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天使と悪魔
しおりを挟む最近悩みがある。
「だ~か~ら~!節約もあるんだし行かなくていいって!」
「うるせーなぁ…今日だけだろうが!飲み会だぞ飲み会!パァッ~と行こうぜ!」
うるさいのはどっちだよ…なんてツッコミを入れるのは後にして、こいつらどうしよう…
「で、最終的に決めるのは主だよ」
「俺の言う通りにしろって」
「あんたは黙ってて」
巷でいう『天使と悪魔』それが脳内でシャウト合戦。朝起きたら脳内にいて1週間は棲みついてるっけ?
そして今こいつらが争ってるのは今日の飲み会に行くか行かないか。くだらないだろうけど生憎なことに会社の上司からの誘い。これを断るわけには行かないだろう。
(悩むなぁ…)
上司と飲むのは楽しいし、奢ってくれるし、なんといっても気分が良くなる。
どちらかといえば行きたい。
けどこいつらが現れたのは1週間前の上司との飲みからだからなぁ…また変なのついてきたら困るし…
「な?行きたいんだろ?いけよ」
(まぁ行くとするか…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
賑やかな繁華街。路地裏を抜けてるとそこにはぽつりと佇む個室居酒屋。上司は慣れた手つきで店に入る。
「こんばんは~、じゃ、いつもので。」
「はいよ」
薄暗いわりに汚れが目立つ。拭いても拭いても落ちない汚れなんだろう。
「んじゃ、早速やるか」
いざ蓋を開けると個室には煙が上がる。
「これ、新しいんだってよ。美味いか?」
「そうすね…美味いっす」
(そういえばあいつらがいないな…ま、いっか…)
あいつらの声で寂しさも埋まってたのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気づけば自宅のベッドで寝ていた。フラフラになってかなりハイになってた気がする。そういえば2度目はやらないって決めてたんだっけ?
「ようやく起きたか」
聞いたことある生意気な声。
「だから行かない方がいいって言ったじゃん」
聞き馴染みのある高い声。
「これからもよろしくな」
(あれこの声は聞いたことないな…)
でもこいつらがいるのが案外心地よくて抜け出すなんてできやしないな…
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