魔王と騎士の楽しい世界統一新婚生活

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二章

5

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「…直接、触ってほしい…?」

魅惑的に微笑んで、彼の身体に押し付けていた俺自身を刺激するように
腰を揺すられた。

「あぁ……ん、ぅんっ…さわって、さわって…っ」

彼が俺に触れてくれる…そう思っただけでぞくぞくと肌の上を快感が波打つ。
期待と興奮のあまり震える手でズボンの前を寛げる。
はやく、はやく、と気持ちばかりが急いて、思わず眉を寄せて唇を噛んだ。

「…やらしいな、魔王陛下?」

「ゃあ……っ」

ズボンのチャックを下ろしてから気付いた。そうだ、俺ノーパンだった。
チャックを下ろした途端、ぷる、と熟れた自身が飛び出して余計に恥ずかしい。
からかうような口調で言われ、顔が熱くなるのが分かり両手で覆ったが
腰をルナの方に突き出すのを止められない。

「はぁ…びしょびしょ…ほら、シューヤ様…」

「っひ…!ぁあああっ……!」

彼が裏筋にたらたらと溢れる先走りを指先でつぅっと拭った瞬間
いままでぎりぎりの所で止まっていた熱が解放されてしまった。
そんな。あれだけの刺激で…とは思うものの、余りの気持ち良さに
どうにもできない。

「ぁっあ、あ、や、止まんな…こわい……ルナぁっ…」

快感が強すぎたせいか、まだ射精が止まらない。壊れたようにとろとろと
白濁を零し続けるのが怖くてまた涙が出てきた。

「泣かないで…大丈夫だから…」

身体を震わせて半泣きになっていると、顔を隠していた手をどかされ
宥めるように啄むだけの優しいキス。
はむはむと唇を食まれ、下唇を柔らかく吸われる。

「んむ…ん、……ぁふ…ん、ぅ……」

甘ったるくて優しいキスにうっとりと身を任せていると
いつの間にか彼にズボンを引きずり降ろされていた。

「……ぁ……ルナ………」

ルナが上半身を起こして、俺に跨ったまま綺麗な空色の目で俺を見下ろす。
どこまでも澄んだ色をしているのに、今はそこに熱くぎらぎらとした
欲の色が混ざっていて、そのアンバランスさに体が震えた。
それに見惚れていると、笑みの形に目を細めた彼はまるで俺に見せつけるようにして
服を脱ぎ始めた。
襟を寛げる為に少し上を向いた彼の喉元が堪らなく色っぽい。
ボタンを外し、重そうな白い服をベッドの下に投げ落とした後、下に着ていた
インナーのようなものを腕を交差させながら脱いだ。
腕が寄ったことで彼の逞しい胸筋が谷間を作って、そのいやらしさに
思わず吐息が漏れる。
俺を見下ろし、にやりと笑んで手袋の指先の部分を口に咥えて、ぐいっと引っ張り
外したそれをまた床へ。
上半身の着衣を全て取り去って現れたのは、実戦で鍛え上げられたのだろう
逞しく引き締まった身体。それを包む白い肌に銀の髪がぱらぱらと流れ落ちて、
それが清廉で、なのにとてもいやらしい。

…ああ、彼の身体に触れたい。
じわじわと湧き上がるような高揚を感じて口内に唾液が溢れたのが分かった。

「ルナっ、ルナ…俺も、さわりたい…さわっていい?」

言いながら、ルナの了承も得ずに美しい身体に触れた。
手を伸ばして綺麗に隆起した腹筋をさわさわと撫でる。
しっとりと吸い付くような肌は、俺とも、今までの彼女とも違っていて
彼だけの感触なのだと思うと余計に興奮した。

「ぁ、あ、ルナ…すご、きれい…」

まだルナに跨られたままで身体を起こせず、ただ手を伸ばすしかできない。
もっと沢山触りたいのにルナは楽しげにそんな俺の様子を眺めているだけだ。
焦れったくて思わず唇を舐めた。

「んぅ、やだぁ……ね、もっと、さわりたいぃ…」

「…ふふ……ほら、いいぜ…」

「っひゃ…!」

了承を得られた事で一瞬気を抜くと、腕と背中をぐいっと強く持ち上げられ
仰向けになった彼の上に軽々と乗せられた。

「どうぞ?」

肉食の獣みたいに挑発的で余裕な笑みに、自身にまた熱が集まったのが分かった。
さっきとは逆の態勢になって俺が上に乗っているのに、彼がその気になれば
すぐにでも喰われてしまいそうな程の獰猛な視線に身体が震えた。
はふはふと興奮で上がる息をそのままに、震える指でルナの肩へ触れる。
俺とは全く違う厚みと固さを持っていて、触れるだけじゃなくて
舌でも彼を味わいたくなってしまった。

「…ん、ん……」

無意識に唇をむにむにと動かしていると、それに気付いた彼が
優しく下唇を引っ張ってからふにふにと指先で押してきた。
思わず舌先でちろりと舐めてしまうと、そのまま人差し指を唇の隙間から
口内へ差し込まれた。

「ん、むぅ…ふ、はむ…ぅう…」

上顎を人差し指と中指で柔らかく押すようにして擦ったり、頬の内側を
くすぐるように揉んだりと、まるでナカを指で愛撫する時のような動きに顔が熱くなった。
自分の口を欲望を受け入れる為の性器に見立てられて恥ずかしいはずなのに
それすらも気持ち良い。
口内を掻き回す指に舌を絡めて、必死に舐めたり吸ったりしていると
舌を掴まれて唇の外へ引きずり出された。

「ふぇ…ぁ、うぅ……んむっ」

親指で舌を抑えたまま顎を手の平で掴まれ、ぐいっと引かれる。
そのままルナの上半身にぴったりくっつくように身体を倒すと、出されていた舌を食まれ
じゅっと吸われて全身の力が抜けた。

「んっ…ん、…むぅ、ふ…っんん…!」

きもちいい。勝手に腰が揺れて、ねだるように反り上がってしまう。
ゆらゆら動かしていると、舌を吸われながらルナに剥き出しの尻の丸みを
両手でがっしり掴まれ、むにぃ…と谷間の奥を晒すように引っ張られた。

「っあ…!やだ…やぁ、ルナぁ…っひ…ぅ」

指を食い込ませるようにむにむにと揉んだり下から上へ持ち上げて揺らしたりと
好きなように揉みしだかれて、恥ずかしさに目が潤む。

「ぁう…んん……ぁ、あ、あっ…」

恥ずかしいのに口から漏れるのは気持ちいいと言ってるのと変わらない濡れた声。
離してほしくて腰を揺らすと、更に強く揉み込まれて意味など無かった。
彼の胸に縋りつくようにしてただ喘ぐだけの俺の髪に、ふわりと笑う吐息と共に
優しいキスが落とされて、甘やかされているみたいなそれに胸が痺れた。

「あ…あ、ルナぁ…ん、い、ぁあ……っ」

「ほら、シューヤ様?手が止まってるぜ……触りたいんだろう…?
 早くしないと、私のしたいようにしてしまうぞ?」

「やぁあ…っ!」

更にぐにぐにと揉み込まれ、もどかしい快感にまた自身からたらたらと雫が零れた。
ルナはまだ一度も達していないどころか、ろくに触れられていないのに
自分ばかりが乱れている…それが申し訳なくて、でも更に興奮を煽って堪らない。

「ゃだ、やぁ…ルナに、触りたい……おねが、さわらせて…」

縋るようにルナの鎖骨に吸い付く。そのままぺろぺろと必死に舌を這わせると
尻の丸みを撫でてから内腿に移動した手がゆるゆると足の付け根を擽った。
焦らすような緩い快感に、また舌が止まりそうになって首を振った。

「ゃ、だめぇ…触っちゃだめ…俺、動けなくなっちゃう、からぁ…っ」

「ふふ…しょうがない魔王陛下だな…。ほら、これでいいだろ?」

楽しそうに言ってから両手をぱっと俺から離し、頭の脇に手を置いて
降参しているみたいなポーズ。その余裕な笑みもたまらなく美しい。

「ん、ん…ルナ、ルナぁ…すごい、きれい…」

中断してしまった舌をまた這わせ、盛り上がった胸筋に吸い付いた。
煌々としたライトに照らされた彼の身体は輝くように白くて綺麗で
無我夢中であちこちに舌を這わせる。
白い肌によく映えるピンク色の乳首がいやらしくて、飢えた獣みたいに
そこに吸い付く。彼のような技巧など無い、ただがむしゃらな愛撫だが
ルナはそれを受け入れるように俺の頭を撫でてくれた。

「はむ、ん、ふぅ…む、ぅ……んん…」

「……かわいいよ、シューヤ様…」

ぺろぺろと乳首に吸い付く俺を愛おしむような声。それが嬉しくて
ふんふんと鼻息を漏らすと子犬のようだと笑われた。
舐められている彼よりも、舐めている俺の方が彼の一挙一動に感じてしまい
どちらが愛撫されているのか分からないくらいだ。
現に今も、先程まで好きなように弄られていた乳首が
じくじくと疼いてたまらない。
思わず彼の乳首を舐めながら自分の乳首を指で摘んで、
さっき彼がしてくれたように触った。

「ぁんっ…ん、ぁ、ルナ、ぁ……ひ、ぁう…っ」

「こら、触っちゃだめなんだろ?我慢して…」

「…ぅう~っ……」

自分の乳首を弄っていた手を彼の手に絡め取られて、反対側の手も同じようにされた。
中途半端に刺激を与えてしまった身体はすぐにとろとろと雫を溢れさせて
彼の腹を濡らした。
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みんなの感想(1件)

し
2016.12.10

やばいです。めっちゃ面白いです。何といえばいいかわかりませんがとにかくめっちゃハマりました。
更新頑張ってください!

解除

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