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第8話 魔人との出会い
しおりを挟む[王宮]
王宮に着いて、見た光景は、謁見の間の人間が全員肘をついている姿だった。その真ん中には、頭から角を伸ばしている男がいた。
僕は、その男がこの光景の原因として、理解し、風壁を発動させ、人間達と魔族を分断させ、閉じ込めた。そして、自分も風壁の中に入った。
その時、魔族の男が投影魔法を使っていることも知らずに。
風壁の中に入って、すぐにウィンドカッターとウィンドショットを20ずつ打ち込んだ。だが、魔族の男は、火の壁を張り、攻撃を防いだ。
瞬足を使い、火の壁の裏に回り、まずウィンドハリケーンを魔族の男と自分の間に発生させ、ウィンドカッターをウィンドハリケーンの中に打ち込んだ。そしたら、ウィンドカッターが予測不可能な軌道をして飛んできた。
僕は、瞬足を使って回避したが、魔族の男は、ほとんど防御したが、三箇所ぐらい切り傷を作った。
その傷を見て、魔族の男は笑った。「すごいなぁ、貴様。私は強い奴が好きでね。是非君の名前が知りたい」と、僕に言ってきた。
「僕は、フレック伯爵家が三男、アレク・フレックだ。今年で、12になる」と、魔族の男の問いに答えた。
「そうか、そうか。まだ12か、伸び代があるなぁ。そうだ、私の名前はデルクという」と言った。
その時、謁見の間では、投影魔法が消えていた。
「アレクよ、貴様はまだ若い、だから16になるまで待とう。その時は、本気の戦いというのをしようではないか、だからそれまで死ねなよ」と、言い残し魔族の男は消えって行った。
魔族の男が消えたので、風壁を解除した。そしたら、謁見の間にいる人間達が僕を凝視していた。その目線が嫌で、瞬足で去ろうとしたら、国王に、「待ってくれ、アレク殿よ」と言った。
その言葉を聞き、何故自分の名を国王が知っているのかと、疑問に思った。
風神の鎧を解除し、膝をつき、「国王陛下、何故私の名前をご存知なのですか?」と、疑問を投げかけた。
すると、国王は、「アレク殿の戦いが、投影魔法によって、映されていたからだ」と答えた。
その言葉を聞いて、納得した。
「アレク殿が居なければ、わしらはどうなっていたかわからない。ここにいる者達の代表として、礼を言う」と、頭を下げてきた。
その光景を見て、「顔をお上げください国王陛下。私は、当然のことをしたまでです。私は、これで、学院に戻ります」と言い、瞬足を使って学院に戻った。
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