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最悪の出会い
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「アッ・・・」
「気持ちいいかい?」
人気のない放課後の教室に2人の影があった。
後ろのドアにいるもう1つの影に男は気づいていた。
「イクッ・・・」
終わったのであろう。
2人とも身なりを直した。
「じゃあね!翔(カケル)。」
「あぁ。」
女の子の方は前側のドアから出ていった。
「入ってこいよ。」
「気づいていたんですか・・・成田先生。」
「そりゃあ、それだけ殺気だった目で見られてたら嫌でも気付くよ。」
「学校でいつもこんなことされてるのですか?」
「なに?気になる??」
少しづつ女生徒に近づいてくる先生。
「穢らわしい!近づかないでくださる?」
「穢らわしいって…もう、高2にもなれば誰でもしてる事だぞ?」
「誰でもではありませんよ。そんな事より、私は忘れ物を取りに来ただけなので帰りますね。」
そう言ってドア近くの机の中から教科書を取り出し帰ろうとする女生徒。
「まてよ、京妃(みやび)。」
後ろを振り向いた女生徒は、先生に抱きしめられていた。
「いやっ!離してください!」
「いいや!見られたからにはこのまま帰すわけないだろ?」
ニヤリと笑いながら抱きしめる力を強める。
「くるしッ・・・放っ、んッ・・・」
緩めてもらうと講義しようと上を向いたら暖かく柔らかい感触が唇に。
カシャ
「いいものゲット!」
ニヤリと唇を離し、笑う先生の手にケータイが握られていた。
「えっ・・・」
そこには、キスをした二人をばっちし移していた。
「これ、撒き散らされたくなかったら俺の言うことをこれから聞くんだな!」
高らかに笑う先生。
「そんなもの公開して困るのは先生の方では?」
「顔なんて隠せばいい話。それより、こんなものバラ任されたら困るんじゃないかな??冷血、容姿端麗の京妃さん?」
「・・・」
京妃は他の人とはどこか違う所があり周りから一目置かれているのだ。
高校入学して京妃に近付こうとした者は1人もいない。
そんな京妃が、キスシーンなどばらまかれたらもっと周りから置いていかれるだろう・・・
それだけは避けたい京美は・・・
「け、消してください・・・」
「嫌だね、消して欲しくば俺の言うことを聞くんだな。」
「・・・わかりました。」
「やけに素直だな。まぁ、これから宜しく。」
「必ず、やり遂げたら消しください。では、失礼致します。」
「あぁ、やり遂げたら、な。」
「気持ちいいかい?」
人気のない放課後の教室に2人の影があった。
後ろのドアにいるもう1つの影に男は気づいていた。
「イクッ・・・」
終わったのであろう。
2人とも身なりを直した。
「じゃあね!翔(カケル)。」
「あぁ。」
女の子の方は前側のドアから出ていった。
「入ってこいよ。」
「気づいていたんですか・・・成田先生。」
「そりゃあ、それだけ殺気だった目で見られてたら嫌でも気付くよ。」
「学校でいつもこんなことされてるのですか?」
「なに?気になる??」
少しづつ女生徒に近づいてくる先生。
「穢らわしい!近づかないでくださる?」
「穢らわしいって…もう、高2にもなれば誰でもしてる事だぞ?」
「誰でもではありませんよ。そんな事より、私は忘れ物を取りに来ただけなので帰りますね。」
そう言ってドア近くの机の中から教科書を取り出し帰ろうとする女生徒。
「まてよ、京妃(みやび)。」
後ろを振り向いた女生徒は、先生に抱きしめられていた。
「いやっ!離してください!」
「いいや!見られたからにはこのまま帰すわけないだろ?」
ニヤリと笑いながら抱きしめる力を強める。
「くるしッ・・・放っ、んッ・・・」
緩めてもらうと講義しようと上を向いたら暖かく柔らかい感触が唇に。
カシャ
「いいものゲット!」
ニヤリと唇を離し、笑う先生の手にケータイが握られていた。
「えっ・・・」
そこには、キスをした二人をばっちし移していた。
「これ、撒き散らされたくなかったら俺の言うことをこれから聞くんだな!」
高らかに笑う先生。
「そんなもの公開して困るのは先生の方では?」
「顔なんて隠せばいい話。それより、こんなものバラ任されたら困るんじゃないかな??冷血、容姿端麗の京妃さん?」
「・・・」
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「・・・わかりました。」
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「あぁ、やり遂げたら、な。」
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