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宝石病の少年と魔法鑑定士
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美しい言葉を発すると体の一部が宝石になってしまう「宝石病」にかかった少年。
彼が美しい愛の言葉を口にするほど、彼の体は宝石に少しずつ変わり、やがて動かぬ像になってしまう。
そんな彼を保護した魔法鑑定士の壮年は、少年の体にある高価な宝石には目もくれず、ただ彼が言葉を発さなくていいように静かな生活を与えた。
しかし、少年はどうしても伝えたかった。
自分に居場所をくれた魔法鑑定士への想いを。
ある日、少年が意を決して
「好きです!!」
と呟いた瞬間、手の甲が真っ赤なルビーになってしまう。
鑑定士は少年のルビーに変わった手の甲に口づけをし、
「この石の輝きより、お前のその声の方が余程、価値がある」
と言った。
鑑定士は禁じられた魔法を探し出し、その魔法を使い少年の体から宝石病を取り除いた。
そして、全て自分へと引き受け、二人は共に生きていく道を選んだ。
彼が美しい愛の言葉を口にするほど、彼の体は宝石に少しずつ変わり、やがて動かぬ像になってしまう。
そんな彼を保護した魔法鑑定士の壮年は、少年の体にある高価な宝石には目もくれず、ただ彼が言葉を発さなくていいように静かな生活を与えた。
しかし、少年はどうしても伝えたかった。
自分に居場所をくれた魔法鑑定士への想いを。
ある日、少年が意を決して
「好きです!!」
と呟いた瞬間、手の甲が真っ赤なルビーになってしまう。
鑑定士は少年のルビーに変わった手の甲に口づけをし、
「この石の輝きより、お前のその声の方が余程、価値がある」
と言った。
鑑定士は禁じられた魔法を探し出し、その魔法を使い少年の体から宝石病を取り除いた。
そして、全て自分へと引き受け、二人は共に生きていく道を選んだ。
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