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最終章
11-1 大森林の最奥へ
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「だいぶ、大森林の奥深くまで来たな」
額の汗をぬぐいながら、ジャウマさんが言った。
あの家族と別れてから、僕らはずっと歩きづめだ。
ジャウマさんたち3人は、今のような獣人の姿だけでなく完全な獣の姿になることができる。
ジャウマさんは炎を吐き怪力をもつ赤い竜に。セリオンさんは水と氷の魔法を操り3本の尾を持つ白狐に。ヴィジェスさんは風を操り羽根を矢と変えて飛ばす虹色の神鳥に。
急ぐ移動の時には完全獣化した彼らに頼れば、こうして歩くよりもずっと早く進むことができる。でも、先日の家族に僕らの力の一片を見せてしまったことで、今は少し慎重になっている。
僕らは本当は人間でも獣人でもなく、『神魔族』なのだ。獣人は彼らのように完全な獣の姿にはなれないし、先日の様に特別な力を使うことはできない。
道中の万が一を避けて、目立たぬよう歩きだけで進むことになった。
「ヴィー、どうだ?」
ジャウマさんは、上の方を見上げながら、少し大きく声をあげる。
「それっぽいのが見えるな。あそこだろう。あと少しだ」
ヴィーさんの言葉に、隣を歩くアリアちゃんと顔を見合わせた。
正直、歩くこと自体は大変じゃない。でもずっと変わり映えのしない、木々の生い茂る森の道が続いて、ちょっと気分が滅入ってきていたところだ。
ばさりと羽ばたく音と共にヴィーさんが僕らの前に降り立つ。背中に広げていた大きな翼を器用に畳むと、風で乱れた枯葉色の髪を直すように軽く手で弄った。
「厄介な町でなければいいんだがな」
僕らの後ろを歩くセリオンさんが、ため息を吐きながら言った。
いつも僕らに並んで歩いている月牙狼のクーは、今はセリオンさんのさらに後ろから付いてきている。
僕らと出会った頃に、若狼だったクーも今はほぼ成獣と変わらないほどに成長した。でもまだ中身は遊びたい盛りなんだろう。長く垂れたセリオンさんの白狐の尾にじゃれつきながら歩いている。
いつも厳しい言葉の多いセリオンさんも、そのクーの悪戯には何も言わずにされるがままになっている。でも気にはなるのだろう。クーの毛並みと同じ銀の髪から覗く白狐の耳が、たまにぴくりと動いている。
「そうは言っても、平穏では済まないだろうな」
「まあ、なる様になるしかねえよ」
ジャウマさんとヴィーさんが話しながら歩き始め、僕らもその後に続いた。
大森林の奥へ進めば進む程、辺りに漂う魔力が強くなっている。
僕と並んで歩くアリアちゃんは、『黒い魔獣』の居場所をなんとなく感じることができる。彼女によると、目指す大森林の中央に、かなり高魔力の魔獣がいるらしいので、その所為だろう。
そして、おそらくそこが最後の目的地になる。ジャウマさんはそう言った。
うん…… ここに来るまで、本当にいろいろなことがあった。
両親を亡くし、妹のフリをしていた魔獣を倒し、僕は独りぼっちになった。でもアリアちゃんやジャウマさんたちと旅をするようになって、僕はようやく自分の居場所を見つけることができた。
でもこの旅が終わったら、いったい僕はどうしたらいいんだろう。
* * *
辿り着いた町の周囲は、より一層深い魔力に覆われていた。
でも、そのことがわかるのは僕たちだけらしい。町の門番たちもそこに並ぶ旅人たちも、あまりにもいつも通りで何かを気にしている様子もない。
「やあ、ゼノスの町へいらっしゃい」
気の好さそうな熊の獣人の門番は、そう言って僕らを見回すと、ジャウマさんで視線を止めて驚いた顔をした。
「あんた、竜人か! ああいや、すまない。いくら聖地と言っても、竜人が来るのは珍しくてな」
慌てて弁解をする門番に、ジャウマさんは髪と同じ赤い目を細めながら、笑って応える。
「ああ、そうだな。俺も、旅先で仲間に会ったことは一度もないな」
ジャウマさんは、今は竜の角と尾を持つ竜人の姿をしている。でも門番が言うように、本当の竜人ならば、自分たちの集落からあまり出てくることはない。
門番は受け取った冒険者カードと僕らの顔を照らし合わせながら、最後にアリアちゃんを見た。
「お嬢さんは冒険者じゃないんだな」
「ええ、彼に付いてきたのよ」
アリアちゃんはそう言って、僕の腕にぎゅうと掴まった。
驚いて声が出そうになるのを、慌てて抑え込む。急にそんな風に振られた驚きと、腕に当たるアリアちゃんの胸の感触で、混乱する頭を必死で整える。
「あ、ああ…… そうなんです。彼女が付いてきちゃって……」
オウム返しのように繰り返すのが精いっぱいな僕の顔を見て、門番は何か言いたげにニヤニヤと笑った。
うう…… でもよく考えればそれが一番妥当な言い訳だろう。
金髪に赤い瞳、黒い兎の耳を持つアリアちゃんは、見た感じは兎の獣人だ。
以前の、5歳くらいの幼い女の子だった頃には、人間の姿をしたジャウマさんたちと親子だと言って町に入っていた。この世界では、種族の違う親子は珍しいけれど居ないわけではない。
でも今のアリアちゃんは、ほぼ僕と同じくらいの年頃まで成長している。二十歳過ぎに見えるジャウマさんたちと、種族も違うし年齢も近い、でも親子なんだと主張するには、色々と疑問点がありすぎる。
それなら恋人だと主張しておいた方が確かに自然だ。でもその相手がなんで僕なんだろう?
今の僕は、黒狼の耳と尾を持つ狼獣人の姿をしている。それでも、ジャウマさんたちに比べたら、全く強そうにも頼りがいがありそうにも見えないのに。
「で、ここへは巡礼で来たのかい?」
自分の考えに自己嫌悪する僕を他所に、門番との話は進んでいる。
「ああ、そうだ。あれがそうなのか?」
いつものように、ヴィーさんが馴れ馴れしい様子で答える。そして門から伸びる大きな通りの先へ目を向けてみせた。
その大きな通りは、まるで何かへ誘うかのように門からまっすぐに伸びており、さらにその先までも見通すことができる。
わざわざ誰かに尋ねるほどではないくらいだ。すぐにわかった。
「そうだ、あれが聖地だ。どうだ、立派だろう」
通りの先に見える、切り立った山を指さしながら、門番が得意げに答えた。
額の汗をぬぐいながら、ジャウマさんが言った。
あの家族と別れてから、僕らはずっと歩きづめだ。
ジャウマさんたち3人は、今のような獣人の姿だけでなく完全な獣の姿になることができる。
ジャウマさんは炎を吐き怪力をもつ赤い竜に。セリオンさんは水と氷の魔法を操り3本の尾を持つ白狐に。ヴィジェスさんは風を操り羽根を矢と変えて飛ばす虹色の神鳥に。
急ぐ移動の時には完全獣化した彼らに頼れば、こうして歩くよりもずっと早く進むことができる。でも、先日の家族に僕らの力の一片を見せてしまったことで、今は少し慎重になっている。
僕らは本当は人間でも獣人でもなく、『神魔族』なのだ。獣人は彼らのように完全な獣の姿にはなれないし、先日の様に特別な力を使うことはできない。
道中の万が一を避けて、目立たぬよう歩きだけで進むことになった。
「ヴィー、どうだ?」
ジャウマさんは、上の方を見上げながら、少し大きく声をあげる。
「それっぽいのが見えるな。あそこだろう。あと少しだ」
ヴィーさんの言葉に、隣を歩くアリアちゃんと顔を見合わせた。
正直、歩くこと自体は大変じゃない。でもずっと変わり映えのしない、木々の生い茂る森の道が続いて、ちょっと気分が滅入ってきていたところだ。
ばさりと羽ばたく音と共にヴィーさんが僕らの前に降り立つ。背中に広げていた大きな翼を器用に畳むと、風で乱れた枯葉色の髪を直すように軽く手で弄った。
「厄介な町でなければいいんだがな」
僕らの後ろを歩くセリオンさんが、ため息を吐きながら言った。
いつも僕らに並んで歩いている月牙狼のクーは、今はセリオンさんのさらに後ろから付いてきている。
僕らと出会った頃に、若狼だったクーも今はほぼ成獣と変わらないほどに成長した。でもまだ中身は遊びたい盛りなんだろう。長く垂れたセリオンさんの白狐の尾にじゃれつきながら歩いている。
いつも厳しい言葉の多いセリオンさんも、そのクーの悪戯には何も言わずにされるがままになっている。でも気にはなるのだろう。クーの毛並みと同じ銀の髪から覗く白狐の耳が、たまにぴくりと動いている。
「そうは言っても、平穏では済まないだろうな」
「まあ、なる様になるしかねえよ」
ジャウマさんとヴィーさんが話しながら歩き始め、僕らもその後に続いた。
大森林の奥へ進めば進む程、辺りに漂う魔力が強くなっている。
僕と並んで歩くアリアちゃんは、『黒い魔獣』の居場所をなんとなく感じることができる。彼女によると、目指す大森林の中央に、かなり高魔力の魔獣がいるらしいので、その所為だろう。
そして、おそらくそこが最後の目的地になる。ジャウマさんはそう言った。
うん…… ここに来るまで、本当にいろいろなことがあった。
両親を亡くし、妹のフリをしていた魔獣を倒し、僕は独りぼっちになった。でもアリアちゃんやジャウマさんたちと旅をするようになって、僕はようやく自分の居場所を見つけることができた。
でもこの旅が終わったら、いったい僕はどうしたらいいんだろう。
* * *
辿り着いた町の周囲は、より一層深い魔力に覆われていた。
でも、そのことがわかるのは僕たちだけらしい。町の門番たちもそこに並ぶ旅人たちも、あまりにもいつも通りで何かを気にしている様子もない。
「やあ、ゼノスの町へいらっしゃい」
気の好さそうな熊の獣人の門番は、そう言って僕らを見回すと、ジャウマさんで視線を止めて驚いた顔をした。
「あんた、竜人か! ああいや、すまない。いくら聖地と言っても、竜人が来るのは珍しくてな」
慌てて弁解をする門番に、ジャウマさんは髪と同じ赤い目を細めながら、笑って応える。
「ああ、そうだな。俺も、旅先で仲間に会ったことは一度もないな」
ジャウマさんは、今は竜の角と尾を持つ竜人の姿をしている。でも門番が言うように、本当の竜人ならば、自分たちの集落からあまり出てくることはない。
門番は受け取った冒険者カードと僕らの顔を照らし合わせながら、最後にアリアちゃんを見た。
「お嬢さんは冒険者じゃないんだな」
「ええ、彼に付いてきたのよ」
アリアちゃんはそう言って、僕の腕にぎゅうと掴まった。
驚いて声が出そうになるのを、慌てて抑え込む。急にそんな風に振られた驚きと、腕に当たるアリアちゃんの胸の感触で、混乱する頭を必死で整える。
「あ、ああ…… そうなんです。彼女が付いてきちゃって……」
オウム返しのように繰り返すのが精いっぱいな僕の顔を見て、門番は何か言いたげにニヤニヤと笑った。
うう…… でもよく考えればそれが一番妥当な言い訳だろう。
金髪に赤い瞳、黒い兎の耳を持つアリアちゃんは、見た感じは兎の獣人だ。
以前の、5歳くらいの幼い女の子だった頃には、人間の姿をしたジャウマさんたちと親子だと言って町に入っていた。この世界では、種族の違う親子は珍しいけれど居ないわけではない。
でも今のアリアちゃんは、ほぼ僕と同じくらいの年頃まで成長している。二十歳過ぎに見えるジャウマさんたちと、種族も違うし年齢も近い、でも親子なんだと主張するには、色々と疑問点がありすぎる。
それなら恋人だと主張しておいた方が確かに自然だ。でもその相手がなんで僕なんだろう?
今の僕は、黒狼の耳と尾を持つ狼獣人の姿をしている。それでも、ジャウマさんたちに比べたら、全く強そうにも頼りがいがありそうにも見えないのに。
「で、ここへは巡礼で来たのかい?」
自分の考えに自己嫌悪する僕を他所に、門番との話は進んでいる。
「ああ、そうだ。あれがそうなのか?」
いつものように、ヴィーさんが馴れ馴れしい様子で答える。そして門から伸びる大きな通りの先へ目を向けてみせた。
その大きな通りは、まるで何かへ誘うかのように門からまっすぐに伸びており、さらにその先までも見通すことができる。
わざわざ誰かに尋ねるほどではないくらいだ。すぐにわかった。
「そうだ、あれが聖地だ。どうだ、立派だろう」
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