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第四十七話 忌子
しおりを挟む「あ、あなたは、誰?」と、少女が、聞いて来た。
「あ、これは、失礼。俺は、レオク。一応、冒険者をやっている」と、答え
「そう。レオクは、なんで、ここに、いるの?」と、少女は、聞いて来た。
「この街には、観光で来たのですが、何故かこの塔が、気になったので、来てしまいました。勝手に入ってしまい、申し訳ない」と、答えた。
少女は、「そう。あ、私の、名前、教えて、無かった。私は、セレネ。そして、忌子」
俺が、忌子について聞こうとしたが、セレネの腹から音が聞こえた。
セレネは、恥ずかしいのか顔を赤くした。
セレネは、お腹が空いているので、話を後にして、魔法袋から、保存食を出し、簡単に料理を作った。
その料理をセレネに、食べさせた。
セレネは、俺に礼を言い、料理を食べ始めた。
セレネは、本当にお腹が空いていたのか、直ぐに、食べ終わってしまった。
料理を食べ終わった後に、セレネが、忌子と呼ばれている理由を聞いた。
セレネは、料理の礼と言い、話してくれた。
自身のことを忌子と呼ばれている理由は、真っ白の髪と左右で違う瞳の色せいだ。
ここに軟禁されているが、1ヶ月に1度、食料などの生活必需が届くらしい。
そして、自分の誕生日には、その中に、誕生日プレゼントが、1つ入っているらしい。
しかし、それが、1ヶ月半来てないらしい。
それで、空腹になってしまい、部屋の中で、倒れてしまったらしい。
セレネは、全て話してくれた。
だが、分からないことがある。
それは、セレネが着ている服や物などが、それなりの高価な品だと言うことだ。
忌子だと言うなら、ここまでの品は、用意しないだろう。
だから、セレネのことを愛している人物がいるのだろう。
そして、食料が、1ヶ月来てないとゆうことは、セレネの愛してくれていた人物に何かしらがあったのだろう。
だから、俺は、セレネのことをここから、連れ出すことに決めた。
「セレネ、少しいいか?」と、聞いた。
「うん、大丈夫」と、セレネが、答えてくれた。
俺は、「ありがとう、セレネ。聞いてくれ、俺は、君をここから連れ出すと決めたよ」
その言葉に、セレネは、驚いていた。
「だ、だめだよ。た、確かに、レオクは、優しい。で、でも、私は、レオクに、迷惑を、掛けたく、無い」と言い、セレネは、下を向いた。
「なんで、迷惑だと思うの?」と、聞いた。
「そ、それは、わ、私が、忌子、だから」と答え、セレネは、服を強く握りしめた。
俺は、セレネの手を取って、「聞いてくれ、セレネ。実は、俺、この世界の人間じゃないんだ。だから、セレネのことは、忌子だと思わないよ」
セレネは、顔を上げ、「こ、この、世界の、人間、じゃない?わ、私が、忌子、じゃない、どう言う、こと?」と、セレネが、聞いて来た。
「ああ、俺は、迷い人じゃないけど、この世界とは、別のところで死んで、この世界に転生した、転生者だ。だから、セレネが、忌子じゃないことも知っている。セレネの真っ白の髪と真っ白の肌は、アルビノだよ。そして、左右で瞳の色が違うのは、オッドアイだよ」と、答えた。
「アルビノ?オッドアイ?それは、なんなの?」と、セレネが、聞いて来た。
「アルビノとオッドアイは、稀に起きてしまう体の変化だよ。難しいことは、知らないけど、2つとも病気じゃないよ。だから、セレネは、忌子じゃ無いんだ」と、答えた。
「わ、私は、ふ、普通に、生きても、いいの?」と、セレネが、聞いて来た。
「ああ、普通に生きていていいんだ」と、答えた。
セレネは、泣き出してしまった。
俺は、セレネに抱き着き、セレネの隣にい続けた。
5分ぐらいすると、セレネは、俺から離れ、手で涙を拭いた。
「ねぇ、レオク。私を、ここから、連れ出して」と言い、セレネは、微笑んだ。
「ああ、セレネ。君をここから連れ出すよ」と、返した。
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