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未熟な冒険者のコルト
火の粉がこっちに飛んできた
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異世界人同士の諍いに首を突っ込むわけにはいかないが、コルトに関しては高みの見物を決め込むわけにはいかない。
あいつの意志も確認した責務ってこともあるし、聞き耳を一応立ててみる。
握り飯作りにも集中しなきゃならないから、コルトが援軍を求めてもそれに応えられるかどうかは分からんけどな。
……出るわ出るわ。
言い逃れとか詐欺めいたごまかしとか。
だがコルトが体験したことを目の当たりにしたわけじゃない。
中立でのコルト寄りの立場の維持。
それを越えたら、逆に相手に付け入るスキを与えてしまう。
「ずっとコルトを探していた」
だの
「作戦を見誤ってしまってすまない」
だの
「また一緒に活動しよう」
だの。
そしてその言葉にコルトは何の感情も顔に出さず、聞き流したり何やら言い返している。
その後ろでシュースがメソメソと泣いている。
「俺達がお前をそこまで育ててやったんだぞ」
「俺達がお前を勧誘しなかったら、お前は今頃何の仕事もできずひもじい思いをしてたかもしれないんだぞ」
なんて言葉が出るかと期待していたが、恩を着せるような言葉は出なかった。
きっと「見捨てられた時点で帳消し」とか「こっちからお願いして加入してもらったのではない」みたいな切り返しが来ると予測してるんだろう。
そこら辺はクレバーというか……計算高いな。
時々「キュウセイシュ」って言葉がはっきり届くが、それ以外は他の冒険者達の会話に紛れる。
しかしコルトも随分頼もしくなった。
いつの間にかバツの歌が自信になっていってたんだな。
気弱な表情が全く出そうにない。
それどころか、こっちに助けを求める様子もない。
……頼もしくなったというより、逞しくなったと言った方が正確かなぁ。
「いい加減にしてください!」
突然の大声が二部屋いっぱいに響いた。
もちろんコルトの声だ。
何か、鼻穴でかくして鼻息も荒くして、足音をでかくしながらこっちに来る。
俺、何もやらかしてないぞ?
シュースはコルトから背中を押されている。
人馬族だから当然コルトの背の方が低い。
いや……背中? 下半身の馬の……尻だよな、押してるの。
何だこのシュールな図は?
例の五人は宥めるような言葉をかけながら、その後ろからついてきた。
おいこらちょっと待てっ。
俺を巻き込むんじゃねぇっ。
いや、コルトを応援する側には立つけどよ。
こっちはこれから
「コウジさんっ。そろそろおにぎりタイムですよねっ」
「まだちょっと早い。つか、数が揃ってねぇよ」
「わ……私も手伝います……」
弱々しい声はシュース。
コルトがここに来たばかりの頃みたいだ。
いや、そうじゃなくてな。
「……あんたが今までコルトちゃんを縛り付けてた奴か?」
「あんた、分かってないようだから教えるけど、……コルトちゃんは『キュウセイシュ』って呼ばれてるの、知らないでしょ」
うわぁ。
コルト。
お前がこっちに来たら、そいつらは俺にへりくだるかこうなることくらい読め……ねぇか。
……はぁ。
コルトごとこいつらを追い返したら……可哀そうか。
つっても、コルトとのことを一から説明……。
聞く気ないだろ。
なら説明しても無駄だよなぁ。
「あのさ、コルトちゃんはさ、俺達冒険者チーム『フロンティア』のメンバーなわけ。迷惑なんだよね。こんな変なところに縛り付けてさ」
「いい加減にしてくださいっ! コウジさんは関係ないでしょ!」
シュースは勝手に流しの方に周って来て手を洗っている。
俺もやや上を見上げる身長なのに、何この存在感の薄さは。
「コルト様をお守りします」とか言いながら、矢面に立とうともしねぇ。
こいつらもこいつらだ。
息切れしてまで俺に言うこっちゃねぇと思うんだけども。
にしてもフロンティアねぇ。
スペースシャトルとか英語の教科書とかにもそんな名前のがあったな。
「コルトちゃん。その『キュウセイシュ』としての力は、コルトちゃんの住む世界にこそ発揮すべき力だと思うの。だから一緒に戻りましょう?」
「帰るのでしたら五人だけでお帰りください。皆さんの世界よりもここで力を発揮する方が、より多くの人達のお役に立てますから、こっちの方がいいんですっ」
「ここに辿り着けず息絶える者もいるんじゃないか? その人達には力を与えることができないだろ」
「それは……」
言葉に詰まりやがった。
人の善意に付け込む奴らなら、その隙を突かれるぞ?
「私達の世界にいたら、そんな人達も助けてあげられる。無念な死を迎える人も減らせるのよ?」
もっともらしいことを言う。
確かに間違っちゃいない理論だ。
コルトはそれを覆す逆転の言葉を出せるかな?
……結局、コルトの行動理念って言うか、欲求はどこにあるのかってことだよな。
こいつらと一緒に動くのが嫌なのか、嫌だからここに残りたいのか。
自分の世界に自分の居場所がないのか、ないと思い込んでるのか。
俺にはもちろんだが、コルトにとっても自分の世界の不確かな情報があまりにも多すぎる。
だからこそ、確固たる行動理念がコルトには必要だ。
俺に救いを求めない分立派ではあるがな。
……などと呑気にそんなこと考えてる場合じゃねぇっ。
こいつら、握り飯作りの邪魔しに来てんじゃねぇか!
「お前らの世界のことならお前らだけで話したらいいだろ? こっちは握り飯タイムに間に合わなくなっちまう!」
「あ、私も手伝いま」
「コルトちゃん、ここはいいから、帰ろう? ね?」
ま、お前らにとっちゃ、ここは確かにどうでもいいところかもしれんけどな。
ま、いっか。
「私がコウジさんの手伝いをしちゃいけませんかっ?!」
「うるせぇ! 耳元で怒鳴んなっ!」
「ご、ごめんなさいっ!」
ったくよぉ!
だから俺を巻き込むなっての!
大体こいつらが俺のことをどうでもいいと思うなら、俺だってこいつらのことどうでもいいよ。
こいつらより、握り飯待ってる連中の方が大事だよ。
「なぁ、あんた」
「うるせぇ! 握り飯の時間に遅れるっ! テメェらはすっこんでろ!」
「コウジッ! 握り飯の時間早められねぇか?!」
今度は別の外野がこっちに突入してきやがった。
「はぁ……次から次へと……今度はどこの誰」
「今部屋に入ってきた奴だ! 一口でいいから食わせたい!」
やれやれだ。
「コルト、トレイに並んでる一個持ってけや」
「いえ、トレイごと持っていきます! 必要な人はどこですか?!」
「コ、コルト様、私もっ」
シュースがコルトについて行った。
シュースはともかく、コルトは随分ここでの生活に慣れてきたよなー。
「なぁ、あんたよぉ」
「うるせぇな。今仕事中だ。俺はこの部屋の持ち主だ。あいつは別に俺が雇ったわけじゃねぇ。あいつがここに残ることを選んだ。それだけだ」
あの二人の兵士に比べりゃ、物事の順番は弁えてるようだが、それでも歓迎したくない部類の来訪者だ。
とっととお帰り願いたいが
「だ、大丈夫ですか?! おにぎり持ってきましたから食べてくださいっ!」
屋根裏部屋の方から大きな声が飛んできた。
コルトが取り乱しているのが分かった。
あいつの意志も確認した責務ってこともあるし、聞き耳を一応立ててみる。
握り飯作りにも集中しなきゃならないから、コルトが援軍を求めてもそれに応えられるかどうかは分からんけどな。
……出るわ出るわ。
言い逃れとか詐欺めいたごまかしとか。
だがコルトが体験したことを目の当たりにしたわけじゃない。
中立でのコルト寄りの立場の維持。
それを越えたら、逆に相手に付け入るスキを与えてしまう。
「ずっとコルトを探していた」
だの
「作戦を見誤ってしまってすまない」
だの
「また一緒に活動しよう」
だの。
そしてその言葉にコルトは何の感情も顔に出さず、聞き流したり何やら言い返している。
その後ろでシュースがメソメソと泣いている。
「俺達がお前をそこまで育ててやったんだぞ」
「俺達がお前を勧誘しなかったら、お前は今頃何の仕事もできずひもじい思いをしてたかもしれないんだぞ」
なんて言葉が出るかと期待していたが、恩を着せるような言葉は出なかった。
きっと「見捨てられた時点で帳消し」とか「こっちからお願いして加入してもらったのではない」みたいな切り返しが来ると予測してるんだろう。
そこら辺はクレバーというか……計算高いな。
時々「キュウセイシュ」って言葉がはっきり届くが、それ以外は他の冒険者達の会話に紛れる。
しかしコルトも随分頼もしくなった。
いつの間にかバツの歌が自信になっていってたんだな。
気弱な表情が全く出そうにない。
それどころか、こっちに助けを求める様子もない。
……頼もしくなったというより、逞しくなったと言った方が正確かなぁ。
「いい加減にしてください!」
突然の大声が二部屋いっぱいに響いた。
もちろんコルトの声だ。
何か、鼻穴でかくして鼻息も荒くして、足音をでかくしながらこっちに来る。
俺、何もやらかしてないぞ?
シュースはコルトから背中を押されている。
人馬族だから当然コルトの背の方が低い。
いや……背中? 下半身の馬の……尻だよな、押してるの。
何だこのシュールな図は?
例の五人は宥めるような言葉をかけながら、その後ろからついてきた。
おいこらちょっと待てっ。
俺を巻き込むんじゃねぇっ。
いや、コルトを応援する側には立つけどよ。
こっちはこれから
「コウジさんっ。そろそろおにぎりタイムですよねっ」
「まだちょっと早い。つか、数が揃ってねぇよ」
「わ……私も手伝います……」
弱々しい声はシュース。
コルトがここに来たばかりの頃みたいだ。
いや、そうじゃなくてな。
「……あんたが今までコルトちゃんを縛り付けてた奴か?」
「あんた、分かってないようだから教えるけど、……コルトちゃんは『キュウセイシュ』って呼ばれてるの、知らないでしょ」
うわぁ。
コルト。
お前がこっちに来たら、そいつらは俺にへりくだるかこうなることくらい読め……ねぇか。
……はぁ。
コルトごとこいつらを追い返したら……可哀そうか。
つっても、コルトとのことを一から説明……。
聞く気ないだろ。
なら説明しても無駄だよなぁ。
「あのさ、コルトちゃんはさ、俺達冒険者チーム『フロンティア』のメンバーなわけ。迷惑なんだよね。こんな変なところに縛り付けてさ」
「いい加減にしてくださいっ! コウジさんは関係ないでしょ!」
シュースは勝手に流しの方に周って来て手を洗っている。
俺もやや上を見上げる身長なのに、何この存在感の薄さは。
「コルト様をお守りします」とか言いながら、矢面に立とうともしねぇ。
こいつらもこいつらだ。
息切れしてまで俺に言うこっちゃねぇと思うんだけども。
にしてもフロンティアねぇ。
スペースシャトルとか英語の教科書とかにもそんな名前のがあったな。
「コルトちゃん。その『キュウセイシュ』としての力は、コルトちゃんの住む世界にこそ発揮すべき力だと思うの。だから一緒に戻りましょう?」
「帰るのでしたら五人だけでお帰りください。皆さんの世界よりもここで力を発揮する方が、より多くの人達のお役に立てますから、こっちの方がいいんですっ」
「ここに辿り着けず息絶える者もいるんじゃないか? その人達には力を与えることができないだろ」
「それは……」
言葉に詰まりやがった。
人の善意に付け込む奴らなら、その隙を突かれるぞ?
「私達の世界にいたら、そんな人達も助けてあげられる。無念な死を迎える人も減らせるのよ?」
もっともらしいことを言う。
確かに間違っちゃいない理論だ。
コルトはそれを覆す逆転の言葉を出せるかな?
……結局、コルトの行動理念って言うか、欲求はどこにあるのかってことだよな。
こいつらと一緒に動くのが嫌なのか、嫌だからここに残りたいのか。
自分の世界に自分の居場所がないのか、ないと思い込んでるのか。
俺にはもちろんだが、コルトにとっても自分の世界の不確かな情報があまりにも多すぎる。
だからこそ、確固たる行動理念がコルトには必要だ。
俺に救いを求めない分立派ではあるがな。
……などと呑気にそんなこと考えてる場合じゃねぇっ。
こいつら、握り飯作りの邪魔しに来てんじゃねぇか!
「お前らの世界のことならお前らだけで話したらいいだろ? こっちは握り飯タイムに間に合わなくなっちまう!」
「あ、私も手伝いま」
「コルトちゃん、ここはいいから、帰ろう? ね?」
ま、お前らにとっちゃ、ここは確かにどうでもいいところかもしれんけどな。
ま、いっか。
「私がコウジさんの手伝いをしちゃいけませんかっ?!」
「うるせぇ! 耳元で怒鳴んなっ!」
「ご、ごめんなさいっ!」
ったくよぉ!
だから俺を巻き込むなっての!
大体こいつらが俺のことをどうでもいいと思うなら、俺だってこいつらのことどうでもいいよ。
こいつらより、握り飯待ってる連中の方が大事だよ。
「なぁ、あんた」
「うるせぇ! 握り飯の時間に遅れるっ! テメェらはすっこんでろ!」
「コウジッ! 握り飯の時間早められねぇか?!」
今度は別の外野がこっちに突入してきやがった。
「はぁ……次から次へと……今度はどこの誰」
「今部屋に入ってきた奴だ! 一口でいいから食わせたい!」
やれやれだ。
「コルト、トレイに並んでる一個持ってけや」
「いえ、トレイごと持っていきます! 必要な人はどこですか?!」
「コ、コルト様、私もっ」
シュースがコルトについて行った。
シュースはともかく、コルトは随分ここでの生活に慣れてきたよなー。
「なぁ、あんたよぉ」
「うるせぇな。今仕事中だ。俺はこの部屋の持ち主だ。あいつは別に俺が雇ったわけじゃねぇ。あいつがここに残ることを選んだ。それだけだ」
あの二人の兵士に比べりゃ、物事の順番は弁えてるようだが、それでも歓迎したくない部類の来訪者だ。
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