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第4話 辺境伯の令嬢
しおりを挟むあれから、僕は、10歳になった。これまで様々な国を見て周り、多くの人々に出会い、多くを経験をすることができた。
今は、実家に帰ってきている。実家の領地の外周りを瞬足を使って、飛んでいると、襲われている馬車を見つけた。その馬車は、30以上のモンスターに襲われ、護衛も半分ぐらい戦闘不能になっていた。その光景を見て、助けに行くために、瞬足で向かった。
「助力しにきました」と言い、地に降り立った。
一人の騎士が僕に気づき、「子供は危ないから、下がれ」と、強い口調で言ってきた。
僕は、大丈夫と返し、奥にいる20くらいモンスターに向かって、ウィンドショットを撃ち、全員倒した。残りのモンスターは、護衛との距離が近く魔法だと巻き込む可能性があったので、剣に持ち替え、残りのモンスターを全て倒した。
護衛達は、その光景を見て、唖然としていた。
僕は、戦闘不能になっていた護衛達に、ヒールを唱えて、回復をした後に「じゃあ、僕はこれで」と言い残し、瞬足を使ってその場を離れた。
[夕方]
僕は、裏口から屋敷に入り、自室でゆっくりしていた。そしたら、扉からノックの音が聞こえた。執事から、「旦那様が応接室までお呼びございます。お客様もいらしているので、しっかりと着替えてからいらしてください」と、言われたので、しっかりした服装に着替えて、客間に向かった。
応接室の扉をノックし、「父上、アレクです」といった。すぐ部屋の中から、「アレクか、入ってきなさい」と帰ってきた。そして、部屋の中に入った。部屋の中に入ったら、赤毛の男と、僕と同い年ぐらいの赤毛の少女がいた。だが、その顔は驚いていた。
「伯爵、その子は、伯爵の御令息ですか」と、赤毛の男が父上に聞いた。
「ええ、そうですよ。ほら、アレク挨拶しなさい」と、言われたので、「初めまして、アレク・フレックと言います。以後お見知り置きを」と、挨拶をした。
そして、赤毛の男は僕に向かって、「先程は、ありがとうございました」と、頭を下げてきた。その光景を父上と僕はとても驚いた。
父上は、「い、いったいどうされたのですか?」と、赤毛の男に聞いた。
「先程、私たちを助けてくれた謎の少年が、伯爵の御令息であったのです」
と、父上の問いに返した。
父上は、その言葉を聞き、驚いて、僕に問いを投げかけてきた。「アレク、今日、馬車を助けなかったか?」と。
「ええ、助けましたけど、うん、もしかして助けた馬車に乗っていたのは、このお方たちですか?」と、父上に聞いた。
「ええ、そうですよ。アレクくん。そういえば、私の名前を言って無かったね、私は、アングレー辺境伯だ。この子は、私の娘だ。ほら、挨拶しなさい」と、僕に言った。
「はい、お父様。初めまして、テレス・アングレーと申します。先程は、助けってくださてありがとうございました」と言い、頭を僕に下げた。
「頭を上げてください。襲われている人を助けるのは、当然のことですから」
テレス嬢は、頭を上げ、「お優しいのですね」といった。
そんな、やりとりをしていると父上から、「テレス嬢を庭に案内しなさい、アレク」と、言われたので、テレス嬢を庭に案内した。
[屋敷の庭]
テレス嬢を庭に案内し、東屋でお茶を飲んでいたら、テレス嬢が、「あの、私のことをテレスと呼んでください」と、言ってきた。
そして、こう続けた、「私、同世代のお友達が居なくて、だからお友達になってくれると嬉しいです」と、可愛らしい顔で言ってきた。
そんな顔をしたら、断ることなど出来るはずがなく、「はい、友達になりましょう。僕のこともアレクと呼んでください」
そしたら、テレスは笑顔を浮かべ、「はい、これからよろしくお願いしますね、アレクくん」と言った。
その笑顔に釣られて、僕も笑いながら「こちらこそ、テレス」と返した。
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