読むと気分が悪くなる小説

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三角コーナーむしゃむしゃ

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ゲテモノ料理が好きだ。
普段食べたことないものが食べたい!!とゆうのもあるが、あの食べている時のちょっと冷や汗かいちゃう感じ。
あの感じが好きなのだ。

最近では都心にゲテモノ料理屋などがあり、わりと手軽に食べれるようにもなったが、それ故にこう、なんていうか、
わざわざアンダーグラウンドな所まで行って
「うおおう!!変な所にある変な店で変なもの食べてるぞおおお!!」
というワクワク感が薄れて来た気がする。

あの興奮をまた味わうべく色々考えた結果、とても良いアイデアが浮かんだ。

三角コーナーにみちみちに詰まった生ゴミを食う。

これだ。

なんという画期的なアイデアだろうか。
わざわざ電車に揺られて店に行ったり、よく分からん通販で買ったりせずに手軽に食べられる。
灯台もと暗し、真のゲテモノはこんなに身近にあったとは。

善は急げ、思い立ったが吉日。
俺はソファから立ち上がり三角コーナーへと歩を進めた。

一応言っておくが、真似するなよ。

キッチンに降臨し三角コーナーを見ると胸踊る食材がたんまり!!
どう調理するか考えようとすると

「いや生で食うのが1番えげつないだろ!!調理して生ゴミ昇華してどないすんねん!!生で食え生で!!」

と、脳内のツッコミが物凄いことを言ってきた。

そして、

「確かに...」
と、脳内の主導権を握っている方の人格が納得してしまった。

俺は三角コーナーに手を突っ込み、ガシッと生ゴミを掴むとそのまま口の中に放り込んだ。

!!

「オゲェェェェェェェ!!!!」

当たり前だが不味すぎて床に口に入れたもの全てを吐き散らかした。

想像を絶する冷や汗が背中を駆け巡る。

「...いいぞぉぉ、これ、いいぞぉぉぉ」

三角コーナーの上の方にあったブロッコリーはまだギリギリ食える味だが、そこにあった汚水でびっしょびしょの人参が放つ腐臭と苦味、これが効いた。

店では絶対味わえない味。
だって店のゲテモノって美味いもん。

それに比べ三角コーナーはやばいものを食ってる感とゲロみてぇな味のダブルパンチでそうとうヤバい、もはやキマる。

体の防衛本能的に躊躇っている時間があれば食事を中止することなると思い、考える前に体を動かす。
再びガシッと生ゴミをつかみ口に放り込む。
吐き立つ前に高速モグモグをしてすぐ飲み込む。
まだ少しばかりの鮮度がある生ゴミの喉越しと、腐りきってグチョグチョになった生ゴミの喉越しが混じり合い最悪かつ最高の感覚だ。

で、

「オゲェェェェェェェ!!!!」

当然吐く、今度は口の中だけでなく胃の中にあるものまで吐いてしまった。
床一面ゲロまみれである。

そしてすごいもの発見、ゲロの中にタバコの吸殻が混じっていた、寝る前とかに適当に三角コーナーに捨てたものだろう。

「うわぁ~、吸殻まで食べちゃってたのか、それは萎えるなぁ」

ゲロの片付けは大変だったが、とても刺激のある経験を体験出来た。

「今度は何を食おう」

考えるだけで胸がときめくが、これがエスカレートしていった時の健康被害を考えると胃が痛くなる。
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