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閑話休題
器のメンテナンス
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遊園地からの帰り道、後部座席で眠る遥の寝息と、カーステレオから流れる小さな音楽だけが、穏やかな沈黙を埋めていた。健介は、隣で静かに前を見つめる美奈子の横顔を、そっと盗み見た。観覧車で見た、数年ぶりの妻の穏やかな表情。その記憶が、健介の胸の奥を、ちりちりと焦がしていた。
その夜、家族がそれぞれの部屋に戻り、家が静寂に包まれた後も、健介は一人、リビングで眠れずにいた。グラスに注いだ安物のウイスキーを、ゆっくりと喉に流し込む。今日一日の出来事が、走馬灯のように頭を巡る。遥のはしゃぎ声、美奈子の照れたような笑顔。失われたと思っていた家族の時間が、確かにそこにあった。
(昔みたいに……)
美奈子の言葉が、蘇る。
そうだ、昔は、こうだった。他愛ないことで笑い合い、触れ合い、そして……。
健介の体の奥底で、長い間、灰を被って眠っていた熾火のようなものが、再び熱を帯びるのを感じた。妻を、美奈子を、もう一度、抱きしめたい。夫として、一人の男として。
彼は、グラスを置くと、ゆっくりと立ち上がった。寝室へと続くドアを見つめる。
だが、そのドアが、ひどく遠いものに感じられた。
まだ、早いのではないか。今日、少しだけ近づけた距離を、自分の身勝手な欲求で、また壊してしまうのではないか。
そして何より――。
健介は、自らの左腕を見下ろした。
この腕には、ダリアがいる。自分の思考も、感情も、そして、体の感覚さえも、彼女と繋がっている。
そんな状態で、どうやって妻に触れろというのか。夫婦の最もプライベートな空間に、どうやってこの異質な「三人目」を連れ込めというのか。
考えただけで、悍ましい冒涜のように感じられた。
(……駄目だ)
健介は、ソファに崩れ落ちるように座り込んだ。
妻への募る想いと、それを許さない絶対的な現実。行き場を失った熱が、彼の体の中で、不快な澱となって沈んでいく。
その、精神の揺らぎを、ダリアが見逃すはずもなかった。
『ケンスケ』
氷のように冷たい声が、脳内に響いた。
『先ほどから、お主の思考の根底で渦巻いておる、この不快な揺らぎはなんだ? 獣じみた、粘つくような……。我の感覚を鈍らせる。どうにかしろ』
「……っ!」
健介は、息を呑んだ。心の最も深い場所にある、最も恥ずべき部分を、無遠慮に暴かれた屈辱。
「……うるさい。これは、俺の問題だ」
「どうにかしろと言っておるのだ。その澱みは、器であるお主の精神を不安定にさせる。それは、我にとっても不利益だ」
健介は、しばらく押し黙った後、屈辱に耐えながら、呟いた。
「……生理現象だ。人間の、雄が持つ、どうしようもない……欲求だ」
数秒の沈黙。ダリアが、その言葉の意味を、健介の記憶や知識から、冷徹に分析しているのが分かった。
『……ほう。つまり、お主ら下等生物は、定期的に体内の澱を排出しなければ、精神の安定を保てぬということか。実に、非効率な仕組みよな』
その声には、何の感情も、羞恥もなかった。ただ、奇妙な生物を観察する科学者のような、無機質な響きだけがあった。
そして、彼女は、とんでもない言葉を続けた。
『ならば、仕方あるまい。その「排出」とやらが、貴様の精神を安定させ、結果として我が器の維持に繋がるのであれば、我も協力しよう。ワシに身を委ねるがよい』
「な……何を……」
健介が何かを言うよりも早く、彼の左手が、ゆっくりと、しかし確かに変形していくのが分かった。骨の軋む音と共に、無骨な男の手が、滑らかで、繊細な、女性の手に変わっていく。
『……この方が、良かろう』
ダリアが、静かに告げた。
『案ずるな。お主の体の構造は、すでに把握済みだ』
健介の思考は、驚愕と羞恥で完全に停止した。だが、彼の喉から漏れたのは、拒絶の悲鳴ではなかった。変貌した左手が、ゆっくりと、しかし的確に彼自身に触れた瞬間、背筋を駆け上がった、忘れていた官能的な戦慄に、ただ息を呑むことしかできなかったのだ。
思考が、焼けるように白く染まっていく。羞恥も、罪悪感も、全てが、左腕から伝わる、抗いようのない快楽の奔流に飲み込まれて消えた。
「うっ…ぁ…!」
◇
数分後。
健介は、ソファの上で、荒い息をつきながら、放心していた。左手は、いつの間にか、もとの無骨な男の手に戻っていた。
『……ふむ』
ダリアの声が、脳内に響く。
『確かに、お主の精神の揺らぎは、完全に霧散したな。想像以上の効果だ』
彼女は、まるで実験の結果を報告するように、淡々と言った。そして、こう付け加えた。
『どうやら、うまくいったようじゃな。……フン、まあ、困った時はいつでも任せるがよい、ケンスケ』
その、あまりにも屈託のない、悪意すらない言葉に、健介はもはや怒る気力もなかった。ただ、顔を真っ赤にして、混乱していた。
だが、その混乱の中で、一つの、どうしようもなく俗な好奇心が、彼の頭をよぎった。
「……ちなみに、その……他の形にも、なれるのか?」
健介の脳内に、初めて聞く、ダリアの朗らかな笑い声が響き渡った。それは、まるで鈴を転がすような、しかし全てを見下した、女王の笑いだった。
『フハハハハ! 欲深い男よのぅ、ケンスケ。お主の考えることなど、全てお見通しじゃぞ』
彼女は、ひとしきり笑った後、面白そうに言った。
『まあ、良い。その下らぬ好奇心、気に入った。……希望とあらば、叶えてやらんこともないがな』
その言葉に、健介はさらに顔を赤くさせながら、消え入りそうな声で呟いた。
「じゃあ……次も、頼むわ……」
その夜、家族がそれぞれの部屋に戻り、家が静寂に包まれた後も、健介は一人、リビングで眠れずにいた。グラスに注いだ安物のウイスキーを、ゆっくりと喉に流し込む。今日一日の出来事が、走馬灯のように頭を巡る。遥のはしゃぎ声、美奈子の照れたような笑顔。失われたと思っていた家族の時間が、確かにそこにあった。
(昔みたいに……)
美奈子の言葉が、蘇る。
そうだ、昔は、こうだった。他愛ないことで笑い合い、触れ合い、そして……。
健介の体の奥底で、長い間、灰を被って眠っていた熾火のようなものが、再び熱を帯びるのを感じた。妻を、美奈子を、もう一度、抱きしめたい。夫として、一人の男として。
彼は、グラスを置くと、ゆっくりと立ち上がった。寝室へと続くドアを見つめる。
だが、そのドアが、ひどく遠いものに感じられた。
まだ、早いのではないか。今日、少しだけ近づけた距離を、自分の身勝手な欲求で、また壊してしまうのではないか。
そして何より――。
健介は、自らの左腕を見下ろした。
この腕には、ダリアがいる。自分の思考も、感情も、そして、体の感覚さえも、彼女と繋がっている。
そんな状態で、どうやって妻に触れろというのか。夫婦の最もプライベートな空間に、どうやってこの異質な「三人目」を連れ込めというのか。
考えただけで、悍ましい冒涜のように感じられた。
(……駄目だ)
健介は、ソファに崩れ落ちるように座り込んだ。
妻への募る想いと、それを許さない絶対的な現実。行き場を失った熱が、彼の体の中で、不快な澱となって沈んでいく。
その、精神の揺らぎを、ダリアが見逃すはずもなかった。
『ケンスケ』
氷のように冷たい声が、脳内に響いた。
『先ほどから、お主の思考の根底で渦巻いておる、この不快な揺らぎはなんだ? 獣じみた、粘つくような……。我の感覚を鈍らせる。どうにかしろ』
「……っ!」
健介は、息を呑んだ。心の最も深い場所にある、最も恥ずべき部分を、無遠慮に暴かれた屈辱。
「……うるさい。これは、俺の問題だ」
「どうにかしろと言っておるのだ。その澱みは、器であるお主の精神を不安定にさせる。それは、我にとっても不利益だ」
健介は、しばらく押し黙った後、屈辱に耐えながら、呟いた。
「……生理現象だ。人間の、雄が持つ、どうしようもない……欲求だ」
数秒の沈黙。ダリアが、その言葉の意味を、健介の記憶や知識から、冷徹に分析しているのが分かった。
『……ほう。つまり、お主ら下等生物は、定期的に体内の澱を排出しなければ、精神の安定を保てぬということか。実に、非効率な仕組みよな』
その声には、何の感情も、羞恥もなかった。ただ、奇妙な生物を観察する科学者のような、無機質な響きだけがあった。
そして、彼女は、とんでもない言葉を続けた。
『ならば、仕方あるまい。その「排出」とやらが、貴様の精神を安定させ、結果として我が器の維持に繋がるのであれば、我も協力しよう。ワシに身を委ねるがよい』
「な……何を……」
健介が何かを言うよりも早く、彼の左手が、ゆっくりと、しかし確かに変形していくのが分かった。骨の軋む音と共に、無骨な男の手が、滑らかで、繊細な、女性の手に変わっていく。
『……この方が、良かろう』
ダリアが、静かに告げた。
『案ずるな。お主の体の構造は、すでに把握済みだ』
健介の思考は、驚愕と羞恥で完全に停止した。だが、彼の喉から漏れたのは、拒絶の悲鳴ではなかった。変貌した左手が、ゆっくりと、しかし的確に彼自身に触れた瞬間、背筋を駆け上がった、忘れていた官能的な戦慄に、ただ息を呑むことしかできなかったのだ。
思考が、焼けるように白く染まっていく。羞恥も、罪悪感も、全てが、左腕から伝わる、抗いようのない快楽の奔流に飲み込まれて消えた。
「うっ…ぁ…!」
◇
数分後。
健介は、ソファの上で、荒い息をつきながら、放心していた。左手は、いつの間にか、もとの無骨な男の手に戻っていた。
『……ふむ』
ダリアの声が、脳内に響く。
『確かに、お主の精神の揺らぎは、完全に霧散したな。想像以上の効果だ』
彼女は、まるで実験の結果を報告するように、淡々と言った。そして、こう付け加えた。
『どうやら、うまくいったようじゃな。……フン、まあ、困った時はいつでも任せるがよい、ケンスケ』
その、あまりにも屈託のない、悪意すらない言葉に、健介はもはや怒る気力もなかった。ただ、顔を真っ赤にして、混乱していた。
だが、その混乱の中で、一つの、どうしようもなく俗な好奇心が、彼の頭をよぎった。
「……ちなみに、その……他の形にも、なれるのか?」
健介の脳内に、初めて聞く、ダリアの朗らかな笑い声が響き渡った。それは、まるで鈴を転がすような、しかし全てを見下した、女王の笑いだった。
『フハハハハ! 欲深い男よのぅ、ケンスケ。お主の考えることなど、全てお見通しじゃぞ』
彼女は、ひとしきり笑った後、面白そうに言った。
『まあ、良い。その下らぬ好奇心、気に入った。……希望とあらば、叶えてやらんこともないがな』
その言葉に、健介はさらに顔を赤くさせながら、消え入りそうな声で呟いた。
「じゃあ……次も、頼むわ……」
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