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人間ヴァンパイヤー@キスから始まる関係
しおりを挟むひょんなことから、僕はヴァンパイヤーに飼われることになった。
広めの部屋で軟禁状態ではあるが、ときどき屋敷内なら散歩に連れて行ってくれることもある。
どうも、人間が外を1人で出歩くのは危ないらしい。ご主人様以外に捕食されてしまうかもしれないからね。
ふつう吸血する時、吸われる人間が痛くないように催淫効果のあるフェロモンを出すらしい。
もちろんこの催淫効果は人間のみに効くものだ。
しかし
どうやら僕のご主人様は違うらしい。
ご主人様の食事の仕方もちょっと違う。
後ろからガプッと噛むのではなく、
甘えっ子のように前から捕食してくる。
そしていつも俺の太ももの上に座る。
「…んん…」
「また勝手に盛ってるのですか」
「…だって…」
そう言ってご主人様は吸血しながら、僕の太ももに硬いものをなすりつけてくる。
「…我慢できなくて…」
「はぁー…仕方ありませんけど、吸いすぎないでくださいね。」
どうやら人間は不思議なもので、
貧血気味でもむしろ
生存本能が働いてしまって
僕もそういう気分になってきてしまう。
吸血鬼は男でも肌が白くてとても綺麗だ。
ご主人様は線も細くとてもそそられるものがある。
「…ねー、今夜だめ⁇」
そう聞いてくるご主人様を拒否できるほど、僕も大人ではなかった。
「仕方ないですね。」
吸血鬼の催淫ホルモンは僕にはあまり効いてる感じはしない。
痛くはないけれど、快感でもないのだ。
その分なぜかいつもご主人様の方が発情してしまう。
そして普段よりも小さな刺激に敏感になって、快感にとても弱くなるのだ。
「…っんん…」
吸血してるご主人様の胸の先をちょっとつねった。
そこはもうしっかり、快感に期待を寄せていた。
そこをしばらくコリコリと遊んでいると、ご主人様がだんだん僕に体を預けてくる。
いや、正確には快感に負けて力が抜けているだけなんだけど。
「…っそこばっかはいや…もっと…」
そして、
ご主人様はもっと先をねだりはじめるんだ。
「しょうがないですね…」
そう言ってご主人様の耳を噛むと、ご主人様は武者振るいのようにフルッと震えた。
そのまま首にキスを落としながら、
ご主人様のものと自分のものを服から取り出して、手で一緒に触る。
ご主人様のものからはもう蜜が溢れて、すごくぬるぬるする。
「…んん…っすごい…」
そう言って僕に抱きつく腕をきつくしてくるご主人様に、
やはり僕は勝てない。
「…っそうですね。気持ちいいですか。」
「…んん…きもちい…よ…」
もう片手でご主人様の後ろの性感帯を触ると
そこはもう待ち切れないとばかりに吸い付いてきた。
「…っすごい、もうとろとろですよ、また1人でしたんですか」
「…だって…きょうっ…まちきれなかった…んんっ…」
「…今日はどうしますか?」
「…うしろ…うしろからがいいっ…」
「…お望みのままに」
そうしてご主人様を四つん這いにさせて、
後ろから僕のを入れていく。
何回ご主人様と交わっても、
そこは毎回きつくて、
もっと奥とねだってくる。
「…んっ…すごい…っ…」
「…っ…動きますね…」
動くたびにご主人様の声が脳を揺さぶる。
「…あっ…だめだめ…すごい…」
「…っ…ご主人様っ…」
「…あっ…くる…だめ…だめ…」
そう言ってご主人様は蜜でベッドを汚して果てた。
「…っ…」
そして俺もそれに釣られて果ててしまった。
息が整う頃、ご主人様はいつも気絶するかのように寝てしまっている。
僕が元の人間界の生活に戻りたいかって⁇
ちょっぴり快感に弱い、
わがままなご主人様のペット生活も案外悪くないかも。
まあ、淡々と食べられるより、
ご主人様にねだられながら捕食される方がまだ幸せかな~。
この気持ちに名前がつくのはも少し先の話になりそうだけどね…。
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