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攻防
(2) 滝本side
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清水が荷物を取りに自宅に戻った。
不審者に遭ったのは想定外だったもののそのおかげで距離を縮められたのは良かった。
ゆっくりと捕まえるつもりだったがこのチャンスを逃すつもりはない。
清水の母親に電話をかけた時に、事の経緯と自身の名前、親の会社名を詳細に伝えたところ二つ返事で了承された。
清水の父親が自営業を営んでおり、偶然にも自身の父親の経営する会社と関わりがあったのだ。
本人の好きにさせるつもりだったようだが会社の繋がりはあった方が嬉しいらしく、清水の母親は喜んでいた。
自身の母親に清水のことを伝えた時も、清水の母親と面識があるために喜んで迎え入れると言ってくれた。
これで家族には認められたか…。
学校に関しては既に校門で手を繋いだところを見られているから今頃噂になっているだろう。
昨日清水から何でもお願いを聞くと言われたことと、料理を一緒に作るという約束をしたことも同時に思い出して笑みを浮かべる。
これからどうしようかと考えを巡らせながら部屋の用意を始めた。
なるべく自身の部屋と近いところを選び、元々綺麗な部屋をさらに整える。
清水が寝落ちしたらまた同じベッドで寝れるのか。
昨日は23時には寝ていたから、ソファでリラックスさせて部屋を暗くし、静かな雰囲気を作れば0時までには寝落ちするだろうと思い、清水の帰りを待った。
不審者に遭ったのは想定外だったもののそのおかげで距離を縮められたのは良かった。
ゆっくりと捕まえるつもりだったがこのチャンスを逃すつもりはない。
清水の母親に電話をかけた時に、事の経緯と自身の名前、親の会社名を詳細に伝えたところ二つ返事で了承された。
清水の父親が自営業を営んでおり、偶然にも自身の父親の経営する会社と関わりがあったのだ。
本人の好きにさせるつもりだったようだが会社の繋がりはあった方が嬉しいらしく、清水の母親は喜んでいた。
自身の母親に清水のことを伝えた時も、清水の母親と面識があるために喜んで迎え入れると言ってくれた。
これで家族には認められたか…。
学校に関しては既に校門で手を繋いだところを見られているから今頃噂になっているだろう。
昨日清水から何でもお願いを聞くと言われたことと、料理を一緒に作るという約束をしたことも同時に思い出して笑みを浮かべる。
これからどうしようかと考えを巡らせながら部屋の用意を始めた。
なるべく自身の部屋と近いところを選び、元々綺麗な部屋をさらに整える。
清水が寝落ちしたらまた同じベッドで寝れるのか。
昨日は23時には寝ていたから、ソファでリラックスさせて部屋を暗くし、静かな雰囲気を作れば0時までには寝落ちするだろうと思い、清水の帰りを待った。
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