Pleasure,Treasure

雛瀬智美

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番外編集

外伝「Distance~あの頃と今(1)」

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菫子以外、抱かんから。
そう告げた日は今でも思い出せる。
歯ぎしりするほど青かったけれど、
今はあのころ以上に、愛している。

「……涼ちゃん、なんか遠い目してたけどまた昔に戻ってるの」
「すみれも思い出すことあるやろ」
からかうように肩を引き寄せて頬に口づける。
愛しい妻は、あの頃と同じく初々しさを保ちながら、時に大胆だった。
前の相手と別れてすぐは付き合わない。
しっかりとした貞操観念は、都合のいい関係への拒絶でもあったんやろな。
それでも中々友達関係から抜け出せず
もどかしさを感じ部屋に誘った。
菫子と両想いになった日に用意していたし憂いはなかったが無理矢理どうこうするつもりはなかった。
無邪気に教えてと言われ、心臓を撃ち抜かれた。
結ばれた時は尊くて、腕の中にいる菫子が
愛しくてたまらなかった。
 触れたい。 
そう思ってキスをした時から、しばらく経っていた。
別れてから数ヶ月は過ぎた頃。
友達関係だった時から、菫子のライフワークの少年野球観戦も行ったし年下の友達も紹介された。
9つ下。
確か高三の頃、受験勉強の息抜きとして見に行った少年野球にハマったらしかった。
中学からは俺の弟と同じ学校になりいつの間にか仲良くなっていた。
菫子はとにかく人に好かれやすい。
屈託なく話す姿が惹きつけるのか。天性のものか。
小柄で愛らしい姿から繰り出される言葉は、はっきりしていて憎めない。
相手を思う故の言葉は嫌味がなく誰からも嫌われない。
弟もそうやけど、妹は異常なほど菫子を気に入っているようだった。
菫子ちゃんを二度と泣かしたらあかんで!と初対面の時に言われた。
「新婚旅行もやけど結婚前の旅行よかったな」
「……二年前のね。おばあちゃん……会えて良かった。
さくらも爽くんもみんないて楽しかった」
結婚式の後、神戸に行ったし曾孫の姿も見せられたけれど、半年前天国へ旅立った。
81だった。
祖父が亡くなってから10年もひとりで頑張っていた祖母を東京に呼ぼうとしたが、
何度も断られた。
娘であるも母も父も願っていたけれど長く住んだ場所を離れたくないとかたくなだった。
祖父と暮らした須磨を離れたくないというきもちは、分からないでもなかった。
高校時代、親の仕事の都合でこっちにいた俺は、あのころ祖母と過ごす時間をもてた。
高校時代は色々あったな。
初めてを知った時代でもあるし。
10年以上前の話やから、めっちゃ記憶の彼方やけど。
「……そうや。結婚記念日の旅行、また神戸にするか?」
「うん。再来月よね」
菫子はふふっと笑い次の話題に切り替えた。
「そういえば明日、爽くんと健太が遊びに来るらしいのよね。奏に会いたがってて」
「……暇人か。いや、別にええけど」
事後承諾になっているのが、なんとも言えない。
翌日、実弟の爽と弟分の健太がマンションにやってきた。
爽は俺の実の弟で健太は爽の友達だ。
元々菫子の知り合いで付き合いは7年以上になる。
「こんにちはー」
「いらっしゃい!」
 菫子が笑顔で出迎えているのがよく分かる。
 俺はソファーに座り奴らを待ち構えていた。
「涼兄、奏は?」
「涼くん、しばらく見ないうちに……」
「しばらく見ないうちに……なんやねん? ゴルァ」
 健太にすごんだら菫子が睨んできた。
「……大人げないことやめて! 涼ちゃん、この子たちは17歳であなたの年齢は」
「26やけどどうした?」
「恥ずかしいとは思わないのかしら」
 定期的に訪れる弟と弟分たちとの茶番劇で、
 別に夫婦げんかでも何でもない。
 ここに二個下の妹も加わればやかましさは数百倍だ。
 社会人になって忙しいこともあってあまり会うことはないのだが……。
「かなは昼寝中や。起こすなよ」
「寝顔を見ていい?」
 爽が満面の笑みを浮かべ健太も、期待に満ちた瞳をする。
(ピュアすぎんか。俺らの所に来るよりすることあるやろが)
 弟と弟分は生後8ヶ月の奏をめちゃくちゃかわいがっている。
「好きにしたらええ」
「涼ちゃん、うれしいくせに」
「……うれしいけど複雑な気持ちなんよな」
 菫子が首をかしげた姿はあまりにもかわいらしくて、
 少し危うい気分になってしまった。
 高二の年頃のあいつらにはバレるわけにはいかない。
「奏は今日も可愛いね。
 二人とも、実家で一緒に暮らそうよーっ」
 ひとしきり奏の寝顔を堪能して戻ってきた二人は笑顔でこちらに向き直った。
 奏は菫子の部屋に置いているベッドで寝ている。
 夫婦の寝室のベビーベッドで寝かせていなくてよかった。
 すんなり寝てくれたからゆっくりしていたが、
 いつ泣き出すか分からずひやひやしている。
「それは……いずれ考えるから」
 菫子は爽に微笑みを向ける。
「爽は受験やし、大学も実家から通う予定なんやろ。
 ちびっこおったら、大変やで」
「そんなことないよ。毎日の勉強に張り合いが出るしさ」
「涼くん、かなちゃんって菫子ちゃんそっくりで
 すっげぇかわいいよな。将来が楽しみ」
 皆が一斉にしゃべって大変賑やかだった。
 日曜日にこんなうるさいのもたまにはいいけれど、
 最近は月一になっているから何故なんだと思うこともある。
「嫁にはやらんで!」
「弟と同い年の赤ちゃんなんて興味ないよ。
 将来を考えても17歳違うんだよ……」
 きっぱり言い切られた。
 奏が生まれて数ヶ月後、健太には年の離れた弟が生まれた。
 高齢出産で少し大変だったらしい。
「輝(あきら)くんが
 奏と同級生なのはびっくりしたよ。
 同じこども園になったら更に驚くよね」
 こども園か。
「こども園に通うとしても実家だと色々ゆとりがもてるよ」
「……そうやなあ」
 爽は俺と菫子が一緒に暮らすのを強く望んでいた。
 四月から高三の弟は、しっかりとした考えを持っている。
「菫子、健太のお母さんと会ったことあるんやろ?」
「うん。可愛い感じのお姉さんよ。
 年上だけど話しやすくて」
「菫子ちゃん優しい。母さんに言ったら調子に乗るだろうな」
「菫子が思ったことしか言わへんのは健太も知ってるやろ。
 長い付き合いなんやし」
「友達になってからもうそろそろ9年だよね」
「ねー!」
 菫子と健太は手を繋ぎ合った。
(……昔よりイラッとくるのはなんでやろ。
 菫子はじゃれあっているつもりかもしれないが、
 健太は小学生やないんやで。
 どう見ても男や……)
「爽と健太は同じ大学、目指してるんやった?」
「そうだよ」
 二人が声をそろえた。
「T大すごすぎよね。
 さすが私の義弟(おとうと)と弟分!」
 二人を右腕と左腕で抱きしめている。
 菫子は、子供を産んでから母性がゲージを振り切っていて、
 俺はそれを見て彼女の底知れなさを感じていた。
(いい意味で)
 健太が頬を赤らめているのが気になってしゃあない。
「どうした? 熱でもあるんなら休んで帰れよ」
 健太は目をそらした。
(わざとぼけたったのに、こいつ……)
 今更嫉妬とかそういうしょうもない感情はない……はず。
 大体、菫子は妊娠初期の頃に診察をしてくれた医師に、
 プライベートで抱きしめられている。
 妙な子供扱いで特に何の気にもならなかったが。
 俺も医師の若い奥さんを抱きしめたし。
 その時には感じなかったもやもや。
「……涼兄(にぃ)に、菫子姉ちゃんを紹介されたのって
 7年前くらいだけどこの人でよかったって思ったんだよね。
 さくら姉もそう言ってたけど。
 何で、一回よそ見したのか聞きたいくらいだよ」
「……そんな話までしとったん」
 菫子の方を見つめる。
「よそ見じゃないのよ。
 私が一途だっただけなの」
 菫子は上手くその場を納めた。
「大学に行ったら合コンとか参加するのかな。
 無理そう……」
「一緒にいったらええやん。
 出会いなんてどこに転がってるかわからんのやから。
 ただし成人するまでは飲んだらあかんで」
「菫子ちゃんみたいな可愛い子、見つけるよ」
「ええ加減、菫子離れせぇ」
 健太の額をでこぴんする。
「涼兄みたいに場慣れしてればいいんだけど……」
「してへんかった」
「そうなの?」
 俺の答えに菫子がこちらを食い入るように見てくる。
「その場の雰囲気に力もろうただけや。
 あんなん異次元の世界やしな」
「異次元に放たれた野獣だったのね」
 菫子の言葉に健太と爽は吹き出した。
「遊べる時間は貴重なんやし、大事にしたらええんちゃう。
 釘刺しとくけど責任もてへんのならいらんことすなよ」
 二人は一応、分かったのか勢いよく頷いた。
「そういや涼くん、母さんが俺とちびを出産した
 病院、すごい所なんだよ。
 財閥を運営してる院長先生は理事長でもあるんだけど、
 めちゃくちゃダンディーでさ。
 俺もちびもその人が主治医だった」
「へえ……」
 健太は無邪気に話し続けている。
 まったく擦れてない。
「それでね……その病院に新しい先生が来たらしくて」
「ふむふむ」
「産婦人科って子供産むだけじゃなくて
 女性の身体を診てくれる所だから母さんは、
 出産してからもかかりつけにしたんだよ。
 そしたら去年の春、すごい人が来た。院長の息子!
 物腰もソフトで優しい上に超絶美形で母さんはファンになっちゃってさ……。
 まあ、いつもその先生に診てもらえるわけじゃないけど」
「ちなみにその先生は、いくつくらい?」
「涼くんはもうすぐ27だっけ? なら、三つ上かな」
 あいつしかおらんやんけ。
「その人、俺のマブダチやで」
何やら同性の友達に慣れてなさそうだったので、
暑苦しくマブダチになってやった。
仕事着が白衣のあいつは、実家の病院に異動したんやな。
「マジ!? 青兄(せいにぃ)と親しいなんて世間狭すぎ!」
「健太、その人に懐いてるんだ?」
 爽が健太に問いを投げた。
「歳が近い甥にそう呼ばれてるし、
 そう呼んでいいって。弟みたいだって言われた。
 甥っ子の人は19歳って言ってたよ。
 俺と爽の二つ先輩だね」
「……世間は狭いなあ。こわ」
「涼くんと菫ちゃん、二人目は考えてるの」
「奏は一歳にもなってないのよ。だからまだ考えてないけど
 コウノトリさんのご機嫌のおもむくままでいいかなって」
 菫子は澄んだ笑みを浮かべた。
 別に他意はなく下世話な意味で聞いたのではないようだった。
「……今日は来てくれてありがとな」
「バレンタインのチョコ、来週受け取りに来てね!」
 菫子は世話好きすぎるやろ。
「菫子ちゃん、やっぱり大好き」
「菫子姉ちゃん、僕も大好きだよ」
「ありがと。私も二人が大好きよ」
 見ていて微笑ましい気もした。
「あ、菫子ちゃん」
「どうしたの?」
 健太が菫子を手招く。
 はじめて会った頃は菫子と変わらない身長だったが、
 健太も20センチ以上身長が伸びて男らしくなった。
 爽にいたっては俺より三センチ低いだけだ。
 耳打ちではなく小声で何かを伝えたようだった。
 菫子は笑い声を上げ、健太の背中を叩く。
 それを見て、やはり弟だと思っているのだと感じた。
「涼兄、健太にやましい気持ちはないから、
 許したんでしょ」
「……ま、あな」
 悟ったような実弟に苦笑いする。
(そうだと思う)
「涼兄が一番かっこいいよ。昔も今も憧れだし」
「……おおきに」
 爽は何を思ったか俺をフォローした。
(部類が違う魔性とは比べても仕方がないからな)
「お邪魔しました。今度は奏が起きてるときに来るね」
「かなちゃんに名前を覚えてもらわなきゃ」
「……言えるようになるのはまだ先や」
 すっかり成長した二人に、俺も負けてられないと思った。

「菫子……ほんまに人間ができてるよな。
 できすぎなくらいや」
 奏の声が聞こえて慌てて部屋に向かう菫子を追いかけた。
「みんな可愛いから。
 私を慕ってくれる人は大事にしたいのよ。
 あ、涼ちゃんは別枠だから焼きもちはだめよ」
「妬くわけないやん」
 おむつの交換を手伝う。
 要求が叶えられたらすぐに泣き止むのはとてもわかりやすい。
 健太が言ったとおり菫子によく似ていると思う。
 俺の血筋は身長が高くなる傾向があるし、
 もしかすると身長は俺の方に似る可能性はある。
 おしめを変えてもらいお腹も満たしたら、
 奏はまたすやすや眠った。
 あとどれくらいそのまま寝てくれるだろう。
 菫子から奏を預かり胸に抱いた後ベビーベッドに寝かせた。
 隣の寝室に向かう。
「涼ちゃん、バレンタインのチョコは楽しみにしててね。
 去年は手作りできなかったけど今回は作るから」
「……無理せんでええよ」
「作りたいの。たった一人愛しているあなたのために」
「菫子」
「なあに?」
「菫子は毒も吐くけど……やっぱり天然やな」
「そう? あの子には負けるわよ。例の青兄の奥様」
「いきなり殺し文句吐いて煽ってくる。
 最初も教えてとか、こっちが抑えきかんようなること言うてた」
「っ……そ、そんなのさっさと忘れて。六年前の誕生日じゃない。
 3月14日……ホワイトデーで私の誕生日」
「俺と菫子が結ばれた日を忘れるわけないやろ」
 手を握る。
 カーテンを閉めているのでそこまで光は入ってこない。
 少しだけ。
 甘く深いキスをして、二人で寄り添うだけだ。
 あと二ヶ月で結婚して二年。
 まだ新婚と言える時期やけどあと何年経っても
 愛が消えることも冷えることもないと誓って言える。
「好きやで」
 背中を抱きしめ、震える肩と鎖骨に口づけた。
「っ……、もう」
「見えへんし。大丈夫や」
「……涼ちゃんを愛してる」
 素直に告げてくれたから愛しくなって、
 何度も唇をついばんでいた。
「永遠に離さへんから安心しとけよ」
 しがみついて俺の胸に頬をすり寄せる。
 熱い肌は、隙間なく寄り添っていた。
 まだ、もう少しまどろんでいたい。
 静寂が打ち破られるまで。











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