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勇者と妖精と猫の生活
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アレス「はぁ…なんだってんだよ今日は…」
ミリア「でもかわいそうよ」
アレス「もちろん見捨てないよ」
オレはその泣いてる女の子を、まず観察した
普通とは違うからだ
普通子どもならぎゃんぎゃん泣くけど、この子はシクシクと泣いていた
ガリガリで、服も髪もみすぼらしい
見るからに悲しくなってくる
アレス「どした?…なんで泣いてるの?」
女の子「…だれ?」
アレス「オレはアレスっていうの…こっちはミリア…君はお名前は?」
女の子「レナ…」
アレス「レナ…どうして泣いてるの?…お母さんは?」
レナ「お母さんいなくなっちゃったの…グス」
アレス「迷子になったの?」
レナ「ううん…お星さまになったの…グス」
アレス「そうか…お父さんは?」
レナ「お父さんはいつもぶつの…お母さんのこと…お母さんがいなくなったら、アタシもぶつの」
アレス「なに?…ピキ…レナんちに行こう、オレがその悪いお父さんをこらしめてあげる」
レナ「お父さんももういないの…どっか行っちゃったから」
アレス「え?…じゃあごはんは?」
レナ「もう何日も食べてないの…でもね、さっきこれ拾ったの」
レナはオレに、1Gのコインを見せた
レナ「これでね、パン買いに行ったらね…グス…『足りない』って言われたの…」
アレス「…ギュ…それで泣いてたのか…グス…くっそパン屋め…大丈夫…お兄ちゃんが助けてあげる…ギュ…ナデナデ」
レナ「ほんと?…どして?」
アレス「ほっとけないから…レナ…レナもギュッとしてごらん?」
レナ「…ギュ…うう~…グス…ヒック」
ミリア「…クゥ…グス」
アレス「よしよし…辛かったね…ナデナデ…でももう大丈夫だからね…ナデナデ」
レナ「うわぁ~ん!!…ギュ」
アレス「よーし…ダッコ…じゃあお兄ちゃんちに行こうかw…お兄ちゃんがごはん作ってあげる」
レナ「ほ、ほんと?…グス」
アレス「お兄ちゃんは悲しいウソは絶対につかないし、約束も破らないよ」
レナ「…ギュ…」
アレス「ミリア、帰ろう」
ミリア「うん…グス」
そうして、とりあえず湖に連れて行き、バスケットに入り、ベッドに寝かせてから、食事を作った
アレス「レナ…ごはんだよ」
レナ「うん!…わあ!…美味しそう!」
アレス「好きなだけ食べていいよ…ナデナデ」
レナ「うん!…ありがと…グス…いただきます」
レナは小さな手で不器用にスプーンとフォークを使い、頑張って食べる
オレも昼がまだだったから、一緒に少し食べた
アレス「美味しい?」
レナ「うん!…アタシこんな美味しいの初めて食べた!」
アレス「そっか…良かったねw」
レナはしかし、普段からあまり食べてないようで、半分くらいでお腹いっぱいになった
アレス「もういいの?」
レナ「もうお腹いっぱい」
アレス「そっかw…じゃあ、後でまた食べようね」
レナ「うん!…アレ…ス…さん…どうして助けてくれるの?」
アレス「ほっとけないだけだよw…本当にそれだけ」
レナ「優しいね…アレスさんがお父さんならいいのに」
アレス「ははw…でもね…ごめんだけど、レナのお父さんにはなれないんだ」
レナ「そうなの…ウル…」
ミリア『どして!…うちに置いてあげればいいじゃん!』
アレス『いや…オレたちは死なないからさ…レナは今は子どもでも、いつか先に歳とっておばあちゃんになって死ぬ…』
ミリア『あっ…そっか…』
アレス『それに、ミリアがずっとあまり大人の見た目にならなかったら、おかしいだろ?』
ミリア『…うん…』
アレス『でもオレに考えがある』
アレス「レナ…」
レナ「う?」
アレス「オレはレナと一緒には居てあげれないけど、なんとかしてあげる…レナがこれからもちゃんと生きていけるように」
レナ「そうなの?」
アレス「うん…まあ、その前に、お風呂に入ろうかw」
レナ「うん///」
オレはレナと一緒にお風呂に入った
レナの細い小さな身体には、ところどころアザがあった
クソ野郎の虐待の痕だ
オレはレナに回復魔法をかけて、アザを治した
ミリアはソファーに座って見ている
レナ「すごいね!…もう痛くない」
アレス「お兄ちゃんはすごいんだよ」
レナ「うんすごい!…お外になんかいろんなの居るね…」
アレス「ああ…いるねw…魔物も居るんだよ」
レナ「え?…魔物って怖いのじゃないの?」
アレス「大丈夫w…みんなお兄ちゃんの友だちだから」
レナ「ふうん」
アレス「猫もいるよ…ボスっていうの」
レナ「猫ちゃん好き」
アレス「ミリア…ごめんだけど、ボスを連れてきてくれる?」
ミリア「うん!」
ミリアは外で遊んでいるボスを連れてきた
ボス「ニァ」
アレス「おいで、ボッちゃん」
ボス「アレスだいすき」
アレス「はははw…ギュ…この子はレナって言うの」
レナ「アレスさんも猫ちゃんみたいな声だしてる」
ミリア「お兄ちゃんは動物とも喋るのよ~」
レナ「ほんと?…すごい!」
アレス「すごいだろ?…ほら、抱っこしてあげて?」
レナ「うん…よっしょ…かわいい~」
ボス「ニァ」
アレス「じゃあそのまま抱っこしたまま、立ってて?」
レナ「うん」
オレはレナごとボスも洗った
レナはだいぶ垢にまみれてて、髪の毛も脂ぎってたから、二回洗ってようやくキレイになった
レナ「気持ちいいね~…アタシ、お風呂って初めて」
アレス「え?Σ(゚д゚υ)…いつもどうしてたの?」
レナ「川に入ってゴシゴシするの」
アレス「…なんて親だよ…」
レナ「あったかくていいね」
アレス「うん…ウル」
ミリア「…ウル…」
レナ「なんだか眠くなる」
アレス「じゃあもう出てさ、ベッドで寝ようか」
レナ「うん…」
レナの身体とオレと、ボスを拭いた
でも、レナの服がない…
ミリアより小さいから、ミリアの服も着れないし
かと言って、元々着てたのは汚いし
アレス「レナ、服が今はないからさ…このタオルをこう巻いてさ…」
レナ「フワフワ」
アレス「うんw…フワフワ…ね、これで今は寝てて?」
レナ「うん!」
アレス「そんでね、お兄ちゃんはちょっとだけ出かけてくるけどね…寝て待っててね?」
レナ「そうなの…」
アレス「うん…ちょっとの間だけ…ね?」
レナ「また来てくれる?」
アレス「当たり前だよw…オレは約束は破らないって言ったろ?」
レナ「うん!」
アレス「寝付くまで、隣にいるからね…ナデナデ」
レナ「うん…グス…」
レナは、オレが撫でていると、すぐに眠ってしまった
アレス「ボス…」
ボス「ん?」
アレス「オレまた出かけるけど」
ボス「また行っちゃう…連れてって」
アレス「連れてってあげたいけど、レナが起きた時に誰も居ないとかわいそうだからさ…そばに居てあげてくれない?」
ボス「レナもさみしい…うん、わかった」
アレス「ありがと…ほんとに良い子だな…ナデナデ」
ボス「もっと撫でて」
アレス「うん…ナデナデナデナデ」
ボス「うれしい、だいすき」
アレス「オレも大好きだよ」
ボス「うれしい」
アレス「じゃあちょっと待っててね、レナのそばで」
ボス「うん…やくそく」
アレス「やくそくw」
そうして、外にいるビリーにレナの事を話し、詳しくは後で話す事にして、ミリアと一緒にペトロフの家に転移した
マリギナ「きゃあ!」
アレス「よおw」
ミリア「ぃよ~う٩(*❛⊰❛)۶」
マリギナ「あ…あ!…アレスさんとミリアちゃん!!」
アレス「ごめんね、ビックリさせて…」
ミリア「ごめん~」
マリギナ「う、うん…すごいビックリしました……でも、また来てくれて嬉しい!」
アレス「元気にしてた?…仲良くやってる?…ギュ…」
ミリア「元気だった?…ギュ」
マリギナ「はい…ウル…ギュ…あれから主人とは仲良く過ごせてます」
アレス「良かったよw」
マリギナ「あの人もわたしも…付き合う以前より、相手の事を思いやれるようになったと思います…それは二人から教わったから…そして、そうして生きてみると、お互いに心地良くなって…もっとどんどん愛せるような…」
アレス「そうそうw…それが大事なんだよw」
ミリア「マリギナちゃん幸せそうで嬉しいのよ」
マリギナ「ミリアちゃん…ギュ…相変わらずかわいい///」
アレス「そうだろ?…ペトロフは仕事かな?」
マリギナ「あ、はい…頑張ってると思います」
アレス「だよな…実は今日は、二人に助けてもらいたい事があってさ…」
マリギナ「なんでしょう!!」
アレス「あのさ…二人はさ…子ども出来ないって…そうだよな?」
マリギナ「ええ…わたしのせいで…」
アレス「いや、ごめん…でさ、オレはさっき、4、5歳の女の子を拾ってね…その子はね…
オレはレナのこれまでを、知ってる限り説明した
アレス「それで、良かったらレナを引き取ってくれないかなって…大変な願いだし、どうせなら赤ん坊がいいとは思うけどさ…」
マリギナ「ウル…いえ…わたしはレナちゃんと会ってみたいです…きっとあの人も、レナちゃんのその生い立ちを聞いたら、そう思うと思います…」
ミリア「とっても良い子よ」
アレス「ありがと…出来たら自分の子だと思ってくれるといいな…とか思うけど、難しい問題だからさ…とりあえず一週間でも二週間でもいいからさ…預かってみてくれないかな?…もしそれで上手くいかないなら、また他を当たるし、それもダメならオレが育てるけど」
マリギナ「…いえ!…ぜひ試させて欲しいと思います!…あの人にもちゃんと説明しておきます!」
アレス「ありがとう…オレから見てもかわいいと思うからさ…きっと気に入ってくれると思う…ペトロフは休みはいつ?」
マリギナ「明日が休みです」
アレス「じゃあ急で悪いけど…明日連れてくるよ…あんまりオレと過ごして、情が移るとまずいし」
マリギナ「わかりました!」
アレス「すまない、昼に来るからさ…一緒にごはん食べよう…料理頼むよ」
マリギナ「はい!」
アレス「ちなみに、レナは魔力があるよ」
マリギナ「まあw…え?…もうその歳で魔法使いなんですか?」
アレス「いや、それはわからないけど、オレはある程度他人に魔力があるかくらいはわかるから」
マリギナ「ええ~?!…すごい…」
アレス「なんか、いつのまにかわかるようになったんだよな~」
マリギナ「すっごいw」
アレス「ははw…ま、属性まではわからないけどね…」
マリギナ「それでもすごいです…」
アレス「まあ、その魔力があるのもわかったから、ルシアに住むのがいいかとも思ったわけだ」
マリギナ「なるほど~…たしかにそうかもしれませんね」
アレス「まあ、無理強いはしないから…軽い気持ちで試してみてよ」
マリギナ「はい!…実はもう結構楽しみだったりして///」
アレス「良かったw…じゃあまた明日の昼来るね…ミリア、行こう」
ミリア「うん٩(*❛⊰❛)۶…また明日ね!」
マリギナ「うんw…その前にもう一度抱きしめていい?」
ミリア「うん!…ギュゥ」
マリギナ「ああ、かわいい…ギュゥ」
そうしてマリギナと別れ、湖に帰った
バスケットに入ると、レナはまだぐっすり眠っていたから、フラナの街で子どもの服と下着をたくさん買ってきて、また戻った
ミリア「上手くいくといいね」
アレス「うん…本当は今日はスージーさんに会いに行こうと思ってたんだけどなw…また後日だな」
ミリア「ああ~…お兄ちゃんもほんと大変だよねw」
アレス「ねw…どっか行くと、不思議と困ってる奴いるしなあ…」
ミリア「勇者だからなのかな」
アレス「ね…いいんだけどねw…ああ、でも…またシエナの子たちに会いたいな…かわいいよなあ…幼体」
ミリア「かわいい~」
アレス「幼体のうちにまた行きたい」
ミリア「あはははw」
そう話してると、レナは起きた
ミリア「でもかわいそうよ」
アレス「もちろん見捨てないよ」
オレはその泣いてる女の子を、まず観察した
普通とは違うからだ
普通子どもならぎゃんぎゃん泣くけど、この子はシクシクと泣いていた
ガリガリで、服も髪もみすぼらしい
見るからに悲しくなってくる
アレス「どした?…なんで泣いてるの?」
女の子「…だれ?」
アレス「オレはアレスっていうの…こっちはミリア…君はお名前は?」
女の子「レナ…」
アレス「レナ…どうして泣いてるの?…お母さんは?」
レナ「お母さんいなくなっちゃったの…グス」
アレス「迷子になったの?」
レナ「ううん…お星さまになったの…グス」
アレス「そうか…お父さんは?」
レナ「お父さんはいつもぶつの…お母さんのこと…お母さんがいなくなったら、アタシもぶつの」
アレス「なに?…ピキ…レナんちに行こう、オレがその悪いお父さんをこらしめてあげる」
レナ「お父さんももういないの…どっか行っちゃったから」
アレス「え?…じゃあごはんは?」
レナ「もう何日も食べてないの…でもね、さっきこれ拾ったの」
レナはオレに、1Gのコインを見せた
レナ「これでね、パン買いに行ったらね…グス…『足りない』って言われたの…」
アレス「…ギュ…それで泣いてたのか…グス…くっそパン屋め…大丈夫…お兄ちゃんが助けてあげる…ギュ…ナデナデ」
レナ「ほんと?…どして?」
アレス「ほっとけないから…レナ…レナもギュッとしてごらん?」
レナ「…ギュ…うう~…グス…ヒック」
ミリア「…クゥ…グス」
アレス「よしよし…辛かったね…ナデナデ…でももう大丈夫だからね…ナデナデ」
レナ「うわぁ~ん!!…ギュ」
アレス「よーし…ダッコ…じゃあお兄ちゃんちに行こうかw…お兄ちゃんがごはん作ってあげる」
レナ「ほ、ほんと?…グス」
アレス「お兄ちゃんは悲しいウソは絶対につかないし、約束も破らないよ」
レナ「…ギュ…」
アレス「ミリア、帰ろう」
ミリア「うん…グス」
そうして、とりあえず湖に連れて行き、バスケットに入り、ベッドに寝かせてから、食事を作った
アレス「レナ…ごはんだよ」
レナ「うん!…わあ!…美味しそう!」
アレス「好きなだけ食べていいよ…ナデナデ」
レナ「うん!…ありがと…グス…いただきます」
レナは小さな手で不器用にスプーンとフォークを使い、頑張って食べる
オレも昼がまだだったから、一緒に少し食べた
アレス「美味しい?」
レナ「うん!…アタシこんな美味しいの初めて食べた!」
アレス「そっか…良かったねw」
レナはしかし、普段からあまり食べてないようで、半分くらいでお腹いっぱいになった
アレス「もういいの?」
レナ「もうお腹いっぱい」
アレス「そっかw…じゃあ、後でまた食べようね」
レナ「うん!…アレ…ス…さん…どうして助けてくれるの?」
アレス「ほっとけないだけだよw…本当にそれだけ」
レナ「優しいね…アレスさんがお父さんならいいのに」
アレス「ははw…でもね…ごめんだけど、レナのお父さんにはなれないんだ」
レナ「そうなの…ウル…」
ミリア『どして!…うちに置いてあげればいいじゃん!』
アレス『いや…オレたちは死なないからさ…レナは今は子どもでも、いつか先に歳とっておばあちゃんになって死ぬ…』
ミリア『あっ…そっか…』
アレス『それに、ミリアがずっとあまり大人の見た目にならなかったら、おかしいだろ?』
ミリア『…うん…』
アレス『でもオレに考えがある』
アレス「レナ…」
レナ「う?」
アレス「オレはレナと一緒には居てあげれないけど、なんとかしてあげる…レナがこれからもちゃんと生きていけるように」
レナ「そうなの?」
アレス「うん…まあ、その前に、お風呂に入ろうかw」
レナ「うん///」
オレはレナと一緒にお風呂に入った
レナの細い小さな身体には、ところどころアザがあった
クソ野郎の虐待の痕だ
オレはレナに回復魔法をかけて、アザを治した
ミリアはソファーに座って見ている
レナ「すごいね!…もう痛くない」
アレス「お兄ちゃんはすごいんだよ」
レナ「うんすごい!…お外になんかいろんなの居るね…」
アレス「ああ…いるねw…魔物も居るんだよ」
レナ「え?…魔物って怖いのじゃないの?」
アレス「大丈夫w…みんなお兄ちゃんの友だちだから」
レナ「ふうん」
アレス「猫もいるよ…ボスっていうの」
レナ「猫ちゃん好き」
アレス「ミリア…ごめんだけど、ボスを連れてきてくれる?」
ミリア「うん!」
ミリアは外で遊んでいるボスを連れてきた
ボス「ニァ」
アレス「おいで、ボッちゃん」
ボス「アレスだいすき」
アレス「はははw…ギュ…この子はレナって言うの」
レナ「アレスさんも猫ちゃんみたいな声だしてる」
ミリア「お兄ちゃんは動物とも喋るのよ~」
レナ「ほんと?…すごい!」
アレス「すごいだろ?…ほら、抱っこしてあげて?」
レナ「うん…よっしょ…かわいい~」
ボス「ニァ」
アレス「じゃあそのまま抱っこしたまま、立ってて?」
レナ「うん」
オレはレナごとボスも洗った
レナはだいぶ垢にまみれてて、髪の毛も脂ぎってたから、二回洗ってようやくキレイになった
レナ「気持ちいいね~…アタシ、お風呂って初めて」
アレス「え?Σ(゚д゚υ)…いつもどうしてたの?」
レナ「川に入ってゴシゴシするの」
アレス「…なんて親だよ…」
レナ「あったかくていいね」
アレス「うん…ウル」
ミリア「…ウル…」
レナ「なんだか眠くなる」
アレス「じゃあもう出てさ、ベッドで寝ようか」
レナ「うん…」
レナの身体とオレと、ボスを拭いた
でも、レナの服がない…
ミリアより小さいから、ミリアの服も着れないし
かと言って、元々着てたのは汚いし
アレス「レナ、服が今はないからさ…このタオルをこう巻いてさ…」
レナ「フワフワ」
アレス「うんw…フワフワ…ね、これで今は寝てて?」
レナ「うん!」
アレス「そんでね、お兄ちゃんはちょっとだけ出かけてくるけどね…寝て待っててね?」
レナ「そうなの…」
アレス「うん…ちょっとの間だけ…ね?」
レナ「また来てくれる?」
アレス「当たり前だよw…オレは約束は破らないって言ったろ?」
レナ「うん!」
アレス「寝付くまで、隣にいるからね…ナデナデ」
レナ「うん…グス…」
レナは、オレが撫でていると、すぐに眠ってしまった
アレス「ボス…」
ボス「ん?」
アレス「オレまた出かけるけど」
ボス「また行っちゃう…連れてって」
アレス「連れてってあげたいけど、レナが起きた時に誰も居ないとかわいそうだからさ…そばに居てあげてくれない?」
ボス「レナもさみしい…うん、わかった」
アレス「ありがと…ほんとに良い子だな…ナデナデ」
ボス「もっと撫でて」
アレス「うん…ナデナデナデナデ」
ボス「うれしい、だいすき」
アレス「オレも大好きだよ」
ボス「うれしい」
アレス「じゃあちょっと待っててね、レナのそばで」
ボス「うん…やくそく」
アレス「やくそくw」
そうして、外にいるビリーにレナの事を話し、詳しくは後で話す事にして、ミリアと一緒にペトロフの家に転移した
マリギナ「きゃあ!」
アレス「よおw」
ミリア「ぃよ~う٩(*❛⊰❛)۶」
マリギナ「あ…あ!…アレスさんとミリアちゃん!!」
アレス「ごめんね、ビックリさせて…」
ミリア「ごめん~」
マリギナ「う、うん…すごいビックリしました……でも、また来てくれて嬉しい!」
アレス「元気にしてた?…仲良くやってる?…ギュ…」
ミリア「元気だった?…ギュ」
マリギナ「はい…ウル…ギュ…あれから主人とは仲良く過ごせてます」
アレス「良かったよw」
マリギナ「あの人もわたしも…付き合う以前より、相手の事を思いやれるようになったと思います…それは二人から教わったから…そして、そうして生きてみると、お互いに心地良くなって…もっとどんどん愛せるような…」
アレス「そうそうw…それが大事なんだよw」
ミリア「マリギナちゃん幸せそうで嬉しいのよ」
マリギナ「ミリアちゃん…ギュ…相変わらずかわいい///」
アレス「そうだろ?…ペトロフは仕事かな?」
マリギナ「あ、はい…頑張ってると思います」
アレス「だよな…実は今日は、二人に助けてもらいたい事があってさ…」
マリギナ「なんでしょう!!」
アレス「あのさ…二人はさ…子ども出来ないって…そうだよな?」
マリギナ「ええ…わたしのせいで…」
アレス「いや、ごめん…でさ、オレはさっき、4、5歳の女の子を拾ってね…その子はね…
オレはレナのこれまでを、知ってる限り説明した
アレス「それで、良かったらレナを引き取ってくれないかなって…大変な願いだし、どうせなら赤ん坊がいいとは思うけどさ…」
マリギナ「ウル…いえ…わたしはレナちゃんと会ってみたいです…きっとあの人も、レナちゃんのその生い立ちを聞いたら、そう思うと思います…」
ミリア「とっても良い子よ」
アレス「ありがと…出来たら自分の子だと思ってくれるといいな…とか思うけど、難しい問題だからさ…とりあえず一週間でも二週間でもいいからさ…預かってみてくれないかな?…もしそれで上手くいかないなら、また他を当たるし、それもダメならオレが育てるけど」
マリギナ「…いえ!…ぜひ試させて欲しいと思います!…あの人にもちゃんと説明しておきます!」
アレス「ありがとう…オレから見てもかわいいと思うからさ…きっと気に入ってくれると思う…ペトロフは休みはいつ?」
マリギナ「明日が休みです」
アレス「じゃあ急で悪いけど…明日連れてくるよ…あんまりオレと過ごして、情が移るとまずいし」
マリギナ「わかりました!」
アレス「すまない、昼に来るからさ…一緒にごはん食べよう…料理頼むよ」
マリギナ「はい!」
アレス「ちなみに、レナは魔力があるよ」
マリギナ「まあw…え?…もうその歳で魔法使いなんですか?」
アレス「いや、それはわからないけど、オレはある程度他人に魔力があるかくらいはわかるから」
マリギナ「ええ~?!…すごい…」
アレス「なんか、いつのまにかわかるようになったんだよな~」
マリギナ「すっごいw」
アレス「ははw…ま、属性まではわからないけどね…」
マリギナ「それでもすごいです…」
アレス「まあ、その魔力があるのもわかったから、ルシアに住むのがいいかとも思ったわけだ」
マリギナ「なるほど~…たしかにそうかもしれませんね」
アレス「まあ、無理強いはしないから…軽い気持ちで試してみてよ」
マリギナ「はい!…実はもう結構楽しみだったりして///」
アレス「良かったw…じゃあまた明日の昼来るね…ミリア、行こう」
ミリア「うん٩(*❛⊰❛)۶…また明日ね!」
マリギナ「うんw…その前にもう一度抱きしめていい?」
ミリア「うん!…ギュゥ」
マリギナ「ああ、かわいい…ギュゥ」
そうしてマリギナと別れ、湖に帰った
バスケットに入ると、レナはまだぐっすり眠っていたから、フラナの街で子どもの服と下着をたくさん買ってきて、また戻った
ミリア「上手くいくといいね」
アレス「うん…本当は今日はスージーさんに会いに行こうと思ってたんだけどなw…また後日だな」
ミリア「ああ~…お兄ちゃんもほんと大変だよねw」
アレス「ねw…どっか行くと、不思議と困ってる奴いるしなあ…」
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ミリア「かわいい~」
アレス「幼体のうちにまた行きたい」
ミリア「あはははw」
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ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
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