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第三話 この世界の理解
しおりを挟むこの世界に転生してから約5年が経った。
そして、私は5歳になった。
そんな私は書斎に篭り、多くの本を読んでいる。
本を読んでいく中で見たことがある地名や家名や魔物が出て来たのだ。
これらの情報からこの世界はもしかして、私が10回クリアしたあのゲームなのではないかと思ってしまった。
僕はそれを確かめるためにゲームのヒロインの家に私と同い年の娘がいるかと父上に聞いたのだ。
すると、父上はいると答えてくれた。
そして、名前や容姿などを教えてくれたのだ。
その名前と容姿はゲームと同じであり、この世界はゲームの中だと確信した。
私は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
生前の私が大好きなゲームは勇者に目覚めた主人公が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというもの。
勿論、魔王を倒すまで様々なイベントや敵を倒す。
敵の中には四天王と呼ばれる魔王の側近もいる。
ヒロインは全部で4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
1人目のヒロインはセリカ・セルバード。セルバード侯爵家の長女で勇者パーティの聖女だ。容姿は金色の髪を腰まで伸ばし、薄紫色の瞳。女性の平均身長と同じくらいで、巨乳。
2人目のヒロインはアリゼル・フルメリ。フルメリ公爵家の三女で勇者パーティの剣士だ。容姿は赤色の髪をポニーテールにし、赤色の瞳。女性の平均身長より少し高く、やや貧乳。
3人目のヒロインはエリーゼ・アルクーバ。アルクーバ子爵家の長女で勇者パーティの武闘家だ。容姿は緑色の髪を肩まで伸ばし、黄緑色の瞳。女性の平均身長より少し低く、貧乳。
4人目のヒロインはフェリス・ナクセリ。ナクセリ伯爵家の次女で、勇者パーティの魔法使いだ。容姿は銀色の髪を背中の半分まで伸ばし、水色の瞳。女性の平均身長より10センチぐらい低く、やや巨乳。
そして、このゲームにはエンドが六種類ある。
バットエンドを抜かすとハッピーエンドが五種類ある。
ハッピーエンドの四種類としてはヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
そして、ハーレムエンドでしか攻略出来ない。
勿論、サブヒロインもいる。
私はあまりハーレムが好きではなく、一回もそのエンドを選んだことがない。
そして、レイグ・クロバーグの名前はエンドロールに出て来る。
ヒロインの中の誰か1人と結ばれるエンドの時にエンドロールの中で攻略しなかったヒロインの誰かと結ばれていると文字で出て来る。
10回もクリアしたが五秒ぐらいしか出て来ないのであまり覚えてなかった。
情報を整理していく中でそれを思い出した。
でも、こんな悪役顔だと思わなかった。
まぁ、そんなことは良いや。
私の第2の人生は大好きなゲームの中だった。
転生したことを心の底から喜ぶことが出来たのだ。
そして、ゲームの中の世界に転生したんだ。
これからは好きに生きよう。
まだゲーム開始の貴族学院入学前なので、私が好きなヒロインと婚約出来るように動こう。
だが、好きに生きると言うことは元々のシナリオを壊してしまう恐れがある。
でも、私が力をつければ、例えシナリオが変わってしまっても特に影響は無いはずだ。
だから、私はこの世界を好きに生きてやる。
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