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後日談:屋根裏部屋は異空間! おにぎりが結ぶ、俺を知らない父さんとの縁
エピローグ:こうして俺は父さんから、おにぎり作りを引き継いだ
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※
自分の昼飯を作るだけのつもりだったら、とても最後までやり通せなかった。
気持ちが入った物と入ってない物に差は現れてただろう。
とりあえず、一日三百個作る。
朝からずっと作り通し。
作り終わってからようやく朝ご飯。
そして俺を世話してくれる冒険者組合の役員さんがいる依頼斡旋所に、そのおにぎりを運び出す。
「かれこれ十年過ぎたかの? 彼のことを知っとる者はみんな言うとるの。コウジそっくりとな」
そっくりと言われてもな。
というか、比べられてもな。
一日一日を常に変わらない心情で、そしておにぎり一個一個分け隔てなく、受け取るであろう冒険者一人一人を何の差別なく渡していく。
俺にだって感情はある。
だからその感情の起伏をなるべく抑える。
その様子が父さんに似てきている、ということなんだろうが。
今までいろんなことがあった。
一応斡旋所の職員の一人として配属させてもらっているが、俺の給料はおにぎりの売り上げのみとなっている。
だからおにぎりの価値が上がれば給料は上がり、ただの昼飯、あるいは間食がわりになれば給料は下がる。
何年かしてから、俺の顔を見て近寄ってくる奴が増えてきた。
俺はもうすっかり昔のことは忘れちまったけど、そいつらは冒険者養成学校を卒業した元クラスメイト達らしい。
「まさかおにぎり作りやってるなんて思いもしなかったわ」
「……馴れ馴れしいな。誰だよあんた」
その女冒険者は目を丸くして大声でまくし立てた。
「信じらんない! 私の事忘れたの?! あれだけ気にかけてたって言うのに! フォールスよ!」
……あぁ、いたな、そんなの。
嫌味ばかり言ってた奴だ。
けど、今の……ここでの俺はおにぎりの販売員だ。
一々構ってられるか。
「同期のみんなもそろそろ来る頃よ。みんな無事に卒業できたわ」
「あ、そ」
「あ、そって……薄情ねぇ」
まだ何か用があるのか、その場から離れるつもりがなさそうだったが……。
「おう、嬢ちゃん、ちょっとごめんな。エッジ、おにぎり五個もらえるか?」
「断る」
「おいおい、独り占めしようってんじゃねぇんだ。じゃんけんに負けて、メンバー四人分も含めてなんだよ」
「そっちの事情なんて知るかよ。欲しけりゃ本人が取りに来い」
「はは。あの部屋での親父さんそっくりだな。じゃあ俺の分だけでいいや」
「金おいてとっとと持ってけ」
一個の値段分の金を置いてその男が立ち去った後、またあの女が近づいてきた。
「ね……ねぇ……今の人……」
「知らねぇよ。お前のことだって覚えてねぇよ」
「知らない……って……剣士だと一番の腕利きって言われてるイモンって人じゃない?」
「だから何だよ。こいつを求めてる奴はみな平等。有名な奴の名前を覚えたなら無名な奴も同じように覚えるのが筋。その気がねえから名前を覚える気はねぇっつってんだよ。昔の知り合いでもな」
その男の種族にも装備にも興味はない。
あるのは、こいつを食って無事にここに戻ってきてくれるかどうかだけ。
「お、あそこにいるのはエッジじゃねぇか? 何だよ、相変わらず握り飯作ってんのか?」
「あ、ヒュージとノクト……」
「卒業したってのに顔合わせたら、場所がどこでも学校時代と変わらねぇな。エッジ、俺にも握り飯くれや。あんがとなー」
「……店仕舞いだ」
「あ?」
「んだよ、俺達から来たらこれ見よがしに引き上げるって、何かの当てつけか?」
「このおにぎりは売り物なんだよ。勝手に持ってかれたら収入にならん。収入にならない上に、お金を置いていかずにおにぎりを持ってく奴が得して支払う奴が損をする。そんな格差受け入れられるかよ」
金を払わず持って行こうとするんだから当然だろ?
そして俺に収入はない。
これも当然だ。
働かないんだから。
「ちょ、ちょっとエッジ! ヒュージもノクトも、支払いなさいよ!」
「エッジと知り合いということで無料のサービスぐれぇやれよ」
「他の冒険者と違うだろ? 俺らよぉ」
学校のノリをここでも持ち込んでやがる。
やってられるか。
「おう、坊主ども。エッジの仕事の邪魔すんじゃねぇよ。俺達はこのおにぎりで随分命を助けられた。その邪魔をするってんなら……俺達に危険を晒すも同然だぞ? 俺はそれを拒否する。だから、切り捨てごめん、ってとこか?」
「あぁ?! あ……」
「う……」
いつの間にか、この場所にいる冒険者全員が三人を取り囲んでいる
なんか、二人が狼狽えながら逃げ去っていったが……。
「エッジ、すまんな。変な奴に絡まれてすぐに動けなくて」
「別に? どうせ今日はこれで引き上げるし」
「……それは勘弁してくれないか。お前のそいつのお陰で、俺達本当に助かってるんだから。金も倍支払うからよ」
「……いいぜ。値段は倍にする。けど今日は売らない。明日からは今までと同じ値段にするから」
「エッジ……」
知るかよ。
持ってく奴らの中で回復だのなんだのに差が生まれちゃ、このおにぎりの意味はねぇんだよ。
「ちょっと、エッジ」
まだいやがった、この女。
「たくさん困ってる人がいるのに無視するの?」
「……じゃあ今逃げてった二人はどうなる? 欲しいおにぎりは金を払えば手に入る。それを追い出した。金を払うか払わないか以外の事情は、俺にとっちゃ差別しちまった、と認識する」
区別はいいだろうが差別はダメだ。
なぜかおにぎりの効果は、俺がその行為をしたかしないかで差が現れる。
一体どういう仕組みなんだろうな。
自分で作ってて謎過ぎる。
「す、すぐ連れてくるから! 待ってて!」
面倒な奴らだ。
普通に金を払えばそれで済んでたものを。
どんくらい待てば連れて戻ってくるんだろうな。
ま、俺は知ったこっちゃねぇけどよ。
「……回復の効果のないおにぎり、ということならやらんでもない。けど、回復できなかったっつって文句言うなよ? 回復の効果が期待できない物を手にするんだからな?」
集まってきた冒険者達は互いに顔を見合わせている。
「……それでも構わんっ。もらえるか?」
「となりゃ回復効果があるおにぎりを配るわけじゃねぇ。つまりただも同然のおにぎりだ」
「エッジ、さすがにそれは」
「金を払ったのに全然回復できなかった、なんて文句を言われたくないだけじゃない。回復したつもりで仕事続行して、それで死ぬかもしれないんだ。俺のことを、そうまでしてでも評判落としたがってる、なんて思ってんのか?」
効果が高まれば、回復薬なんか目じゃないほどのおにぎりだ。
しかし効果の変動があるのがやっかい。
瀕死の重傷を回復してくれるものと思って食べさせても、何の効果もないどころか悪化させてしまう可能性だってある。
効果があったりなかったりしても、冒険者達はそれを求める。
薬よりも安価というのが大きい。
「ごめん、遅くなった。ほら、二人とも、謝りなさいよ」
「何で謝罪してもらわなきゃなんねぇんだ?」
全員が固まってる。
当たり前か。
謝罪されたって差別が続くかどうかは別問題。
おにぎりを欲しければ、その分の金を払え。
ただそれだけだ。
俺に対してどんな感情を持つかは、二の次三の次だ。
「おにぎりが欲しい。その分の値段は払う。おにぎりはいらない。ここで好きに商売してろ。俺が求めるのはその二択だ」
「気難しすぎるのは親譲りだなぁ……」
冒険者の誰かがぼやいた。
でも、嫌なことがあっても良いことがあっても、同じ気持ちで大量のおにぎりを作り続けることは難しい。
父さんはどうだったか分からないけど、あの人みたいな気難しそうな性格なら、この仕事は確かに続けられそうな気がする。
「……分かったよ……払うよ」
「値段は……。ほら、これでいいだろ」
「兄ちゃんら、今までは学校の中でのルールさえ守りゃ何しても構わんかったろうが、これからはそうはいかねぇんだぞ?」
「ま、所詮学校上がりだからな。でかい口だけ叩いて世間知らずのままじゃ、全く当てにならん奴ばかりだろうよ」
二人は肩を竦めながらしょげている。
落ち込むのはいいけどよ、店の前にいつまでもいられちゃ困るんだよ。
※
そんなこんなでおにぎりを作る毎日を送ってる。
母さんを楽させてあげたい、という気持ちにぶれがなかったお陰か、冒険者業を諦めずに続けていたから、母さんも冒険者業を円満に引退できた。
逆に俺の手伝いをしたいって言い始めた。
で、土地を買って田んぼを作って稲作を始めた。
俺は楽隠居させたかったんだけどなぁ。
けど、父さんやあの人には敵わない。
異世界の人達にもおにぎり配ってたからな。
あの部屋でおにぎりを配る術は知らない。
だから俺は、今俺に出来ることだけは、毎日毎日やり切っている。
了
自分の昼飯を作るだけのつもりだったら、とても最後までやり通せなかった。
気持ちが入った物と入ってない物に差は現れてただろう。
とりあえず、一日三百個作る。
朝からずっと作り通し。
作り終わってからようやく朝ご飯。
そして俺を世話してくれる冒険者組合の役員さんがいる依頼斡旋所に、そのおにぎりを運び出す。
「かれこれ十年過ぎたかの? 彼のことを知っとる者はみんな言うとるの。コウジそっくりとな」
そっくりと言われてもな。
というか、比べられてもな。
一日一日を常に変わらない心情で、そしておにぎり一個一個分け隔てなく、受け取るであろう冒険者一人一人を何の差別なく渡していく。
俺にだって感情はある。
だからその感情の起伏をなるべく抑える。
その様子が父さんに似てきている、ということなんだろうが。
今までいろんなことがあった。
一応斡旋所の職員の一人として配属させてもらっているが、俺の給料はおにぎりの売り上げのみとなっている。
だからおにぎりの価値が上がれば給料は上がり、ただの昼飯、あるいは間食がわりになれば給料は下がる。
何年かしてから、俺の顔を見て近寄ってくる奴が増えてきた。
俺はもうすっかり昔のことは忘れちまったけど、そいつらは冒険者養成学校を卒業した元クラスメイト達らしい。
「まさかおにぎり作りやってるなんて思いもしなかったわ」
「……馴れ馴れしいな。誰だよあんた」
その女冒険者は目を丸くして大声でまくし立てた。
「信じらんない! 私の事忘れたの?! あれだけ気にかけてたって言うのに! フォールスよ!」
……あぁ、いたな、そんなの。
嫌味ばかり言ってた奴だ。
けど、今の……ここでの俺はおにぎりの販売員だ。
一々構ってられるか。
「同期のみんなもそろそろ来る頃よ。みんな無事に卒業できたわ」
「あ、そ」
「あ、そって……薄情ねぇ」
まだ何か用があるのか、その場から離れるつもりがなさそうだったが……。
「おう、嬢ちゃん、ちょっとごめんな。エッジ、おにぎり五個もらえるか?」
「断る」
「おいおい、独り占めしようってんじゃねぇんだ。じゃんけんに負けて、メンバー四人分も含めてなんだよ」
「そっちの事情なんて知るかよ。欲しけりゃ本人が取りに来い」
「はは。あの部屋での親父さんそっくりだな。じゃあ俺の分だけでいいや」
「金おいてとっとと持ってけ」
一個の値段分の金を置いてその男が立ち去った後、またあの女が近づいてきた。
「ね……ねぇ……今の人……」
「知らねぇよ。お前のことだって覚えてねぇよ」
「知らない……って……剣士だと一番の腕利きって言われてるイモンって人じゃない?」
「だから何だよ。こいつを求めてる奴はみな平等。有名な奴の名前を覚えたなら無名な奴も同じように覚えるのが筋。その気がねえから名前を覚える気はねぇっつってんだよ。昔の知り合いでもな」
その男の種族にも装備にも興味はない。
あるのは、こいつを食って無事にここに戻ってきてくれるかどうかだけ。
「お、あそこにいるのはエッジじゃねぇか? 何だよ、相変わらず握り飯作ってんのか?」
「あ、ヒュージとノクト……」
「卒業したってのに顔合わせたら、場所がどこでも学校時代と変わらねぇな。エッジ、俺にも握り飯くれや。あんがとなー」
「……店仕舞いだ」
「あ?」
「んだよ、俺達から来たらこれ見よがしに引き上げるって、何かの当てつけか?」
「このおにぎりは売り物なんだよ。勝手に持ってかれたら収入にならん。収入にならない上に、お金を置いていかずにおにぎりを持ってく奴が得して支払う奴が損をする。そんな格差受け入れられるかよ」
金を払わず持って行こうとするんだから当然だろ?
そして俺に収入はない。
これも当然だ。
働かないんだから。
「ちょ、ちょっとエッジ! ヒュージもノクトも、支払いなさいよ!」
「エッジと知り合いということで無料のサービスぐれぇやれよ」
「他の冒険者と違うだろ? 俺らよぉ」
学校のノリをここでも持ち込んでやがる。
やってられるか。
「おう、坊主ども。エッジの仕事の邪魔すんじゃねぇよ。俺達はこのおにぎりで随分命を助けられた。その邪魔をするってんなら……俺達に危険を晒すも同然だぞ? 俺はそれを拒否する。だから、切り捨てごめん、ってとこか?」
「あぁ?! あ……」
「う……」
いつの間にか、この場所にいる冒険者全員が三人を取り囲んでいる
なんか、二人が狼狽えながら逃げ去っていったが……。
「エッジ、すまんな。変な奴に絡まれてすぐに動けなくて」
「別に? どうせ今日はこれで引き上げるし」
「……それは勘弁してくれないか。お前のそいつのお陰で、俺達本当に助かってるんだから。金も倍支払うからよ」
「……いいぜ。値段は倍にする。けど今日は売らない。明日からは今までと同じ値段にするから」
「エッジ……」
知るかよ。
持ってく奴らの中で回復だのなんだのに差が生まれちゃ、このおにぎりの意味はねぇんだよ。
「ちょっと、エッジ」
まだいやがった、この女。
「たくさん困ってる人がいるのに無視するの?」
「……じゃあ今逃げてった二人はどうなる? 欲しいおにぎりは金を払えば手に入る。それを追い出した。金を払うか払わないか以外の事情は、俺にとっちゃ差別しちまった、と認識する」
区別はいいだろうが差別はダメだ。
なぜかおにぎりの効果は、俺がその行為をしたかしないかで差が現れる。
一体どういう仕組みなんだろうな。
自分で作ってて謎過ぎる。
「す、すぐ連れてくるから! 待ってて!」
面倒な奴らだ。
普通に金を払えばそれで済んでたものを。
どんくらい待てば連れて戻ってくるんだろうな。
ま、俺は知ったこっちゃねぇけどよ。
「……回復の効果のないおにぎり、ということならやらんでもない。けど、回復できなかったっつって文句言うなよ? 回復の効果が期待できない物を手にするんだからな?」
集まってきた冒険者達は互いに顔を見合わせている。
「……それでも構わんっ。もらえるか?」
「となりゃ回復効果があるおにぎりを配るわけじゃねぇ。つまりただも同然のおにぎりだ」
「エッジ、さすがにそれは」
「金を払ったのに全然回復できなかった、なんて文句を言われたくないだけじゃない。回復したつもりで仕事続行して、それで死ぬかもしれないんだ。俺のことを、そうまでしてでも評判落としたがってる、なんて思ってんのか?」
効果が高まれば、回復薬なんか目じゃないほどのおにぎりだ。
しかし効果の変動があるのがやっかい。
瀕死の重傷を回復してくれるものと思って食べさせても、何の効果もないどころか悪化させてしまう可能性だってある。
効果があったりなかったりしても、冒険者達はそれを求める。
薬よりも安価というのが大きい。
「ごめん、遅くなった。ほら、二人とも、謝りなさいよ」
「何で謝罪してもらわなきゃなんねぇんだ?」
全員が固まってる。
当たり前か。
謝罪されたって差別が続くかどうかは別問題。
おにぎりを欲しければ、その分の金を払え。
ただそれだけだ。
俺に対してどんな感情を持つかは、二の次三の次だ。
「おにぎりが欲しい。その分の値段は払う。おにぎりはいらない。ここで好きに商売してろ。俺が求めるのはその二択だ」
「気難しすぎるのは親譲りだなぁ……」
冒険者の誰かがぼやいた。
でも、嫌なことがあっても良いことがあっても、同じ気持ちで大量のおにぎりを作り続けることは難しい。
父さんはどうだったか分からないけど、あの人みたいな気難しそうな性格なら、この仕事は確かに続けられそうな気がする。
「……分かったよ……払うよ」
「値段は……。ほら、これでいいだろ」
「兄ちゃんら、今までは学校の中でのルールさえ守りゃ何しても構わんかったろうが、これからはそうはいかねぇんだぞ?」
「ま、所詮学校上がりだからな。でかい口だけ叩いて世間知らずのままじゃ、全く当てにならん奴ばかりだろうよ」
二人は肩を竦めながらしょげている。
落ち込むのはいいけどよ、店の前にいつまでもいられちゃ困るんだよ。
※
そんなこんなでおにぎりを作る毎日を送ってる。
母さんを楽させてあげたい、という気持ちにぶれがなかったお陰か、冒険者業を諦めずに続けていたから、母さんも冒険者業を円満に引退できた。
逆に俺の手伝いをしたいって言い始めた。
で、土地を買って田んぼを作って稲作を始めた。
俺は楽隠居させたかったんだけどなぁ。
けど、父さんやあの人には敵わない。
異世界の人達にもおにぎり配ってたからな。
あの部屋でおにぎりを配る術は知らない。
だから俺は、今俺に出来ることだけは、毎日毎日やり切っている。
了
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エッジとは結局いったい……
エッジは誰の子か、後日談を読んでいただければ分かるかと……。
100話おめでとうございます㊗️
これからも楽しみに読ませていただきます!
あ、今まで気づかずすいません。
ありがとうございます。
この物語自体はかなり前に完結したものですが、こちらでも今日完結と相成りました。
最後まで楽しんでいただけたら幸いです。
発想が面白いです。レギュラー陣を増やしましょう。←軽率
お読みいただきありがとうございます。
ちょっと風邪をひいて更新が停滞していますが、体調が戻ったら進める予定です。
確かにコウジ一人きりでは、読んで楽しめるストーリーが浮かびづらいこともあり、いろいろと考えてますが、特定のレギュラーを増やすのも難しいものがありますねー(笑)。