悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます

竹桜

文字の大きさ
34 / 77

第三十四話 留学

しおりを挟む

 二年生の後期の最期の1ヶ月間は留学に行くことになっている。

 なっていると言ったがAクラスだけだが。

 そして、留学する国はヤワサカ王国だ。

 ヤワサカ王国は父上が問題を解決した国だ。

 この留学は、Aクラスの者は強制的に参加であるので、私も参加することになった。

 今回、私はバレないように武装する事にした。

 もちろん、学院長には許可を取っている。

 今回の留学は私達の見聞を広げることも含まれているが、1番の目的は両国の関係維持だ。 

 いくら両国の関係が良くなったとしてもそれほど年数が経っていないので、どこか信じきれていない。

  そのため、互いの学生を互いに留学させることで関係維持を図っている。

 まぁ、そんな事に気がついているのはクラスのごく一部だけだが。

 一応、エリーゼには説明する事にした。

 エリーゼの安全を確保するためだ。

  そのことをエリーゼに説明すると理解してくれた。

 そして、今日はヤワサカ王国に向けて、出発の日だ。

 本来は4人の乗りの馬車で行くのだが、私はエリーゼと2人きりの馬車になった。

 担任の先生に何故か聞いたら、クラバタ王国の時の報酬らしい。

 私はそれに甘え、エリーゼと2人きりの馬車でヤワサカ王国に向かうことにした。

 エリーゼは手荷物の中からメズイタチのぬいぐるみを出したのだ。

 そして、ぬいぐるみを抱きしめていた。

 「メズイタチのぬいぐるみ、気に入ってくれて良かったよ」

 「うん、この子とっても可愛いから。それに、レイグから貰ったぬいぐるみだから」

 そう言い、エリーゼは微笑んでくれた。

 ヤワサカ王国には1週間ぐらいで到着する予定なので、結構エリーゼと2人きりの時間が多くとれることを嬉しい。

 基本的には宿で泊まることが多かった。

 移動は順調に進み、ヤワサカ王国の隣のクロバーグ領に到着したのだ。

 ここでも宿に案内されたが私の屋敷の使用人が私とエリーゼのことを呼びに来た。

 私は先生に許可を取り、エリーゼと一緒に屋敷に向かうことになったのだ。

  屋敷に到着すると使用人に庭の東屋に案内された。

 庭に到着すると東屋の中に母上とアメリアとマリナがお茶会をしていたのだ。

 私はエリーゼのことをエスコートしながら、東屋に向かった。

 「ねぇ、レイグ、あの子誰なの?」

 「あの子は叔父上の養子になったマリナだよ。前に話した私が助けた子だよ」

 そんなことを話していると東屋に到着した。

 「母上、一体どうされたのですか?」

 「来たわね、レイグ。呼んだ理由はエリーゼちゃんにマリナちゃんを紹介しようと思って」

 母上の言葉の後にマリナが立ち上がった。

 「初めまして、私、マリナ・フレックと申します。レイグお兄様の妹です」

 そう言い、マリナはカーテシーを取ったのだ。

 「初めまして、僕はエリーゼ・アルクーバ。えっと、レイグの婚約者です」

 そう言い、エリーゼはカーテシーを取ったのだ。

 マリナは屋敷に来たばかりの時でもそれなりに礼儀作法が出来ていたので、元々は何処かの貴族の娘だろうと予想がついた。

 だが、マリナが何処の国の貴族は分からなかったのだ。

 自己紹介をした後、東屋に座り、お茶を飲みながら話すことにした。

 エリーゼとマリナは最初の方はうまく話せていなかったが、時間が経つにつれて、話せるようになり、最終的には仲良くなっていたのだ。

 その宿で一晩明かし、馬車に乗り、ヤワサカ王国に向けて、走り出した。

 昼頃に、ヤワサカ王国の領土の中に入ることが出来たのだ。

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー:ファンタジー世界の仮想戦記です、試し読みとお気に入り登録お願いします。

念願の異世界転生できましたが、滅亡寸前の辺境伯家の長男、魔力なしでした。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリーです。

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。 中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。 私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。 そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。 自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。 目の前に女神が現れて言う。 「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」 そう言われて私は首を傾げる。 「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」 そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。 神は書類を提示させてきて言う。 「これに書いてくれ」と言われて私は書く。 「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。 「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」 私は頷くと神は笑顔で言う。 「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。 ーーーーーーーーー 毎話1500文字程度目安に書きます。 たまに2000文字が出るかもです。

転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~

深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。 ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。 それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?! (追記.2018.06.24) 物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。 もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。 (追記2018.07.02) お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。 どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。 (追記2018.07.24) お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。 今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。 ちなみに不審者は通り越しました。 (追記2018.07.26) 完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。 お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム 前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した 記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた 村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた 私は捨てられたので村をすてる

処理中です...