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第二十話 暗殺者
しおりを挟むホテルに戻った後、ツキミに色々聞かれたが、前世の記憶以外のことは全て答えた。
前世の記憶は隠していた方がいい。
説明した後、そのままホテルに泊まり、輸送ヘリで家に帰った。
帰ってから1週間が経ったが、街の話題は今だにグリーンソルジャーのことだ。
まぁ、仕方ないだろう。
数百年倒すことが出来なかった神獣が短い期間に2体も倒されたからな。
だが、1ヶ月もすれば落ち着くだろう。
俺は変わらずツキミと過ごすだけだ。
今は仕事が終わり、夕食の食材を購入をしているところだ。
視線を感じる。
しかも殺気も感じる。
何故だ?
まぁ、誘き出せば良いことだ。
俺は夕食の食材を購入終えた後、薄暗い路地を通り、人けが無い広場に出た。
そこに到着すると同時に俺は囲まれた。
黒フードに身を包んだ者達に。
数は6人か。
俺のリボルバーの装弾数は6発。
1人1発で仕留めれば良い。
俺は懐に手を入れた。
黒フードに身を包んだ者達は一箇所に集まり、短剣を抜いた。
その短剣には紫色の液体が塗られていた。
毒か。
毒に警戒していると黒フードに身を包んだ者達は俺に向かって、突撃して来た。
俺は素早くリボルバーを懐から抜き、狙いを定め、引き金を引いた。
発射された6発の銃弾は確実に黒フードに身を包んだ者達の頭に吸い込まれ、命を奪った。
これで終わりか?
いや、違うな。
後ろから殺気がする。
殺気からして、数は4人。
リボルバーを手から離し、靴からミニリボルバーを素早く抜きながら、後ろを向くと、黒フードに身を包んだ者達が5人いた。
どうやら、1人だけ殺気を消すのが上手いらしい。
多分だが、こいつが本命だろう。
だが、ミニリボルバーの装弾数は5発だ。
それなら、充分仕留められる。
俺は狙いを定め、引き金を引いた。
発射された5発の銃弾は黒いフードを被った者達の頭に吸い込まれた。
4人の黒いフードを被った者達は頭に銃弾をくらい、命を落としたが本命は頬を貫通した。
驚いた。
まさか、銃弾を躱すとは。
だが、甘かったな。
俺はミニリボルバーを本命に向かって、投げた。
本命はミニリボルバーを弾いたが、もう1つに気付かなかった。
本命のナイフが投擲されていることに。
俺はミニリボルバーを靴から抜く時にナイフも抜いていたのだ。
投擲されたナイフは本命の首に刺さった。
本命は首を押さながら、仰向けに倒れた。
これで全員だな。
さて、調べるとしよう。
俺はミニリボルバーを拾い、リボルバーとミニリボルバーを装填してから、死体を調べた。
死体を調べた結果、闇ギルドの者達だと分かった。
そして、俺を殺した後、ツキミのことを殺すつもりだということも分かった。
こいつら、俺の大切な恋人を殺すつもりだったのか。
ほぉ、そうか。
覚悟が出来ているのか?
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