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第二章 見え始めた悪意
クローゼットの秘密
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二人が屋敷を出たのを確認すると、沢尻はそっと彼らの寝室に忍び込んだ。
足音を立てないよう慎重に寝室の奥へ進み、大きなクローゼットの前に立つ。扉を静かに開けると、中には麗子の衣服が隙間なく掛けられていた。当然、すべてハイブランド品だ。生地の質感からして安物とは明らかに違う。彼女は、グッチ、セリーヌ、ディオールといったラグジュアリーブランドをとくに好んでいた。
クローゼットの底には、ブランドのロゴが入った靴箱が整然と積み重ねられている。沢尻は迷わず左端の箱を床に下ろしていく。目当てはヴィトンのロゴが刻まれた茶色の箱だ。それを手に取ると、沢尻はベッドに腰を下ろした。
ヴィトンの靴箱は引き出し式で、側面の中央に布製の取っ手が付いている。取っ手を引くと、箱がスライドして開く。だが、中に靴は入っていない。代わりに、数種類もの大人の玩具が収められていた。電動バイブ、小型の電マ、ウーマナイザー、形状の異なるローターがいくつか——。
沢尻は箱の中から電動バイブを取り出した。男性器を精巧に模した透明な樹脂製のもので、女性の陰核を刺激する卑猥な突起も付いている。麗子がこれで乱れる姿を想像すると、自然と下卑た笑みがこぼれる。しかし、目当てはこれではない。バイブを箱に戻し、沢尻はウーマナイザーを手に取った。
濃いピンク色のウーマナイザーに顔を近づけ、表面をじっくりと観察する。いつ見ても不思議に思う。一見、ただの樹脂のかたまりに過ぎないのに、その用途を知ると実に卑猥なものに見えてしまう。人間の想像力がそうさせるのだろう。
沢尻は口を開き、ウーマナイザーの吸引口をそっと口に含んだ。目を閉じ、舌で優しく舐め回す。麗子のクリトリスに触れているかのような気分になり、興奮で息がわずかに荒くなる。口から取り出して再び眺めると、唾液で濡れた吸引口が卑猥な有機物のように見えた。興奮がさらに高まってくる。すでにここに来る前に、盗撮した過去の動画を観て気分を高ぶらせていたが、今はその感情がいっそう強まっているのがわかった。
盗撮もそうだが、ここでの行為にも沢尻は罪悪感を覚えたことはなかった。誰も不利益を被っていないからだ。不倫と同じで、ばれなければ問題ない。ばれなければ、みなが平和でいられるのだ。
沢尻はウーマナイザーを手に持ったまま、身体を後ろに倒してベッドの上に横たわった。「超」がつくほどの高級ベッドだけあって、首から背中にかけての緊張が絶妙に分散され、まるで雲の上に浮かんでいるような錯覚を覚える。沢尻はウーマナイザーの吸引口を舌先で軽く舐め回しながら、右手をスラックスの上へ滑らせた。そして股間をまさぐりながら、想像の中で麗子を犯していく。今日はアナルに強引にねじ込むことにした。想像の中の麗子が悲鳴を上げる。だがしばらくすると、彼女は涙を浮かべながらも「もっと! もっと!」とせがんでくる。想像の中の麗子は、涙で濡れた瞳でさらなる破壊を求めてくる。沢尻はその要求に応え、彼女の乳房を力強く鷲づかみにした。麗子が絶叫し、身をよじらせる。興奮のあまり股から潮をまき散らし、激しくけいれんする。今度はこちらが気持ち良くさせてもらう番だ。沢尻は空想の中でベッドに横たわると、麗子に口でさせる。彼女は発情した雌猫のような目を向けながら沢尻の男性器にむしゃぶりついてくる。唾液でぐちゃぐちゃにした男性器に、彼女は唇や舌を忙しなく這わせていき、やがて「ああ! もう我慢できない!」と叫ぶと、両足を大きくM字に開き、両手で恥部をくぱぁと広げ、潤んだ瞳で懇願の眼差しを向けてきた。沢尻はたぎったものをその穴にぶち込んだ。想像の中で激しく腰を振り、現実世界ではスラックスの上に這わせた右手を細かく振動させていく。想像の中の麗子がオーガズムに達して背中を大きくそらした瞬間、そこで沢尻も絶頂を迎えた。
しばらく射精後の余韻に浸った。高級ベッドの絶妙な反発力が、身体全体を優しく包み込んでくる。夢見心地のまま十五分ほど脱力したあと、ゆっくりと身体を起こしてベッドの端に腰を掛けた。放出した精液は、事前に装着しておいたコンドームが受け止めてくれている。これは匂い対策も兼ねている
唾液まみれのウーマナイザーを、持参した除菌シートでていねいに拭き取った。唾液の匂いで麗子を不快にさせるわけにはいかない。他人のことなど正直どうでもよかったが、愛する雇い主を不快にさせることだけは絶対に避けたい。
除菌シートで拭いたあとは、清潔なハンカチで表面の水分をやさしく拭き取り、ハンカチに包んだまま靴箱に戻した。
靴箱を元の位置に戻してクローゼットの扉を閉めると、ていねいにベッドメイキングをして侵入の痕跡を消していく。最後に、寝室全体を抜かりなく見渡す。使用したハンカチも除菌シートも、しっかりとスラックスのポケットに収まっている。
問題がないことを確認すると、沢尻は廊下に人気がないことを確かめてから、ドアをそっと開けて寝室をあとにした。
◈
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足音を立てないよう慎重に寝室の奥へ進み、大きなクローゼットの前に立つ。扉を静かに開けると、中には麗子の衣服が隙間なく掛けられていた。当然、すべてハイブランド品だ。生地の質感からして安物とは明らかに違う。彼女は、グッチ、セリーヌ、ディオールといったラグジュアリーブランドをとくに好んでいた。
クローゼットの底には、ブランドのロゴが入った靴箱が整然と積み重ねられている。沢尻は迷わず左端の箱を床に下ろしていく。目当てはヴィトンのロゴが刻まれた茶色の箱だ。それを手に取ると、沢尻はベッドに腰を下ろした。
ヴィトンの靴箱は引き出し式で、側面の中央に布製の取っ手が付いている。取っ手を引くと、箱がスライドして開く。だが、中に靴は入っていない。代わりに、数種類もの大人の玩具が収められていた。電動バイブ、小型の電マ、ウーマナイザー、形状の異なるローターがいくつか——。
沢尻は箱の中から電動バイブを取り出した。男性器を精巧に模した透明な樹脂製のもので、女性の陰核を刺激する卑猥な突起も付いている。麗子がこれで乱れる姿を想像すると、自然と下卑た笑みがこぼれる。しかし、目当てはこれではない。バイブを箱に戻し、沢尻はウーマナイザーを手に取った。
濃いピンク色のウーマナイザーに顔を近づけ、表面をじっくりと観察する。いつ見ても不思議に思う。一見、ただの樹脂のかたまりに過ぎないのに、その用途を知ると実に卑猥なものに見えてしまう。人間の想像力がそうさせるのだろう。
沢尻は口を開き、ウーマナイザーの吸引口をそっと口に含んだ。目を閉じ、舌で優しく舐め回す。麗子のクリトリスに触れているかのような気分になり、興奮で息がわずかに荒くなる。口から取り出して再び眺めると、唾液で濡れた吸引口が卑猥な有機物のように見えた。興奮がさらに高まってくる。すでにここに来る前に、盗撮した過去の動画を観て気分を高ぶらせていたが、今はその感情がいっそう強まっているのがわかった。
盗撮もそうだが、ここでの行為にも沢尻は罪悪感を覚えたことはなかった。誰も不利益を被っていないからだ。不倫と同じで、ばれなければ問題ない。ばれなければ、みなが平和でいられるのだ。
沢尻はウーマナイザーを手に持ったまま、身体を後ろに倒してベッドの上に横たわった。「超」がつくほどの高級ベッドだけあって、首から背中にかけての緊張が絶妙に分散され、まるで雲の上に浮かんでいるような錯覚を覚える。沢尻はウーマナイザーの吸引口を舌先で軽く舐め回しながら、右手をスラックスの上へ滑らせた。そして股間をまさぐりながら、想像の中で麗子を犯していく。今日はアナルに強引にねじ込むことにした。想像の中の麗子が悲鳴を上げる。だがしばらくすると、彼女は涙を浮かべながらも「もっと! もっと!」とせがんでくる。想像の中の麗子は、涙で濡れた瞳でさらなる破壊を求めてくる。沢尻はその要求に応え、彼女の乳房を力強く鷲づかみにした。麗子が絶叫し、身をよじらせる。興奮のあまり股から潮をまき散らし、激しくけいれんする。今度はこちらが気持ち良くさせてもらう番だ。沢尻は空想の中でベッドに横たわると、麗子に口でさせる。彼女は発情した雌猫のような目を向けながら沢尻の男性器にむしゃぶりついてくる。唾液でぐちゃぐちゃにした男性器に、彼女は唇や舌を忙しなく這わせていき、やがて「ああ! もう我慢できない!」と叫ぶと、両足を大きくM字に開き、両手で恥部をくぱぁと広げ、潤んだ瞳で懇願の眼差しを向けてきた。沢尻はたぎったものをその穴にぶち込んだ。想像の中で激しく腰を振り、現実世界ではスラックスの上に這わせた右手を細かく振動させていく。想像の中の麗子がオーガズムに達して背中を大きくそらした瞬間、そこで沢尻も絶頂を迎えた。
しばらく射精後の余韻に浸った。高級ベッドの絶妙な反発力が、身体全体を優しく包み込んでくる。夢見心地のまま十五分ほど脱力したあと、ゆっくりと身体を起こしてベッドの端に腰を掛けた。放出した精液は、事前に装着しておいたコンドームが受け止めてくれている。これは匂い対策も兼ねている
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除菌シートで拭いたあとは、清潔なハンカチで表面の水分をやさしく拭き取り、ハンカチに包んだまま靴箱に戻した。
靴箱を元の位置に戻してクローゼットの扉を閉めると、ていねいにベッドメイキングをして侵入の痕跡を消していく。最後に、寝室全体を抜かりなく見渡す。使用したハンカチも除菌シートも、しっかりとスラックスのポケットに収まっている。
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