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本編
本能と理性の狭間で
しおりを挟む先生から一万円札をもらって、
どうにかタクシーで陽平の家まで帰ってきた。
なんでもない、大丈夫だから、帰る、
と言っても陽平はそんな状態で1人にはできないと彼の部屋まで連れていかれる。
いや、むしろ1人にしてほしい!と叫びたいくらい。
陽平のベッドで寝かせてもらって、少し楽になった。
でもそこはαのフェロモンが満たされてるところだから、
いつものヒートより余計に熱が上がる気がする。
でも流石に人の部屋で、1人でするわけにもいかなくて、少し悶々としていると陽平は飲み物を持ってきて帰ってきた。
「少しお茶飲む⁇」
そんな気遣いすら、イライラしてしまってそっけなくなる。
ありがとうの一言でも言えれば可愛げがあるのに。
「お昼ご飯何か買ってくるから少し待っててね」
そう言って、陽平は部屋を出た。
数分目を閉じて寝ようとしたが、
やはりこの部屋は心地が良すぎて、
体が期待に濡れていた。
この前だって、ここで陽平と…
そんな初めてを思い出していたら、手は勝手にそこに伸びていて、
自分で初めて後ろ側を触る。
「うわっ」
そこは想像以上に濡れていて、
少し触れただけで、あの日の熱を思い出したかのように収縮し出した。
だめだめだめだめ!!!!
そう理性は必死に叫ぶのに、好奇心に負けて指を中に迎え入れる。
「はぁ…はぁ…はぁ」
ここがどこかも忘れて、夢中であの気持ち所を探る。
でも自分の指じゃあ足りなくて、
疼いて余計に体が熱くなる。
ダメとわかっているのに、やめられなくて、どうにか体の熱を放出しようと胸の先も摘んでは見るものの、あの時のものとは比べようにならないくらい物足りない。
「あ…ようへい…もっと…」
うつ伏せで、お尻だけを高く上げて、いない彼にねだる。
中途半端な快感にどうにか絶頂を迎えるものの、全然物足りなくて熱がおさまらない。
「ひーくん手伝おうか⁇」
いつのまにか帰ってきていた陽平が扉の近くに立っていた。
「…あっ。ごめん…なさい…」
見られてたと認識してから、急に理性が戻ってきて、
彼のベッドを汚してしまったし、
ましてやそれ以上の痴態も見られていたのかもしれない。
「そんなんじゃ物足りないでしょ、ほら」
中を弄っている指を外され、代わりに彼の細くて綺麗なゆびが入ってきた。
抵抗できない体勢で彼にされるがままになる
「あっ!よぅ…あっ!んんっ」
彼の指は焦らすことなく、的確に気持ちいいところばかりを攻めてくる。
「陽平っ!いきたい!いかせて!」
そう懇願するまで理性は溶かされてる時に
「僕の番になってくれるならいかせてあげる」
そんな強気な彼に勝てる気がしなくて、
俺の最近の悩みが吹き飛んで
「…いいよ…なる!だから、お願い…」
と彼に汲み伏してしまった。
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