118 / 135
第十章
10-4 アリアちゃんの服
しおりを挟む
「ねえ、見て見て! このパジャマ可愛いでしょ」
宿の一室にて、浴室から出て来たアリアちゃんの嬉しそうな声に顔を上げる。アリアちゃんの太ももまでの素足が視界に入り、すぐさま視線を逸らせた。
アリアちゃんのパジャマの下はショートパンツだ。流石に丈が短すぎじゃないか。
「おお! 似合うじゃねえか!」
ヴィーさんが上機嫌で応える。あれは昼間にヴィーさんと買ってきた服だろう。僕の隣で体を横たえていたクーが、尾を振りながらアリアちゃんに寄っていった。
「アリア、ラウルが困っているぞ」
揶揄うようにジャウマさんが言う。
「えー、なんで? 可愛いから?」
「露出が多いからでしょう」
対して、セリオンさんは少し冷めているようないつもの口調だ。
「ふーん。でも下着は見えないよ? ほら、ラウルー」
こっちを見ろと言わんばかりに僕を呼ぶ。いやいや、見れないってば。
その時、僕の肩を誰かががしっと掴んだ。
「ほらほら、ラウル。恥ずかしがらずに見てやれよ」
耳元でヴィーさんの声がする。そ、そんなこと言ったって……
こわごわと、ゆっくりと、アリアちゃんの素足を見ない様に上の方を見ながら視線を戻す。
アリアちゃんの綺麗な金髪は、二つにわけて両の肩から前に下ろされ緩い三つ編みになっている。着ているパジャマはその金の髪の映える、薄い水色だ。襟元や袖口は大きなレースで飾られていて、胸元で白いリボンが揺れている。
……ここまでは見れるけれど、そこから下には視線を移せない。
「と、とても可愛いよ。似合ってる」
下に視線を動かせないことがばれないように、アリアちゃんの顔を見ながら言った。
「でしょーー」
アリアちゃんは満足そうにくるりと回って見せる。彼女の機嫌が直ったのを見て、心の中でほっと胸を撫で下ろした。
上機嫌になったアリアちゃんは、セリオンさんとクーを伴って、別の部屋へ休みに戻った。この部屋は、今日は僕とジャウマさんとヴィーさんで使うことになっている。
「あの服はヴィーが選んだのか?」
「いいや、アリアだ。ああいう服が着たいって言ってな。本当は外出用に丈の短い服を欲しがったんだが、さすがにそれは止めた」
「動きやすいだろうけれど、危険だからな」
「ああ、両方の意味でなあ」
ジャウマさんの言葉に、薄く笑いながらヴィーさんが応える。
二人の話を横で聞いている感じでは、外出用のショートパンツを買うのを止めたかわりに、パジャマが丈の短い物になったらしい。まあ、確かにアレで外にでるのは危険だ。
「ああ、そうだラウル」
不意に、ヴぃーさんの話の矛先が僕の方へ向いた。
「俺の荷物の中で、お前に必要な物があったらやるぞ」
必要な物って? いったい、何のことだろう?
手招きに従って、戸惑いながらもヴィーさんの前へ行き、腰を下ろす。
ヴィーさんは手元に寄せた自分のマジックバッグに手を突っ込むと、ごそごそと何かを探し始めた。
「えーっと、これがモーアの羽根だろう? これはクロコッタの牙で、こいつはワイバーンの牙と皮、ユニコーンの角……」
そんな風に言いながら、次々と素材を出してくる。中には見たこともないような高ランクの魔獣のものもある。訳もわからぬ僕の目の前に、魔獣の素材が山と積まれていく。
って、一体どれだけ入っているんだろう? そして、なんでこれを僕に見せるんだろう?
「ヴィー、少しは整理しておけよ」
横から呆れたように、ジャウマさんが言う。
「だってよ。何が必要だか、俺にはわかんねえからな。なんでも取っておいたんだ。な、どうだ?」
今度は僕に向かって何かを促すような視線を向けた。
「え? あ、あの、ヴィーさん。これは一体……」
「お前が調合に使うだろうと思って取っておいたんだ。どうだ、使えるか?」
「あ……」
思い出したのは、以前の僕のことだ。亡くなった師匠の研究を引き継いだはいいが、調合の素材が足りなくて困っていた。そういえば、どうにか入手できないかと、彼らに相談をしていたっけ。
「その為に、色々集めていたんですか?」
「あったりめえだろ? 俺を大黒鴉か何だと思ってたのか?」
大黒鴉、闇のように黒い羽と体を持つ魔鳥だ。光る物や魔石を巣に溜め込む習性がある。
大黒鴉のように、巣に拾った物を溜めこんでいるヴィーさんを想像して吹き出しそうになった。いや、まさにそんな感じだろう。言えないけれど。
改めて、並べられた物に目を向ける。
「すごいですね。こんなにたくさん」
これなら…… 以前の僕が作っていた魔法薬も作れる。研究途中だった、特殊な魔法薬も、きっと作れるだろう。
* * *
宿のベッドで目を覚ました。いつもより少し早く目が覚めたようだ。
隣のベッドから、いびきが聞こえてくる。あれはヴィーさんだ。ジャウマさんはいつものように朝のトレーニングに出かけたんだろう。もう一つのベッドは裳抜けの殻になっていた。
そこでようやく、自分が昨晩の服のままでいることに気が付いた。そう言えば、湯浴みをしていないどころか、顔すら洗っていない。
ヴィーさんから大量の素材を受け取った後、僕は城から持ってきた調合の本を開いた。あれだけの素材があれば、色々な調合を試すことができる。僕なりに心躍らせていた。
が、そのしばらく後からの記憶がない。自分でベッドに入った記憶もない。
多分そのまま寝落ちしてしまって、ジャウマさんにベッドまで運んでもらったんだろう。情けない。
夢の中で、僕は以前の僕になって姫様とお茶をしていた。
姫様は町の話を聞きたがった。町では皆はどのように過ごしているのか、どんなお菓子が人気なのか、そして女の子たちが着ている服についても。
「姫様は良く、窓から町の様子を眺めているんですよ」
姫様付のメイドがこっそりと僕に教えてくれた。
あの頃の僕にはピンとこなかった。姫様が「将来の為に町の話を聞きたい」というのを、そのまま鵜呑みにしていた。
けれど、アリアちゃんを見てきた今の僕ならわかる。きっと、姫様は羨ましかったんだろう。
あのパジャマも、そんな彼女の憧れの一つだったのかもしれない。
……でもやっぱり、目のやり場には困るけれど。
昨日の光景を思い出して、一人で苦笑いをした。
宿の一室にて、浴室から出て来たアリアちゃんの嬉しそうな声に顔を上げる。アリアちゃんの太ももまでの素足が視界に入り、すぐさま視線を逸らせた。
アリアちゃんのパジャマの下はショートパンツだ。流石に丈が短すぎじゃないか。
「おお! 似合うじゃねえか!」
ヴィーさんが上機嫌で応える。あれは昼間にヴィーさんと買ってきた服だろう。僕の隣で体を横たえていたクーが、尾を振りながらアリアちゃんに寄っていった。
「アリア、ラウルが困っているぞ」
揶揄うようにジャウマさんが言う。
「えー、なんで? 可愛いから?」
「露出が多いからでしょう」
対して、セリオンさんは少し冷めているようないつもの口調だ。
「ふーん。でも下着は見えないよ? ほら、ラウルー」
こっちを見ろと言わんばかりに僕を呼ぶ。いやいや、見れないってば。
その時、僕の肩を誰かががしっと掴んだ。
「ほらほら、ラウル。恥ずかしがらずに見てやれよ」
耳元でヴィーさんの声がする。そ、そんなこと言ったって……
こわごわと、ゆっくりと、アリアちゃんの素足を見ない様に上の方を見ながら視線を戻す。
アリアちゃんの綺麗な金髪は、二つにわけて両の肩から前に下ろされ緩い三つ編みになっている。着ているパジャマはその金の髪の映える、薄い水色だ。襟元や袖口は大きなレースで飾られていて、胸元で白いリボンが揺れている。
……ここまでは見れるけれど、そこから下には視線を移せない。
「と、とても可愛いよ。似合ってる」
下に視線を動かせないことがばれないように、アリアちゃんの顔を見ながら言った。
「でしょーー」
アリアちゃんは満足そうにくるりと回って見せる。彼女の機嫌が直ったのを見て、心の中でほっと胸を撫で下ろした。
上機嫌になったアリアちゃんは、セリオンさんとクーを伴って、別の部屋へ休みに戻った。この部屋は、今日は僕とジャウマさんとヴィーさんで使うことになっている。
「あの服はヴィーが選んだのか?」
「いいや、アリアだ。ああいう服が着たいって言ってな。本当は外出用に丈の短い服を欲しがったんだが、さすがにそれは止めた」
「動きやすいだろうけれど、危険だからな」
「ああ、両方の意味でなあ」
ジャウマさんの言葉に、薄く笑いながらヴィーさんが応える。
二人の話を横で聞いている感じでは、外出用のショートパンツを買うのを止めたかわりに、パジャマが丈の短い物になったらしい。まあ、確かにアレで外にでるのは危険だ。
「ああ、そうだラウル」
不意に、ヴぃーさんの話の矛先が僕の方へ向いた。
「俺の荷物の中で、お前に必要な物があったらやるぞ」
必要な物って? いったい、何のことだろう?
手招きに従って、戸惑いながらもヴィーさんの前へ行き、腰を下ろす。
ヴィーさんは手元に寄せた自分のマジックバッグに手を突っ込むと、ごそごそと何かを探し始めた。
「えーっと、これがモーアの羽根だろう? これはクロコッタの牙で、こいつはワイバーンの牙と皮、ユニコーンの角……」
そんな風に言いながら、次々と素材を出してくる。中には見たこともないような高ランクの魔獣のものもある。訳もわからぬ僕の目の前に、魔獣の素材が山と積まれていく。
って、一体どれだけ入っているんだろう? そして、なんでこれを僕に見せるんだろう?
「ヴィー、少しは整理しておけよ」
横から呆れたように、ジャウマさんが言う。
「だってよ。何が必要だか、俺にはわかんねえからな。なんでも取っておいたんだ。な、どうだ?」
今度は僕に向かって何かを促すような視線を向けた。
「え? あ、あの、ヴィーさん。これは一体……」
「お前が調合に使うだろうと思って取っておいたんだ。どうだ、使えるか?」
「あ……」
思い出したのは、以前の僕のことだ。亡くなった師匠の研究を引き継いだはいいが、調合の素材が足りなくて困っていた。そういえば、どうにか入手できないかと、彼らに相談をしていたっけ。
「その為に、色々集めていたんですか?」
「あったりめえだろ? 俺を大黒鴉か何だと思ってたのか?」
大黒鴉、闇のように黒い羽と体を持つ魔鳥だ。光る物や魔石を巣に溜め込む習性がある。
大黒鴉のように、巣に拾った物を溜めこんでいるヴィーさんを想像して吹き出しそうになった。いや、まさにそんな感じだろう。言えないけれど。
改めて、並べられた物に目を向ける。
「すごいですね。こんなにたくさん」
これなら…… 以前の僕が作っていた魔法薬も作れる。研究途中だった、特殊な魔法薬も、きっと作れるだろう。
* * *
宿のベッドで目を覚ました。いつもより少し早く目が覚めたようだ。
隣のベッドから、いびきが聞こえてくる。あれはヴィーさんだ。ジャウマさんはいつものように朝のトレーニングに出かけたんだろう。もう一つのベッドは裳抜けの殻になっていた。
そこでようやく、自分が昨晩の服のままでいることに気が付いた。そう言えば、湯浴みをしていないどころか、顔すら洗っていない。
ヴィーさんから大量の素材を受け取った後、僕は城から持ってきた調合の本を開いた。あれだけの素材があれば、色々な調合を試すことができる。僕なりに心躍らせていた。
が、そのしばらく後からの記憶がない。自分でベッドに入った記憶もない。
多分そのまま寝落ちしてしまって、ジャウマさんにベッドまで運んでもらったんだろう。情けない。
夢の中で、僕は以前の僕になって姫様とお茶をしていた。
姫様は町の話を聞きたがった。町では皆はどのように過ごしているのか、どんなお菓子が人気なのか、そして女の子たちが着ている服についても。
「姫様は良く、窓から町の様子を眺めているんですよ」
姫様付のメイドがこっそりと僕に教えてくれた。
あの頃の僕にはピンとこなかった。姫様が「将来の為に町の話を聞きたい」というのを、そのまま鵜呑みにしていた。
けれど、アリアちゃんを見てきた今の僕ならわかる。きっと、姫様は羨ましかったんだろう。
あのパジャマも、そんな彼女の憧れの一つだったのかもしれない。
……でもやっぱり、目のやり場には困るけれど。
昨日の光景を思い出して、一人で苦笑いをした。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる