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第十八話 教科選択
しおりを挟むアルクーバ家の屋敷に到着するとエリーゼのことをエスコートして、馬車を降りた。
馬車から降りた私は応接室に通されたのだ。
応接室に通された私はエリーゼの椅子を後ろに引き、エリーゼを先に座らせてから席に座った。
「なんなの?あの人は僕が無理矢理婚約されているなんて、信じられない。まぁ、レイグのことを悪役というのは分からなくは無いけど」
「私が悪役と言われるのはもう慣れたけどエリーゼとの婚約を無理矢理特に言われたのは信じられなかった。まぁ、彼は貴族じゃないから、知らないのも無理もないよ」
「貴族じゃない?なんで、彼は貴族学院にいたの?」
「彼は勇者だよ。だから、貴族学院に居たんだ」
「勇者?彼が?ということはもしかして魔王が復活するの?」
勇者が現れると魔王が復活すると昔から言われている。
「うん、そうだよ。多分、私達が成人する前には復活すると思うよ。まぁ、それはまだ先の話だし、魔王の討伐は勇者に任せればいいよ。一回、この話は置いておいて、取る教科を決めよう」
「うん、そうしよ。レイグはどの教科を取るの?」
「私は取れるだけ取るつもりだよ」
「取れるだけ?えっと、大丈夫なの?」
「うん、大丈夫だよ。試験を受けて、教科を免除してもらうから。でも、エリーゼと一緒に受けられる教科は一緒に受けようと思うよ」
「ねぇ、レイグって、何処まで習ってるの?」
「一応、貴族学院卒業の範囲までは習っているよ。だから、エリーゼと一緒に受けられない教科は全部試験を受けて、免除にして貰うよ」
「じ、じゃあ、レイグ、そのぼ、僕に勉強を教えてほしい。ダメかな?」
そう言い、エリーゼは可愛らしい顔を浮かべていたのだ。
「もちろん、いいよ。分からないことがあったら、何でも聞いて貰って大丈夫だよ」
「ありがと、レイグ」
そう言い、エリーゼは笑顔を浮かべていたのだ。
その後は話しながら、エリーゼの教科を決め、エリーゼの教科が決まった後に私の教科も決めた。
私とエリーゼの教科が決まる頃には夕方になっていたので、屋敷に帰ることにしたのだ。
エリーゼは私のことを玄関まで見送ってくれた。
私はエリーゼに別れを言い、馬車に乗ったのだ。
私が馬車に乗ると馬車が屋敷に向かって、進み始めた。
エリーゼは私の馬車が見えなくなるまで、手を振り続けてくれたのだ。
私も手を振り返し続けた。
屋敷に到着した私は制服を着替え、鍛錬をすることにしたのだ。
12歳までは1週間に2度徹夜で素振りを続けている。
家族との時間とエリーゼとの時間以外は鍛錬をし続けていた。
でも、これから貴族学院に入学するので、徹夜の素振りは1週間に一度にすることにしたのだ。
鍛錬も普段と比べて少なくなってしまったので、効率的に鍛錬する方法を考えていた。
使用人が夕食の支度が出来たと言って来たので食堂に向かい、1人で夕食を食べた。
王都の屋敷には家族は誰もいない。
両親はあまり王都の屋敷にはおらず、今は妹がいる領地の屋敷にいる。
夕食を食べた後、少し鍛錬してからお風呂に入り、直ぐに休むことにした。
効率的な鍛錬の方法を考えながら、眠りについたのだ。
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