勇者と妖精の恋と冒険

ヨッシー

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勇者と妖精と猫の生活

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スージー「アタシ、ここの料理の味、好きだわw」
マノン「美味しいねえw…まさかこんな近くに美味しいお店あるなんてw」
スージー「ほんと、今までもったいない事したわ」
マノン「けど、わかっただけ良かったよ…アレスさんに感謝だね」
スージー「ねw…値段も手頃だし、いろいろあるし…いろんなの試してみたいね」
マノン「ね!…アタシはこれも気になるよ」
スージー「アタシもそれ気になるわあ」
アレス「あ、お姉さん!…これさ、お土産にしてもらえるかい?」
店員「はい、かしこまりました」
マノン「え?…いいのかい?」
スージー「そんなつもりで言ったんじゃないよ?」
アレス「いいのいいのw…けど、これだけにしとくよ?…もっと一緒に何度も来て楽しみたいからね」
スージー「気が利くねえ…」
マノン「モテるだろうねえ…」
アレス「モテるよw」
ミリア「モテモテよねw」
アレス「オレはモテる為にいろいろ頑張って生きてきたからねw…結構そんなくだらない動機でいろいろしてるのさ」
マノン「…んー…いや…たしかにくだらなく聞こえるけど、実はそれ普通よね」
スージー「…だよね…だいたいの人は異性を意識せずやるって事ないと思うよ」
アレス「だよね!w…スポーツやろうってのも、面白いからってのとは別に、カッコいいしモテるかもしれないからって、絶対あるよね」
マノン「その割合が人によって違ってはいても、絶対あると思うよw」
スージー「うんうんw」
ミリア「どんなふうに思ってした事でも、それでいつも誰かを助けてるお兄ちゃんは誰よりも立派なのよ」
マノン「まったくだよ」
スージー「アタシだって助けられたし…」
マノン「アタシだってそうだよ」
アレス「いや~…もういいじゃん、そんな事は…オレはただ、友達にする当たり前な振る舞いをしてるだけなんだからさ…いちいちそんな助けてもらったとか…言うことないよ…そんな事言ったら、オレだって二人から優しさをもらってるんだしさ」
マノン「うん…」
スージー「でもね…アタシはほんと…本当にアレスさんと会った日から…気持ちが楽になったんだよ…ウル…本当にあんたの優しさに救われたんだ…何十年もたまってたドロドロしたのが、たった一日でキレイになったんだ…グス…そんな事してくれる人…アタシにもいたんだって…」
マノン「スージー…ウル」
アレス「大げさだよw…まったく歳とるとすぐ泣くからなあw」
スージー「…ごめんねw」
マノン「ごめんw」
ミリア「けどお兄ちゃんも結構すぐ泣くよ?」
アレス「そ、そうお?(; ・`ω・´)」
ミリア「うんww」
マノン「あははははww」
スージー「あはははははw」

話していると、店主がまたやってきた

店主「いかがですか?…お口に合いましたか?」
スージー「はい!…とっても美味しいですw」
マノン「近くにあったのに今まで知らなくて、もったいない事したねって話してましたよw」
店主「あ~w…それはもったいないですねえw」
みんな「あははははw」
アレス「主人、オレは案外忙しいから滅多には来れないけど、また来るよ」
店主「ええw…待ってますよw…私としては、このカレーというのがオススメです」
アレス「それを先に言えw」
店主「あはははw」
アレス「どんなの?」
店主「インダムの料理なんですがね…昔、インダムから旅してきた戦士がいまして…ケガをしてたからこの町で療養してましてね…そんで近くにうちがあったから、その戦士はそれを作れって言ってきたんですよ」
アレス「…けっこう横柄だなw」
店主「いや、でも、なんかほら…故郷の味が恋しくなった感じで、頼んできた感じだから」
アレス「ああ、なるほど」
店主「でも、いろいろ教わって作ったものの、手に入る材料も違うし、その戦士も詳しくないしで、元々の料理とは違うモンが出来たらしいんですよね」
アレス「ほおw」
店主「でも、食ってみたら美味くてw…その戦士も違ってはいるけど、美味いから満足して、何回も食べに来ましたよ」
アレス「へぇぇ…絶対今度はそれにする」
スージー「アタシも食べたい」
マノン「アタシも」
店主「ぜひ食べてみてくださいw…では、おじゃましました」
アレス「ありがとw」

マノン「それにしてもあんたって、すぐに誰とも仲良くなるよねw」
アレス「言われるとそうかもw」
ミリア「そうだよ~…最初ボコボコにしたやつでも仲良くなるのよ」
スージー「ええ?…なんでそうなるんだろw」
アレス「なんでかねえw」
マノン「アタシが思うに、あんたは一目で只者じゃないってわかるからじゃないかね…見た目が良いのもあるけど、それだけじゃない何かを持ってる感じ」
アレス「そうお?///」
スージー「そうだねえ…ほんとそれは思うよ」
マノン「さすがは勇者様なだけあるよ」
スージー「…え?…勇者様?…本物の?」
マノン「うん…あれ?…言わなかったっけ?」
スージー「聞いてないw…言ってよw…へぇぇ…そんな偉い方だったんだ…そんな方に良くしてもらって、アタシはもういつ死んでもいいよ」
アレス「またそんな事言う…オレが何者かなんてどうだっていいだろ?…友達にそんなのは関係ないじゃんか」
スージー「…うん…ありがとね…でも、勇者様っていうの聞いて納得よ」
アレス「なんかみんなそう言うよ…でも、オレ自身、何がどうで勇者なのかわからんけどねw」
マノン「あんたの全てが勇者なんだろ」
ミリア「そうだと思うのよ…アタシも」
アレス「そうか~w…ナデナデナデナデ…かわいいw」
ミリア「うへへ///(*‘▽‘)」
マノン「仲良いねえw…ビリーは元気にしてるかい?」
アレス「今頃聞いてきたw」
マノン「あはははw」
アレス「ビリーは一生懸命、楽しそうにオレんちを作ってるよ…あいつ見てると、本当に心から物作りが好きなんだなって思うよ」
マノン「そうよねw…なんでかねえ…アタシもお父さんもそんな事なかったのに」
アレス「不思議だな~…けど、ビリーのその才能はもちろんすごく良いところだけど、心はもっと素晴らしいと思うよ…それを作ったのはママさんとパパさんだと思う」
マノン「だったら嬉しいね」
アレス「うちはね、ミリアとボスの他に、魔物たちも居てね…熊も遊びに来るのさ」
スージー「え!…すごいw」
ミリア「みんな優しくてかわいいのよ」
マノン「へぇぇ…魔物もいろいろなんだね」
アレス「いや、案外みんなが思ってるよりずっと、魔物は価値ある心を持ってるよ…そうでないのももちろんいるけど、それは人間だって同じだ」
スージー「ほんとそうだ…」
アレス「こないだここに来る途中に会った魔物たちだってさ…20匹くらいかな?…もっといたかもしれない…ソイツらはオレたちを襲ってきたけどね」
マノン「あ、危ないねえ!」
アレス「いや、オレにはなんて事ないよw…ソイツらはさ、腹減ってるからオレたちを食うために襲うんだ…けど、それは人間だって同じ事するだろ?…それは生きる為に必要な事なだけで、何も悪くない」
スージー「そっか…そうだね」
アレス「でも、オレは奴らよりか全然強いからさ…腹減って体力もないし、みんな諦めたんだよね…でも、その中の一匹…群れのリーダーは、オレに勝てないと知りながら、いつまでも諦めなかった…自分が諦めたら、群れのみんなが死ぬと十分わかっていたからさ…その責任感で自分が酷く傷ついても、オレに何度も立ち向かってきた」
マノン「…ウル」
スージー「…ウル」
アレス「そんな心がオレは好きになったから、オレはソイツらを助けた…でも、それはいつだってそうだ…魔物や獣は生きる為に必死なんだよ」
マノン「厳しい世界だね…」
アレス「うん…まあ、だいぶ話がそれたけど、ビリーはうちにいる魔物たちの事も大切にしてくれるわけだ…だから魔物たちも、ビリーの作業を一生懸命に手伝ってくれる…そんな光景をオレはとても美しく思うんだ…だからそう出来るビリーの心は素晴らしい」
ミリア「アタシもビリーおじさん大好き」
マノン「…その話が聞けて良かった…アタシらはきっと間違ってなかったね…」
アレス「当たり前だよw」
スージー「アレスさんの話は心に沁みるねえ…なんかどんどん綺麗になる気がするよ」
アレス「心が綺麗になったんじゃなくて、汚れが落ちたんだよw…スージーさんの心は元から美しいから」
スージー「…グス…ありがとね…」
アレス「ほら、泣かないの…ナデナデ」
マノン「そうやると余計泣くからw」
ミリア「ゲラゲラ(* ≧▽≦)ノ=3」

スージーさんはシクシクと少し泣き、それから気が済むと、照れ笑いをした

そして、会計をして店を出る時に、店主がまた話しかけてきた

店主「アレスさん…こっそり聞いてしまったんだけど、勇者様なんだね…オレも会ったばかりなのに、不思議に納得出来るよ…それに、アレスさんの話はとても良かった…絶対にまた来てよ」
アレス「うんw…ありがと…オレは来るって言ったら来るよ…約束は破らない」
店主「待ってるよ」

店を出て、スージーさんの家にまず送ると、ママさんはスージーさんとお喋りするからここでいいと言うので、オレとミリアは二人と別れ、湖に戻った

今日はトムとジェニーも遊びに来ている

オレたちを見つけたボッちゃんが、走り寄ってきた

オレはボッちゃんを抱っこして、頬擦りをした

なんか、遠目で見た感じ、カーくんだけ様子がいつもと違う

オレはボッちゃんを抱っこしたまま、カーくんの元に行った

その違和感はすぐにわかった

いつも首に付けているリボンが、切れて外れてしまって、カーくんはそのリボンのそばで泣いていた

アレス「切れちゃったのかw…ナデナデ」
カーくん「アレスさん…グス…ごめんね」
アレス「泣かなくていいよw…ギュ…新しいの買ってあげるからね…ナデナデ」
カーくん「ほんと?…グス」
アレス「うんw…みんなに新しいの買ってくるから、みんなで新しくしよっかw」
カーくん「うん!…グス」
アレス「ふふふw…ナデナデ…ギュ」
カーくん「大好き…スリスリ」
アレス「あとでみんなでお風呂入ろう」
カーくん「うん!」

そんなわけで、フラナの城下街に転移して、新しいリボンをたくさん買って、すぐに戻った

みんなのリボンを取り替えて、それから家作りの続きをした

いつものようにビリーを送り、夕食を済ませて、エウレカの家に行き、ノトスに修行をつける

帰ったらみんなで風呂に入り、もうだいぶ遅くなってしまったけど、ガイア様に会いに行く事にした
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