勇者と妖精の恋と冒険

ヨッシー

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魔界

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再度、ボレアスの部屋

ボレアス「やあ」
アレス「今聞いたらさ…お願いしたいって」
ボレアス「わかった…そうなるとやはり、腕のサイズなどが合う者を探さねばなるまいな」
アレス「あ、そっか…」
ボレアス「肌の色は魔人は様々だから…それは我慢してもらわねばな」
アレス「…言っとく」
ミリア「大きさなら少しくらい大丈夫よ…アタシが合わしてあげるのよ」
アレス「…Σ(゚д゚υ)…天才か?」
ボレアス「おおw…素晴らしい」
ミリア「へへ///」
アレス「さすがかわいい…ナデナデ…」

コンコン

ボレアス「…なんだ?」
ミゼル「お茶をお持ちしました」
ボレアス「珍しいな…言いつけてないのに」
ミゼル「申し訳ございません…ミリア様にでございます」
ミリア「アタシ?…わーい٩(*❛⊰❛)۶」

ミゼルはホイミンの駒をもらったのが、相当嬉しいようだった

アレス「ミゼル…もしお前ならさ」
ミゼル「なんでしょう?」
アレス「もし自分が死んで、その後無断で腕を取られて使われたりしたら…お前はどう思う?」
ミゼル「別に?…死んだ後なら勝手にすれば良いかと…ただ」
アレス「ん?」
ミゼル「死んだ後にすけべな行為をされるのは嫌ですね…それは屈辱的です」
アレス「ああ…そんな事する奴はオレがぶっ殺してやるよ」
ミゼル「ありがとうございます…私の腕が欲しいのですか?」
アレス「いやいやw…違くてさ…そういう時があったら、魔人はどう思うのか知りたかったんだよ…ドルフたちも同じ事言ってた」
ミゼル「そうですか…もしかしてゼブルの腕…ですか?」
アレス「…さすが、よくわかったな」
ミゼル「というより、それしかなくないですか?…今の状況でそんな事を聞くのは」
アレス「まあたしかにねw…ありがとミゼル」
ミゼル「…?…どういたしまして…ではミリア様…このポットにおかわりが入ってますので、よろしかったらお召し上がりください」
ミリア「ありがと!٩(*❛⊰❛)۶」
ミゼル「ふふw…それでは」
ボレアス「ああ」

ボレアス「…ミゼルのやつ、ミリアを見る目が優しいな…」
アレス「ミリアがかわいくなったのかな…愛が生まれてきたのかもな…心に」
ボレアス「だといいなw…そうやって少しずつでも、魔人も変わればいいな」
アレス「…まおちゃんはそう望んでいるの?」
ボレアス「…そうだな…やはり、アレスとミリアの仲を見てると、羨ましく思うからな…それに」
アレス「それに?」
ボレアス「愛を持ってもらいたいというのは、父の願いでもあったから…もしそう出来れば、父に恩を返せるかとね…そして、そうなったとしても、魔人にとっても不幸な事ではないと思う」
アレス「なるほどね…」
ボレアス「人生ゲームはそのキッカケになってくれるかもしれない…ゲームで遊ぶうちに、友達や恋人っていう関係性を考えてくれれば…」
アレス「ああ…なるかもね…カストロとかドルフは興味ありそうだし」
ボレアス「父や、父を育てた側近のように、魔人にも愛が備わっていないわけではないからな…」
アレス「だね」

ミリアがお茶をすすってる間、まおちゃんと話をしていた

ホイミンやカーくんとの出会いや、その後どう関わったかとか

ミリア「う~…お腹タプタプ」
アレス「Σ(゚д゚υ)…全部飲まなくても大丈夫だよ!」
ミリア「でも、せっかくくれたのよ」
ボレアス「その気持ちは伝えておくよw…ミゼルとて、無理して苦しくなってまで飲み干すのは望んでいないよw」
ミリア「そっかなあ…」
アレス「そうだよw…ミリアももしミゼルと同じ事したら、そう思わない?」
ミリア「……思う!」
アレス「な?w…あ、じゃあさ、ミゼルに『全部飲めなくてごめんなさい』って手紙をここに置いておけばいいよ」
ミリア「おー!٩(*❛⊰❛)۶それいいね!」
ボレアス「…これに書くといいよ」
ミリア「ありがと!…でもアタシ、ここの字わからない」
ボレアス「ああ、そうだったね…では伝えたい言葉を言ってくれるかい?…そうしたらわたしがそれを書くから、ミリアはそれを真似して書くといいよ」
ミリア「そうする!…えっとね…えっと…

ミリアは照れながら感謝の言葉を言い、ボレアスはそれを書き、ミリアはその文字を真似して書き始めた

アレス「まおちゃん、ありがとな」
ボレアス「いや全然w…わたしも心があたたまったよ…ところで…アレスは獣の魔物が人間界からいなくなったら…どう思う?」
アレス「ん?…いなくなる?」
ボレアス「…魔界の魔物やゾンビなんかはいなくなった方がいいだろ?」
アレス「ああ…だなw…アイツらは無駄に殺すからな…そんな事出来るの?」
ボレアス「ああいや…もし出来たらの話さ…」
アレス「…オレは獣の魔物が消えて欲しいなんて思ってないけど…人間や他の獣としてはいなくなって欲しいんじゃないかな…オレはさ…襲われたとこでどうってことないしさ、すぐ仲良くなるし…けど、戦う力のない人間の方がほとんどだからな」
ボレアス「そうか…」
アレス「それにアイツらは複数の獣が合体した姿じゃんか…それってのはつまり、自然ではないよな?…自然な形でないものがあったら…やっぱどこか狂ってくるんじゃないかね…今のところそうでもなさそうだけどさ」
ボレアス「…ふむ…たしかに…」
アレス「けど…もしそんな事になったら、ホイミンまで消えちゃうんだろ?」
ボレアス「…だな」
アレス「…贔屓かもだけど、ホイミンは消えないで欲しいな…カーくんとメープルも…」
ボレアス「なるほど…」
ミリア「よーし!…出来た!」
アレス「おっ、出来た?…どれどれ?」
ミリア「ダメなのよ!…恥ずかしいから///」
アレス「あははw…ごめん、見ないよ…そろそろ帰ろうか」
ミリア「うん!…ミゼルちゃんが来る前に帰るのよ」
アレス「だなw…じゃ、まおちゃん、また来るよ」
ボレアス「ああw…いつかまたご馳走してくれ」
アレス「いいとも…あ、その時はさ…前に話したギードとレンゲルって奴も…連れて行けるなら…」
ボレアス「わかったw…声をかけておく」
アレス「ありがとw…じゃあ」
ミリア「またね٩(*❛⊰❛)۶」
ボレアス「またねw」

そして、ゼブルの家に戻った

アレス「ゼブル…その腕な」
ゼブル「あ、ああ」
アレス「まおちゃんが死体を手配してくれるって…」
ゼブル「…魔王様に気にしてもらうなんて、光栄な事だな」
ドルフ「ほんとだよな…軍団長なだけあるよw」
アレス「サイズの違いはミリアが多少は合わせてくれるけど…肌の色の違いは我慢してくれだってさ」
ゼブル「わかってる」
アレス「以前と同じに動かせるかもわからないし、魔法が使えるようになるかもわからないって…なにしろまおちゃんもやった事ないからな…」
ゼブル「…じゃあ失敗もあるって事か」
アレス「もしかしたらくっつくだけかもしれないよな…それでもいいか?」
ゼブル「…痛くはないんだろ?w」
アレス「うーん…完全に痛みなくやるなら、全身を麻痺させることになるよ…ほとんど死んでるようなもんだから、無防備中の無防備だよ…そこまでオレを信頼するなら、そうやってやる」
ゼブル「…そんなの言うまでもないだろw…それに、たとえ動かせなかったとしても、希望が持てるならやる」
アレス「わかった…いつ手配出来るかねぇ…手配出来るとしたら、どこでどうやって見つけるつもりだろう」
ドルフ「…普通に病院じゃねえか?」
アレス「病院…あるのか?」
ドルフ「あるよw…むしろ、魔族はなぜか回復魔法が出来ないから、医療は発達してるぞ」
アレス「…全部ホイミン頼みかと思ってたw」
ドルフ「病院にもホイミンいるよ…たくさん…ただ、ホイミンは病気は治せないからな」
アレス「ああ」
ドルフ「それにホイミンはふらふらどっか行くし、それをダメって束縛するのは法律で禁じられてるんだよ」
アレス「そうなの?!w」
ドルフ「うんw…眠ってる時も起こしたらダメだし…ホイミンだって気に入らない奴は回復しないし」
ミリア「ホイミンが回復しない奴もいるの~?」
ドルフ「たまにいるらしいw」
アレス「…ホイミンも気持ちが少しは読めるらしいからな…優しいとか、そういうの…それがない奴はホイミンも救わないんだろう…ミリアたちもそうだもんな」
ミリア「あ、そうだね~w…アタシはたぶん、初めて会った時のゼブルちゃんが死にそうになってたら殺すのよ」
ゼブル「…マジか…」
アレス「それほどにお前の命の価値はなかったって事さ…」
ドルフ「…ミリアはそんなの見れるの?」
ミリア「うん」
アレス「オレはミリアのその判断で助けるかどうか決める時もあるよ」
ドルフ「へ、へぇぇ…オレは?…会った時」
ミリア「ドルフちゃんもちょっとしか価値なかったよ…どっちかっていうと殺すくらい」
ドルフ「げえ…カストロは?」
ミリア「カストロちゃんは初めて会った時は普通くらいだよ」
ドルフ「殺さない?」
ミリア「うん、全然大丈夫」
カストロ「…良かったあ!…なんか嬉しいw」
ドルフ「魔王様は?」
ミリア「まおちゃんはピカピカよ」
ドルフ「ピカピカ?」
アレス「価値があると、胸のあたりが光ってるんだってよ」
ミリア「まおちゃんはね、かなりのピカピカ」
ゼブル「へぇぇ…」
ミリア「お兄ちゃんは神様くらいピカピカ」
アレス「だそうだよw…ピカピカは周りにも影響があるんだって…でも、ピカピカよりも、ピカピカじゃない方が移ることが多いんだってさ」
ゼブル「ああ…つまり、ワルの方に傾きやすいってか」
アレス「うん…まあ、わかる気はするよな」
ミリア「でも、移りやすいのも移りにくいのもいる」
ドルフ「なるほど」
ミリア「ドルフちゃんは移りやすい」
ドルフ「…気をつけようw」
カストロ「お、そろそろ夕食の支度しないと…」
アレス「食材足りないのあるか?」
カストロ「ちょっと待ってね…」

カストロは台所に行き、食材を確かめてからキャベツと豚肉が欲しいと言った

オレとミリアはそれを買いに、フラナに転移し、買い戻った

そんな日常を何日か過ごした
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