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5.マエストロ神楽坂主催・デュオ・リサイタルの夕べ
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「多聞君、お客様がいらっしゃったよ」
「あ、はいぃ…」
白砂サンの声掛けは、むしろラッキーってな気分で店の表に飛んで行くと、入口前に開場待ちをしている人影が見える。
俺が扉を開けると、見慣れた顔の女性客がいつもと同じようにニコニコしながら挨拶をしてきた。
その後ろから来た客は、見た事が無いので多分初見だろう。
大きな吹き物系の楽器ケースから察するに、一部で話題になったピアノ繋がりのリサイタル目当て…と言ったところか。
大学生っぽいけど、メゾンのキャンパスチームみたいな体育会系ではなく、いかにも繊細な芸術家的な空気をまとっている。
180センチ超えの長身に目元涼しげで鼻筋の通ったイケメンと、トイプードルみたいなふわふわの茶色っぽい髪に甘い顔立ちの二人連れだ。
次に来た客も、初見の二人連れだったが、俺はその片割れの顔に見覚えがあるような気がした。
だが、今はそんな事を考えている場合ではないので、とりあえずスルーする。
演奏中も飲食は可能だが、出来るだけ控えて欲しい旨も告げてあり、開場時間は開演よりもかなり早めに設定してある。
ケーキやキッシュ、ドリンクなんかを配膳すると邪魔になるからって理由で、演奏中はホール内の移動は原則禁止になってるからだ。
「タモン君、普通に支払いするから、いつものアップルパイをお願いしたいよ」
「今日はパイを焼いてないので、出せません」
「そう言わずに…」
シノさんが一人でキッシュを売っていた時代からの常連は、まったくもって傍若無人というか、マイペースに勝手気ままで、気軽に無茶振りをしてくれる。
「えっと、ケーキとキッシュ、どちらにいたしますか?」
「俺はキッシュとコーヒー。菫はケーキと紅茶でいいよな?」
「うん」
細マッチョなイケメンの注文に、トイプー美少年は素直に頷いている。
彼らは「こんなお店でリサイタルなんて面白いね」とか「以外に音響がいいよな」などと話し合いながら、さりげなく相手の手を握り合っていたが、俺は見ないふりをして立ち去った。
「ここにしようか、響也さん」
「ああ」
片方の顔に見覚えがあった二人連れは、なんとなく意味深な視線を交わしながら、妙に息の合った動きでスッと席に座る。
「なあ、レン。Asioが来てるのな」
俺がホームポジションでお冷を人数分汲んでいると、フラッと傍に寄ってきたシノさんが言った。
「エイジオ…? ああ、エイジオのキョーヤ…ッ!」
Asioといったら、最近の野外フェスでは常連の男性ヴォーカルグループだ。
なるほど、どっかで見た顔だと思ったら、そういう事か。
「お供は、Asioのバックでドラムをやってる若いのだの~。ん~か、ん~か、若いモンはええの~」
ふひひひひ…と、シノさんが不穏な笑いを漏らす。
そういえば、なんか先刻からただならぬ雰囲気を醸していたが、それは俺には関係ないし、知りたくない。
「きしし…。あの席には、俺が水を持っていってやろう」
怖じけた俺に気を使った…と言うよりは、いつもの野次馬根性で観察がしたいだけ…なんだろうけど、シノさんはグラスを盆に乗せると、スッと顔を真顔に戻してスタスタとキョーヤ達の席に行ってしまった。
なので俺は、次のグラスに氷を入れて水を注ぎ、テーブルへと運ぶ。
「朔、楽しみだねぇー。俺こういうとこでデートすんの初めてだよ!」
浮き浮きと席に座っている男は、見るからにチャラそうな態度と服装だが、顔はかなりのイケメンだった。
片や連れの男は、なんでピート・バーンズやチャーリー・セクストンみたいな逆立て頭じゃないんだろう? などと、余計な事を考えてしまうぐらい、耳にも舌にもピアスをしている。
まぁ、もしかしたらどっかのライブハウスでステージに上がる時には、服装も髪型もビシッと決めていて、今は日常だからしてない…ってだけかもだけど。
むしろそれらのピアスは、元ロックバンドのギタリストだった俺には、親近感が持てた。
が、本人は、店の調度品の高級感に気圧されているような様子で、微妙に居心地が悪そうだ。
「……てっきり三味線でも聴かされに連れ出されたのかと思ったわ。俺ら場違いじゃね? 浮いてね?」
「そんなこと一言も言ってないですしおすし」
チャラ男に対して、ピアスはぼそぼそ返事をしていて、その微妙なコミュ障っぽい様子に、俺の親近感は爆上がりだ。
「いらっしゃいませ。ケーキとキッシュは、どちらになさいますか?」
「俺キッシュ、朔はケーキでいいよな」
「あーうん」
「ドリンクは?」
「コーヒー」
「えっ、眞玄、コーヒーなんか飲むの?」
「SNSに、ココのパティシエが淹れるコーヒー、絶品って書いてあったから」
「じゃあ…、じゃあ俺もコーヒーでっ!」
変な対抗心を燃やして、ピアスもコーヒーを選択した。
というか、チャラ男は白砂サンの〝幻のコーヒー〟目当てで来たのか。
「多聞君、あちらの席の水は、私が持っていこう」
「えっ?」
なんか白砂サンが変に浮足立った様子で、俺の手元からお冷を持って行こうとするとの、慌てて引き止めた。
「待って、待って。白砂サンには、コーヒー淹れてもらわないと…」
「しかし、あの〝だんや〟のご主人がいらっしゃって…」
そわそわしている白砂サンの視線の先には、四十がらみの男が二人、席に座って話をしていた。
「だんや?」
「花見のシーズンに出掛けた時に訪れた、古民家風の小料理屋の話を、した事がなかったかな? 落ち着いたお店で、料理も素晴らしくてね」
「お知り合いなんですか?」
「いや、私が一方的に見知っているだけだがね」
「コーヒー淹れてください。お冷は俺が出すんで」
アフタヌーンティーの客が被った時ほどではないが、この忙しい時にミーハー心を爆発させてる場合じゃないでしょっ! と言うと、白砂サンはしょんぼりしながら引っ込んだ。
馴染みきってる常連は勝手ではあるが、勝手を言う順番を待ってくれる程度に〝顔馴染み〟だが、初見の客をそうそう待たせる訳にもいかない。
そうこうしているうちに開演時間が迫って、双子が登場し、演奏会が始まった。
注文時には好き勝手な事を言って騒いでいた客も、演奏が始まるとちゃんと静かに音楽を聴いている。
子供用の特等席に座らされてるスバルとミナトも、俺が危惧したほど飽きた様子は見せずにおとなしくしていた。
女性客など、双子の美貌にうっとりとした視線を注ぎ、瑞々しい演奏に聞き惚れていたようだ。
一曲終わるたびに拍手喝采で、終演後には時々来る顔馴染みのお客さんが、告知のチラシを差し出して双子にサインを貰っていたりしていた。
あのお客さん、時々シノさんに秋波を送ってたような気がするケド、守備範囲がかなり広いのか?
なんにせよ、リサイタルは大盛況に終わった。
「あ、はいぃ…」
白砂サンの声掛けは、むしろラッキーってな気分で店の表に飛んで行くと、入口前に開場待ちをしている人影が見える。
俺が扉を開けると、見慣れた顔の女性客がいつもと同じようにニコニコしながら挨拶をしてきた。
その後ろから来た客は、見た事が無いので多分初見だろう。
大きな吹き物系の楽器ケースから察するに、一部で話題になったピアノ繋がりのリサイタル目当て…と言ったところか。
大学生っぽいけど、メゾンのキャンパスチームみたいな体育会系ではなく、いかにも繊細な芸術家的な空気をまとっている。
180センチ超えの長身に目元涼しげで鼻筋の通ったイケメンと、トイプードルみたいなふわふわの茶色っぽい髪に甘い顔立ちの二人連れだ。
次に来た客も、初見の二人連れだったが、俺はその片割れの顔に見覚えがあるような気がした。
だが、今はそんな事を考えている場合ではないので、とりあえずスルーする。
演奏中も飲食は可能だが、出来るだけ控えて欲しい旨も告げてあり、開場時間は開演よりもかなり早めに設定してある。
ケーキやキッシュ、ドリンクなんかを配膳すると邪魔になるからって理由で、演奏中はホール内の移動は原則禁止になってるからだ。
「タモン君、普通に支払いするから、いつものアップルパイをお願いしたいよ」
「今日はパイを焼いてないので、出せません」
「そう言わずに…」
シノさんが一人でキッシュを売っていた時代からの常連は、まったくもって傍若無人というか、マイペースに勝手気ままで、気軽に無茶振りをしてくれる。
「えっと、ケーキとキッシュ、どちらにいたしますか?」
「俺はキッシュとコーヒー。菫はケーキと紅茶でいいよな?」
「うん」
細マッチョなイケメンの注文に、トイプー美少年は素直に頷いている。
彼らは「こんなお店でリサイタルなんて面白いね」とか「以外に音響がいいよな」などと話し合いながら、さりげなく相手の手を握り合っていたが、俺は見ないふりをして立ち去った。
「ここにしようか、響也さん」
「ああ」
片方の顔に見覚えがあった二人連れは、なんとなく意味深な視線を交わしながら、妙に息の合った動きでスッと席に座る。
「なあ、レン。Asioが来てるのな」
俺がホームポジションでお冷を人数分汲んでいると、フラッと傍に寄ってきたシノさんが言った。
「エイジオ…? ああ、エイジオのキョーヤ…ッ!」
Asioといったら、最近の野外フェスでは常連の男性ヴォーカルグループだ。
なるほど、どっかで見た顔だと思ったら、そういう事か。
「お供は、Asioのバックでドラムをやってる若いのだの~。ん~か、ん~か、若いモンはええの~」
ふひひひひ…と、シノさんが不穏な笑いを漏らす。
そういえば、なんか先刻からただならぬ雰囲気を醸していたが、それは俺には関係ないし、知りたくない。
「きしし…。あの席には、俺が水を持っていってやろう」
怖じけた俺に気を使った…と言うよりは、いつもの野次馬根性で観察がしたいだけ…なんだろうけど、シノさんはグラスを盆に乗せると、スッと顔を真顔に戻してスタスタとキョーヤ達の席に行ってしまった。
なので俺は、次のグラスに氷を入れて水を注ぎ、テーブルへと運ぶ。
「朔、楽しみだねぇー。俺こういうとこでデートすんの初めてだよ!」
浮き浮きと席に座っている男は、見るからにチャラそうな態度と服装だが、顔はかなりのイケメンだった。
片や連れの男は、なんでピート・バーンズやチャーリー・セクストンみたいな逆立て頭じゃないんだろう? などと、余計な事を考えてしまうぐらい、耳にも舌にもピアスをしている。
まぁ、もしかしたらどっかのライブハウスでステージに上がる時には、服装も髪型もビシッと決めていて、今は日常だからしてない…ってだけかもだけど。
むしろそれらのピアスは、元ロックバンドのギタリストだった俺には、親近感が持てた。
が、本人は、店の調度品の高級感に気圧されているような様子で、微妙に居心地が悪そうだ。
「……てっきり三味線でも聴かされに連れ出されたのかと思ったわ。俺ら場違いじゃね? 浮いてね?」
「そんなこと一言も言ってないですしおすし」
チャラ男に対して、ピアスはぼそぼそ返事をしていて、その微妙なコミュ障っぽい様子に、俺の親近感は爆上がりだ。
「いらっしゃいませ。ケーキとキッシュは、どちらになさいますか?」
「俺キッシュ、朔はケーキでいいよな」
「あーうん」
「ドリンクは?」
「コーヒー」
「えっ、眞玄、コーヒーなんか飲むの?」
「SNSに、ココのパティシエが淹れるコーヒー、絶品って書いてあったから」
「じゃあ…、じゃあ俺もコーヒーでっ!」
変な対抗心を燃やして、ピアスもコーヒーを選択した。
というか、チャラ男は白砂サンの〝幻のコーヒー〟目当てで来たのか。
「多聞君、あちらの席の水は、私が持っていこう」
「えっ?」
なんか白砂サンが変に浮足立った様子で、俺の手元からお冷を持って行こうとするとの、慌てて引き止めた。
「待って、待って。白砂サンには、コーヒー淹れてもらわないと…」
「しかし、あの〝だんや〟のご主人がいらっしゃって…」
そわそわしている白砂サンの視線の先には、四十がらみの男が二人、席に座って話をしていた。
「だんや?」
「花見のシーズンに出掛けた時に訪れた、古民家風の小料理屋の話を、した事がなかったかな? 落ち着いたお店で、料理も素晴らしくてね」
「お知り合いなんですか?」
「いや、私が一方的に見知っているだけだがね」
「コーヒー淹れてください。お冷は俺が出すんで」
アフタヌーンティーの客が被った時ほどではないが、この忙しい時にミーハー心を爆発させてる場合じゃないでしょっ! と言うと、白砂サンはしょんぼりしながら引っ込んだ。
馴染みきってる常連は勝手ではあるが、勝手を言う順番を待ってくれる程度に〝顔馴染み〟だが、初見の客をそうそう待たせる訳にもいかない。
そうこうしているうちに開演時間が迫って、双子が登場し、演奏会が始まった。
注文時には好き勝手な事を言って騒いでいた客も、演奏が始まるとちゃんと静かに音楽を聴いている。
子供用の特等席に座らされてるスバルとミナトも、俺が危惧したほど飽きた様子は見せずにおとなしくしていた。
女性客など、双子の美貌にうっとりとした視線を注ぎ、瑞々しい演奏に聞き惚れていたようだ。
一曲終わるたびに拍手喝采で、終演後には時々来る顔馴染みのお客さんが、告知のチラシを差し出して双子にサインを貰っていたりしていた。
あのお客さん、時々シノさんに秋波を送ってたような気がするケド、守備範囲がかなり広いのか?
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