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第一話 主人公補正の加護
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「なんだここ」
気が付くと宇宙のような真っ暗な空間に俺は立っていた。
周りを見渡すも特に何かある訳ではなく、小さな光が点々とあるのみ。
光がある以外、景色が真っ暗なせいで展望台などにある透明度の高いガラス床の上に立っている感覚だ。
ここはどこなんだ?さっきまで俺はベッドの上で寝転がっていたはず…ということはこれは夢か?
指を一本ずつ動かしたり、自分の頬をつねったりしてみたが夢特有のフワッとした曖昧な感覚ではない、現実と同じ鮮明な感触だ。
もしこれが現実なのだとしたら、ここは何なんだ。幽体離脱でもして霊界に迷い込んでしまったのだろうか。
俺は腕を組んで考え始めたが数秒でやめた。
そんなことはどうでもいいな、今考えたところで分かる訳がないから。
俺は一つの光に目星を付け、何かあるかもしれないとその方向に進んでみたがいくら歩いても光の大きさが変わる気配がない。
俺と光の距離がかなり離れているんだろう。
途中から自分が本当に進んでいるのか足踏みしているだけなのか、感覚が混乱してきたので進むのを止めた。
光の他に何かないかなとこの空間をもう一度見渡してみると、先ほどまで誰もいなかったはずの空間にいつの間にか一人の女性が立っていた。
透き通る長い銀髪に鮮やかなピンク色の唇、長くて綺麗な指、形が整っている胸、滑らかな腰のライン。
アイドルやモデルなどの可愛さ、綺麗さという感じではなく、美術館に展示されている絵画に描かれている女神のような美しさを纏っている。
彼女は俺に向かって手招きをしていた。
意味の分からない場所で知らない人に手招きをされたら警戒して逃げるのが普通だが、その時は警戒心なんて一ミリも湧いてこず、俺は彼女の元へと当たり前のように向かった。
目の前まで来るとその美しさがより伝わってきて見惚れてしまう。
ボケっと見ていると彼女が話し掛けてきた。
「有山光様、まず謝罪致します。申し訳ありません」
出会い頭にいきなり謝罪をしてきて、何に対しての謝罪なのか全く分からずに困惑した。
彼女に何かされた覚えはないし、そもそも初対面なのだから謝られることなんて無いはずだ。
「一体何の謝罪ですか?」
俺がそう聞くと彼女は申し訳なさそうに眉尻を下げて口を開いた。
「非常に申し上げにくいのですが、有山光様はお亡くなりになられました」
身に覚えのない謝罪の次は死亡宣告をされるが、腑に落ちた。
何故なら、この死亡宣告は今いる現実の範疇を越えた謎の空間を説明するのに十分すぎたからだ。
気になるのは俺の死亡理由。
「俺はどうやって死んだんですか」
そう聞くと、また申し訳なさそうに眉尻を下げて口を開く。
「その、こちらの手違いでですね。有山光様の魂を神界に導いてしまいまして…」
彼女が言うには自分は神様で神様の仕事の一つに死者の魂が現世に迷わないように神界へ導くというものがあり、その仕事で俺が住んでいる家の隣人を導くの筈が、導く人の住所を一つ間違えて俺が導かれ、現世側で就寝中に死んでしまったみたいだ。
生前、ラノベを読んでいて、手違いで死ぬという話の流れはあまりにも都合良すぎやしないか?と思っていたのだが本当に起こるなんて、思ったより神様って万能じゃないんだな。
にしてこんな理不尽な死に方あるか?
もし神界に裁判があるとするならば、この件で俺は勝利を確実に取れるぞ。
俺はこのめちゃくちゃな状況に対して笑いがこみ上げてきたので、口を手で覆って必死に我慢した。
「これから有山光様のこの先についてお話をさせていただきます。普通であれば死ぬと次人生に行くまで十年以上期間を空けないといけないのですが、光様はこちらの手違いにより死なせてしまったので、空き期間免除で転生ができます」
なるほど。特別枠として扱われる訳か。
と言っても、すぐに転生したいと思っていないし、俺からしたらどうでもいい特別扱いか。
俺は自身の処遇についての説明に興味が無くなりつつあった。
「転生できるのですが問題がありまして…」
処遇について流れが変わる予兆を感じ取り、女神の話に耳を傾ける。
「期間を空けずに今までの世界へ転生してしまうと世界の均衡が崩れてしまうので、できないんです。なので、異世界に転生してしまうことになります」
なんだそれ、とてつもなく興味深い内容じゃないか。
「それが嫌なのであれば、期間を空けなければいけませんが今までの世界に…」
「いえ、大丈夫です。異世界に今すぐ転生させて下さい」
異世界転生が魅力的過ぎて俺が前のめりになりながら返答すると、彼女は若干引き気味に「じゃあ、手続きを始めましょうか」と言う。
俺は手続きの前にふと疑問に思った事を聞く。
「生前の世界の期間なし転生はできないのに、異世界への転生は大丈夫なんですか?」
「問題ありません。世界としての強度が違いますので」
「世界の強度?」
「はい。世界にはそれぞれ強度というものがあります。それはその世界に存在する様々な力によって決まります。磁力、重力、霊力、魔力、神力などですね。転生先は生前の世界にない魔力があって、それが高濃度なので強度が高いのです」
「なるほど」
魔力か。ラノベで描かれている異世界のままだな。
魔力があるということは魔法とか使えるということだろう。
最高じゃないか。ラノベを読みながら思っていたんだよ、魔法を使ってみたいと。
もちろん、現実的に使えるはずがないからその時は本気では思っていなかったけど。
魔法を使う想像をするだけでわくわくが止まらない。
「手続きの前にですね。受け取る加護を決めてください」
「加護を貰えるんですか」
俺は思った以上の特別扱いに素っ頓狂な声を上げてしまう。
「はい。有山光様の魂が異世界に慣れていないので、守る為に加護が必要になるんです。その加護の内容は光様がお決めになることが可能です」
加護の内容か…貰いたい加護が思いつかないな。
「何か、例とかありませんか?」
「そうですね…多過ぎるので今まであった加護一覧を有山光様の脳に直接お送りしますね」
いわゆるテレパシーってやつか。
そんな事を考えていると本当に脳に直接送られてきた。
これは忘れていた昔の思い出が突如、頭の中に浮かんでくる感覚に似ている。だから不快感が無く、すんなりと受け入れられる。
加護一覧を脳内でじっくり閲覧する。
加護は剣の加護や魔法の加護といったメジャーなものから、 運の波が大きくならない加護や小指が角にぶつからない加護といったマイナーなものまで揃っている。
折角だから受け取って面白くなりそうな加護が欲しい。
メジャーどころはある程度、加護の効果の想像が出来るから面白くない。
かと言って、マイナーどころは面白くはありそうだが効果が限定されているものが多いから、すぐに飽きそうだ。
俺が何にするか決め兼ねていると女神が話しかけて来た。
「良ければ新しく加護をお作り致しましょうか?」
「そんなことができるんですか!?」
「はい。一覧にある加護も全て我々が作ってきたものですので」
神様って凄いんだな。
となると、欲しい加護は決まっている。
実際にこの身で体感したいものがあったんだ。
ラノベを呼んでいる人は聞き馴染みがあるが、明確に説明するのが難しいもの。
「主人公補正の加護を下さい。よろしくお願いします」
気が付くと宇宙のような真っ暗な空間に俺は立っていた。
周りを見渡すも特に何かある訳ではなく、小さな光が点々とあるのみ。
光がある以外、景色が真っ暗なせいで展望台などにある透明度の高いガラス床の上に立っている感覚だ。
ここはどこなんだ?さっきまで俺はベッドの上で寝転がっていたはず…ということはこれは夢か?
指を一本ずつ動かしたり、自分の頬をつねったりしてみたが夢特有のフワッとした曖昧な感覚ではない、現実と同じ鮮明な感触だ。
もしこれが現実なのだとしたら、ここは何なんだ。幽体離脱でもして霊界に迷い込んでしまったのだろうか。
俺は腕を組んで考え始めたが数秒でやめた。
そんなことはどうでもいいな、今考えたところで分かる訳がないから。
俺は一つの光に目星を付け、何かあるかもしれないとその方向に進んでみたがいくら歩いても光の大きさが変わる気配がない。
俺と光の距離がかなり離れているんだろう。
途中から自分が本当に進んでいるのか足踏みしているだけなのか、感覚が混乱してきたので進むのを止めた。
光の他に何かないかなとこの空間をもう一度見渡してみると、先ほどまで誰もいなかったはずの空間にいつの間にか一人の女性が立っていた。
透き通る長い銀髪に鮮やかなピンク色の唇、長くて綺麗な指、形が整っている胸、滑らかな腰のライン。
アイドルやモデルなどの可愛さ、綺麗さという感じではなく、美術館に展示されている絵画に描かれている女神のような美しさを纏っている。
彼女は俺に向かって手招きをしていた。
意味の分からない場所で知らない人に手招きをされたら警戒して逃げるのが普通だが、その時は警戒心なんて一ミリも湧いてこず、俺は彼女の元へと当たり前のように向かった。
目の前まで来るとその美しさがより伝わってきて見惚れてしまう。
ボケっと見ていると彼女が話し掛けてきた。
「有山光様、まず謝罪致します。申し訳ありません」
出会い頭にいきなり謝罪をしてきて、何に対しての謝罪なのか全く分からずに困惑した。
彼女に何かされた覚えはないし、そもそも初対面なのだから謝られることなんて無いはずだ。
「一体何の謝罪ですか?」
俺がそう聞くと彼女は申し訳なさそうに眉尻を下げて口を開いた。
「非常に申し上げにくいのですが、有山光様はお亡くなりになられました」
身に覚えのない謝罪の次は死亡宣告をされるが、腑に落ちた。
何故なら、この死亡宣告は今いる現実の範疇を越えた謎の空間を説明するのに十分すぎたからだ。
気になるのは俺の死亡理由。
「俺はどうやって死んだんですか」
そう聞くと、また申し訳なさそうに眉尻を下げて口を開く。
「その、こちらの手違いでですね。有山光様の魂を神界に導いてしまいまして…」
彼女が言うには自分は神様で神様の仕事の一つに死者の魂が現世に迷わないように神界へ導くというものがあり、その仕事で俺が住んでいる家の隣人を導くの筈が、導く人の住所を一つ間違えて俺が導かれ、現世側で就寝中に死んでしまったみたいだ。
生前、ラノベを読んでいて、手違いで死ぬという話の流れはあまりにも都合良すぎやしないか?と思っていたのだが本当に起こるなんて、思ったより神様って万能じゃないんだな。
にしてこんな理不尽な死に方あるか?
もし神界に裁判があるとするならば、この件で俺は勝利を確実に取れるぞ。
俺はこのめちゃくちゃな状況に対して笑いがこみ上げてきたので、口を手で覆って必死に我慢した。
「これから有山光様のこの先についてお話をさせていただきます。普通であれば死ぬと次人生に行くまで十年以上期間を空けないといけないのですが、光様はこちらの手違いにより死なせてしまったので、空き期間免除で転生ができます」
なるほど。特別枠として扱われる訳か。
と言っても、すぐに転生したいと思っていないし、俺からしたらどうでもいい特別扱いか。
俺は自身の処遇についての説明に興味が無くなりつつあった。
「転生できるのですが問題がありまして…」
処遇について流れが変わる予兆を感じ取り、女神の話に耳を傾ける。
「期間を空けずに今までの世界へ転生してしまうと世界の均衡が崩れてしまうので、できないんです。なので、異世界に転生してしまうことになります」
なんだそれ、とてつもなく興味深い内容じゃないか。
「それが嫌なのであれば、期間を空けなければいけませんが今までの世界に…」
「いえ、大丈夫です。異世界に今すぐ転生させて下さい」
異世界転生が魅力的過ぎて俺が前のめりになりながら返答すると、彼女は若干引き気味に「じゃあ、手続きを始めましょうか」と言う。
俺は手続きの前にふと疑問に思った事を聞く。
「生前の世界の期間なし転生はできないのに、異世界への転生は大丈夫なんですか?」
「問題ありません。世界としての強度が違いますので」
「世界の強度?」
「はい。世界にはそれぞれ強度というものがあります。それはその世界に存在する様々な力によって決まります。磁力、重力、霊力、魔力、神力などですね。転生先は生前の世界にない魔力があって、それが高濃度なので強度が高いのです」
「なるほど」
魔力か。ラノベで描かれている異世界のままだな。
魔力があるということは魔法とか使えるということだろう。
最高じゃないか。ラノベを読みながら思っていたんだよ、魔法を使ってみたいと。
もちろん、現実的に使えるはずがないからその時は本気では思っていなかったけど。
魔法を使う想像をするだけでわくわくが止まらない。
「手続きの前にですね。受け取る加護を決めてください」
「加護を貰えるんですか」
俺は思った以上の特別扱いに素っ頓狂な声を上げてしまう。
「はい。有山光様の魂が異世界に慣れていないので、守る為に加護が必要になるんです。その加護の内容は光様がお決めになることが可能です」
加護の内容か…貰いたい加護が思いつかないな。
「何か、例とかありませんか?」
「そうですね…多過ぎるので今まであった加護一覧を有山光様の脳に直接お送りしますね」
いわゆるテレパシーってやつか。
そんな事を考えていると本当に脳に直接送られてきた。
これは忘れていた昔の思い出が突如、頭の中に浮かんでくる感覚に似ている。だから不快感が無く、すんなりと受け入れられる。
加護一覧を脳内でじっくり閲覧する。
加護は剣の加護や魔法の加護といったメジャーなものから、 運の波が大きくならない加護や小指が角にぶつからない加護といったマイナーなものまで揃っている。
折角だから受け取って面白くなりそうな加護が欲しい。
メジャーどころはある程度、加護の効果の想像が出来るから面白くない。
かと言って、マイナーどころは面白くはありそうだが効果が限定されているものが多いから、すぐに飽きそうだ。
俺が何にするか決め兼ねていると女神が話しかけて来た。
「良ければ新しく加護をお作り致しましょうか?」
「そんなことができるんですか!?」
「はい。一覧にある加護も全て我々が作ってきたものですので」
神様って凄いんだな。
となると、欲しい加護は決まっている。
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