魔王を倒したが、無実の罪を着せられた俺は、これから好きに生きる

竹桜

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第一話 無実の罪

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 俺の名前は、飛山 翼だ。

 俺は、元々は、普通の高校生だが、勇者召喚されて、魔王を倒した。

 俺は、直ぐにでも元の世界に帰ろうとしたが、国王が帰れないと言い出したのだ。

 俺は、それに対して、怒ったが、どうすることも出来ないので、この世界で生きることになった。

 俺は、この世界でそれなりの生活を送るために、功績を積んだ。

 だが、それは、国王達にとって、邪魔だったようだ。

 俺は、国王達に、無実の罪を捏造され、牢獄に投獄された。

 そして、俺が貯めてきた財産や装備や名誉が剥奪され、手錠を掛けられた。

 どうやら、この手錠は、勇者の力を封じ込めるようだ。

 国王達の計画は、ほぼ完璧だったが、俺が、既に勇者ではないことを知らなくて、計画は、全て無駄になった。

 俺は、手錠を引き千切り、スキルで鍵を生成し、手錠を完璧に外した。

 次に、俺は、スキルで、剣を作り出し、牢獄の鉄柵を切り裂いた。

 切られた鉄柵は、音を立てて、倒れた。

 見張りの兵士達が、音を聞き付け、俺の方までやって来た。

 兵士達は、俺が牢獄から出ていることに驚きながらも、剣を抜いた。

 俺は、兵士達の背後に回り込み、兵士達を気絶させた。

 兵士達は、手から剣を落とし、地面に倒れた。

 この後兵士達には、何の罪もない。

 俺は、必要以外の殺しは、しない。

 そう、必要以外は。

 このまま、ここを出て行くことも出来るが、それでは、なんか違う気がする。

 俺を勝手に、異世界から呼び出し、用が終わったら、適当な罪を掛けて、捨てるような者達に、復讐ぐらいの権利は、あるよなぁ?

 俺は、俺を貶めた者達のところに、スキルを使って、転移した。

 貶めた者達は、祝杯を挙げていたのか、お酒を飲んでいた。

 そして、貶めた者達は、俺に気が付いた。

 俺は、特に痛めつけたいと思ってなく、部屋の中にいた全員の首を落とした。

 貶めた者達は、首を落とされ、力無く倒れ、傷口からは、赤い血を流した。

 部屋の中には、静寂が訪れた。

 死んだ者達を見ていると、俺とパーティーを組んでいた剣士もいた。

 俺は、その事実を知っても特に何も思わなかった。

 復讐は何も生まないとは、よく言ったものだ。

 全く持ってその通りだった。

 まぁ、別に、そこまで復讐したい訳では無かったからな。

 ただ、俺を捨てて、幸せになっていると思うと、許せないと思ったからな。

 俺は、死体を細切れにして、部屋の中に、火を放った。

 俺は、窓からその部屋を出た。

 俺は、スキルで、姿を隠して、王都の中で1番高い塔に向かった。

 塔に着いた俺は、スキルで、塔の屋根まで、飛んだ。

 塔に着いた俺は、先程の部屋を見た。

 先程の部屋からは、炎が見え、黒煙を上げていた。

 俺は、その光景を見ても何も思わなかった。

 俺は、その光景を横目で見ながら、塔を降り、闇の中に消えって行った。
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