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第三十話 二年生
しおりを挟むそれから時が経ち、私は2年生になったのだ。
長期休暇中はあることをしていて、意外に忙しかった。
エリーゼがあることに悩んでいて、それを解決したら大ごとになってしまった。
私としてはエリーゼは紛れも無い美少女で、私の好みにぴったりな少女なのだ。
それを伝えてもまだ悩んでいたのであるものを作ることにした。
私は転生者のため、この世界には無いものを作ることが出来る。
この世界に化粧品を作ることにした。
一応、この世界にも化粧品はあるが香水と口紅ぐらいしか無い。
しかも、香水や口紅は派手なものが多く、エリーゼの好みに合わない。
エリーゼの好むものはあまり派手じゃないものだ。
一応、エリーゼも香水をつけているがあまり匂いがしない香水をつけている。
なので、この世界で存在しなくてエリーゼが好きそうな化粧品を作ることにした。
そして、エリーゼの分の化粧品を作る時に余分に作り、母上と妹にもあげようと考えたのだ。
私は化粧水と乳液と顔パックを作ることにした。
この3種類の化粧品はこの世界でも入試可能の材料で作ることが出来る。
私は直ぐに材料を集め、3種類の化粧品を作った。
だが、一回で満足出来る化粧品は出来るわけがなかったのだ。
1ヶ月ぐらいは試行錯誤を繰り返していた。
1ヶ月が経つと満足がいく3種類の化粧品が完成したのだ。
一応、製品に直ぐに出来るような状態にしておいた。
私はエリーゼとのお茶会の時に3種類の化粧品を渡したのだ。
エリーゼが使い方を聞いて来たので、お風呂上がりにまずは化粧水を使い、次に乳液を使い、最後に顔パックを顔につけると教えた。
エリーゼは私にお礼を言い、上機嫌で帰って行ったのだ。
エリーゼに渡した日に母上と妹にも渡した。
母上と妹にも使い方を聞かれたので、エリーゼの時と同様に使い方を教えたのだ。
その後、鍛錬をしてからお風呂に入り、自室で本を読んでいると扉がノックされた。
私は、入室の許可を出すと、興奮した母上と妹が、自室に入って来たのだ。
どうしたのかと聞くとどうやらあの化粧品の凄さに興奮しているらしい。
確かに、母上と妹の顔の肌はスベスベになっていた。
私が作ったことを伝えるとたくさん欲しいと言われたので、母上と妹に作った五分の二の化粧品を渡したのだ。
母上と妹は嬉しそうに自室から出て行った。
その後、直ぐに休むことにしたのだ。
次の日は特に用事もないので、 減った化粧品を新たに作ろと思いながら、庭を歩いていると、アルクーバ家の馬車が正面に止まっていた。
アルクーバ家の馬車からエリーゼとエリーゼの母親が降りて来たのだ。
今日は特にエリーゼが来る予定も無いので不思議に思い、エリーゼとエリーゼの母親に声を掛けた。
すると、エリーゼとエリーゼの母親はあの化粧品について尋ねてきたのだ。
エリーゼとエリーゼの母親もあの化粧品の凄さを知ったらしく、私は昨日と同じように説明と作った五分の二の化粧品を渡した。
渡した後、エリーゼとエリーゼの母親は私にお礼を言い、馬車に乗ってアルクーバ領に帰って行ったのだ。
それから、2週間が経つと3種類の化粧品の生産をすることになった。
何故かと言うと、母親と妹とエリーゼとエリーゼの母親がお茶会とかで言いふらしたため、生産することになったのだ。
私は製造方法だけを伝え、他は父上にやって貰った。
ちなみに、4人に渡す用の3種類の化粧品と商品用の3種類の化粧品とは作り方が違う。
商品用はそれなりの品質で生産しやすい作り方になっている。
4人に渡す用は手間を掛け、最高の品質に出来るような作り方をしている。
なので、長期休暇の間は忙しかった。
今の社交界は3種類の化粧品が注目を呼んでいる。
生産している工場はクロバーグ家にあるが私に話し掛けるものは居なかった。
代わりにエリーゼと接触して、最高の化粧品を手に入れようとしている者がいる。
最高の化粧品は私に関係している者しか使えないと噂になっていて、エリーゼに接触する者がいる。
私はそのような者達にはしっかりと牽制していた。
牽制のお陰か、1週間もすると最高の化粧品を手に入れようと考える者は居なくなっていた。
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