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ハロウィンナイトで融け合って 11
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湿った空気が漂うバスルームは、ガラス張りでゆったりとしていた。
ついさっきまで僕と身体を重ねたのに、典子ちゃんは「明るいから恥ずかしい」と一緒に入らず、順番に入ることにした。お化粧直しとか着替えたりとか帰り支度があるので、彼女の先で僕が後。
典子ちゃんと入れ替わりにバスルームにそそくさと入り、レバーを倒してシャワーを浴びる。
ザーッというシャワーの音とともに、汗やぬめり、典子ちゃんの匂いが一緒に流れていく。
ポツンと一人で暖かい水流を浴びながら、典子ちゃんの可愛らしく艷やかな顔や喘ぎ声を頭の中で反芻すると、思わず笑みがこぼれ、股間がドクンとする。
しかし、同時に「僕で良かったのか?」という疑念と「僕で良いのだ!」という自信が入り混じった複雑な気持ちがこみ上げてきて、頭の中がモヤモヤする。
いたたまれなくなり、誰もいないバスルームに視線を移す。
今回一度も使わなったお風呂は、二人で入るにはちょうど良い広さに見える。普通のお風呂には見当たらない操作パネルとボタンが見え、慣れたカップルならはしゃぎながら一緒に入るんだろうな、とぼんやりと眺めた。そのうち、僕たちもはしゃぎながら入ることがあるだろうか。
「慎一くんっ! 大丈夫? あと15分くらいで出ないと! 私、準備できたから待ってるよ!」
入り口に写るシルエットが不安げな声でコンコンとガラス戸を叩く。
そうだ、呑気に浴びてる場合ではなかった。
ホテルに入る時、部屋の利用料を僕が出している。遊園地も含めて楽しかった分、財布は軽い。ここで追加料金を取られると、財布の中身はほぼゼロ。帰りの電車賃も出せるか怪しい。
慌ててボディソープを手になじませて、必要なところを手で洗ってザッと流すと、転げるようにバスルームを出て着替える。赤い革張りのソファには、デイパックを背負った彼女が準備万端で待っていた。
寝坊した朝に登校する時の5倍のスピードで身支度を済ませる。慌てているためか、かえって手間取る。オシャレしてボタンの多い服装にした自分が恨めしい。
「忘れ物……ないね?」
典子ちゃんがうなずく。僕たちの大切な時間を物語るように乱れた部屋を見回してから、ルームキーとカバンをひっつかんでドアを出た。
エレベーターに駆け込み、抱えていたハーフコートを着る。典子ちゃんも胸の前で手を合わせて、固い表情で下がっていくフロア表示を眺めている。
部屋案内パネルの前にたむろするカップルを通り抜け、フロントの機械にルームキーを差し込んでチェックアウトを済ませた。「追加のご精算 ¥0」と表示されたのを見て、二人で安堵のため息をつきながら逃げるようにホテルを出る。
遊園地の方向からナイトパレードの音楽と歓声が聞こえる。すでに日は暮れていて、通りはこれから遊園地に行く人と帰る人でごった返していて、とても賑やかだ。
ひんやりとした外の風は、火照った身体に心地いい。ハーフコートのポケットに手を突っ込んで歩く。すっと典子ちゃんが身体を寄せると、ポケットに手を差し入れて、僕の手の甲を包むように握った。
ああ、そうだった。今、僕のそばには彼女がいるんだ。湿り気を帯びた手のぬくもりが嬉しい。
チラリと横目で典子ちゃんの表情を伺う。エレベーターを降りる時に強張っていた顔は、もうすっかり和らいでいた。伏し目がちに笑みを浮かべているようにも見える。
ほっこりとした気持ちで、駅に向かってそぞろ歩く。通り過ぎる自販機の品揃えが気になって、反射的にマジマジと見てしまう。プッと吹き出す典子ちゃんにハッとなって顔を向ける。
ゴメンと言いかけた一瞬前に、上目遣いの彼女と視線が合う。
瞳だけがグリッと動いて、横を指し示す。その先は僕が見ていた自販機。再び僕に瞳が動いて、ニンマリと笑いながら、ギュッと手を握られた。
「そろそろ……暖かいものも、品揃えしないとね……私の6番機も調子出てきたし」
飲料の話をしていたら、急にのどが渇いてきた。遊園地のフードコートから、一口も水分を取っていなかったことに気がついた。たくさん水分が出ているから、もっと早く気がついてもいいのに、ホテルを出るドタバタで、全然感じなかった。
追加料金ナシだったので、少しお金には余裕がある。とりあえず何か飲もうと自販機に向かって歩こうとしたら、彼女が手をクイクイと引っ張る。
何だろうと見ていると、デイパックからペットボトルを取り出し、一口飲むと、僕に差し出した。ラベルをみたら夏によく見かける飲料だった。
「……はちみつ……レモン?」
「うん……飲んで。もう、私はいらないから……」
半分残ったはちみつレモンを喉を鳴らして一気に飲む。冬も近いというのに、高揚した身体に染み渡る美味さだ。空のボトルを僕から受け取り、典子ちゃんは大事そうにデイパックにしまう。飾っているカエルのぬいぐるみがダンスしているように揺れていた。
「珍しいね、トマトジュースじゃないんだ……」
コクリと恋人はうなずくと、うつむいてモジモジとした。うなじのあたりが赤く染まる。
「お友達が……教えてくれたの……おまじない……その娘は、飲み物じゃなくて、実物だったけど……」
歩きながら、典子ちゃんがポツポツと話してくれた。
一つ下の友達が「想いが届くおまじないだ」と教えてくれたらしい。その友達は他校でサッカー部のマネージャーをしていて、意中の先輩にアプローチするのに、レモンのはちみつ漬けを作ったのだそうだ。
待ち合わせ場所に早く来ていたのも、きっとはちみつレモンを飲んで、おまじないを実行するためだろう。
彼女を可愛らしいな、と思うと同時に、切なくなった。
遊園地のフードコートで見た、失恋を思い出して泣きはらした、腫れぼったい目。その気持ちを考えると、いくら現実主義者の典子ちゃんでも、おまじないにすがりたくもなるだろう。しかも、友達の実績つきなのだ。
顔を赤らめて話す彼女もまた、僕と同じように、不安だったのだ。
ホテルのシャワーで抱いた疑念は、シュワシュワと霧散していった。
心と身体がつながった今は、少しでも多くの時間を典子ちゃんと一緒に過ごしたい。そのために僕の出来ることを精一杯頑張るだけだ。その先はわからない。でも、それを考えて何になるというんだ。
少し離れた遊園地から、ワーッという歓声とファンファーレが聞こえた。パレードもクライマックスなのだろう。足早に遊園地に向かう家族連れとすれ違って、アッと思った。遊園地ではアトラクションに乗って、そのまま出てきてしまった。よく考えたら、二人でナイトパレード見に行くんじゃなかったっけ。
「結局、パレード……見れなかったね……僕が出ようとしちゃったから……」
ギュッと手を握り、ふるふると首を振る典子ちゃん。遊園地に戻ろうという気配はない。
「いいの、もう一回入るお金もないし。今度は、ちゃんとデートしましょ」
鼻白む僕を見て、クククッといたずらっぽく笑う。ついさっきまで、あんな濃密な時間を過ごしたのに、またあの素敵な時間を求めている僕。今度も、ちゃんとデート出来るか、ちょっと不安だ。
文字通りの小悪魔な笑みを浮かべていた典子ちゃんの顔が、笑顔のまま強張り、僕にぴったりと身体をくっつけてきた。緊張感が僕にも伝わり、ポケットの手をほどいて、彼女の肩を抱き寄せる。
典子ちゃんの視線は、駅のロータリーからこちらに伸びる歩道に釘付けになっている。僕も恋人の視線をなぞって、何を見たのかを追と、どこかで見た男女がこちらに歩いていた。
それが誰かわかった時、僕も顔がひきつるのを感じた。
「あ……八重樫先生に武田先生……!」
確か、この間の戸塚先生の授業で「やらかす生徒がいるから、学校も気が気じゃない」と八重樫先生はぼやいていた。生徒指導の一環で、先生たちは盛り上がるイベントがあると、こうして見回りしていることを、今更ながらに思い出す。
パンツスーツで髪を凛々しくアップにしている八重樫先生と、ガッチリとした身体にスーツをビシッと着ている武田先生。楽しげに歩いている通りの人たちと明らかに雰囲気が違うのが遠くからでもわかる。仕事であるのは仕方ないけど、まるで狩猟犬が獲物を探しているようなピリピリした空気を醸し出しているのだ。
建物に隠れるには、人混みを掻き分けないといけないが、二人はどんどん接近してくる。
どうしようと言わんばかりにぴったりくっついて、腕をギュッと絡ませる典子ちゃん。肩を抱いて何か良い手段はないものか、必死で頭を巡らせる僕。
二人の様子を見ていた僕の視線に気がついたのか、八重樫先生が僕達の方に顔を向けた。
先生の丸メガネがネオンに照らされてキラリと光って「あれ?」という表情に変わり、武田先生の肩を叩き、僕達の方に歩くように促した。二人とも不思議そうな顔をしてどんどん距離を詰めてくる。
完全に、先生たちに見つかってしまった。
ついさっきまで僕と身体を重ねたのに、典子ちゃんは「明るいから恥ずかしい」と一緒に入らず、順番に入ることにした。お化粧直しとか着替えたりとか帰り支度があるので、彼女の先で僕が後。
典子ちゃんと入れ替わりにバスルームにそそくさと入り、レバーを倒してシャワーを浴びる。
ザーッというシャワーの音とともに、汗やぬめり、典子ちゃんの匂いが一緒に流れていく。
ポツンと一人で暖かい水流を浴びながら、典子ちゃんの可愛らしく艷やかな顔や喘ぎ声を頭の中で反芻すると、思わず笑みがこぼれ、股間がドクンとする。
しかし、同時に「僕で良かったのか?」という疑念と「僕で良いのだ!」という自信が入り混じった複雑な気持ちがこみ上げてきて、頭の中がモヤモヤする。
いたたまれなくなり、誰もいないバスルームに視線を移す。
今回一度も使わなったお風呂は、二人で入るにはちょうど良い広さに見える。普通のお風呂には見当たらない操作パネルとボタンが見え、慣れたカップルならはしゃぎながら一緒に入るんだろうな、とぼんやりと眺めた。そのうち、僕たちもはしゃぎながら入ることがあるだろうか。
「慎一くんっ! 大丈夫? あと15分くらいで出ないと! 私、準備できたから待ってるよ!」
入り口に写るシルエットが不安げな声でコンコンとガラス戸を叩く。
そうだ、呑気に浴びてる場合ではなかった。
ホテルに入る時、部屋の利用料を僕が出している。遊園地も含めて楽しかった分、財布は軽い。ここで追加料金を取られると、財布の中身はほぼゼロ。帰りの電車賃も出せるか怪しい。
慌ててボディソープを手になじませて、必要なところを手で洗ってザッと流すと、転げるようにバスルームを出て着替える。赤い革張りのソファには、デイパックを背負った彼女が準備万端で待っていた。
寝坊した朝に登校する時の5倍のスピードで身支度を済ませる。慌てているためか、かえって手間取る。オシャレしてボタンの多い服装にした自分が恨めしい。
「忘れ物……ないね?」
典子ちゃんがうなずく。僕たちの大切な時間を物語るように乱れた部屋を見回してから、ルームキーとカバンをひっつかんでドアを出た。
エレベーターに駆け込み、抱えていたハーフコートを着る。典子ちゃんも胸の前で手を合わせて、固い表情で下がっていくフロア表示を眺めている。
部屋案内パネルの前にたむろするカップルを通り抜け、フロントの機械にルームキーを差し込んでチェックアウトを済ませた。「追加のご精算 ¥0」と表示されたのを見て、二人で安堵のため息をつきながら逃げるようにホテルを出る。
遊園地の方向からナイトパレードの音楽と歓声が聞こえる。すでに日は暮れていて、通りはこれから遊園地に行く人と帰る人でごった返していて、とても賑やかだ。
ひんやりとした外の風は、火照った身体に心地いい。ハーフコートのポケットに手を突っ込んで歩く。すっと典子ちゃんが身体を寄せると、ポケットに手を差し入れて、僕の手の甲を包むように握った。
ああ、そうだった。今、僕のそばには彼女がいるんだ。湿り気を帯びた手のぬくもりが嬉しい。
チラリと横目で典子ちゃんの表情を伺う。エレベーターを降りる時に強張っていた顔は、もうすっかり和らいでいた。伏し目がちに笑みを浮かべているようにも見える。
ほっこりとした気持ちで、駅に向かってそぞろ歩く。通り過ぎる自販機の品揃えが気になって、反射的にマジマジと見てしまう。プッと吹き出す典子ちゃんにハッとなって顔を向ける。
ゴメンと言いかけた一瞬前に、上目遣いの彼女と視線が合う。
瞳だけがグリッと動いて、横を指し示す。その先は僕が見ていた自販機。再び僕に瞳が動いて、ニンマリと笑いながら、ギュッと手を握られた。
「そろそろ……暖かいものも、品揃えしないとね……私の6番機も調子出てきたし」
飲料の話をしていたら、急にのどが渇いてきた。遊園地のフードコートから、一口も水分を取っていなかったことに気がついた。たくさん水分が出ているから、もっと早く気がついてもいいのに、ホテルを出るドタバタで、全然感じなかった。
追加料金ナシだったので、少しお金には余裕がある。とりあえず何か飲もうと自販機に向かって歩こうとしたら、彼女が手をクイクイと引っ張る。
何だろうと見ていると、デイパックからペットボトルを取り出し、一口飲むと、僕に差し出した。ラベルをみたら夏によく見かける飲料だった。
「……はちみつ……レモン?」
「うん……飲んで。もう、私はいらないから……」
半分残ったはちみつレモンを喉を鳴らして一気に飲む。冬も近いというのに、高揚した身体に染み渡る美味さだ。空のボトルを僕から受け取り、典子ちゃんは大事そうにデイパックにしまう。飾っているカエルのぬいぐるみがダンスしているように揺れていた。
「珍しいね、トマトジュースじゃないんだ……」
コクリと恋人はうなずくと、うつむいてモジモジとした。うなじのあたりが赤く染まる。
「お友達が……教えてくれたの……おまじない……その娘は、飲み物じゃなくて、実物だったけど……」
歩きながら、典子ちゃんがポツポツと話してくれた。
一つ下の友達が「想いが届くおまじないだ」と教えてくれたらしい。その友達は他校でサッカー部のマネージャーをしていて、意中の先輩にアプローチするのに、レモンのはちみつ漬けを作ったのだそうだ。
待ち合わせ場所に早く来ていたのも、きっとはちみつレモンを飲んで、おまじないを実行するためだろう。
彼女を可愛らしいな、と思うと同時に、切なくなった。
遊園地のフードコートで見た、失恋を思い出して泣きはらした、腫れぼったい目。その気持ちを考えると、いくら現実主義者の典子ちゃんでも、おまじないにすがりたくもなるだろう。しかも、友達の実績つきなのだ。
顔を赤らめて話す彼女もまた、僕と同じように、不安だったのだ。
ホテルのシャワーで抱いた疑念は、シュワシュワと霧散していった。
心と身体がつながった今は、少しでも多くの時間を典子ちゃんと一緒に過ごしたい。そのために僕の出来ることを精一杯頑張るだけだ。その先はわからない。でも、それを考えて何になるというんだ。
少し離れた遊園地から、ワーッという歓声とファンファーレが聞こえた。パレードもクライマックスなのだろう。足早に遊園地に向かう家族連れとすれ違って、アッと思った。遊園地ではアトラクションに乗って、そのまま出てきてしまった。よく考えたら、二人でナイトパレード見に行くんじゃなかったっけ。
「結局、パレード……見れなかったね……僕が出ようとしちゃったから……」
ギュッと手を握り、ふるふると首を振る典子ちゃん。遊園地に戻ろうという気配はない。
「いいの、もう一回入るお金もないし。今度は、ちゃんとデートしましょ」
鼻白む僕を見て、クククッといたずらっぽく笑う。ついさっきまで、あんな濃密な時間を過ごしたのに、またあの素敵な時間を求めている僕。今度も、ちゃんとデート出来るか、ちょっと不安だ。
文字通りの小悪魔な笑みを浮かべていた典子ちゃんの顔が、笑顔のまま強張り、僕にぴったりと身体をくっつけてきた。緊張感が僕にも伝わり、ポケットの手をほどいて、彼女の肩を抱き寄せる。
典子ちゃんの視線は、駅のロータリーからこちらに伸びる歩道に釘付けになっている。僕も恋人の視線をなぞって、何を見たのかを追と、どこかで見た男女がこちらに歩いていた。
それが誰かわかった時、僕も顔がひきつるのを感じた。
「あ……八重樫先生に武田先生……!」
確か、この間の戸塚先生の授業で「やらかす生徒がいるから、学校も気が気じゃない」と八重樫先生はぼやいていた。生徒指導の一環で、先生たちは盛り上がるイベントがあると、こうして見回りしていることを、今更ながらに思い出す。
パンツスーツで髪を凛々しくアップにしている八重樫先生と、ガッチリとした身体にスーツをビシッと着ている武田先生。楽しげに歩いている通りの人たちと明らかに雰囲気が違うのが遠くからでもわかる。仕事であるのは仕方ないけど、まるで狩猟犬が獲物を探しているようなピリピリした空気を醸し出しているのだ。
建物に隠れるには、人混みを掻き分けないといけないが、二人はどんどん接近してくる。
どうしようと言わんばかりにぴったりくっついて、腕をギュッと絡ませる典子ちゃん。肩を抱いて何か良い手段はないものか、必死で頭を巡らせる僕。
二人の様子を見ていた僕の視線に気がついたのか、八重樫先生が僕達の方に顔を向けた。
先生の丸メガネがネオンに照らされてキラリと光って「あれ?」という表情に変わり、武田先生の肩を叩き、僕達の方に歩くように促した。二人とも不思議そうな顔をしてどんどん距離を詰めてくる。
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