勇者と妖精の恋と冒険

ヨッシー

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勇者と妖精と猫の生活

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エウレカ「ああ、うん…うん、ちょっと聞いてみる」

エウレカ「アレス…」
アレス「ん?…なんだって?」
エウレカ「えっとね…ノトスちゃん、次の大会で辞職するのを伝えたんだって」
アレス「うんうん」
エウレカ「そしたらやっぱり、会社の方がかなり渋ってて、『結果を出す』って事を条件にされたんだって…」
社長「なに?…くだらねぇ事言いやがる…オレがノトスちゃんの会社に言ってやるよ」
アレス「まあまあw…そんな事したらいろいろと面倒じゃねえかw…要はあれだろ?…オレがノトスを修行すればいいんだろ?」
エウレカ「…!…そ、そうお願いしたいって…ほんと、あつかましいんだけど」
アレス「いいよ、全然w…オレもオレでやる事あるけど、一日数時間程度なら見てやるよ」
エウレカ「ほんと?!」
アレス「うん…その会社もセコいとは思うけど、やっぱ会社としては利益は欲しいだろうし、ノトスにしたって有終の美を飾りたいだろうしなぁ…それにノトスならまだ強くなれるのはわかってるし」
エウレカ「おおー!!…ありがとう!…早速伝えるよ!」

エウレカ「ありがとアレス!…ノトスちゃん、すげ~喜んでたよ!!…特に『まだ強くなれるのわかってる』って言葉にw」
アレス「ああw…けど、次の大会で良い結果出して、またゴネたら社長に任せるよ」
社長「うん、まかしといてw…しっかり圧かけてやるからw…てか、バカだよなw…旦那になるのがエウレカだってわかってるくせに」
アレス「ああ、ほんとだよw…ちょっとノトスのとこ行ってくる」
エウレカ「え?…もう?!…今から?」

オレはノトスの視界を確認した

ノトスは道場のような場所で、鍛錬してるようだった

アレス「うん、行ってくる…オレは言ったらすぐやるよ…また後でな…社長、会えて嬉しかった…また後日会いに来るね」
社長「さすが出来る男は行動が早いねw…こちらこそ会えて話せて嬉しかった…また会えるの楽しみにしてるよ」
ミリア「社長ありがと!!…ギュ」
社長「うんw…ミリアちゃんもありがとう…ナデナデ…ああ~…かわいいねえ…愛おしくなる気持ち分かるわあw」
アレス「でしょ?w」
エウレカ「ですよねw」
アレス「じゃあ、ちょっと行ってくる…ミリア、お願い」
ミリア「はーい٩(*❛⊰❛)۶」

そして、ノトスの視界を覗き、転移した

ノトス「わあ!!」
アレス「よぉ」
ミリア「はーい」
ノトス「ああ…ほんとビックリする…」
アレス「ごめんごめんw…ここ、ノトスの会社?」
ノトス「ええ…」

周りの龍たちも、オレの方に集まってきた

オレに握手を求めたり、している

アレス「ごめん、みんな…ありがと…ちょっとノトスに用事があるからさ…連れてっていいかい?」
ドラゴン男「残念です…お手合わせお願いしたかったですが…」
アレス「…ちょっとだけならいいよ…あんただけね…」
ドラゴン男「おお!!」

そうして、そのドラゴンと手合わせをし、隙がある部分に光をくっつけていった

アレス「ここまでにしよう」
ドラゴン男「あ…はい…こ、この光ってるのは?」
アレス「その光の数だけ、オレにはお前をうつ隙があったって事w…でも、戦いなら、最初のここだけで終わってるぞ」
ドラゴン男「そ、そんな…ガク…」
ノトス「す、すごい…」

「「ザワザワ…さすがレジェンド…」」

アレス「じゃあノトス…ちょっと話せるとこ行こうか」
ノトス「あ、はい!」

そうして、休憩室という部屋に案内された

アレス「さっきのドラゴンはここでは実力者なのか?」
ノトス「ええ…結構強いです…まだまだではあるけど…」
ミリア「ここじゃやっぱりノトスちゃんが一番?」
ノトス「だと思うわ…」
アレス「だと思うどころか、ノトスの方が全然強いよw」
ミリア「おお~かっけぇ~///」
ノトス「えへへ///…ありがと…どうしてここへ?」
アレス「ノトス…次の大会まで鍛えてほしいって聞いてさ」
ノトス「あ…引き受けてくれるの?!」
アレス「うん…ただ、オレもやる事とか会う人とかあるから、一日数時間とかしか見れないけど」
ノトス「全然いいわ!」
アレス「じゃあ、修行はエウレカんちでやろうか…」
ノトス「エウレカさんちで?…修行するには狭いんじゃ…」
アレス「いやw…エウレカんち広いし、ノトスを小さくするからさw…オレと同じサイズ感でやる…その方がいいだろ?」
ノトス「ああ~!…なるほど!」
アレス「オレもちょっと前にさんざん修行したんだ…以前のセカキョー戦の時より今の方が腕が上がってる…その修行を教えてくれた奴がいるんだけど、そいつの教えてくれた事を教えるよ」
ノトス「うん!!…アレスさんに修行つけた人間…そんな強い人間が他にもいるの?」
アレス「ああ、うんw…ソイツには最初は全然敵わなかったよw…修行つけてもらって、やっとギリギリ勝ったw」
ノトス「そんな…ああ…なんだか上には上が居るのわかるけど…自信が…」
アレス「あはははw…わかるw…けど実はノトスは強いぞ?…オレがドラゴンと戦えてるのは魔法を使ってるからだし」
ノトス「そ、そうかな…」
アレス「うん、そうw…いつも何時からなら家にいる?」
ノトス「あ、帰るのは午後4時くらい」
アレス「午後4時ってえと…オレの世界なら昼くらいかぁ…その時間はオレが用事あるなあ…夕方くらいに行くと10時とかになっちゃうな…」
ノトス「10時でもわたしはいいわ」
アレス「そう?…寝るのは何時くらい?」
ノトス「12時過ぎくらい…」
アレス「じゃあ10時から1時間か多くて2時間くらいやろうか」
ノトス「はい!」
アレス「じゃあ、そういう事で…せっかくだから優勝しような」
ノトス「はい!!」
アレス「オレはこれで自分とこ帰るけど…後で修行つけにエウレカんち行くから」
ノトス「あ、早速今日から?」
アレス「うんw…明日は用事あるけど…たぶん来れる」
ノトス「無理はしないで大丈夫ですw」
アレス「うんw…来れたら行く」
ノトス「はい!…ほんとにありがとう」
アレス「オレはノトスの味方だって言ったろw」
ノトス「ああ…カッコいいなあ///」
ミリア「カッコいいのよw…じゃあ、また後でね!…ギュ」
ノトス「うん、ありがと…ギュ」

それから湖に戻ると、ホイミンたちは元気に遊んでいたが、ボスだけはオレの膝に乗って甘えに来た

ボス「ねえ」
アレス「ん?」
ボス「さっきね、おっきな黒いのがこっち見てたんだよ」
アレス「おっきな黒いの?」
ボス「うん」
アレス「なんかの動物?…魔物?」
ボス「動物だと思う」
アレス「怖かった?」
ボス「最初怖かった」
アレス「最初?…だけ?」
ボス「うん」
アレス「ボスだけが見たの?」
ボス「ううん」
アレス「……ホイミンも見てた?」
ボス「うん」
アレス「じゃあホイミンに聞いてみるね」
ボス「うん」

オレはボスを抱っこして、タンクで水をがぶ飲みしてるホイミンのところに行った

ホイミン「アレス~、お水入れてえ」
アレス「もう半分以上なくなってる!Σ(゚д゚υ)」
ミリア「ゲラゲラ(* ≧▽≦)ノ=3」
ホイミン「このこれが面白くて、何回も飲んじゃったww」
アレス「あはははw…たくさん飲んでも具合悪くならないならいいよw…ほら」
ホイミン「おー、ありがと!」
アレス「ところでホイミン…今日なんか黒い動物が見てたんだって?」
ホイミン「あーうん、クマってやつ?…子どものクマ」
アレス「子どものクマ…その子はボスとかを狙ってた感じ?」
ホイミン「ううん、寂しそうだったからね…一緒に遊ぼうって言いに行ったらね、ボクが近寄っていったら逃げちゃったよ」
アレス「そう…クマがいるのか…どっちに走ってったかわかる?」
ホイミン「こっち来て~」

ホイミンはクマの居た場所に案内してくれた

枯葉がたくさん落ちていて、乾燥もしてるから、痕跡はわからない

アレス「……」
ミリア「クマ見たいのよ」
ボス「まだ匂い残ってる」
アレス「ほんと?」
ボス「うん、あっちの方に行ってる…あとちょっと生臭い匂いもする」
アレス「…血の匂いか?」
ボス「…わかんないけど…アタシがアレスと会った時のアタシの匂い」
アレス「血の匂いだな…ボス、匂いで案内出来る?」
ボス「やってみる」

ボスは地面に降りて、匂いの強い方に歩いていった

アレス「ホイミン、ちょっと行ってくる…ホイミンはカーくんたちについててやってくれ」
ホイミン「わかったよ~」

オレはボスの後を追い、歩いた

10分ほど歩くと、本当に小さな洞窟…奥行きもないほら穴のようなのがあって、そこにクマがいた

デカい親のクマと、その子どもが二匹で、奥にいる方の子どもはぐったりしている

親クマはオレを見ると唸った

アレス「待て、オレはお前を殺しにきたわけでも、食いに来たわけでもない」
親クマ「…え?…話せるの?」
アレス「うん、オレはアレス…特別な人間だ」
親クマ「な、何の用?」
アレス「…その奥の子…ケガをしているな?」
親クマ「う、うん…足の骨が折れて…血もたくさん出た…きっともう死ぬ」
アレス「かわいそうに…オレに見せてくれるか?」
親クマ「そんな事言って、殺す気?!」
アレス「違うよ…治してやろうと思ってさ」
親クマ「ど、どうやって?」
アレス「オレは魔法で治せるんだ…特別な人間だから」
親クマ「まほう?…なにそれ…」
アレス「…仕方ない」

オレは隠してあるナイフを取り出して、袖をまくって、自分の左腕をナイフで切った

アレス「…ぐ…う…」
ミリア「お、お兄ちゃん!…どして!」
アレス「大丈夫だよw」
親クマ「あ、あんたなにを…」
アレス「まあ、見てな?…ほら、ケガ…してるよな?」
親クマ「うん…バカだね、自分で…」
アレス「そう言うなよw…お前に信用してもらう為にやったんだからw…見てな?」

オレは腕に回復魔法をかけて、傷を治した

アレス「見たか?…ほら、血を拭けばもうなんともない」
親クマ「す、すごい…」
アレス「治せるんだよ…どうする?…お前が決めろよ…オレはその子を治すのが良い事とは思ってもいない…その子の命で生きれる獣もいるからな」
親クマ「うん…」
アレス「でも…大切なやつを失くしたくない気持ちもとてもわかる…オレはどっちが正しいかわからないから…お前が決めろ」
親クマ「うう…」
アレス「オレたちはあっちの湖の方に住んでる…知ってる?」
親クマ「うん…なんか変な生き物がいるね…」
アレス「そうw…ソイツらはオレの友達でさ…小さなこの子もね…ボスって名前さ…」
ボス「ニァ」
親クマ「ボス…」
アレス「オレはやっぱり、この子たちが大切だから、お前たちに食われてやるわけにはいかない…でも、手を出さなければオレもお前たちを殺したりはしない…助けてと言えば助けてやる」
親クマ「ほ、ほんと?…助けてくれるの?…どうして?」
アレス「理由はない…ただのオレの勝手さ…でも…助けてと言わないなら、オレはこのまま帰る」
親クマ「…助けて…助けて!」
アレス「…わかったw…中に入るぞ」
親クマ「うん…」

近寄って見てみると、子どものクマの右腕の骨が折れて、突き破っていた

ミリア「あうう…」
ボス「すごい匂い!」
アレス「かわいそうに…ちょっと我慢してな?…お前も、ちょっとだけ痛い思いさせるかもしれないけど、我慢して、オレを信じて見ててな?」
親クマ「う、うん」
アレス「よし」

オレはその子の折れた腕をまっすぐに半ば無理矢理戻した

子どものクマは少し呻いたが、痛がる元気もないほど、意識もあまりなかった

このままなら今日の夜中には死んでいただろう

オレは傷口を水で流し、洗ってから回復魔法をかけた

傷は塞がり、腕は治ったが、血を流し過ぎたせいで意識はハッキリしない

ミリア「お兄ちゃん、はい」
アレス「おお~、さすがわかってるぅw」
ミリア「フワッフゥ♪」
アレス「ブフw…さ、ほら…これ飲みな?」

オレは子どものクマを仰向けにして、口にシエナ水を少しずつ流しこんだ

少しすると、子どものクマは起き上がり、元気になった

親クマ「ああ!!…も、もう大丈夫なの?!」
子グマ「うん!!」
親クマ「ああ…ありがと…ありがと…」
アレス「いいさ」
親クマ「人間は怖いと思ってたけど…」
アレス「いや、わざわざお前たちに会いに来る人間は怖いさ…オレが特別なだけ…ただ、オレの友達の人間がたまに来ても、襲ったりはしないでくれよ?w」
親クマ「うん!」
アレス「あとさ…もし、あの湖にいる子たちやボスが危なかったら、助けてやれそうな時は助けてあげてくれない?」
親クマ「うん!…わかった!」
アレス「ありがとw」
親クマ「ううん…ありがとはアタシ」
子グマ「ありがとー!!」
アレス「うんうんw…ナデナデ…今度遊びにおいで…」
子グマ2「いいの?」
アレス「いいよ、おいでw…そしたら風呂入ろうな」
子グマ「おふろって?」
アレス「お湯…あったかい水につかって、身体を洗うのw…言っちゃ悪いけど、お前たちオレには臭いからさw」
子グマ2「あはははw」
アレス「…じゃあ、またな…もう気をつけろよ?」
子グマ「うん!ありがと!!」
親クマ「ありがと!!」

そうしてクマと別れて、湖に帰り、この日は終わった
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