体育館ラブスーサイダル

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「駄目だよ」



何が駄目なの?


ふと握られた方を見ると
僕の右手が股間に伸びていた。


もしかして、僕…
自慰しようとしてた……?


…無意識だった。



「どこか言えばいいだけだよ、言っちゃえよ」



脳内で変換される。


''言っちゃえよ''



そんなこと言われたら、僕…。



「……ん…」


僕は小さく息を吸った。



「僕のちんちん…っさわって…?」
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