【R18】セーフワード 狂気、増殖。

てっぺーさま

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第二部

復讐の理由 ⑥

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 山本が女と一つになって腰を振りはじめる。今度は林と高木も参戦する。二人は左右から女の身体を攻めていく。白いブラウスはボタンを外され、押し上げられたブラジャーが女の顔に当たっている。露わにされた小ぶりの白い胸に、林と高木がしゃぶりついている。女は目を開けていたが、焦点は合っておらず、まるで魂が抜け落ちたかのような顔をしていた。そこに生気は感じられない。目を開けたまま気を失っているようにも見えた。きっと、中に射精されたことさえも気づいていないのかもしれない。たとえ認識できていたとしても、今の精神状態ではそれが深刻なことだとは把握できないだろう。さらに、自分を蹂躙じゅうりんする男たちや、自分をだました麻里子に対する憎しみの感情も今は表立ってはいない。きっと、今はまだ、神を呪うことさえできていないはずだ。
 早々に山本が果てて、選手交代となる。高木が喜び勇んで女と結合していく。藤原の隣に座る麻里子が、その様子を愉快そうに眺めている。クラスメートを憐れむ気持ちは、これっぽっちもなさそうだ。白いクロスの壁に背を預けながら、麻里子が楽しげに声を上げた。
「うふ。初体験がレイプだなんて、ユカちゃんて、なんか可哀相な子」
 高木が慣れない様子で腰を振っている中、藤原は田島に目をやった。彼は自分の妹から二メートルほど離れた場所で、固く目を閉じて歯を食いしばっている。凌辱りょうじょくされている妹を必死に見ないようにしているようだ。身体は小刻みに震えている。口元が自然と緩む。
「田島。三年間、おれの前で調子に乗ってくれた礼だよ」
 ぎこちなく腰を振っている高木が、そろそろ果てそうな気配だ。藤原はそう判断すると、準備のためにズボンと下着を下ろして下半身を露出させた。隣にいた麻里子がローションを手に取る。
「あたしが塗ってあげる」
 麻里子は手のひらに垂らしたローションを両手で温めてから、半立ちになっているものにていねいに塗っていく。黒く着色した男根がローションでテカる。麻里子が性器をしごきながら口を開く。
「でも、ヒデ君のおちんちんがユカちゃんの中に入るかと思うと、ちょっと嫉妬しちゃうなぁ」
「あんなのただの肉便器だろ。嫉妬する必要なんてないぜ」
 麻里子は納得したように笑みを浮かべた。
「だよね。肉便器だもんね」
「ああ、肉便器だ」
 藤原は立ち上がると、準備運動とばかりに軽く身体を動かしていく。麻里子が見上げながら口を開く。
「ヒデ君あのね。由香ちゃんて、あたしがヒデ君とのエッチの話をすると、すごくやな顔すんだよ」
「そうか。ならおれが、お仕置きしてやんなきゃだな」
「うん。たっぷりお仕置きしてあげて♪」
 高木が果てた。ついに自分の番となり、妙な活力が藤原の中に湧き上がってきた。床の上で打ち震えている同級生を気分良く見下しながら、足先で相手の肩を軽く蹴った。田島がぎょっとした顔で見上げてくる。
「田島。これからおれが、お前の妹を可愛がってやっからよ。よく見とけよ」
 彼の目から涙があふれ出る。その目には、妹を救うことのできない自分に対する無力感のようなものが漂っていた。藤原はその姿を気分良く眺めてから、田島の妹に近づいていく。射精したばかりの高木はカーペットの床に座って一息ついていたが、他の二人は女の身体を執拗に舐め回していた。
「気が散るから、お前らどいてろよ」
 藤原は仲間を退けると、女の身体に覆い被さっていった。



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