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第九章
閑話11 聖夜祭のツリーの村にて(クリスマス閑話)(前編)
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※この閑話の時系列は本編より前で、三章と四章の間、クーが仲間になった後くらいになります。ご承知おきください。
=================
「ねえねえ、ジャウパパー。そろそろ今年も終わるねぇ」
アリアちゃんが、何かをねだるようにジャウマさんの顔を見上げて首を傾げる。普段から可愛いアリアちゃんだけど、その仕草が彼女をさらに可愛く見せている。
「ああ、そうだな」
応えるジャウマさんの目も優しく緩んだ。
それにしても珍しい。
いつもアリアちゃんが何かをねだる時は、ヴィーさんに言う。ヴィーさんがデレデレになってアリアちゃんに負けるところまでがお約束だ。いや、勝とうとは思ってないだろうけど。
でも今はジャウマさんに何かをねだろうとしているみたいだ。何があるんだろう?
「あのね、ケルスって村で『聖夜祭』のおっきなツリーが飾ってあるんだってー」
アリアちゃんの言葉で、その理由が分かった。
この一行の旅の目的地は、基本的にはアリアちゃんが決める。それは、アリアちゃんが『黒い魔獣』の居場所を感じることができるからだ。
でも今回の目的地は、『黒い魔獣』が理由ではない。それならば、決定権は一行のリーダーであるジャウマさんにあるのだろう。一応。
いや、待てよ。その大きなツリーの話を、アリアちゃんはどこで聞いてきたんだろう?
そう思って視線を回すと、不自然にニヤニヤと笑っているヴィーさんに気が付いた。なるほど、そういうことか。
相手がヴィーさんであろうと、ジャウマさんであろうと、アリアちゃんのおねだりに勝てるわけがない。
『聖夜祭』の日を目指して、そのケルスの村へ向かうことになった。
* * *
「……なんか物足りねえな?」
皆が思っても口に出さないことを、ヴィーさんとセリオンさんは無遠慮に言う。今回はヴィーさんだった。
目の前には噂の大きなツリーが、村の集会場を兼ねた大きな広場の中心に据えられている。
一番背の高いジャウマさんでさえ見上げるほどの大きな針葉樹。その木に色とりどりのモールが掛けられ、様々な動物を模した飾り物が飾られている。とても賑やかだ。
でも賑やかだけれど、華やかさが弱い。なんでだろう?
「お星さまがないねぇ」
アリアちゃんが、ツリーのてっぺんを指差しながら言った。
ああ、そうだ。『聖夜祭』のツリーにつきものの星の飾りがないんだ。
「それもだし、魔光石の飾りもないな。ツリーってのは光らせてナンボだろう?」
ヴィーさんの言う通りだ。
魔光石はその名の通り魔力で光る石だ。一般の家庭の照明にも使われているし、街中の街灯の灯りも魔光石によるものだ。ただしツリーに使われる魔光石は一般的に使われる白色石でなく、赤や青などの高価な彩色石を使う。
『聖夜祭』のツリーは年越しの朝まで飾られる。夜の間はツリーに飾られた魔光石がきらきらと輝いてその存在感を主張するのもお約束だ。
それがこのツリーには全く飾られていないのだ。これじゃ物足りないと思うのも当然だろう。
「このケルスに『聖夜祭』のツリーを見にきたのかい?」
後ろから声を掛けられて振り返ると、村の住人らしい腰の曲がった老人が立っていた。
「そうなんだが。なんだか賑やかさが足りなくないか?」
ジャウマさんの問いに、老人ははーっとため息を吐いた。
「残念ながら、3年前からツリーはこんな感じでな。これを見にくる観光客も殆どいなくなってしまった」
肩を落としながら、老人は話しはじめた。
昔から、このケルスの村の近くのダンジョンで、彩色の魔光石がたくさん採れていたのだそうだ。
その年一番の魔光石を、星の形にしてツリーに飾り、売り物にならない屑石をツリーに散りばめたところ、それがとても綺麗に光るツリーになった。それがこの村の名物となったのだそうだ。
ところが、このアイデアはすぐに他の町に真似をされてしまった。別に魔光石がとれる場所でなくても、同じ事はできる。彩色魔光石は安価ではないが、買えない物でも無い。
さらに不運は続く。もっと大街道に近い場所に魔光石が採れるダンジョンが見つかると、魔光石を採集する為に集まっていた採掘夫たちもそちらへ行ってしまった。
同じ頃に最後の村の若者が、伴侶を得て村を出ていき、ここは老人ばかりの村になってしまったのだそうだ。
それでも『聖夜祭』の日には、この村を出ていった若者たちがツリーを見る為に村に戻ってくる。その為にこうして毎年ツリーをせいいっぱい飾っているのだそうだ。
「しかし、最後まで魔光石を採りにいってくれていたトムさんも、もういい歳でな。3年前にダンジョンで腰をやってしまって、それから魔光石を採りにいく者が居なくなってしまったんだよ」
そう言って、ご老人は寂しそうにツリーを見上げた。
「……ヴィジェス。お前が聞いたケルスのツリーの話は、何年前の情報だ?」
「えーっと……、覚えてねえな?」
ヴィーさんは、セリオンさんの冷たい口調の質問に、笑って誤魔化すように答えた。
「ねえー、綺麗なツリー見たいよぉ!」
アリアちゃんが皆の顔を見まわして言う。
「クゥ!! クゥ!!」
アリアちゃんに合わせて、月牙狼のクーも僕らに向けて尻尾を振る。いやクーは食べ物の話か何かだと思ってるんだろうな。
「ああ、分かったよ。アリア」
そう言ってアリアちゃんの頭を撫でたジャウマさんは、今度は老人に向かって言った。
「そのダンジョンの魔光石を、俺たちが採ってきましょう」
* * *
件のダンジョンに入り、階層を2つ下ったあたりが、魔光石の生息地なんだそうだ。
「生息地? 採掘地の間違いじゃねえか?」
ヴィーさんもそんな風に言っていた。でも現地に着いてすぐに謎が解けた。
「なんだこりゃ?」
目を丸くさせる僕らの前には、目の前を動き回る色とりどりの魔光石たち。転がったり、跳び回ったりと、まるで小動物のように動き回っている。
「クゥ!」
石たちの動きに興奮したクーが、動き回る魔光石たちに突っ込んでいった。が、石たちは散り散りに逃げてしまう。
ようやく一匹?を捕まえたクーが、僕らの前に自慢げに石を咥えてきた。
クーから魔光石を受け取ったセリオンさんが、その石をしげしげと眺める。僕らもセリオンさんが持つ石を一緒になって覗き込む。
「あっ」
石から小さい何かが飛びだした。その小さい虫のような生き物は、そのままダンジョンの壁の中にすうと吸い込まれていった。
「あれは、地霊か?」
「そのようですね。このダンジョンは精霊の棲み処になっているようです」
魔光石は、何かしらの理由で地中に籠った魔力が結晶化した物だそうで、その理由はひとつではない。その地自体が魔力を含んでいたり、地上に棲む何者かの魔力が地に落ちてたまったり、強い魔力を持つものの遺骸から魔力が地に染みこんでることもあるらしい。
「このダンジョンは、おそらく地を巡る魔力の通り道になっている。そして偶然にこのダンジョンに住んでいた地霊がその魔力を貯め込んで、それが結晶化したのでしょう」
セリオンさんによると、かなり珍しい例だけれど、全くない話でもないのだそうだ。
地霊たちは魔光石を被っているだけなので、捕まえたら軽く振り落としてやれば、また逃げて新しい魔光石を作ってくれる。
石たちの動きはちょこまかと早く、捕まえるのは楽ではなかった。しかもたまに反撃するように自らぶつかってこようとする。これには、僕だけでなく、クーとジャウマさんもやられていた。
ヴィーさんはこういうヤツの相手は得意らしい。アリアちゃんも器用に攻撃をよけながら捕まえている。セリオンさんも。
ジャウマさんは途中から諦めて、捕まえた石を預かる役に回ったようだ。
僕もあちこちに痣を作りながら、何個か捕まえることができた。
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「ねえねえ、ジャウパパー。そろそろ今年も終わるねぇ」
アリアちゃんが、何かをねだるようにジャウマさんの顔を見上げて首を傾げる。普段から可愛いアリアちゃんだけど、その仕草が彼女をさらに可愛く見せている。
「ああ、そうだな」
応えるジャウマさんの目も優しく緩んだ。
それにしても珍しい。
いつもアリアちゃんが何かをねだる時は、ヴィーさんに言う。ヴィーさんがデレデレになってアリアちゃんに負けるところまでがお約束だ。いや、勝とうとは思ってないだろうけど。
でも今はジャウマさんに何かをねだろうとしているみたいだ。何があるんだろう?
「あのね、ケルスって村で『聖夜祭』のおっきなツリーが飾ってあるんだってー」
アリアちゃんの言葉で、その理由が分かった。
この一行の旅の目的地は、基本的にはアリアちゃんが決める。それは、アリアちゃんが『黒い魔獣』の居場所を感じることができるからだ。
でも今回の目的地は、『黒い魔獣』が理由ではない。それならば、決定権は一行のリーダーであるジャウマさんにあるのだろう。一応。
いや、待てよ。その大きなツリーの話を、アリアちゃんはどこで聞いてきたんだろう?
そう思って視線を回すと、不自然にニヤニヤと笑っているヴィーさんに気が付いた。なるほど、そういうことか。
相手がヴィーさんであろうと、ジャウマさんであろうと、アリアちゃんのおねだりに勝てるわけがない。
『聖夜祭』の日を目指して、そのケルスの村へ向かうことになった。
* * *
「……なんか物足りねえな?」
皆が思っても口に出さないことを、ヴィーさんとセリオンさんは無遠慮に言う。今回はヴィーさんだった。
目の前には噂の大きなツリーが、村の集会場を兼ねた大きな広場の中心に据えられている。
一番背の高いジャウマさんでさえ見上げるほどの大きな針葉樹。その木に色とりどりのモールが掛けられ、様々な動物を模した飾り物が飾られている。とても賑やかだ。
でも賑やかだけれど、華やかさが弱い。なんでだろう?
「お星さまがないねぇ」
アリアちゃんが、ツリーのてっぺんを指差しながら言った。
ああ、そうだ。『聖夜祭』のツリーにつきものの星の飾りがないんだ。
「それもだし、魔光石の飾りもないな。ツリーってのは光らせてナンボだろう?」
ヴィーさんの言う通りだ。
魔光石はその名の通り魔力で光る石だ。一般の家庭の照明にも使われているし、街中の街灯の灯りも魔光石によるものだ。ただしツリーに使われる魔光石は一般的に使われる白色石でなく、赤や青などの高価な彩色石を使う。
『聖夜祭』のツリーは年越しの朝まで飾られる。夜の間はツリーに飾られた魔光石がきらきらと輝いてその存在感を主張するのもお約束だ。
それがこのツリーには全く飾られていないのだ。これじゃ物足りないと思うのも当然だろう。
「このケルスに『聖夜祭』のツリーを見にきたのかい?」
後ろから声を掛けられて振り返ると、村の住人らしい腰の曲がった老人が立っていた。
「そうなんだが。なんだか賑やかさが足りなくないか?」
ジャウマさんの問いに、老人ははーっとため息を吐いた。
「残念ながら、3年前からツリーはこんな感じでな。これを見にくる観光客も殆どいなくなってしまった」
肩を落としながら、老人は話しはじめた。
昔から、このケルスの村の近くのダンジョンで、彩色の魔光石がたくさん採れていたのだそうだ。
その年一番の魔光石を、星の形にしてツリーに飾り、売り物にならない屑石をツリーに散りばめたところ、それがとても綺麗に光るツリーになった。それがこの村の名物となったのだそうだ。
ところが、このアイデアはすぐに他の町に真似をされてしまった。別に魔光石がとれる場所でなくても、同じ事はできる。彩色魔光石は安価ではないが、買えない物でも無い。
さらに不運は続く。もっと大街道に近い場所に魔光石が採れるダンジョンが見つかると、魔光石を採集する為に集まっていた採掘夫たちもそちらへ行ってしまった。
同じ頃に最後の村の若者が、伴侶を得て村を出ていき、ここは老人ばかりの村になってしまったのだそうだ。
それでも『聖夜祭』の日には、この村を出ていった若者たちがツリーを見る為に村に戻ってくる。その為にこうして毎年ツリーをせいいっぱい飾っているのだそうだ。
「しかし、最後まで魔光石を採りにいってくれていたトムさんも、もういい歳でな。3年前にダンジョンで腰をやってしまって、それから魔光石を採りにいく者が居なくなってしまったんだよ」
そう言って、ご老人は寂しそうにツリーを見上げた。
「……ヴィジェス。お前が聞いたケルスのツリーの話は、何年前の情報だ?」
「えーっと……、覚えてねえな?」
ヴィーさんは、セリオンさんの冷たい口調の質問に、笑って誤魔化すように答えた。
「ねえー、綺麗なツリー見たいよぉ!」
アリアちゃんが皆の顔を見まわして言う。
「クゥ!! クゥ!!」
アリアちゃんに合わせて、月牙狼のクーも僕らに向けて尻尾を振る。いやクーは食べ物の話か何かだと思ってるんだろうな。
「ああ、分かったよ。アリア」
そう言ってアリアちゃんの頭を撫でたジャウマさんは、今度は老人に向かって言った。
「そのダンジョンの魔光石を、俺たちが採ってきましょう」
* * *
件のダンジョンに入り、階層を2つ下ったあたりが、魔光石の生息地なんだそうだ。
「生息地? 採掘地の間違いじゃねえか?」
ヴィーさんもそんな風に言っていた。でも現地に着いてすぐに謎が解けた。
「なんだこりゃ?」
目を丸くさせる僕らの前には、目の前を動き回る色とりどりの魔光石たち。転がったり、跳び回ったりと、まるで小動物のように動き回っている。
「クゥ!」
石たちの動きに興奮したクーが、動き回る魔光石たちに突っ込んでいった。が、石たちは散り散りに逃げてしまう。
ようやく一匹?を捕まえたクーが、僕らの前に自慢げに石を咥えてきた。
クーから魔光石を受け取ったセリオンさんが、その石をしげしげと眺める。僕らもセリオンさんが持つ石を一緒になって覗き込む。
「あっ」
石から小さい何かが飛びだした。その小さい虫のような生き物は、そのままダンジョンの壁の中にすうと吸い込まれていった。
「あれは、地霊か?」
「そのようですね。このダンジョンは精霊の棲み処になっているようです」
魔光石は、何かしらの理由で地中に籠った魔力が結晶化した物だそうで、その理由はひとつではない。その地自体が魔力を含んでいたり、地上に棲む何者かの魔力が地に落ちてたまったり、強い魔力を持つものの遺骸から魔力が地に染みこんでることもあるらしい。
「このダンジョンは、おそらく地を巡る魔力の通り道になっている。そして偶然にこのダンジョンに住んでいた地霊がその魔力を貯め込んで、それが結晶化したのでしょう」
セリオンさんによると、かなり珍しい例だけれど、全くない話でもないのだそうだ。
地霊たちは魔光石を被っているだけなので、捕まえたら軽く振り落としてやれば、また逃げて新しい魔光石を作ってくれる。
石たちの動きはちょこまかと早く、捕まえるのは楽ではなかった。しかもたまに反撃するように自らぶつかってこようとする。これには、僕だけでなく、クーとジャウマさんもやられていた。
ヴィーさんはこういうヤツの相手は得意らしい。アリアちゃんも器用に攻撃をよけながら捕まえている。セリオンさんも。
ジャウマさんは途中から諦めて、捕まえた石を預かる役に回ったようだ。
僕もあちこちに痣を作りながら、何個か捕まえることができた。
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