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第5話 辺境伯領へ
しおりを挟むテレスと友達に成り、辺境伯と父上とテレスで夕食を取り、夕食後は、応接室でテレスと旅の中であったことを数時間話して、皆就寝することにした。
僕は、自室に戻り、リラックスしていると扉からノックの音が聞こえてきた。そのあとすぐに、「私だ。入ってもいいかな、アレクくん」と、辺境伯の声が聞こえた。その言葉に、僕は大丈夫ですよと答えた。
辺境伯が僕の部屋に入り、座ってから話し始めた。「まずは、娘と友達になってくれて、ありがとう」
「いえいえ、僕自身もテレスと友達になれて嬉しかったので」と返した。
辺境伯は、そうか、ありがとう。と返し、ある提案をしてきた。「唐突で悪いけど、うちの領に来ないかい」と。
「うちの領というのは、辺境伯領ですよね。それは、ありがたいことなのですが、何故ですか?」と、疑問を投げかけた。
「君の父親から、聞いたのだが、君は、対人の実戦経験を積みたいと思っているらしいね。私の領は、実戦経験を積むには適している場所だ。それと、テレスは君が居てくれると嬉しいからね」と、疑問に答えた。
僕は、考えた。確かに対人の実戦経験を積むことができ、テレスとの時間も確保することが出来るから、いい条件だ。でも、なんでここまでしてくれるのかが、わからない。
そんなことを考えていると、「それは、助けてくれた礼と娘のためだよ」と、辺境伯は僕に言ってきた。
「僕、顔に出ていましたか?」と、疑問を投げかけた。
「いや、なんとなくだよ。で、君の返事を聞かせて欲しい」と、僕に向かってい 言ってきた。
僕の答えはもう決まっていた。「もちろん、この話受けさせてもらいます」と、辺境伯の目を見て、言った。
辺境伯は、そうか、ありがとうと返し、では、また明日と言い、僕の部屋から出ていった。
部屋の中で、僕は期待に胸を膨らませていた。
[翌日]
テレスと辺境伯と父上と朝食をとった。そのあとすぐに父上に、「父上ありがとうございました。辺境伯領に行くことを提案してくれて」
そしたら、父上は僕の肩に手を置き、「しっかりと修行してこい。あと、体に気をつけろ」と、僕を気遣ってくれた。
辺境伯とテレスが、辺境伯領に向けて出発する準備をしている所に向かい、辺境伯に「これから、よろしくお願いします」と言った。
その言葉を聞き、辺境伯は、ああ、こちらこそと言った。
その会話を聞いていた、テレスは驚いた顔した。「お父様、アレクくんのよろしくお願いしますて、どういう意味ですか?」と、辺境伯に聞いた。
「うん、ああ、アレクくんは、辺境伯領に行くことになったんだ」と、テレスに答えた。
その会話を聞き、「これからよろしくね、テレス」
驚いた顔していたが、すぐに笑顔になり、「はい、こちらこそ、アレクくん」と返してくれた。
その笑顔は、花のように可愛かった。
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