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愛情のキス【有希】
息が詰まるほどの長く、終わりのないキス。
蓮也先輩の優しい唇。
こんなに優しいキス。愛おしい人からのキス。
強引な蓮也先輩の行動に僕は受け身で固まっているしかなかった。
「最後までして良い?」
(最後、まで…?)
多分、蓮也先輩の言う『最後』ってそう言う事。
もちろん、僕だって、先輩と繋がりたい。
でも、父親としか性的な事をしたことがない僕には、父親に犯され続けている様な人間は、父親以外とセックスなんでできるんだろうか?
しばらく悩んでしまった。悩んでは見たけど、やっぱり答えは決まっていた。
大好きな蓮也先輩としたくないわけがない。
それに、こんなに大きくなった2本のペニスをどうしたらいいか…。
蓮也先輩が、自身を押し付けてくる。
それすら今は愛おしい。
先輩は、僕の頭を撫でてくれた。
僕の答えを文句を言わずに待ってくれている。
「先輩、本当に僕としてくれるんですか?」
先輩の綺麗な二重の目を見つめる。
先輩も僕の目を見つめてくれていた。
「もちろん。したい。無理強いはしないけど、俺はしたい。」
「先輩となら、僕もしたいです。」
「じゃあ、するよ?」
そう言いながら、僕の後頭部をそっと右手で抱えた先輩が、今度は濃厚なキスをしてくれた。
僕の上唇と下唇の間を、先輩の柔らかい舌が割入って来る。
「あっ。あ…。」
キスだけなのに気持ちが良すぎて、抑えたいのに声が漏れ出る。
先輩の舌が、僕の口腔内をグチャグチャに掻き乱す。
ジュルリ、先輩が僕の唾液を啜りながら激しく僕の口を刺激する。
(誰か来たらどうしよう…。)
誰か来るかもしれない恐怖に、なぜか僕は興奮を高めた。
こんなところ見られたら、2人とも停学?退学?させられちゃうんじゃないか?
先輩は、誰か来てしまうかもしれないとか思わないのだろうか?
先輩は、周りのことなんか気にせずに、僕の口を貪る。
お互いの唾液を混じり合わせながら、先輩は、カッターシャツ越しに、親指で僕の乳首をクリクリ回しながら刺激する。
「あっ…。そこ、ダメ…。」
乳首を、ソフトに刺激されるのは初めて。
乳首がこんなに感じるなんて知らなかった…。
「先輩…、ダメっっっ」
先輩の親指が、乳首の中心の尖った部分に擦れるたびに、体がビクッと跳ねる。
「『蓮也』先輩、でしょ?」
蓮也先輩は、僕を淡々と刺激している。
慣れているのかな?
先輩の動きには、余裕が伺えた。
乳首を刺激されているのに、ペニスの先端が濡れ始める。
もう我慢ができなくなって、僕は覆い被さっている蓮也先輩の体に、硬くなったペニスを押し付ける。蓮也先輩に、今の僕がどれだけ感じてしまっているかを知って欲しい。
乳首の刺激だけでこんなに、ペニスを硬くしてしまう僕を、蓮也先輩はどう思っているんだろうか?
身体中に熱がこもって、頭がくらくらする中で、蓮也先輩に嫌われなきゃいいけど、と少しだけ不安も残っていた。
でも、蓮也先輩は僕のことを嫌いにならなかったみたい。
だって、先輩も僕のペニスに自分の硬くなったペニスを押し付けてきたから…。
硬くなるってことは、少なくとも嫌いじゃないよね??
僕は、蓮也先輩のペニスに思いっきり自分のペニスを押し付けた。
気持ちがいい。
2人のが擦れるだけでこんなに気持ちいい。
汗ばむ肌を包んでいるシャツのボタンを、淡々とはずされていく。
はだけた僕の胸。
蓮也先輩が、僕の胸に顔を埋める。
「相変わらず綺麗な肌なのに…。」
蓮也先輩が何を言いたいのかわかる。
痣があるって、そう言いたいんだろう。
傷が増えてるって言いたいんだろう。
「いいから…。もっとシテ…。」
痣なんて今はどうでもいい。
そんなことより、もっと上の快楽を蓮也先輩から与えられたい。
「舐めていい?」
先輩の声に反応して、僕はすぐに頷いた。
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