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第二話 入学式
しおりを挟む国を出て1週間で、魔法学院に着くことが出来た。
本来なら、2週間ぐらいかかる距離だったが、聖女には、聖女専用の魔導馬車が、あるため、4日で着くことが出来た。
着いて日から、3日後に入学式がある。
寮の中の特別の部屋に通された。
その部屋は、聖女が、代々自室にしている場所だ。
レミアが、その部屋に着くと、荷物を広げ、私物を仕舞い始めた。
俺は、レミアの方を見ないようにしながら、護衛をした。
レミアとは、恋人の関係ではあるが、流石に、着替えを見るのは、だめだ。
それに、大司教様との条件もあるし。
20分ぐらいすると、レミアが、「ラルク、ちょっと、来て欲しいだけど」
俺は、レミアの前に、姿を現した。
「どうしたんだ?レミア」と、聞いた。
「ラルクの意見を聞きたかったの。これとこの髪飾りどっちが良いかな?」と、レミアが、聞き返して来た。
「こっちの髪飾りかな」と答え、左手に持っている髪飾りを指差した。
「じゃあ、こっちを付けてみるね」と言い、レミアは、俺が選んだ髪飾りをつけた。
「どう、似合っている?」と、レミアが、聞いて来た。
「ああ、とても似合っているよ」と、答えた。
レミアは、嬉しそうな表情を浮かべた。
「あ、そうだ。ラルクは、魔法学院に入学しないの?」と、レミアが、聞いて来た。
「俺は、レミアの護衛だから、入学は、しないよ。でも、レミアの近くには、いるから」と、答えた。
「そうなんだ。じゃあ、ラルク、私のことを守ってね」と言い、レミアは、微笑んだ。
俺は、「勿論だ。俺は、レミアの護衛だからな」
その日から、3日が経った。
今日は、入学式の日だ。
入学式の中で、レミアは、とても目立っていた。
まぁ、聖女だからなぁ。
そして、レミアは、とても可愛い。
俺が、恋人ということもあるが、普通に、レミアは、美少女だ。
そんなレミアに、鼻を伸ばす男子生徒は、普通にいた。
俺は、鼻を伸ばした男子生徒の1人1人の顔を覚えた。
もし、レミアに何かするつもりなら、レミアに気付かれないように処理してやる。
そんなことを思いながら、レミアの護衛をしていた。
入学式は、何もなく進み、終わった。
入学式が終わった後、レミアは、周りの生徒達に囲まれた。
俺は、何かする奴がいないか、監視していた。
本当は、助けたかったけど、俺の存在を知られるわけにいかない。
俺が、監視していると、周りに声を掛け、レミアを救ってくれた人物がいた。
確か、彼女は、この国の第1王女だったはず。
レミアと同い年だったはず。
第1王女は、レミアを護衛のところまで送っていた。
レミアは、第1王女に、お礼を言っていた。
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