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ルアラス王国 レイシー街 編
第34話 剣術
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第34話 剣術
筆頭騎士のシアの右手が剣を握ったと思った瞬間、既に剣の刃先が佐藤の目の前に現れる。
佐藤 「速い!?」
もう思考加速を使っているがそれでも捉えきれない程の速さ。
元々の佐藤の運動神経もあってかギリギリで避けることが出来た。
シア「ほう、今のを避けるか…ただの誘拐犯じゃなさそうだな!」
セリフが終わるのと同時にまた剣を振るう。
佐藤「待ってくれ!俺は誘拐犯じゃない!」
シア「ふん!よく言えた口だな!じゃあそこに倒れている弱そうな男は何だ!貴様が助けに来た男を返り討ちにしたのだろう!」
佐藤 (いや、コイツが誘拐犯なんだけど)
シア「四天流…」
佐藤 (空気が変わった?)
シア「"連"」
佐藤 (なんかマズそう)
シアの剣がさっきまでの剣の速さより遥かに速い速度で佐藤の眼球の前まで迫り来る。
佐藤『あっぶな』
間一髪で避けるが更に剣が迫り来る。
佐藤「突きの連続技か!?」
紙一重で避け続ける佐藤にシアが驚く。
シア「この技を初見で避けるとは!」
瞬間の間に軽く100回を超える突きを全て躱しきった佐藤はシアと距離を取る。
佐藤「ふぅ…とりあえずアナライズで分析するか」
シア・クアノーゼ
Lv3500
【種族】人間
【役職】騎士
【体力】324571/324571
【魔力】10052/10052
【魔法】見切り
佐藤「本当に人間か…?」
シア「ほう貴様、分析系の魔法を使えるのか」
シア「あまり臆さないところを見ると貴様も相当の手練なのだろう…そろそろ本気でいくぞ!」
シア「魔気…解放!」
赤色の魔力がシアの周りに出現する。
佐藤「これが魔気か…」
佐藤「レベルってのはあまりあてにならないな…もっと強いだろこの感じ」
佐藤が肌でその存在の濃さを感じるレベルの魔力の密度。
佐藤「だったらこっちも少し本気を出さないとなぁ!」
佐藤「第1層封印…解!!」
1段階の封印を解いた段階で佐藤のレベルは4000まで跳ね上がる…がそれでも完全な安心は出来ないほどの緊張感…。
佐藤 (第2層の封印…解除するか…?)
ーーーーーーーーー前日の夜ーーーーーーーーー
リッド「いい?封印は基本的には1段階の封印…第1層までの封印しか解除しちゃだめだからね!」
佐藤「なんで?」
リッド「適当に力を解放すると神力が世界に影響して自然災害だったり他の生物を死なせてしまう可能性があるからね!」
リッド「君はまだ力の抑え方を知らないから使いこなせるまで使っちゃダメ!」
佐藤「マジかよ」
リッド「約束だからね!まぁ第2層すら解除しようと思わせる敵なんて居ないと思うけどね…」
ーーーーーーーーーーー
佐藤 (リッド…ここに居るんだけど)
シア「魔気解放…四天流…」
佐藤「仕方ねぇ!」
佐藤「第2層封印…」
シア「一閃っ!!」
佐藤「解除っ!!」
次回に続く…
筆頭騎士のシアの右手が剣を握ったと思った瞬間、既に剣の刃先が佐藤の目の前に現れる。
佐藤 「速い!?」
もう思考加速を使っているがそれでも捉えきれない程の速さ。
元々の佐藤の運動神経もあってかギリギリで避けることが出来た。
シア「ほう、今のを避けるか…ただの誘拐犯じゃなさそうだな!」
セリフが終わるのと同時にまた剣を振るう。
佐藤「待ってくれ!俺は誘拐犯じゃない!」
シア「ふん!よく言えた口だな!じゃあそこに倒れている弱そうな男は何だ!貴様が助けに来た男を返り討ちにしたのだろう!」
佐藤 (いや、コイツが誘拐犯なんだけど)
シア「四天流…」
佐藤 (空気が変わった?)
シア「"連"」
佐藤 (なんかマズそう)
シアの剣がさっきまでの剣の速さより遥かに速い速度で佐藤の眼球の前まで迫り来る。
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間一髪で避けるが更に剣が迫り来る。
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紙一重で避け続ける佐藤にシアが驚く。
シア「この技を初見で避けるとは!」
瞬間の間に軽く100回を超える突きを全て躱しきった佐藤はシアと距離を取る。
佐藤「ふぅ…とりあえずアナライズで分析するか」
シア・クアノーゼ
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【種族】人間
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【体力】324571/324571
【魔力】10052/10052
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佐藤「本当に人間か…?」
シア「ほう貴様、分析系の魔法を使えるのか」
シア「あまり臆さないところを見ると貴様も相当の手練なのだろう…そろそろ本気でいくぞ!」
シア「魔気…解放!」
赤色の魔力がシアの周りに出現する。
佐藤「これが魔気か…」
佐藤「レベルってのはあまりあてにならないな…もっと強いだろこの感じ」
佐藤が肌でその存在の濃さを感じるレベルの魔力の密度。
佐藤「だったらこっちも少し本気を出さないとなぁ!」
佐藤「第1層封印…解!!」
1段階の封印を解いた段階で佐藤のレベルは4000まで跳ね上がる…がそれでも完全な安心は出来ないほどの緊張感…。
佐藤 (第2層の封印…解除するか…?)
ーーーーーーーーー前日の夜ーーーーーーーーー
リッド「いい?封印は基本的には1段階の封印…第1層までの封印しか解除しちゃだめだからね!」
佐藤「なんで?」
リッド「適当に力を解放すると神力が世界に影響して自然災害だったり他の生物を死なせてしまう可能性があるからね!」
リッド「君はまだ力の抑え方を知らないから使いこなせるまで使っちゃダメ!」
佐藤「マジかよ」
リッド「約束だからね!まぁ第2層すら解除しようと思わせる敵なんて居ないと思うけどね…」
ーーーーーーーーーーー
佐藤 (リッド…ここに居るんだけど)
シア「魔気解放…四天流…」
佐藤「仕方ねぇ!」
佐藤「第2層封印…」
シア「一閃っ!!」
佐藤「解除っ!!」
次回に続く…
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