上 下
33 / 44

第三十三話 結婚式の準備

しおりを挟む

 3人とのデートも終え、今は、部屋の中で、話しながら、結婚式の準備を進めている。

 「これで、式場と式の流れは決まりね」と、ミレイネが言ってきた。

 僕は、「うん、後は、招待客だね」

 「招待客て、誰を招待するの?」と、菜月が聞いてきた。

 「僕の素顔を知っている人と、レティの知り合いと第2騎士団の団員達だね。あ、後、国王陛下と第1王子だね」と、答えた。

 「え、国王陛下が、来るんですか?」と、ミレイネが、聞いてきた。

 「うん、来るよ。あの方は、自分が使えると思っている人物には、とことん関わってくるから。師匠もその1人だよ」と、答えた。

 レティは、「だから、お父様は、よく国王陛下のところにいるんですね」

 「ねぇ、結婚式の準備が、大体終わったら、何処かに旅行しに行きませんか?」と、菜月が、言ってきた。

 「良いね、それ。皆んな、どこか行きたい所ある?」と、3人に聞いた。

 「あ、それでしたら、私、海に行ってみたいです」と、ミレイネが、言ってきた。

 レティは、「良いね、海、私も久しぶりですし、行ってみたい」

 菜月は、「私もこっちの世界に来てから初めての海ですから、とても楽しみです」

 僕は、「じゃあ、決まりかな」

 「折角、海に行くので、私が、皆んなの水着を作ります。だから、エド、水着のデザインを決めたいから、一回席を外してくれる?」と、菜月が、聞いてきた。

 「うん、分かったよ。ついでに、決まったことを師匠や国王陛下に伝えてくるよ」と言い、僕は、部屋から退室した。

 師匠に最初に伝えようとしたが、屋敷の中には、居らず、使用人に聞いたら、王城に居るらしい。

 その情報を聞いた僕は、国王陛下の所にいると予想し、国王陛下の部屋に向かった。

 予想通りに、師匠は、国王陛下と同じ部屋の中に居た。

 僕は、いつの手順で、部屋の中に入った。部屋の中で、決まったことを伝え、結婚式についての軽い打ち合わせをして、部屋から退室した。

 屋敷に帰り、自室に戻った僕は、3人がどんな水着を着てくるかとても楽しみだった。

 

 
しおりを挟む

処理中です...