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斎藤福寿、普通の日々に苦しむ。
7 引っ越し
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これからが忙しかった。あとだらだらと整理整頓していたら、懐かしいものを発見したりして、整理が難しかった。でもあの学習机は運ぼうと決めていた。家具はある程度設置してあると李さんは言っていたけれど、でもやっぱり僕はこの机を運びたいと思った。卒業アルバムを見たり文集を読んだりしたら、僕は懐かしくてもうこの友人とは連絡が取れないと思うとセンチメンタルになったり、こんな人間でもそんな感情が湧いてくる。不思議だ。会えると思っているときはこんな寂しいような複雑な思いはしなかったのに。
「この学習机を運ぶのはやめないか?」
父さんが言ってきた。やっぱり新居にはいらないものだろう。いらないけど、思い出が詰まっている。だから僕はやっぱり運びたい。
「いや、これは思い出だからさ」
「そうね、あら?すごい懐かしいもの発見しちゃった」
母さんも卒業アルバムを手に取って見ていた。懐かしいと思ったのだろう。
「ふふ、将来の夢がお医者さんって書いてある」
「母さんも遊んでないで手伝ってくれ」
母さんと違って父さんは荷物を運んでいる。母さんは思い出の中の世界に居る。僕もできたら両親と一緒に居たかった。もう会えないかもしれないと思うと寂しい。
「医者か。それは今まで僕の将来の夢だったからね」
医者なんて喜代也のせいで昔よりエリートの仕事になった。そんなものになれるはずがない。僕の将来の夢なんて叶うはずのないものだったのだ。
「そうねぇ、でも保護人担当の寿管士なのよね……」
「母さん、その話はやめようよ」
「ごめんなさい。でも、やっぱり福寿が不憫なの」
心配そうに僕に言った。僕は何も言えなくなる。やっぱりマザーの考えでは日本国民全員を幸せにするなんて不可能ではないだろうか。少なくとも僕の家族は幸せな選択をしてもらったとは思えない。
「そんな二人ともだらけていないで、手伝ってくれよな」
力仕事は父さんに任せっきりで、僕と母さんは思い出話をしていることに良い思いはしなかったのだろう。
「これで全部か?」
僕はある程度の家具はあるということで、漫画本とか洋服とか細々としたものを運ぶだけということ。だから一番の大物が学習机だった。
「うん、これで良いと思う」
そう言って業者の人に運んでもらう。政府の引越し業者だから、どこに引っ越しかは決まっている。あのアパートだって貸し切りみたいなものなのだから。この人は僕より少し年配のように見える。この人だって僕と違って力仕事だからたくましい。僕は家族と別れを告げて、助手席に座った。
「あんたも大変な仕事に就いちゃったね」
「僕の仕事をご存知で?」
業者の人は僕に向かって気軽に話しかける。僕はどこまで言うべきだろうか。この人だって国家公務員担当の引っ越しだ。ある程度は知っているかもしれない。でも国家機密の僕の仕事は言えない。
「いや、知らないけどさ。あの三階のアパートに軟禁なわけでしょ?」
「まぁ、そうなりますね」
「僕はだいたい分かるんだよ。こういう政府の手伝いの仕事をしているとさ。やばい仕事なのか、そうじゃないのか」
僕はこの仕事をやばい仕事だという業者さんに笑ってしまう。やばいどころじゃないと思う。保護人と暮らすのだ。でも笑った。確かにやばい。言葉で表現するなら危ないとか危険が正しいかもしれないけど、やばいという言葉にはすべて含まれるから便利だ。だから寿管士はやばい仕事だ。僕は笑ってしまう。
「笑い事じゃないよ。危ない仕事なんだし」
「まぁ、そうですね。どっちかといえば精神的にきつい仕事です」
僕は誤魔化した。正直に生きてきたから、嘘をついたりすることが本当に苦手だったから大変だった。本当はどうしようもならないと思いつつ、この業者さんに泣きわめきたかった。家族の前ではこの仕事について泣きわめくなんて、無理難題を押し付けるようでできなかったから。
「着いたよ」
業者さんがそういう立派なアパートがあった。僕はここで保護人と暮らすのかと思いつつ、それがとても明るい門出とは言えないなと思った。三階建てでエレベーターがないことはちょっと不満だった。しかし外に出るような仕事でもない。しかし保護人との生活はどのようなものになるのだろう。僕は大家さんに挨拶し、渡された鍵で部屋を開ける。すると間取り通りの立派な部屋で玄関が広い。業者の人はその広い玄関に僕の荷物を運ぶことにした。
「まぁ、いろいろあるかもしれないけれど頑張るんだぞ。マザーが決めたんだからきっと大丈夫だ」
「業者さんはマザーを信じているんですか?正体を知っているのに?」
僕は政府関係者しか知らないことを言った。
「あんなパソコンでも信じることにしているよ。じゃあ、頑張って運ぶよ」
業者さんは無責任に言って、部屋まで荷物を運ぶことになった。やっぱり学習机を運ぶのは大変だった。もうリビングにテーブルが置いてあるし、最新のパソコンも自分の部屋と保護人の部屋に置いてある。だから、机の場所を決めるのが大変だったけれどリビングに置くことにした。リビングは馬鹿みたいに広いから。僕は久しぶりにこんなに動いたから春なのに汗をかいた。春だけど、今日は肌寒いと思ってそれで僕は厚着をしていたのだ。
「学習机、こんな場所で良いのかい?」
「はい、ここしか場所ないですから」
僕はリビングに置かれた学習机は不釣り合いだなと感じた。しかし置き場所はここしかないのだし、仕方ない。でもこたつを出す時期になったら、この学習机は邪魔になるなと感じた。こたつを出す頃の自分はどうなっているだろう。
「俺には娘が居るんだけどさ、学習机選ぶ年頃なんだよね。だから、こうやって大切にしてくれると良いなって思っているよ」
「来年小学生ってことですか?」
「そう、学校か塾かは迷っているけどさ」
業者さんはぼそりと言う。今の義務教育は学校と塾の二種類だから二択だ。学校は無償で国が提供している制度である。頭に電波を送る機械をつけるだけの単純なもので、塾は昔のテレビドラマみたいに筆記用具を持った旧式の勉強をする。どちらが良いとかは意見が分かれているため、マザーが義務教育としてどちらでも選べるようにした。でも塾は有償なのだ。かなりのお金がかかる。しかし、今も学校と塾の比率は半々で、塾みたいに学生生活を楽しんで欲しいと思う親は多い。
「塾がおすすめですけど、金銭面で僕からは何も言えませんね」
「学費が高いからそうだよなぁ……」
ちょっとした沈黙の後に業者さんは言った。きっとこれは本音だ。義務教育でも学校と塾では補助金などの額も変わり、塾が高額になる。でも、学校と違って塾には行事もあるし、楽しい遠足や旅行もある。友達の少ない僕でさえ楽しいと思ったのだから、普通に生活をしているならもっと楽しいだろう。
「娘には体力使う仕事には就いてもらいたくないと思っている。政府の仕事って言っても僕みたいなのもあるからね。でも、君を見ているとこういう危ない仕事もさせたくないなって思うんだ」
「やっぱり親心ですか?」
「身勝手ながらね。でもさ、娘には幸せになってもらいたい。あ、君が不幸せって言っているんじゃないよ?」
業者さんは慌てて言う。僕は幸せなのだろうか。マザーの言うことを聞いて幸せなのだろうか。やっぱりここでの生活は幸福なものではないのだろう。基本的な幸せを与えてくれるなんて大嘘だと思う。
「あとは一人でできるだろう?」
「本棚もありますし、適当に漫画本並べようと思います」
「あと二日あるんだろ?調書に書いてあった」
「そこまで知られているんですね。なら霞さんは?」
僕は霞さんは北海道旅行に行ったのだし、僕より忙しいと思って気になった。あれから霞さんとは連絡を取っていない。派手な格好をした霞さんと僕は正反対の性格だから、会話が噛み合わないと思うときが多い。だからこれからも最低限しか連絡しないのだろう。
「あぁ、もう一人の子ね。その子はもう引っ越し済みだよ。このアパートじゃないけれど、家族旅行行っている間に親族が引っ越ししたって感じ。だから今、あれが足りないこれがどうとか言って、困らせているよ」
「霞さんらしいですね」
「君は荷物少なかったけど、女は化粧品とかあるからなぁ」
そう思うと僕の引っ越しは学習机を運ぶこと以外は楽だった。僕はリビングのソファーに座ってテレビをつけた。特に面白いものが放送されているわけでもない。部屋に戻ってパソコンの設定をすることにした。僕のゲームはパソコンからもできることが売りだったけど、このゲームはダウンロードできなかった。僕はどこまでも諦めることができないのだなと感じて、ゲームごときに情けなくなった。
それから僕は漫画を本棚に置く動作をする。その配置作業の途中で読みふけってしまったり、なかなかこの作業が進まない。パソコンだってもっと使いやすいように設定したいのに。そんなこんなでもう夕飯の時間だった。夕飯は最新型のコントロールベーカリーを使う。コントロールベーカリーは皿で出してくれるけれど、その皿を本体に戻すと洗ってくれるシステムになっている。だから洗い物もしなくて良い。今日はがっつりしたものが食べたいと思って、スタミナ重視で作ってもらった。カツ丼が出てきた。僕はおばあさんと見た昔のドラマで見た、警察官と犯人の事情聴取を思い出して苦笑した。カツ丼の肉もこれがコントロールベーカリーで寒天で表現されていると思うと、すごいなと思った。でもやっぱり、母さんが作る手料理の方が格段に美味しい。
「この学習机を運ぶのはやめないか?」
父さんが言ってきた。やっぱり新居にはいらないものだろう。いらないけど、思い出が詰まっている。だから僕はやっぱり運びたい。
「いや、これは思い出だからさ」
「そうね、あら?すごい懐かしいもの発見しちゃった」
母さんも卒業アルバムを手に取って見ていた。懐かしいと思ったのだろう。
「ふふ、将来の夢がお医者さんって書いてある」
「母さんも遊んでないで手伝ってくれ」
母さんと違って父さんは荷物を運んでいる。母さんは思い出の中の世界に居る。僕もできたら両親と一緒に居たかった。もう会えないかもしれないと思うと寂しい。
「医者か。それは今まで僕の将来の夢だったからね」
医者なんて喜代也のせいで昔よりエリートの仕事になった。そんなものになれるはずがない。僕の将来の夢なんて叶うはずのないものだったのだ。
「そうねぇ、でも保護人担当の寿管士なのよね……」
「母さん、その話はやめようよ」
「ごめんなさい。でも、やっぱり福寿が不憫なの」
心配そうに僕に言った。僕は何も言えなくなる。やっぱりマザーの考えでは日本国民全員を幸せにするなんて不可能ではないだろうか。少なくとも僕の家族は幸せな選択をしてもらったとは思えない。
「そんな二人ともだらけていないで、手伝ってくれよな」
力仕事は父さんに任せっきりで、僕と母さんは思い出話をしていることに良い思いはしなかったのだろう。
「これで全部か?」
僕はある程度の家具はあるということで、漫画本とか洋服とか細々としたものを運ぶだけということ。だから一番の大物が学習机だった。
「うん、これで良いと思う」
そう言って業者の人に運んでもらう。政府の引越し業者だから、どこに引っ越しかは決まっている。あのアパートだって貸し切りみたいなものなのだから。この人は僕より少し年配のように見える。この人だって僕と違って力仕事だからたくましい。僕は家族と別れを告げて、助手席に座った。
「あんたも大変な仕事に就いちゃったね」
「僕の仕事をご存知で?」
業者の人は僕に向かって気軽に話しかける。僕はどこまで言うべきだろうか。この人だって国家公務員担当の引っ越しだ。ある程度は知っているかもしれない。でも国家機密の僕の仕事は言えない。
「いや、知らないけどさ。あの三階のアパートに軟禁なわけでしょ?」
「まぁ、そうなりますね」
「僕はだいたい分かるんだよ。こういう政府の手伝いの仕事をしているとさ。やばい仕事なのか、そうじゃないのか」
僕はこの仕事をやばい仕事だという業者さんに笑ってしまう。やばいどころじゃないと思う。保護人と暮らすのだ。でも笑った。確かにやばい。言葉で表現するなら危ないとか危険が正しいかもしれないけど、やばいという言葉にはすべて含まれるから便利だ。だから寿管士はやばい仕事だ。僕は笑ってしまう。
「笑い事じゃないよ。危ない仕事なんだし」
「まぁ、そうですね。どっちかといえば精神的にきつい仕事です」
僕は誤魔化した。正直に生きてきたから、嘘をついたりすることが本当に苦手だったから大変だった。本当はどうしようもならないと思いつつ、この業者さんに泣きわめきたかった。家族の前ではこの仕事について泣きわめくなんて、無理難題を押し付けるようでできなかったから。
「着いたよ」
業者さんがそういう立派なアパートがあった。僕はここで保護人と暮らすのかと思いつつ、それがとても明るい門出とは言えないなと思った。三階建てでエレベーターがないことはちょっと不満だった。しかし外に出るような仕事でもない。しかし保護人との生活はどのようなものになるのだろう。僕は大家さんに挨拶し、渡された鍵で部屋を開ける。すると間取り通りの立派な部屋で玄関が広い。業者の人はその広い玄関に僕の荷物を運ぶことにした。
「まぁ、いろいろあるかもしれないけれど頑張るんだぞ。マザーが決めたんだからきっと大丈夫だ」
「業者さんはマザーを信じているんですか?正体を知っているのに?」
僕は政府関係者しか知らないことを言った。
「あんなパソコンでも信じることにしているよ。じゃあ、頑張って運ぶよ」
業者さんは無責任に言って、部屋まで荷物を運ぶことになった。やっぱり学習机を運ぶのは大変だった。もうリビングにテーブルが置いてあるし、最新のパソコンも自分の部屋と保護人の部屋に置いてある。だから、机の場所を決めるのが大変だったけれどリビングに置くことにした。リビングは馬鹿みたいに広いから。僕は久しぶりにこんなに動いたから春なのに汗をかいた。春だけど、今日は肌寒いと思ってそれで僕は厚着をしていたのだ。
「学習机、こんな場所で良いのかい?」
「はい、ここしか場所ないですから」
僕はリビングに置かれた学習机は不釣り合いだなと感じた。しかし置き場所はここしかないのだし、仕方ない。でもこたつを出す時期になったら、この学習机は邪魔になるなと感じた。こたつを出す頃の自分はどうなっているだろう。
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「来年小学生ってことですか?」
「そう、学校か塾かは迷っているけどさ」
業者さんはぼそりと言う。今の義務教育は学校と塾の二種類だから二択だ。学校は無償で国が提供している制度である。頭に電波を送る機械をつけるだけの単純なもので、塾は昔のテレビドラマみたいに筆記用具を持った旧式の勉強をする。どちらが良いとかは意見が分かれているため、マザーが義務教育としてどちらでも選べるようにした。でも塾は有償なのだ。かなりのお金がかかる。しかし、今も学校と塾の比率は半々で、塾みたいに学生生活を楽しんで欲しいと思う親は多い。
「塾がおすすめですけど、金銭面で僕からは何も言えませんね」
「学費が高いからそうだよなぁ……」
ちょっとした沈黙の後に業者さんは言った。きっとこれは本音だ。義務教育でも学校と塾では補助金などの額も変わり、塾が高額になる。でも、学校と違って塾には行事もあるし、楽しい遠足や旅行もある。友達の少ない僕でさえ楽しいと思ったのだから、普通に生活をしているならもっと楽しいだろう。
「娘には体力使う仕事には就いてもらいたくないと思っている。政府の仕事って言っても僕みたいなのもあるからね。でも、君を見ているとこういう危ない仕事もさせたくないなって思うんだ」
「やっぱり親心ですか?」
「身勝手ながらね。でもさ、娘には幸せになってもらいたい。あ、君が不幸せって言っているんじゃないよ?」
業者さんは慌てて言う。僕は幸せなのだろうか。マザーの言うことを聞いて幸せなのだろうか。やっぱりここでの生活は幸福なものではないのだろう。基本的な幸せを与えてくれるなんて大嘘だと思う。
「あとは一人でできるだろう?」
「本棚もありますし、適当に漫画本並べようと思います」
「あと二日あるんだろ?調書に書いてあった」
「そこまで知られているんですね。なら霞さんは?」
僕は霞さんは北海道旅行に行ったのだし、僕より忙しいと思って気になった。あれから霞さんとは連絡を取っていない。派手な格好をした霞さんと僕は正反対の性格だから、会話が噛み合わないと思うときが多い。だからこれからも最低限しか連絡しないのだろう。
「あぁ、もう一人の子ね。その子はもう引っ越し済みだよ。このアパートじゃないけれど、家族旅行行っている間に親族が引っ越ししたって感じ。だから今、あれが足りないこれがどうとか言って、困らせているよ」
「霞さんらしいですね」
「君は荷物少なかったけど、女は化粧品とかあるからなぁ」
そう思うと僕の引っ越しは学習机を運ぶこと以外は楽だった。僕はリビングのソファーに座ってテレビをつけた。特に面白いものが放送されているわけでもない。部屋に戻ってパソコンの設定をすることにした。僕のゲームはパソコンからもできることが売りだったけど、このゲームはダウンロードできなかった。僕はどこまでも諦めることができないのだなと感じて、ゲームごときに情けなくなった。
それから僕は漫画を本棚に置く動作をする。その配置作業の途中で読みふけってしまったり、なかなかこの作業が進まない。パソコンだってもっと使いやすいように設定したいのに。そんなこんなでもう夕飯の時間だった。夕飯は最新型のコントロールベーカリーを使う。コントロールベーカリーは皿で出してくれるけれど、その皿を本体に戻すと洗ってくれるシステムになっている。だから洗い物もしなくて良い。今日はがっつりしたものが食べたいと思って、スタミナ重視で作ってもらった。カツ丼が出てきた。僕はおばあさんと見た昔のドラマで見た、警察官と犯人の事情聴取を思い出して苦笑した。カツ丼の肉もこれがコントロールベーカリーで寒天で表現されていると思うと、すごいなと思った。でもやっぱり、母さんが作る手料理の方が格段に美味しい。
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カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
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