略です。
勿論、激しいのが好きな女性もいますよ。でもそれだって闇雲にバコバコやって欲しいとは、絶対思っていませんよ。それまでの過程があるからこそ、「じゃあそろそろ強めにして貰っても良いかな」と思っているはずです。
何度も言いますけど、これも相手に一言訊けば済む話です。
*******
「あっ……だめっ、イキそう!」
「いいよ、明日香。イッて。動くの、このままでいい? もっと動かす?」
腰を揺らしながら大輔が尋ねると、彼女は髪を振り乱した。
「ううん……今のままで、いいっ!」
********
男性の皆さん、是非実践してみてください。幸せな性生活を。
さて。
作品の後半、明日香が「生でやらせていた」ことについて、年下の女性から説教される場面があります。
*******
「『生でやらせて』って言う男が、責任なんか取ると思う? 逆だよ、逆。必ずゴムつけるって男のほうが、ちゃんと責任を自覚してるよ。女の人生を左右するほどのリスクがあるのに、面倒くさがって、自分の気持ち良さだけ優先するなんてさ。そんな奴、信用できるわけないでしょ」
*******
男性の方で、「生でやってみたいと、今までの人生で一度も思ったことがない」なんて人は、恐らくいないと思います。
特に友達(悪友)から「何? お前したことないの? 一度やってみ? 病み付きになるぞ」などと聞かされたら、尚更です。
そして誘惑に負けて、パートナーに「生でやらせて」と言ってしまう。そして相手は空気が悪くなることを嫌って、しぶしぶ承知する。もの凄く、ありがちなパターンです。
正直に言いますと、私もこのパターンで承諾してしまったことがあります。十代の頃です。相手も学生で、お互いまだ子供なのに、好奇心に負けてしまいました。
中出ししたわけではないし、大丈夫だろうとは思っていましたが、生理が来るまでかなりヒヤヒヤしました。
それで相手に、「怖いからもうやめよう」と申し出て、相手も賛同してくれました。
なので、偉そうなことは言えない立場なのですが、避妊は、やっぱりちゃんとしましょう。結果として女性が、取り返しのつかない傷を、一生背負うことになるかもしれないのです。
男性の皆さん、自分の気持ち良さだけ優先して、そんなリスクを愛しい彼女に追わせるんですか。
女性の皆さん、そんなリスクを負ってまで、「やらせて」と言う男と付き合う意味ありますか。
わからない、自信がないという人もいると思います。そういう方は、まだセックスは早いです。
「結婚するまで、生でするのはナシだよ」
この一言がちゃんと相手に言えるようになるまで、お預けです。
ちなみに、「今日は持ってないから」という理由で、生でやろうとする人もいます。
そんなときのために、女性もちゃんと避妊具を用意しておきましょう。
コンドームはドラッグストアやコンビニは勿論、無印にも売っています。ドンキでは女性向の外装のものもありますが、やっぱりお店で買うのは恥ずかしいですよね。
ですが今は良い時代です。通販があります。アマゾンや楽天で検索してください。可愛いパッケージのものも結構ありますよ(リラッ●マとか……)。
どうしても嫌と言う人は、パートナーが買ったものをいくつか拝借して、ポーチに入れておくのも良いでしょう。きちんと事情を説明すれば、変に疑われることもないでしょう。
私の友達で、妊娠した子がいました。相手は既婚者で、不倫関係でした。
本人は「私も『良いよ』って言っちゃったから」と、相手に伝えないまま堕胎しました。
不倫すること自体ロクでもないのに、生でするってどういうことよ。男もそうだけど、あんたもどういうつもりなのよ。
メチャクチャ怒りました。怒りましたけど、傷ついているのは彼女自身なわけで。もうやりきれなくて、悔しくて。
少し重くなったので、ちょっと軽めの話を。
明日香が髪を切ったことで、大輔が突然欲情する場面があります。
女性に言いたいです。
「男の好みほど、当てにならないものはない」
「髪はロングが好き。スカートスタイルが好き。甘い香りがするのが好き」
その舌の根も乾かぬうちに、柑橘系の香水をつけたパンツルックのショートヘアの女性と、付き合ったりします。要は、【好きになった人=好み】なだけなのです。
なので、よほど「俺はショートの女とは絶対付き合わない」と断言するような男性でもない限り、イメチェンなんて好き勝手して良いと思います。真に受けて彼に合わせていたら、お洒落するきっかけを失ってしまいます。
特に、若い時にしかできないファッションってありますよね。そういうの、興味がちょっとでもあったら、積極的に挑戦して良いと思います。彼の好みと正反対でも良いんです。
逆に新鮮に映って、今までよりもっと素敵な関係になるかもしれませんよ。相手の様子を窺いつつですけど。
最後にひとことだけ。
異性の体について、正確な情報を得てください。
ブログでもツイッターでも構いません。冷やかしやエロ目的でない、真面目に性に取り組むアカウントやサイトを、覗いてみてください。
自分には関係ないと、無関心でいてはいけません。
無関心は無知に繋がります。無知は、時に人を傷つけます。愛しいパートナーを傷つけることだって、あるかもしれません。
今の、もしくは未来のパートナーとより良い関係を築くために。ちょっとでいいので、心に留めておいてください。
この度は長々と駄文にお付き合い、有難うございました。
ご意見・ご感想、お待ちしております。
また、どこかでお会いしましょう。
並河 コネル
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