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第十四話 ニアの尻尾
しおりを挟む寝不足の俺を朝日が起こした。
俺は、ニアが起きないように、ベッドから出ようとすると、右腕が動かなかった。
俺は、もしやと思いながら、左手で、布団を捲ると、俺の右腕にニアが抱きついていた。
俺の右腕には、ニアの小さい膨らみが押し付けられていた。
俺は、一旦深呼吸してから、ニアが起きないように抱き着きを解いた。
ベッドから出て、布団を掛けて、台所に向かった。
俺は、さっきのことを忘れるように、朝食を作り始めた。
いつも通りぐらいにニアが、台所にやってきた。
そして、いつもの朝を過ごした。
朝食を食べ終わった後に、俺は、ニアをデートに誘った。
ニアは、嬉しそうに了承してくれた。
その時に、ニアから1つ提案された。
家を一緒に出ずに、外の噴水広場で待ち合わせすることを。
俺は、その提案を了承した。
俺は、ニアと別れ、身支度を整えた。
結構早く終わったので、ドア越しに、ニアに、噴水広場で待っていることを伝え、家を出た。
俺は、ニアが来るまで噴水広場で待っていた。
10分後ぐらいに、後ろから、「ヒツヤ」と、呼ばれた。
俺は、後ろを振り返った。
そこには、白いワンピースを着て、髪を少し結っているニアがいた。
「ヒツヤ、似合ってる?」と、ニアが、聞いて来た。
「ああ、似合って、とても可愛いよ」と、答えた。
「ありがとう、ヒツヤ」と言い、ニアは、嬉しそうに微笑んだ。
「じゃあ、行こうか」と言い、ニアの手を取った。
そして、俺は、ニアの手と互いの指が交互に絡み合うようにして、手をつないだ。
俗に言う恋人繋ぎだ。
「う、嬉しいけど、いきなりどうしたの?」と、ニアが、聞いて来た。
「ニアと手を繋ぎたいと思って」と、答えた。
その後、俺達は、街中で、初デートを楽しんだ。
夕方になったので、家に帰った。
そして、いつもの夜を過ごした。
昨日は、ベッドの上で話をしていた。
夜も遅いので、寝ようと言おうとすると、ニアが俺の膝の上に乗っかった。
「ねぇ、ヒツヤ。私達、いずれ結婚するでしょ。だ、だから、特別に私の耳と尻尾を触らせて上げる」と言い、ニアは、少し照れていた。
この世界では、獣人の耳と尻尾は、家族しか触ることが出来ない。
だから、二アは、俺のことを家族と言ってくれと同意義だ。
まず俺は、ニアの耳に触れた。
ニアの耳は、とても触り心地が良かった。
その時、ニアは、くすぐったそうにしていた。
次に俺は、ニアの尻尾を触った。
ニアの尻尾は、耳と同様に、触り心地が良かった。
その時、ニアは、くすぐったそうにしていた。
ニアの耳と尻尾を堪能していると、いきなり、「も、もう終わり」と言い、ニアが俺の膝から降りてしまった。
「ほら、もう寝るわよ」と言い、ニアは、ベッドの左側に寝てしまった。
その後は、俺もベッドの中に入った。
今日は、日付けが変わる前に寝ることが出来た。
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