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第一章 そぼ降る雨のいとこたち
※第七話
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「あうう……入ってきたぁ」
藤沢あかねは、子宮に侵入してきた翔太の中指を感じて、うっとりとため息をついた。
反射的に膣口が締まったが、待ちわびていた感触を身体が思い出し、徐々に指を迎え入れる。
(先っぽが入ってきた……どんどん膣内に……あぁっ!!)
あかねは小さな悲鳴を上げて、身をよじらせた。
何度も肌を重ねている翔太は、従姉の身体を知り尽くしているのだ。
あかねがどこが感じるか、どんなタイミングで触ればよいか、夫の茂より知っている。
そして、自分が何も考えていなくても、愛撫に肉体が反応してひとりでに興奮していくのだ。
くちゅっ、にちゅっ、にちゃちゃっ。
「あうう……はううっ……感じちゃうぅ……」
「すっごい敏感だよ、あかねぇちゃん……ひくひくしてる」
「やぁぁぁ……言わないでぇ……勝手に、勝手に感じちゃうんだもん……んあぁっ!」
膣内のコリコリとした部分を翔太の中指が触れた。
そのまま、膣口に向かって掻き出すように指を押し当てられる。
「ここだよね」
「あううう……翔ちゃん」
くちゅくちゅっ、にちゃちゃっ。
「ほら、ここを……」
「ひぁぁっ!!」
あかねは悲鳴のような嬌声をあげた。
翔太の中指がクイッと曲がり、子宮口からしびれるような快感が疾駆る。
これ以上ないくらい絶妙な力加減で膣口を掻き出されると、意識と関係なく、腰が淫らに波打つ。
子宮の奥がキュンとなり、熱いものがこみ上げた。
わずかに遅れて、どくん、と熱い蜜液が秘所からあふれ出たのが、あかね自身もわかる。
「わ……すごい。ごぼっと出てきた……」
「やぁん……だってぇ……翔ちゃん、私の弱いところ、わかってるんだもん……んんっ!」
「ありゃりゃ、ソファにボタボタ垂れちゃってるよ」
待ちかねた翔太の指が、さんざん焦らされていた子宮に挿入された。
そして、その指は何の躊躇も探りもなく、あかねの快感ポイントを射貫いて刺激したのである。
(熱いものがあふれた……)
と、自覚できるくらいの淫乱汁が出たのだ。蜜壺から雌の雫が零れ落ちるのも当然であった。
中指が動きを止めたので、身体を巡った快感が落ち着いてきた。しかし、女蜜はあふれ続け、秘所から太ももを伝って尻から糸を引きながら、ぽたりぽたりと垂れていく。
強張っていた腰の力が抜け、あかねが浮き上がった腰をソファに落とすと、尻にぬめっとした感触が拡がった。
「あふぅっ……あうううっ……すごい感じちゃうよ、翔ちゃん」
「ずいぶん溜まってたんじゃないの、あかねぇちゃん」
「そうかも……」
「かも?」
翔太の問いに、あかねは首をフルフルと振る。しびれるような快感で頭の中に靄がかかってきた。
確かに肉欲がたまっていたのかもしれないし、そうでないかもしれない。
そんなことはもうどうでもよかった。
確かなことは、夫の茂と言い争いをして、翔太の肌が恋しくなった。
そして今、湿った肌を重ねて、恋人である従弟の身体を貪っている。それだけだ。
(翔ちゃんとのエッチに没頭したい……)
雑念を振り払うように従弟にしがみついたあかねは、翔太の耳たぶをれろん、とひと舐めして囁いた。
「別にいいの、そんなこと……んんんっ」
「わ、すげぇ締め付けてくる」
ぶじゅっ、ぶじゅじゅっ。
問いかけた従弟の中指が膣中深く侵入してきた。勝手に愛液が溢れ出す。
ぐにぐにと膣壁を探りながら、翔太の中指は奥に進んできた。
子宮のあちこちで快感が弾け、意識しなくても身体が反応してのけ反る。
こりっ。
中指が根本まで入ると、親指が陰核に当たり、電撃のような快感が身体を駆け巡る。
あかねの淫体は、魚のように跳ね上がって波打つ。
「んひっ!! ……い、いきなり触っちゃいやぁ……」
「何か触ったっけ?」
「ひどいよ……今はすごく敏感になっているの、わかるでしょ」
翔太が顔を寄せてきた。
従弟の上気した吐息と熱気をほほに感じる。
「どこが敏感? 膣内? それとも、ここ?」
「あああっ! そこ、そこだよっ! ……クリぃ、今、親指が当たっているとこぉ」
問われたあかねは、唸るように答えたが、ふと気が付いた。
言葉責めしながら、冷静にあかねをリードしているように見える。しかし、前回会ってセックスしたときと比べて、少し愛撫が慎重だ。
(翔ちゃんがここまで聞いてくるの、珍しいな)
二人とも、相手がどこが感じるか、さらにどう触ればより悦び淫乱になるか、肌を何度も重ねて時間をかけて『学習』している。
夫や恋人よりも、お互いを愛撫しあった間柄なのだ。お互いのパートナーができてからは、二人で肌を重ねる機会は減ったが、忘れるはずもない。
言葉で確認しなくても、相手の息遣いや身体の反応で、手や舌が自然と相手の悦ぶところに触れる。
ときには会話らしい会話もせずに愛撫しあって燃え上がり、そのままセックスを終えることも珍しくない。
それだけに、あかねの身体を知り尽くしているはずの翔太が、いまさら、愛撫している箇所と感じているか聞くことに違和感を持った。
きっと翔太は内心でいつもより彼を欲しがっている、あかねの淫乱さに戸惑っているのだろう。
従弟が自分の淫らさ戸惑っているが、それを押し隠そうとしている。
翔太の気持ちが手に取るように分かるあかねには、強がる彼がたまらなく可愛らしく、愛おしい気持ちでいっぱいになった。
思わずしがみつくように翔太の首に腕を回す。
「な、なんだよ」
「もっと……気持ちよくして。もっと私の身体、いじって」
興奮で赤らんだ翔太の頬にキスをすると、ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
その直後、下腹部からじゅぷり、という粘液の音が聞こえ、快感の波が子宮内に拡がった。
「ああ……素敵……感じちゃうっ」
あかねの意識と関係なく、魚のように淫体が跳ね上がった。
藤沢あかねは、子宮に侵入してきた翔太の中指を感じて、うっとりとため息をついた。
反射的に膣口が締まったが、待ちわびていた感触を身体が思い出し、徐々に指を迎え入れる。
(先っぽが入ってきた……どんどん膣内に……あぁっ!!)
あかねは小さな悲鳴を上げて、身をよじらせた。
何度も肌を重ねている翔太は、従姉の身体を知り尽くしているのだ。
あかねがどこが感じるか、どんなタイミングで触ればよいか、夫の茂より知っている。
そして、自分が何も考えていなくても、愛撫に肉体が反応してひとりでに興奮していくのだ。
くちゅっ、にちゅっ、にちゃちゃっ。
「あうう……はううっ……感じちゃうぅ……」
「すっごい敏感だよ、あかねぇちゃん……ひくひくしてる」
「やぁぁぁ……言わないでぇ……勝手に、勝手に感じちゃうんだもん……んあぁっ!」
膣内のコリコリとした部分を翔太の中指が触れた。
そのまま、膣口に向かって掻き出すように指を押し当てられる。
「ここだよね」
「あううう……翔ちゃん」
くちゅくちゅっ、にちゃちゃっ。
「ほら、ここを……」
「ひぁぁっ!!」
あかねは悲鳴のような嬌声をあげた。
翔太の中指がクイッと曲がり、子宮口からしびれるような快感が疾駆る。
これ以上ないくらい絶妙な力加減で膣口を掻き出されると、意識と関係なく、腰が淫らに波打つ。
子宮の奥がキュンとなり、熱いものがこみ上げた。
わずかに遅れて、どくん、と熱い蜜液が秘所からあふれ出たのが、あかね自身もわかる。
「わ……すごい。ごぼっと出てきた……」
「やぁん……だってぇ……翔ちゃん、私の弱いところ、わかってるんだもん……んんっ!」
「ありゃりゃ、ソファにボタボタ垂れちゃってるよ」
待ちかねた翔太の指が、さんざん焦らされていた子宮に挿入された。
そして、その指は何の躊躇も探りもなく、あかねの快感ポイントを射貫いて刺激したのである。
(熱いものがあふれた……)
と、自覚できるくらいの淫乱汁が出たのだ。蜜壺から雌の雫が零れ落ちるのも当然であった。
中指が動きを止めたので、身体を巡った快感が落ち着いてきた。しかし、女蜜はあふれ続け、秘所から太ももを伝って尻から糸を引きながら、ぽたりぽたりと垂れていく。
強張っていた腰の力が抜け、あかねが浮き上がった腰をソファに落とすと、尻にぬめっとした感触が拡がった。
「あふぅっ……あうううっ……すごい感じちゃうよ、翔ちゃん」
「ずいぶん溜まってたんじゃないの、あかねぇちゃん」
「そうかも……」
「かも?」
翔太の問いに、あかねは首をフルフルと振る。しびれるような快感で頭の中に靄がかかってきた。
確かに肉欲がたまっていたのかもしれないし、そうでないかもしれない。
そんなことはもうどうでもよかった。
確かなことは、夫の茂と言い争いをして、翔太の肌が恋しくなった。
そして今、湿った肌を重ねて、恋人である従弟の身体を貪っている。それだけだ。
(翔ちゃんとのエッチに没頭したい……)
雑念を振り払うように従弟にしがみついたあかねは、翔太の耳たぶをれろん、とひと舐めして囁いた。
「別にいいの、そんなこと……んんんっ」
「わ、すげぇ締め付けてくる」
ぶじゅっ、ぶじゅじゅっ。
問いかけた従弟の中指が膣中深く侵入してきた。勝手に愛液が溢れ出す。
ぐにぐにと膣壁を探りながら、翔太の中指は奥に進んできた。
子宮のあちこちで快感が弾け、意識しなくても身体が反応してのけ反る。
こりっ。
中指が根本まで入ると、親指が陰核に当たり、電撃のような快感が身体を駆け巡る。
あかねの淫体は、魚のように跳ね上がって波打つ。
「んひっ!! ……い、いきなり触っちゃいやぁ……」
「何か触ったっけ?」
「ひどいよ……今はすごく敏感になっているの、わかるでしょ」
翔太が顔を寄せてきた。
従弟の上気した吐息と熱気をほほに感じる。
「どこが敏感? 膣内? それとも、ここ?」
「あああっ! そこ、そこだよっ! ……クリぃ、今、親指が当たっているとこぉ」
問われたあかねは、唸るように答えたが、ふと気が付いた。
言葉責めしながら、冷静にあかねをリードしているように見える。しかし、前回会ってセックスしたときと比べて、少し愛撫が慎重だ。
(翔ちゃんがここまで聞いてくるの、珍しいな)
二人とも、相手がどこが感じるか、さらにどう触ればより悦び淫乱になるか、肌を何度も重ねて時間をかけて『学習』している。
夫や恋人よりも、お互いを愛撫しあった間柄なのだ。お互いのパートナーができてからは、二人で肌を重ねる機会は減ったが、忘れるはずもない。
言葉で確認しなくても、相手の息遣いや身体の反応で、手や舌が自然と相手の悦ぶところに触れる。
ときには会話らしい会話もせずに愛撫しあって燃え上がり、そのままセックスを終えることも珍しくない。
それだけに、あかねの身体を知り尽くしているはずの翔太が、いまさら、愛撫している箇所と感じているか聞くことに違和感を持った。
きっと翔太は内心でいつもより彼を欲しがっている、あかねの淫乱さに戸惑っているのだろう。
従弟が自分の淫らさ戸惑っているが、それを押し隠そうとしている。
翔太の気持ちが手に取るように分かるあかねには、強がる彼がたまらなく可愛らしく、愛おしい気持ちでいっぱいになった。
思わずしがみつくように翔太の首に腕を回す。
「な、なんだよ」
「もっと……気持ちよくして。もっと私の身体、いじって」
興奮で赤らんだ翔太の頬にキスをすると、ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
その直後、下腹部からじゅぷり、という粘液の音が聞こえ、快感の波が子宮内に拡がった。
「ああ……素敵……感じちゃうっ」
あかねの意識と関係なく、魚のように淫体が跳ね上がった。
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