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鍛冶屋と研ぎと意地と-②-
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工房内を支配しているのは静寂と砥石の研ぐ音のみ。バン親方も最初は怒って凄い覇気を出していたが、今はただただ私の研ぎの姿を黙って見入っている。ロロは心配していたが静寂にのまれ、ネリーは自分の魔剣が段々仕上がっていく毎に嬉しさがわきでているが決して騒いだりはしない。
最後の仕上げ用砥石の出番である。
「バン親方。この砥石の研ぐ音をよく聞いてて下さいね。」
「お、おう。わかった。」
魔剣の刃についた微細なキズをこの砥石で更になくしていく。
シュシュ、シュシュ・・・聞き耳を立てないとほとんど聞こえない研ぎの音。
力を入れずにただ手を添えるだけ、それだけでいて刃全体がブレないように固定して最後まで砥石全体を使って仕上げていく。
ふぅー・・・。出来上がった。刃全体のブレもなくエッジを利かせて獲物を仕留めやすいように仕上げ終える。とその瞬間魔剣から眩い光があふれだしたのだ。
「な、なんだ!?魔剣が急に光出したけどこれ大丈夫なんだよな??」
「こ、これは・・・!!魔剣に宿っている精霊が具現化していやがる!」
「バン親方!どうしたらいいんですか?!」
「おう、ちょっと待ってろ。」
そういって私の手から魔剣をゆっくりと取り上げて魔剣に魔力を注いでゆくと更に光がまばゆくなり、1匹のトカゲが出てきた。
「こいつは・・・サラマンダーじゃねえか。しかもかなり上級の精霊だ。魔剣に精霊は宿るとは聞いてはいたが俺も見るのは初めてだ。」
「ふむふむ。なるほど、わかった。こいつに伝えりゃいいんだな」
サラマンダーは何かをバン親方に伝えたあと魔剣へと戻っていった。
「バン親方?一体何が起こったんですか?」
「うむ、それだがな。この魔剣の柄の部分に炎の刻印があるだろ?そして真っ赤な魔石が埋まっているんだここだ。」
そういって刻印と魔石の説明をしてくれた。
「こいつは代々お偉いさんの家で飾り物として飾られいたのを俺が買い取ってネリーに売った物なんだ。しかしだ今までろくに研がれたこともなく精霊としての霊格を失いかけていたんだそうだ。そんな時お前に研がれたことによって霊格が蘇えった上に具現化するほどの力を手に入れたことに礼を言いたかったらしいんだ。」
「な、なるほど。よくわかりましたがそれって・・・すごいことなんですか??」
「あたりめぇだ!!研ぐことで霊格があがるなんて聞いたこともねぇ!!お前一体何者なんだ??」
「何者って言われても・・・ただの旅人ですよ?大した魔法が使えるわけでもありませんし」
「な、なあものは話なんだがうちの店で働かないか?それだけの研ぎ師としての力量があれば聖剣レベルの剣を研ぐことも可能だろう。」
ズイズイと言い寄ってくるバン親方に私は遠慮しますの一点張りで何とかのりきるしかなかった。
「ほれ、ネリーの嬢ちゃんお代はタダでいいぞ。いいもん見せてくれた礼だ。あと、こう言っちゃなんだが・・・俺自身の未熟さを知るいい機会になったぜ。」
「ふにゃ・・・?にゃ!わかったのだ!魔剣が前よりも強くなっているにゃ。それに持っているだけで心が暖かくなるにゃ。」
「礼はそこの兄ちゃんに言うんだな。俺は何にもしちゃいねえよ。む?もしかして兄ちゃんはネリーのこれかい?」と小指を立ててくる。
『えええええええ!?』「ふにゃああああ////」
お互いに情けない声をあげてアタフタするのを見てバン親方はガハハハッと笑うのであった。
ロロにはジト目で見られ忙しいひと時となった。
「ダイチ。ありがとうにゃ♪この俺はいつかちゃんとした形で返すにゃ♪」
「しかし、驚くことばかりだったわー研ぎ1つでこうも切れ味や性能が上がるなんて知らなかったから今度はわっちの武器の研ぎもダイチお願いするわね♪」
了解した。と返事をして次の店へと足を運ぶ。
「色んなお店を回ったなぁ、お陰で沢山のデータがとれたよ。ロロ、ネリーありがとうな。最後に冒険者ギルドによりたいんだが案内お願いできるか?」
「任せなさい」とロロが冒険者ギルドへと案内してくれた。
宿場町ブリーリャの中央に位置するところに中世風の大きな建物がドドンっと建っていた。ここが冒険者ギルドらしい。ドアを開けて周りを見渡すと受付と思わしきカウンターに建物の左側には魔物の素材買い取りなどをする換金所に右側には銀行と食べ物を食べれる食堂が併設されていた。
受付カウンターの所から声がした。
「あれー?ロロさんとネリーさんじゃないですかー。お久しぶりです~!今日はどういったご用件ですか?」
「お久しぶりだにゃー!モモにゃん!!」
「こんにちは。モモさん。今日は知人の冒険者登録をしようと思って来たのよ。」
「へぇーこれは珍しいこともあるもんですねー分かりました。冒険者登録の手続きですね。それで、その知人の方はそちらで?」
「どうも、初めまして。私はダイチ・モリといいます。ロロとネリーにお願いしてこのギルドへ案内して貰いました。」
モモという受付嬢が声をかけてきたので挨拶をする外見はとても若く見える大体22歳くらいだろうか。
金髪に小柄ではつらつとした感じのとても好意印象がもてる人間の女性であったちなみに人気No.1の受付嬢だそうな。
「では、冒険者登録をしますのでこちらの羊皮に名前と職業と住所を書いてください。」
あーしまった。この世界の言葉は日本語だが文字は全く違うので書くことができない・・・。
「すいません・・・文字を書くことができないんですよ・・・。」
「じゃあ、代筆しますね!名前はダイチ・モリでしたね。職業と住所は何んと記入ましょうか」
「職業は傭兵、住所は現在住む家を探しているので・・・」
「あ、分かりました。職業は傭兵、住所は空欄で。よし!できました。」
「あとは魔法適正を見るのでこの球体に手をかざして下さい。」
手をかざすが球体はうんともすんとも反応すらしない。
「あー・・・ひょっとして魔法適正外の方でしたか。偶にいらっしゃるんですよ。生まれつき魔法が使えない方が。魔法が使えなくても冒険者にはなれますので気を落とさないでくださいね!」
慰めようとしているのは分かるがまさか魔法適正なしとか残念だわー・・・でもモモさんの言葉で癒されるわ~と思いつつ。
「では、このプレートはランクと身分証明などが記憶されるので決して失くさないでくださいよ!最後に本人登録の為に血を一滴落として下さい。それで冒険者登録が完了します。」
「血ですか・・・?」
「そうです!」
しょうがなく指先に針を刺してプレートの上に「白い血」を落とす。
「白い血!?」
周りがざわめきだす。
最後の仕上げ用砥石の出番である。
「バン親方。この砥石の研ぐ音をよく聞いてて下さいね。」
「お、おう。わかった。」
魔剣の刃についた微細なキズをこの砥石で更になくしていく。
シュシュ、シュシュ・・・聞き耳を立てないとほとんど聞こえない研ぎの音。
力を入れずにただ手を添えるだけ、それだけでいて刃全体がブレないように固定して最後まで砥石全体を使って仕上げていく。
ふぅー・・・。出来上がった。刃全体のブレもなくエッジを利かせて獲物を仕留めやすいように仕上げ終える。とその瞬間魔剣から眩い光があふれだしたのだ。
「な、なんだ!?魔剣が急に光出したけどこれ大丈夫なんだよな??」
「こ、これは・・・!!魔剣に宿っている精霊が具現化していやがる!」
「バン親方!どうしたらいいんですか?!」
「おう、ちょっと待ってろ。」
そういって私の手から魔剣をゆっくりと取り上げて魔剣に魔力を注いでゆくと更に光がまばゆくなり、1匹のトカゲが出てきた。
「こいつは・・・サラマンダーじゃねえか。しかもかなり上級の精霊だ。魔剣に精霊は宿るとは聞いてはいたが俺も見るのは初めてだ。」
「ふむふむ。なるほど、わかった。こいつに伝えりゃいいんだな」
サラマンダーは何かをバン親方に伝えたあと魔剣へと戻っていった。
「バン親方?一体何が起こったんですか?」
「うむ、それだがな。この魔剣の柄の部分に炎の刻印があるだろ?そして真っ赤な魔石が埋まっているんだここだ。」
そういって刻印と魔石の説明をしてくれた。
「こいつは代々お偉いさんの家で飾り物として飾られいたのを俺が買い取ってネリーに売った物なんだ。しかしだ今までろくに研がれたこともなく精霊としての霊格を失いかけていたんだそうだ。そんな時お前に研がれたことによって霊格が蘇えった上に具現化するほどの力を手に入れたことに礼を言いたかったらしいんだ。」
「な、なるほど。よくわかりましたがそれって・・・すごいことなんですか??」
「あたりめぇだ!!研ぐことで霊格があがるなんて聞いたこともねぇ!!お前一体何者なんだ??」
「何者って言われても・・・ただの旅人ですよ?大した魔法が使えるわけでもありませんし」
「な、なあものは話なんだがうちの店で働かないか?それだけの研ぎ師としての力量があれば聖剣レベルの剣を研ぐことも可能だろう。」
ズイズイと言い寄ってくるバン親方に私は遠慮しますの一点張りで何とかのりきるしかなかった。
「ほれ、ネリーの嬢ちゃんお代はタダでいいぞ。いいもん見せてくれた礼だ。あと、こう言っちゃなんだが・・・俺自身の未熟さを知るいい機会になったぜ。」
「ふにゃ・・・?にゃ!わかったのだ!魔剣が前よりも強くなっているにゃ。それに持っているだけで心が暖かくなるにゃ。」
「礼はそこの兄ちゃんに言うんだな。俺は何にもしちゃいねえよ。む?もしかして兄ちゃんはネリーのこれかい?」と小指を立ててくる。
『えええええええ!?』「ふにゃああああ////」
お互いに情けない声をあげてアタフタするのを見てバン親方はガハハハッと笑うのであった。
ロロにはジト目で見られ忙しいひと時となった。
「ダイチ。ありがとうにゃ♪この俺はいつかちゃんとした形で返すにゃ♪」
「しかし、驚くことばかりだったわー研ぎ1つでこうも切れ味や性能が上がるなんて知らなかったから今度はわっちの武器の研ぎもダイチお願いするわね♪」
了解した。と返事をして次の店へと足を運ぶ。
「色んなお店を回ったなぁ、お陰で沢山のデータがとれたよ。ロロ、ネリーありがとうな。最後に冒険者ギルドによりたいんだが案内お願いできるか?」
「任せなさい」とロロが冒険者ギルドへと案内してくれた。
宿場町ブリーリャの中央に位置するところに中世風の大きな建物がドドンっと建っていた。ここが冒険者ギルドらしい。ドアを開けて周りを見渡すと受付と思わしきカウンターに建物の左側には魔物の素材買い取りなどをする換金所に右側には銀行と食べ物を食べれる食堂が併設されていた。
受付カウンターの所から声がした。
「あれー?ロロさんとネリーさんじゃないですかー。お久しぶりです~!今日はどういったご用件ですか?」
「お久しぶりだにゃー!モモにゃん!!」
「こんにちは。モモさん。今日は知人の冒険者登録をしようと思って来たのよ。」
「へぇーこれは珍しいこともあるもんですねー分かりました。冒険者登録の手続きですね。それで、その知人の方はそちらで?」
「どうも、初めまして。私はダイチ・モリといいます。ロロとネリーにお願いしてこのギルドへ案内して貰いました。」
モモという受付嬢が声をかけてきたので挨拶をする外見はとても若く見える大体22歳くらいだろうか。
金髪に小柄ではつらつとした感じのとても好意印象がもてる人間の女性であったちなみに人気No.1の受付嬢だそうな。
「では、冒険者登録をしますのでこちらの羊皮に名前と職業と住所を書いてください。」
あーしまった。この世界の言葉は日本語だが文字は全く違うので書くことができない・・・。
「すいません・・・文字を書くことができないんですよ・・・。」
「じゃあ、代筆しますね!名前はダイチ・モリでしたね。職業と住所は何んと記入ましょうか」
「職業は傭兵、住所は現在住む家を探しているので・・・」
「あ、分かりました。職業は傭兵、住所は空欄で。よし!できました。」
「あとは魔法適正を見るのでこの球体に手をかざして下さい。」
手をかざすが球体はうんともすんとも反応すらしない。
「あー・・・ひょっとして魔法適正外の方でしたか。偶にいらっしゃるんですよ。生まれつき魔法が使えない方が。魔法が使えなくても冒険者にはなれますので気を落とさないでくださいね!」
慰めようとしているのは分かるがまさか魔法適正なしとか残念だわー・・・でもモモさんの言葉で癒されるわ~と思いつつ。
「では、このプレートはランクと身分証明などが記憶されるので決して失くさないでくださいよ!最後に本人登録の為に血を一滴落として下さい。それで冒険者登録が完了します。」
「血ですか・・・?」
「そうです!」
しょうがなく指先に針を刺してプレートの上に「白い血」を落とす。
「白い血!?」
周りがざわめきだす。
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