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◆◇観光に飽きました…◆◇
しおりを挟む戦闘シーンは難しいですね…でも頑張って少し書いてみました。
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◆◇観光に飽きました◆◇
レッドドラゴンを討伐してから三日目を迎えた。
「師匠~そろそろ観光をやめて依頼受けましょうよ」
とリリオネは観光に飽きてしまい和樹にそう提案した。
「マスター…私も飽きてきました…」
「私もだぴょん…」
とチサもラビもリリオネにつられて言ってくる。
「そうだなぁ…じゃぁ久々に依頼受けに行くか!」
と和樹もそろそろ飽きてきたのでギルドで依頼を受けることをリリオネ達に言った。
四人はギルドの掲示板でどの依頼を受けるか相談をしていた。
「おっ…これなんてどうだ?これだったらチサも戦えるだろ?」
と和樹はビックボアの討伐依頼の紙を他の皆に見せた。
「ビックボア討伐…六体…報酬は白銀貨六枚…これならチサちゃんにも出来ますね」
とリリオネは依頼内容を読んだ後賛成をする。ラビも賛成してくれた。
「チサはどうだ?」
「これくらいなら私も出来ると思います」
と本人の承諾も出た事なので依頼を受けることにした。依頼を受けてギルドを出た後チサが小さくあっ…と呟いた。
「どうした?チサ」
「マスター…今気づきましたが武器が…無いです…」
「あっ……」
「そうでしたね………」
「だぴょん………」
とチサに言われて和樹達も気づく。武器屋を探して短剣とハンマーを買った。なんとハンマーは持ち手の部分が魔力を注ぐと伸び縮みするのだ。
和樹達は王都から出てビックボアのでる森に向かった。
「«ディテクション(探知)…»」
と和樹はビックボアをここに来るまでに手に入れたスキルで探し出した。
「いた…あっちだ…」
と和樹が指さす方に歩いていくとビックボアが三体いた。リリオネとラビが一体ずつ倒し最後の一体をチサに倒させると言う案で皆賛成した。先にリリオネとラビが叢から飛び出して二体のビックボアを瞬殺した。
「チサ…行けるか?」
「大丈夫です…行ってきます!」
と言ってチサは残りのビックボアに短剣を切りつけた。初めは動きがぎこちなかったが段々と動ける様になってきた。時間は掛かったがビックボアは倒すことが出来た。
「はぁ…や…やりました…はぁ…はぁ…」
とチサは息を切らし地面にヘナヘナと座り込んでそう言った。
「なかなか良かったぞ」
「良かったですよ!」
「良かったぴょん!」
と一人ずつチサの頭を撫でて褒める。チサは気持ち良さそうに目を瞑っている。
「«ヒール»っと…どうだ?楽になったか?」
「はい!回復しました」
「よし!…次も行くか、«ディテクション»お?今度は五匹いるぞ」
「じゃぁ…四体は私とラビと師匠が倒して残りの一体をチサちゃんに倒させましょう!」
「そがでいいぴょん!」
「俺もそれでいい…」
「頑張ります!」
とリリオネの提案に皆賛成してビックボアの居る方に向かった。茂みから覗いてみると丁度ビックボアが昼寝をしている最中だった。しめた!とばかりにリリオネとラビが和樹を置いて先に飛び出した。和樹は慌てて飛び出し一体を瞬殺した。
「チサ!」
「はい!」
と和樹が声を掛けたタイミングでチサが残りの一体に飛びかかった。最初の一撃はビックボアの胴体を深く傷つけた。ビックボアもチサに体当たりをしてきた。チサは間一髪でそれを避け飛び蹴りを食らわした。ビックボアは少し飛ばされたが直ぐに体制を直し今度は尻尾を使って攻撃してきた。チサはそれを避けきれず吹き飛ばされて木にぶつかった。和樹は慌ててヒールをしに行こうとしたがチサが止めてきた。数分後ビックボアは最後の一撃で倒れた。
「大丈夫か!?«ヒール!»」
と和樹はビックボアが倒れた後直ぐにチサに近寄りヒールをかけた。
「や…りました…」
「よく頑張ったな…」
と和樹が言いながら頭を撫でてやるとチサは余りにも疲れていたのか寝むってしまった。帰りは和樹がおんぶをして王都の近くにワープをして帰った。宿屋に戻りチサをベットに寝かせようとしたが汗をかいていると和樹は思いリリオネ達を呼んでチサの体を起こさないように拭いてもらった。
そしてチサは次の朝まで起きなかった…。
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